2021/10/30 - 2021/11/03
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takkeyurianさん
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期限切れになりそうなJALのマイレージがあるので、6000マイルで国内線を往復できるお得なキャンペーン「どこかにマイル」を利用することに。自分たちにとってハズレではない4つの空港が提示されるまで、JALホームページでルーレットをつづけ(1端末につき1日100回まで、だって)、そうして3日目に・・・
新千歳
関西
松山
北九州
が候補となったところでストップ。いざ、申し込んだところ・・・
4空港のなかでいちばん近い関西となりました。お得感は控え気味の行き先ですが、大阪、京都、神戸、奈良、和歌山と足をのばせる候補が多いのが嬉しい。どこにしようか悩むところですが奈良にします。
「どこかにマイル」は1か月前からの予約スタートのため、計画を立てる旅行前のワクワクが短めで、泊まりたいホテルも予約がすでに埋まっていたりしましたが、やり直しの修学旅行ができました。この場を借りて忘備録にしてすみません。
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奈良行きが決まると、即、巨匠・山岸凉子作『日出処の天子』の全巻を大人買いした、うちのおくさん。自分も読ませてもらったけど、聖徳太子のイメージを覆す衝撃作。歴史と恋愛とSFが入り混じる内容に「よくもこんなストーリーを」と感心したのです。恐れ入りました。そして、今年は聖徳太子の没後1400年だという。よし、聖徳太子のゆかりの地を巡ろう。
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早朝ですが京急の車内は混雑していました。自分たちのようにコロナがおとなしいうちに旅立つ人々が多くなったのかな。さて、羽田空港ターミナルに着くやいなやFゲート前の食事処へ。
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Hitoshinaya(ひとしなや)で朝食にします。朝6時台の朝食なんて、ここのところ記憶にない。
右上はお茶ではなくて、出汁です。
四角いお盆の小付けには、
青葉のお浸し
梅干
塩昆布
じゃこおろし
温泉卵
出汁豆腐。
真ん中のそぼろ三種には、
鮭、鶏、高菜。
香の物三種に、白粥は皇室献上米の実績があるという千葉県多古米コシヒカリとのこと。
餡をかけてどうぞ。お粥はお代わりもどうぞどうぞ。 -
7時には機内へ。旅だと早起きできるけど、普段だと、もうちょい寝ていたい時間帯です。
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富士山見える。
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離れ小島のように作られたD滑走路から離陸しました。飛行機に乗るのは2年ぶり。機内は満席みたい。
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眺望が良好なところで地上へカメラを向けてみます。あとでグーグルマップと見比べて、どこなのか探し出すという楽しみ方です。
鉄道と道路が交差していて、奥には大河が見える。
↓答え合わせ
焼津と藤枝あたりの上空で、東海道新幹線と東名高速道路、大井川が正解でした。 -
8時半に関空に着陸しました。駅へ。JRか南海かどっちに乗ろうか。
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南海にしました。お、関空戦士ラピートルジャーだ。マスクしていますね。こいつのモデルが↓
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そう、この特急ラピート。これに乗りたかったのです。
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横から見てみる。巨大ロボット顔だ。
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車内はこんなかんじ。窓が大きくて丸い。
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9時5分出発しました。関西国際空港連絡橋を渡り空港島を後にします。
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車内で次に乗る路線をスマホで検索して、特急券も予約します。スマホの存在で旅の仕方も変貌しました。あっというまに終点が近づいてきます。久しぶりに見る通天閣だ。
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40分ほどで難波に到着しました。大阪も歩き回りたいけど、乗り換えです。
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早歩きで近鉄難波駅へ。いや、今は阪神と相互運転しているから大阪難波駅と改称されて久しい。昨年デビューしたばかりの特急ひのとりへ。10時発です。
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これも乗りたかったやつです。シートは全席「バックシェル」というリクライニングしても後部座席へはみ出さない構造です。
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前の座席の背からテーブルが1つ。
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肘掛けに収納されているのが、さらに1つ。テーブル天国の特急だ。
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ピカピカの車内を散策したいけど、あっというまに30分弱で大和八木駅でさらに乗り換えです。
ちょいとよそ者の疑問を書きます。すみません。車内アナウンスは「次は大和八木、八木です」と言っていました。翌日も、この駅を通る電車に乗ったのですが、やはり同じく「次は大和八木、八木です」とアナウンス。「大和八木、大和八木です」じゃなくて、あえて、2回目は「大和」を外して、「大和八木、八木です」と言うのです。近鉄と地元のこだわりなのかな。 -
近鉄大阪線と交差している近鉄橿原線の乗り場へ。東京で例えるなら明大前駅のようなかんじ。
ちなみに、ホームベンチが線路に向かって座るのではなく、平行なのが、関西に来たと実感します。 -
橿原神宮前駅に10時48分に到着しました。改札へは構内踏切を渡ります。
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注意喚起を促す秀逸なイラストだ!
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踏切からの1枚。
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まずは駅近のホテル、THE KASHIHARAへ。チャペルがある。今晩はここに泊まります。
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ロビーにエスカレーターがある。ほほう、なかなかの規模だ。
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荷物を預かっていただきました。預かり証は51番。さあ、観光スタートです。
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ホテル前にあるレンタサイクル屋さんへ。飛鳥の地をチャリで巡ります。
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電動チャリを選びました。
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まずはここ。石川池と、こんもりした山は孝元天皇陵とのこと。第8代天皇だという。
なお、厩戸王子と蘇我毛人(せっかくなのでこの旅行記は『日出処の天子』の表記に倣います)が初めて出会った池はどこがモデルなのか、調べても分からず。この池で出会いのシーンを妄想してみます。 -
あのビニールハウスあたりが橿原市から明日香村への境です。
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収穫の秋のなかのサイクリングが気持ちいい。
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毛人がこの麓に住んでいたという甘樫丘に登ってみよう。
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散策路は『万葉集』などで歌われた植物が植えられています。クイズ形式で楽しめる仕組みです。
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展望台へ。サルが出るらしい。
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飛鳥寺が見えます。これから行きますよ。
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さらに大和三山が望めます。
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さて下山しました。サルだけじゃなくてスズメバチとマムシもいるのか。ファンシーな太子的イラストが良い。
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甘樫丘からちょっと走ると飛鳥水落遺跡がありました。予習をしていない場所ですが、ここもチャリを止めて見ておこう。中大兄皇子が作ったとされる水時計施設の跡地だという。民衆に時刻を知らせる仕組みだったようで、夕方に自治体が流す「おうちに帰りましょう」的なサイレンをイメージしておく。
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飛鳥時代を妄想していたら、ヤ○ザキのロゴを塗りつぶしたらしいコンテナが見える。飛鳥と現代の架け橋に何かほっこりする。
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飛鳥寺の西門跡にぽつんと。
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蘇我毛人と※※姫(漫画のネタバレをしない記載にします)の息子、蘇我入鹿の首塚だそうです。大化の改新のスタートというべき事件の痕跡がぽつん、と。背後には飛鳥寺が見えます。
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飛鳥寺に向かう石畳にオンブバッタ。子供の頃に見た。
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モンシロチョウの飛ぶ花畑がきれいでした。
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ここに飛鳥大仏がいらっしゃるのか。
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入ったらすぐに、どどーん。え、写真撮影OKですか!それはうれしい。
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日本最古の仏像だって。1400年前というけど、途方もない年月です。お坊さまがガイドをして下さいますが、日本最古の寺だという誇りが伝わってきました。H隆寺へのライバル心がちらほら(個人の受け止め方にすぎません)
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大仏さまに向かって左に厩戸王子像があります。お父さん(用明天皇)の病が治りますように、と香炉を持って祈っています。この旅行中、あちらこちらのゆかりの地で、この姿の像を見ました。
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漫画においてその天真爛漫さが救いとなるトリ(鞍作止利)が飛鳥大仏を作ったとされます。トリは後世に名を残す、と厩戸王子がトリの祖父・司馬達等にアドバイスしてくれたおかげだ。(漫画上の話です。すみません。)
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飛鳥大仏を作るトリの絵も展示されていました。どの人?
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こんな規模だったのです、とお坊さまがおっしゃる。
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愛馬・黒駒に跨がる厩戸王子の絵です。この素朴なイラスト感がたまらない。このポストカードがあったら絶対欲しい。
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刀自古(蘇我毛人の妹で厩戸のおくさん)に見える。誰がモデルかな?
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左に鐘楼があります。
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鐘は自由に鳴らしてください、そのかわり連打禁止です、とのこと。久々にゴーンと撞きました。とても良い音です。飛鳥の里にしみじみと、鳴り響きます。
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この旅の一枚目の御朱印をいただきました。ありがとうございます。
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飛鳥寺から移動して、とある食事処でランチ。吉野葛の餡に覆われたうどん。
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デザートは作りたての吉野葛。
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サイクリング再スタートです。アップダウンの著しい道をチョイスしましたが、電動チャリのおかげで、さほど苦労せずに進みます。
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教科書で見た石舞台古墳にやって来ました。盛土が失われて石室が露わになったそうですが、かえって、この石の造形美に惹かれます。
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あ、中に入れるのか。石室内はワンルームマンション的な広さという印象です。
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まんなかから、やや右の小さい石の貢献度が素晴らしい。さて、あの明かりが差し込んでいるところを、
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外から覗くとこんなかんじ。
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石棺の復元したものがこちら。
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石舞台古墳を俯瞰して見ることのできる展望台もあります。こちらは入場料不要です。
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この古墳に蘇我馬子が葬られた、らしい。毛人のお父さん。厩戸王子とともにあの時代の政治の中心人物、だった。
さて、ここを左に行って、坂田寺跡にてトリの叔母さんであり、日本初の仏教出家者である嶋さん(善信尼)を想うつもりが、 -
あれえ、橘寺の入り口に辿り着いた。旅好きではありますが、方向音痴です。ここも訪れるつもりだったから結果オーライだけど。坂田寺跡は解説板と石碑しか残っていないから行くの止めとく・・・さて、ここには「聖徳皇太子御誕生所」と石碑が立っています。
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境内には愛馬・黒駒像が。こいつのゆかりのスポットは、翌日の旅行記でも触れます。
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本堂(太子殿)には木造聖徳太子35歳像が祀られていました。ありがたい話をしている時の姿です。境内の他の部屋も含めて、35歳像、飛鳥寺でも見た16歳像、そして釈迦の涅槃日に手を合わせる2歳像と揃い踏みでした。
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こちらの御朱印には「太子誕生所」のヴァージョンあり。
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来た道を少々戻ることになりましたが、蘇我入鹿が暗殺された舞台、飛鳥宮の跡地にも寄ります。説明のレリーフはありましたが、草ぼうぼうです。もうちょい進めば、他にも飛鳥宮跡遺構はあったようで、この一枚はほんの一画です。でも、そうとは知らず、期待外れの烙印を押して、ここを去ってしまいました・・・
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ここから先は厩戸王子の痕跡はあまりないのですが、明日香では見ておきたい場所を巡ります。こんなのどかな田畑と住宅地にぽつんと、
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亀石がいます。カメというよりカエルじゃね?
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亀石の隣には無人野菜販売所があり、亀石よりもこっちのほうに興味津々です。珍しい野菜がたくさん。
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右上の黄色い唐辛子ならば東京へ持って帰れる。100円なり。帰宅して食べたらすごく辛かった。
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古墳見つけた。天武天皇と持統天皇の夫婦が眠ります。なかよし。
天武天皇は中大兄皇子こと天智天皇の弟で、持統天皇は天智天皇の娘だって。この時代の系譜はややこしいと言ったら、もう!
持統天皇は天皇で初めて火葬されたとか。 -
宮内庁の立て札あり。
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ちょっとした展望台です。
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こんな黄色い花が明日香のそこかしこに。
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奈良といえば柿のイメージですが、古墳の麓にたわわに。
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ここでチャリを左折するのですが、これも古墳だという。その名も中尾山古墳です。人のお墓に対して失礼ですが、佇まいを見て「かたや宮内庁でかたや藪じゃん」と軽口を叩く。じつはここ、こんな扱いじゃいかん、という説がある。そのことは、またあとで。
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高松塚古墳です。きれいにしてあるね。
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まわりをぐるりと歩けます。おばちゃんに「どこかに入口あった?」と聞かれた。石室には入れないはず。
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だから隣接する壁画館を紹介しました。自分たちも入ろう。
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この極彩色の飛鳥美人が有名です。館内に展示してあるのはレプリカでした。館内の写真撮影は禁止されています。有名人のそっくりタレントさんに記念撮影をおねがいしたら、断られたような気分(笑)
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高松塚古墳からさらに進むと文武天皇の古墳です。宮内庁の立て札あり。ちなみに、先ほどの藪と化した中尾山古墳ですが、あれこそが文武天皇陵では!という見解があるそうな。そうだとしたら、この古墳には誰が眠っているのか?
なお、文武天皇は天武・持統天皇の孫で、奈良の大仏で有名な聖武天皇のお父さまである。 -
お次はキトラ古墳です。このカタカナはどういうこと?Wikipediaによると「入り口から内部を観察すると亀と虎の壁が見えることから。」とあります。亀(キ)虎(トラ)か。石室の四方の壁に四神の青龍、白虎、朱雀、玄武が描かれている、とのこと。こういう情報は旅を終えて、あらためて調べ直して、ああ、そうだったんだ、という補習であることが多いです。今回もそう。
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これ、乾拓版ですって。古墳の前にあります。この上に紙をのせて鉛筆でこすると、石室内の壁画が写し取れるというアトラクション。この絵柄は朱雀のようです。少年が頑張ってチャレンジしていました。
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キトラ古墳壁画体験館・四神の館に入館します。朱雀の壁画レプリカだ。
さっき見学した高松塚古墳では、極彩色の飛鳥美人の印象ばかりが残っていますが、同じく四神も描かれていたという。ついさっきのことなのに覚えていない・・・ -
四神以外にも十二支の擬人化が描かれていたそうで、なかなかのキャラ揃い。
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また、高松塚古墳と同じく、石室の天井には天文図が散りばめられて、その世界観を再現する展示です。四神それぞれを大画面モニターでズームアップして見せてくれたり、さすがミュージアムは参考になります。明日香には他にもミュージアムが点在していますが、時間に追われてスルーしたのは勿体なかったかも。しかし、それも旅のあるあるか。
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古墳の勉強もして、これにて本日のサイクリングを終了します。あとはレンタサイクルの返却のために橿原神宮前駅へ戻ろう。
『日出処の天子』ストーリー上のゆかりの地、というよりは、登場人物の痕跡を訪ねる旅だったかな。厩戸王子が居心地のよろしくなかった実家(雙槻宮)跡は桜井だし、布都姫ゆかりの石上神宮は天理だし、プランに入れることができなかった。でも、明日は斑鳩へ移動して、引き続き聖徳太子を追います。 -
さて、ホテルライフも思い出として、書きます。レセプションの前のコーナーからアメニティとお茶をお持ち下さい、というシステム。
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エレベーターホールにせんとくん!初登場時は不評だったのに、今や人気者ですよね?
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今回はかなりお得な値段で泊まらせていただくのですが、お部屋はおまかせ、チェックインは18時という条件付きでした。それでも、訳あり部屋ではないようです。広いし、最上階です。
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ここから先は靴を脱いでくつろいでください、だって。
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1人1台ずつベッドがある。おまかせコースだから、シングルルームに2人で滞在かな、とも思っていましたが、杞憂です。快適だ。
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ミネラルウォーター1本ずつ。ありがたい。
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ベテランなホテルらしい枕元のスイッチたち。ベテランではありますが、メンテナンスしっかり、古さを感じさせません。
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この土地らしいというか、部屋に古事記が置いてある。
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駅前を見下ろす。塾が3つも見える。右に見える棟だと、トレインビューです。
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ホテル内にはレストランもあるのですが、今日は早起きして、サイクリングで体を動かしたので、部屋でのんびりしたい。そして、こんなにしっかりとテーブルもあるし。2人とも同じことを思ったらしく、「ホテルの近くの弁当屋で買ってこよう」と意見が一致しました。
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で、奈良名物でも何でもない、幕の内弁当です。茶色多すぎだけどね(笑)
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クローゼットに用意されていたルームウェアはロビーやレストランでの着用NGですが、
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地下1階にある温泉大浴場へはOKです。片方がひのき風呂、片方が岩風呂でした。男女入れ替え制で、夜1回、翌朝1回ずつ、両方のお湯でリラックスできました。チャペルもある、宴会場もある、温泉もある、この地で大活躍のホテルです。
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おはよう。昨晩は22時には就寝しました。眠くて眠くて。今朝は寝坊もしました。外は雨模様です。大和の山々に低い雲が泳いでいます。
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朝食付きプランではないので、調達しておいたコンビニ飯で、チェックアウト時刻の11時までのんびり。
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スーベニアショップも充実のホテルでした。
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雨も上がりました。橿原市を後にします。2日目スタートです。つづく。
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