熊本城と阿蘇中岳火口　火の国熊本満喫旅

2021/04/23 - 2021/04/25

ホテルを出発してから、「さてどこへ行こうか」といつもの無計画な私たち。フェリーの乗船時間までに熊本まで行って帰れるだろうということになり、人生初熊本県へ。熊本といえば熊本城。2016年の熊本地震で大きな損傷をうけてから5年。天守閣の復旧が完了し、4月26日から天守閣の一般公開が開始されます。
（結局コロナの影響で公開開始が延期になりました）
熊本城の天守閣は綺麗に修復されていて漆喰が白くて美しかったです。特別見学通路からはお城や石垣を間近に見ることができます。崩れた石垣など地震被害の爪痕はまだまだ残り、地震の恐ろしさを改めて思いました。そのあとは阿蘇山へ。途中で出来たばかりの『新阿蘇大橋』と『阿蘇ミルクファーム』へ寄り道。最後に、火の国熊本のシンボル阿蘇中岳火口へ。火山活動が活発な場合は近づけないときもあるらしいのでたまたま見学できてラッキーでした。
福岡から熊本を観光して門司港に。1日まるっと有意義に使えました。

エリア 熊本市(熊本)

フェリーの出港時間までに、熊本まで行ってこれそうだと言うパパさんの提案で熊本城へ行きました。

熊本城 名所・史跡

城下町のような雰囲気の『桜の馬場 城彩苑』。お食事、お土産処の『桜の小路』と『熊本城ミュージアムわくわく座』からなっています。

桜の馬場 城彩苑 名所・史跡

『桜の小路』には熊本県下の特徴ある23のお店が集まっています。

熊本城 桜の馬場 桜の小路 市場・商店街

入園券を買いに行きます。熊本城と熊本城ミュージアムわくわく座の入園料は共通券で大人600円でした。

先に熊本城ミュージアムの見学へ。

写真撮影ができるスポットがたくさんあります。

加藤清正公もお出迎え。

忍者の衣装に変身できる「なりきり体験」。

熊本城ミュージアム入園しまーす。

1Fでは熊本城の歴史を学んだり、クイズや熊本城被災・復旧プロジェクションマッピングなど子供でも分かりやすく熊本城が紹介されています。

「熊本城定点ライブカメラ」では復旧工事の様子や熊本城内をリアルタイムで配信しています。

顔ハメパネルもあります。

レゴで熊本城。

2Fの「ものがたり御殿」では大型モニターの映像とお芝居で熊本城の歴史を学べます。忍者姿の役者さんを興味深げに見ていました。

熊本城ミュージアム、結構楽しめました。

熊本城の見学に向かいます。

2016年4月14日に発生した熊本地震から5年が経ちます。

翌年には天守閣の本格復旧に着手。

2021年4月26日天守閣完全復旧。天守閣の内部まで入れるようになります。

今日は24日なのであと2日遅ければ天守閣の内部公開を見れたのにね。

マグニチュード6.5、最大震度７を記録した熊本地震。

熊本地震により天守閣や石垣など、熊本城は深刻な被害を受けました。

石垣など至る所に震災の傷跡が残っています。

要所要所に説明板があるので分かりやすいです。

天守と本丸御殿

【熊本城特別見学通路】

地上から約5～7m、全長350mの通路で、熊本城や石垣を間近に見ることができます。

特別見学通路は史跡に影響を与えないように、土を一切掘ることなく建設されているそうです。

通路の高さからみる熊本城は迫力があります。

【闇（くらが）り通路】は本丸御殿大広間にある地下通路。

石垣と天井の太い梁。本丸御殿は２つの石垣を跨ぐように建てられたため、この地下通路があります。

この通路の真上は本丸御殿になっています

【乃開御門】闇り通路の出口側の門。入り口側は『闇り御門』。

天守閣のまえに到着しました。

熊本城天守閣の最大の特徴は、大小2つの天守閣があることです。

天守閣の内部にはエレベーターが新設され、階段を使えない方も大天守の最上階まで行くことができるようになりました。

真っ白な漆喰が塗られたばかりなので美しいですね

熊本城は、約400年前に築城され、日本三名城の一つに名を連ねるお城です。

日本三名城は、江戸城を別格として、大坂城、名古屋城、熊本城の三城です。姫路城かと思いました。

シャチホコと一緒に。

熊本城をバックに記念撮影。

ここにも撮影スポット。

清正公の鎧兜

来た道を戻ります。

【武者返し】石垣は高くなるほど傾斜が急になり敵の侵入を防ぐようになっています。

人がいないので写真に映り込むこともありません。

特別見学通路からは、熊本城の被害状況や復旧工事の過程を間近で見ることができました。

完全復旧まではまだまだ時間がかかりそうですが、はやく元のようになることを願うと共に、その時はまた訪れたいと思います。

『桜の小路』に戻ってきました。

もうすぐ12時なんですが、こんな様子です。

熊本城おもてなし武将隊

写真撮影をお願いしたら快く応じてくれました。ソーシャルディスタンスで離れて撮影。ありがとうございます

お土産を買います。さすが熊本。くまモン一択。

赤ちゃん用のくまモンの靴下を購入。帰ってからも、とても気に入って履いています。

おにもりの苺のソフトクリーム

くだものいっぱい！

冷たくておいしい。苺大好きなんです。

息子はこちら。すごい量のフルーツティーでした。

熊本名物、からし蓮根をお土産に。
次は阿蘇山に向かいます。

熊本城から阿蘇山に向かう途中にちょっと立ち寄り。

『新阿蘇大橋』です。南阿蘇村の立野と河陽をつなぐ全長525m、最大橋脚高97mの橋。

2016年の熊本地震で崩落した阿蘇大橋に代わり、2021年3月に元の場所から600m下流に架橋されました

まだ先月できたばかりのピカピカの橋。

この階段が連絡通路です。

下から見ると橋が間近に綺麗に見えます。

展望台や売店（ジェラート屋さん）もあるので阿蘇へのドライブの途中に寄るのも良さそうです。

途中で見つけた『阿蘇ミルクファーム』の看板につられて立ち寄り。

阿蘇ミルクファーム グルメ・レストラン

阿蘇ミルクファームは『阿蘇ファームランド』のなかにあるお土産屋さん。

お店の中は九州のお土産がいっぱい。

くまモンもおすすめの一五九二という生チーズ饅頭。濃厚でもっちりした美味しいお菓子。お土産に購入。

国際味覚賞で三ツ星を獲得した“ASOMILK”から作ったおいしいソフトクリームでした。

阿蘇パノラマラインを走行中。阿蘇山に向かいます。

料金所を通り、阿蘇中岳火口の駐車場に到着。

阿蘇中岳火口 自然・景勝地

安全レベルを色で警告してくれます。喘息の方は見学禁止なんですね。

私は阿蘇山という山があると思っていましたが、阿蘇山とは阿蘇五岳を中心にした東西にのびる連山のことのようです。

白い蒸気が上がって迫力があります。阿蘇五岳（根子岳・高岳・中岳・烏帽子岳・杵島岳）の中で、現在も活発な活動を続けているのが中岳です。

ここは中岳第一火口といいます。

写真にはありませんが、噴火した時用のシェルターもたくさんあり、改めて活火山なんだと思い知らされます。

後から調べて見ると中岳の直径は600ｍ、深さは130ｍ。

青い空に白い蒸気が映えて怖いけれど美しい。

噴火口に沿った遊歩道を歩きます。

せっかく来ても火山活動が活発な時は、火口に近づけないこともあるようなので、今日はここまで来ることが出来てよかったです。

火の国熊本と言われるゆえんの阿蘇山でした。15時なので門司港に向かいます。