大室山から眺めた伊豆七島

2021/12/02 - 2021/12/02

冬場は視界が良好となるので遠望を期待して出かけました。
大室山の標高が５８０ｍなので海岸で見る伊豆七島よりも良く見え、御蔵島、恩馳島（おんばせじま）に関しては初めて見る島でした。

エリア 富戸・一碧湖・城ヶ崎(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

大室山のお鉢めぐりは必然的に時計周りとなるのでその順番に紹介します。

いきなりタイトルの伊豆七島ではなく初島が眼下に見えて来ます。
初島から先に見えるのは山は大磯街の高麗山で湘南地方が見えます。

しばらく歩いて行くと伊豆七島が見えてきます。

伊豆七島では一番大きな島で、大室山からも一番近いので夏場の時期でもよく見えます。

案内板には眼下の富戸、八幡野地域の説明が記されています。

伊豆七島についても伊豆大島・三宅島・利島・新島・式根島・神津島の６島が明示されてあります。
伊豆七島には御蔵島と八丈島が加わりますが合計すると伊豆八島となってしまいますが伊豆七島と命名した時点では式根島は新島とまだ陸続きだったそうです。

見える順番に左の奥に三宅島、右の手前側が利島
三宅島については夏場はほとんど姿を現さない島で冬場でも機嫌が悪いと姿を現しませんが本日は多少霞んでいますが良しとします。

上の写真ほぼ同じですが三宅島と利島の中間の奥にも島が見えています。
御蔵島で地図上で線を引くと正にこの位置関係となります。

フィルター処理すると御蔵島に間違いありません。
三宅島（最高標高775.1 m）も御蔵島(最高標高 851 m)もほぼ円形の形でその距離は１９Kmしか離れていません。

次は新島、右に小さく見えるのが式根島です。
伊豆大島、利島、新島は夏場でも見えるのです。

真ん中に小さく見えるのが式根島で左側は新島、右側に標高の低い島が鵜渡根島（うどねしま）です、鵜渡根島は現在では無人となっていて伊豆七島には属さないそうです。
伊豆七島の条件は常に生活する住人がいることだそうです。

案内板には明示されてない鵜渡根島の全景で標高は208.9 m程です。

次は神津島です。
この島も天候が良ければ比較的よく見える島です。

神津島の先にもまだ島が見えていますが恩馳島（おんばせじま）です。
勿論案内板にも明示されてない島で私も大室山で初めて見た島で、最高標高60 mほどです。

伊東市、東伊豆町での海岸沿いでは確認することが出来なかったのは大室山の
標高５８０ｍの高さのせいだと思います。
神津島から遊漁船で約20分なので釣りには良いポイントになりそうな島です。