伊豆高原 花しょうぶ園

2021/06/05 - 2021/06/05

伊東市池地区にある伊豆高原 花しょうぶ園を訪れました。
開花時期が限定されるための訪れる時期は難しいのですが多くの花しょうぶが花を咲かせていました。

エリア 伊豆高原(静岡)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

池地区にある無人野菜販売所には伊豆高原 花しょうぶ園開園中のお知らせが

車は山神社の駐車場に車を停めて歩いて伊豆高原 花しょうぶ園へ
この駐車場は伊東市が管理していてトイレも併設されています。
勿論、無料です。

一昨年の令和元年９月9日の台風第15号は伊東市にも多くの被害が発生しました。
田んぼは一面水没して山の斜面では崖崩れの被害となってしまいました。

田植えして間もない稲が育っています。

伊東市では数少ない里山風景

年ごとに休耕田が目立ってきていますが休耕田を外して撮っています。

伊豆高原 花しょうぶ園に到着です。

花しょうぶ園ではアジサイも満開でした。

３００円を入れます。

階段を上がり入園します。

200品種5000株（2万本）の花が咲くそうです。

品種毎に名前が分かります。

品種毎に花の形、色が異なっているのが分かります。

品種が多すぎて把握できません。
品種毎に花の形、色と開花時期も違うようです。

管理している方は一人（高橋さん）だけのようです。

圧巻です

野花菖蒲

この花の品種は野花菖蒲です。

品種の数がもう少し少ないと名前を覚えられるのですが

来年は種類毎に名と花を一対一で写真に撮り花しょうぶ図鑑にしたい！

以前は棚田だったのが分かります。

一角にはハートマークが

横には水路がありオタマジャクシが泳いでいました。

ホタルも生息しているかもしれません。

これはワサビですね

遠くの田んぼと共に

棚田の形状は変えていません。

休憩小屋も完備されています。

まだ開花に至ってない品種が集められているようです。

あと終日後が全ての品種が一斉に見頃となるようです。

ハートマークの周囲には稲？でしょうか？

オブジェもあります。

このオブジェは大室山に伝わる大蛇伝説を模ったオブジェです。

大蛇伝説
大室山の麓に住んで村人たちを苦しめたという大蛇が源頼家の家臣に退治されたという伝説があります。

大室山の麓にあるさくらの里には直径24メートル高さ15メートルの巨大な溶岩洞窟がありぽっかりと口を開けている場所があるのです。

このオブジェは一碧湖（大池）の赤牛伝説を模して設置されています。

赤牛伝説
池の地の主で千年以上住んでいたという風景と一体となってこの地に漂い見守っている姿を表現した。

本当に良く手入れされています。

花しょうぶの開花は一か月ほどですが管理している高橋さんは365日毎日通って手入れされているようです。

花だけを

これらの花を咲かせるために一人で手入れされているのです。
民間の植物園であればそれなりの人手等で花を管理できるのですが高橋さん個人で行っているのです。

駐車場側にはアジサイも満開

花しょうぶ園の看板
手作りなのが味があって最高です。

伊豆高原 花しょうぶ園を後にして田んぼを散策します。

田んぼの中を散策します。

くれぐれも農家の方に迷惑な行為は掛けないように注意します。

あぜ道は通行禁止です。

最近は稲作以外に野菜、果実も見かける様になりました。

遠くには伊豆高原 花しょうぶ園が見えます。

一昨年の令和元年９月9日の台風第15号で被害を受けた個所の復旧工事が終わりました。

しかし、田んぼの中には瓦礫が未だに残されています。
遠くには伊豆高原 花しょうぶ園が見えます。

大室山とアジサイ

大室山とアジサイ

大室山とアジサイ

崖崩れ跡
復旧工事はまだ終わっていません。

これは稲ではねく、雑草のヨシです。

こちらは復旧工事が終わったようですが植林はしないようです。

この場所は何と天皇陛下が散策した場所だったのです。

天皇陛下・皇后両陛下ご散策記念
この木製の碑が被災しなかったのは奇跡です。

天皇陛下・皇后両陛下が見学された地の風景
大室山を望んでいます。

付近では被災した倒木も残されています。

未だ生々しい爪痕

未だ生々しい爪痕

散策の後は駐車場へ戻ります。
最近になって天皇陛下・皇后両陛下ご散策記念の碑と両陛下の写真が設置されていました。

天皇陛下・皇后両陛下行幸啓記念碑
裏面には平成２８年１０月吉日の日付が記載されていました。

両陛下の写真付きの案内板
「素晴らしい自然環境を守っていってください」との暖かい言葉を頂きました。

後日改めて来ると閉園中の表示となっていましたが６月限定のしょうぶ園なので一年の大半は閉園中の表示となるのです。
しかし、管理している高橋さんは今日も来年の花を咲かせるため手入れするため通っているのです。