2021/12/02 - 2021/12/02
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アルプ・グリュムさん
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山そのものが御神体と考えられ人々の信仰を集めてきた聖地、山体全体が国天然記念物の指定を受けている大室山の浅間神社に参拝してきました。
浅間神社は安産の神様と言われていて、縁結びの神様でもあります。
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大室山リフト乗り場
大きな鳥居は磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られている浅間神社の鳥居ですが一礼する観光客は皆無です。
宮風の建物の建物には飲食店、お土産店がありチケット売り場がありますが浅間神社に関する物(お守り、おみくじ、御朱印)は見当たりませんでした。
山頂の売店には安産のお守りは販売されています。大室山登山リフト 乗り物
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本来であれば参道を歩いて登りたかったのですが徒歩での登山は禁止されているのでリフトを利用します。
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リフトはペアリフトとなっていて、神社の参道にリフトが架けられているのは大室山だけはないでしょうか?
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浅間神社の由来
『磐長姫命は大山祇神(オオヤマヅミノカミ)の姫命で、妹を木花開耶姫命という。
あるとき天孫の瓊瓊杵尊に見初められたのは木花開耶姫であった。
父の大山祇神は二人の姫命を同時に娶ってほしいと申し上げた。
それは木花開耶姫は咲く花のごとき美人であるが短命である。それにひきかえ姉の磐長姫は不器量であるがその寿命が磐のように長く保たれ、才能も優れているからである。
しかし、姉姫は送り返されてしまった。すでに天孫の御子を懐妊されていた磐長姫は大室山山頂に萱で産屋を造らせ、中に入ると萱に火をつけさせて炎の中で火の神三柱を無事出産されたと言う。』 -
遊歩道(お鉢めぐり)は1周1Kmですが浅間神社への参道は別にあるのです。
お鉢めぐり=参道ではないのです。 -
先ずはお鉢めぐりで一周周ります。
途中の景色については別途編集しています。 -
見えてきたのは八ヶ岳地蔵尊
山頂近くにあるので結構な坂の途中にあります。 -
八ヶ岳地蔵尊
八地蔵が海を見て並んでいますが1984年(昭和59年)地元池区民
が寄付したものです。 -
八ヶ岳地蔵尊
その昔、近隣沿岸の漁師たちが相計らい大島に対面した大室山に海上安全、海難防止祈願のため、海運を願って八開き八地蔵尊を大室山山頂に奉納したものです。 -
八ヶ岳地蔵尊
昭和59年に寄付された新しい八ヶ岳地蔵尊 -
古くからあった八ヶ岳地蔵尊は新しい八ヶ岳地蔵に替わりましたが何故か後ろ側に隠すように立派な石のと屋根に守られています。
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八ヶ岳地蔵を後にお鉢めぐりを続けます。
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火口内部には浅間神社が見えています。
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浅間神社への参道の全景
この場所は山頂近くですが浅間神社は結構な坂道であることが分かります。
草で隠れていますが草の下にアーチェリー場があります。 -
大室山の頂上を越えてから見えてきたのが五智如来
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五智如来は富士山の正面にあります。
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等身大の五体の如来が安置されています。
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五智如来地蔵尊(ごちにょらいじぞうそん)
この五智如来地蔵尊は、寛文の初め頃(一六六三年)相州岩村(神奈川県足柄下郡)の網元 朝倉清兵衛の娘がわずか九歳で身ごもり、その安産を大室山浅間神社に祈願したところ、無事安産したので「おはたし」と称してお礼に真鶴石で五智如来蔵を作らせ、船で城ケ崎の富戸港に運び、富戸の強力兄弟が、一体を三回に分けて背負い、計十五回で現在地に安置されたと伝えられています。
昔から願い事を「かなえて」下さる優しい心の神様として、伊豆、相模附近の方々の信仰が深く、特に安産と縁結びの神様として参詣が多い。 -
五智如来
背後は大室山の山頂です。 -
何故、富士山に向かって設置されているのでしょうか?
浅間神社の神様と大室山の神様は互いに睨みあったそうです。
よって大室山の浅間神社に参拝する前後に富士山を褒め称えることはご法度だそうです。 -
お鉢めぐりは一周してきたので浅間神社へ向かいます。
かなりの坂の階段ばかりです。 -
さすがに鳥居に前では一礼します。
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噴火口はアーチェリー場が見えて来ましたがアーチェリー利用者ではないので神社の参道へ
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やがて見えてきたのは小さな祠
大室山の火口内部には見えない景色です。 -
全て石で造られています。
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どうしも一礼したくなります。
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そして浅間神社の本尊へ
大室山 浅間神社 寺・神社・教会
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祭神磐長姫命(いわながひめのみこと)が祀られています。
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大室山浅間神社(おおむろやませんげんじんじゃ)
●この神社の祭神は、磐長姫命(いわながひめのみこと)であり、安産と縁結びの神様です。
●承応3年(1654年)松平伊豆守によって建立されました。
●毎年7月8日に祭典が行なわれ、前夜は大勢の男たちがお籠(こも)りします。 -
大室山のリフト乗り場の大きな鳥居と比べると余りにも小さい!
それにしてもお鉢めぐりでは観光客が何人もいましたが浅間神社の参道にはだれもいませんでした。
折角の安産と縁結びの神様なのに! -
手水舎はありませんが水道水があり水も出ます。
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浅間神社の全景
この部分は火口内部ですが周囲に岩と木が茂っていてパワーを感じることが出来るのです。 -
浅間神社と上にはリフト乗り場の建物が見えています。
浅間神社横の白い建物は毎年7月8日に行われる例祭用です。 -
アーチェリー場も含めて見ていますが参拝する方は見当たりません。
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浅間神社の参拝を終えると真正面に伊豆大島が出迎えてくれ、冷たい風が吹いていて清められたようです。
私はお鉢めぐりで一周、そして浅間神社への参拝ですべての遊歩道を歩いたことになり御利益があると確信して大室山を後にしました。
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