「どこでもきっぷ」で端から端まで、北陸・上越の旅（その１．金沢）

2021/11/05 - 2021/11/07

JR西日本の「どこでもきっぷ」を利用して九州から北陸方面へ旅してみる。
昨年2020年秋に、コロナ禍の中で発売された「どこでもドア切符」はJR九州とJR西日本が両方乗り放題で３日間￥18000と超お得価格でしたので、友を誘い北陸富山へと旅した。今年のはJR西日本だけの切符となり値段も￥22000、九州内の移動を含めると昨年からは約￥10000のアップとなるが、それでも最大限お得に乗り鉄と北陸のうまいものを食べに出かけてみた。

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の初めはJR九州熊本駅、7:22発つばめ304号で出発

熊本駅 駅

800系つばめ車両、金の扉の客室はちょっと得した気分

８：１１、終点博多到着です

博多駅 駅

この旅で利用する切符「どこでもきっぷ」はＪＲ西日本発売のためＪＲ九州から直通乗り入れが使えなく、博多駅で一度改札を出てＪＲ西日本の券売機で発券しなければいけません。

再び新幹線ホームへ、向こうに500系新幹線がいました

博多発８：３９　のぞみ14号で出発

博多から京都まで乗車出来れば時間短縮出来ますがJR西日本の新幹線は新大阪まで！
１１：０７新大阪駅にて下車です。

新大阪駅構内で昼食の駅弁を購入し、
１１：４６発　特急サンダーバード19号に乗車

新大阪駅 駅

白い車体もずいぶんくたびれてきた感じですね、北陸新幹線が敦賀まで延伸すると金沢行は間違いなく無くなるのでしょう。

新大阪駅で買った弁当、車窓から大阪の街を眺めビールと神戸ビーフ丼をいただく、幸せな時間だ。

京都駅を過ぎ湖西線に入ると琵琶湖が見えてきた

敦賀駅手前の車庫で懐かしいトワイライトエクスプレスカラーの機関車を発見

北陸新幹線の敦賀駅舎もずいぶん形になって来た

敦賀駅 駅

金曜日のお昼過ぎ、北陸本線を走るサンダーバードの指定席車内はほとんど乗客なし

ほろ酔い気分で車窓から流れる秋の北陸路を眺めている、新大阪から2時間40分

１４：２３終点金沢駅に到着、
熊本駅から乗り換え時間も含めて7時間の乗り鉄でした

金沢駅 駅

特急サンダーバードが金沢駅まで乗り入れるのもあと２年ほどでしょうか

金沢駅前のシンボル、鼓門をくぐって、まずは駅前のホテルにチェックイン

ガーデンホテル金沢 宿・ホテル

部屋に荷物を置いてすぐに金沢観光に出発、バスの1日乗車券を利用します、￥600で金沢市内のバスが乗り放題、3回乗れば元が取れます。

橋場町でバスを降りて、浅野川を渡る、先ずは「ひがし茶屋街」を歩いてみよう

昔の風情が残る茶屋街は着物姿が似合います、観光客で賑わっています

ひがし茶屋街 名所・史跡

お座敷で芸者遊びも粋だね

ひがし茶屋街から浅野川を渡った対岸には「主計町茶屋街」土産物屋などは無く、ひがし茶屋街ほど人も多くない、昔ながらの風情が色濃く残る茶屋街だ

主計町茶屋街 名所・史跡

再びバスに乗車して次は、定番の兼六園

兼六園 公園・植物園

何度来ても見ごたえとゆったり落ち着くいいお庭です、枝ぶり見事な唐崎松

ちょうど季節の風物詩、庭師さんたちが雪吊りを行っておりました

加賀藩前田家の見事な庭園
宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の六勝を兼備するという意味で「兼六園」と命名された

兼六園 公園・植物園

夕暮れ近い兼六園、ことじ灯篭と霞が池はやはり絵になる

兼六園 公園・植物園

兼六園をあとに石川橋を渡り石川門をくぐり金沢城内へ

門をくぐると三の丸広場が広がり、天守閣はなく、長屋と門が見えるだけ

いもり坂を下り玉泉院丸庭園へ、金沢には何度か訪れていたが、金沢城公園やこちらには初めて訪れた、見事な庭園です

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

金沢城の西の門に当たる鼠多門と橋は昨年2020年7月に復元建築されていました、ライトアップも美しい

金沢城公園 鼠多門 名所・史跡

兼六園から金沢城内をずっと歩いてたどり着いたのは尾山神社です

尾山神社 寺・神社・教会

和漢洋の三様式を用いた珍しい神社の門は神門

尾山神社をでて夕暮れになって来た、金沢一の繁華街香林坊のネオンがうれしい

香林坊 名所・史跡

香林坊からバスに乗って犀川をわたり、夕暮れの「にし茶屋街」も訪れてみた

にし茶屋街 名所・史跡

ひがし茶屋街より小規模ながら、雰囲気あります

最後にバスに乗って近江町市場へ移動、さすがに市場内はほとんどの店が閉店して閑散としていた、市場だけに午後3時ころには閉まるそうです。

近江町市場 名所・史跡

その中で開いているお店に入ってみた

刺身屋 グルメ・レストラン

こちらは雌の「香箱がに」小ぶりですがしっかり旨い蟹の味、
今年のオスの松葉ガニは翌日の11月6日が解禁日でした

本日の刺身の「ナメラ」、ちなみにナメラとは「はた」の金沢での呼び名だそうです、さらに「ガス海老」鮮度が落ちるのが早くなかなか刺身でお目にかかることはない幻の甘えびだそうで、普通の甘えびよりも濃厚で甘くおいしかった。

有名になった「のどぐろ」ですが、、お店によってお値段もそれぞれでしょうが、市場内の他のお店のショーケースにはこんなのもありました

近江町市場を後に金沢駅方向へ、去年富山で偶然現地の方に教えてもらい訪れた、日本酒が豊富でおいしいお店の金沢店「醍醐」さんへ

酒粋 醍醐 グルメ・レストラン

予約がないと断られたのですが、富山店の流れから伺いましたと説明すると、快く入れていただきました

富山店同様に日本酒が豊富で出される料理も酒に合う

特にこの海鮮三種盛り、ウニ・カニ・タラ、もう最高

石川県産のお酒が進みます

さらにぶらぶら、金沢駅近くにて3軒目

和台 グルメ・レストラン

最後に寒ぶり食べときましょう、厚く切られた鰤は最高でした。

金沢の夜は更けていく・・・・続く