2021/11/02 - 2021/11/07
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マリアンヌさん
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ここ数か月、オリンピックはあったもののコロナ感染渦で外出も控えて、すっかり引き籠りの日々でした。
少しだけ穏やかな日常が戻り、取得期限の迫った休暇を使って初めての四国旅行に出かけました。大塚国際美術館でまだ行けていない教会壁画を見たり、瀬戸内海を望むオーベルジュに宿泊したり、直島に出かけたりと癒しの時間を持てました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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急に決めた旅でしたが、羽田から徳島着へ。
しばらく海外旅行に行けてないので旅客機搭乗は久しぶり。
そして空港バスで徳島駅へ。コインロッカーに荷物を預けでお出かけです。 -
同じホームの端っこに違う番号のプラットホーム、イタリアでもあるある、探しちゃいますよね。
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アンパンマンの車両も。JR徳島から穴吹へ電車に乗ること1時間弱。
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吉野川にかかる歩道と自転車専用の橋を渡ります。
やっぱり大きな川だね。 -
穴吹駅から徒歩で30分、脇町のうだつの街並みに到着。
バスの本数が少なくてタクシーはあったけど天気もいいし、歩いちゃった。 -
古くて立派な家だね。
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古い街そぞろ歩きのスタート。
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鬼瓦?ユニークな顔してるね。
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上にもいるね、
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時代劇で見る感じ。
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これが「うだつ」ですね。
連接している家屋の境目に、屋根よりも一段と高くこしらえた壁のようなものが造られている。これは漢字の「卯(う)」の字に似ているところから、「うだち」「うだつ」と呼ばれているそう。 -
この壁は隣家に火が燃え広がらないようにするための防護壁なのだそうだ。
この防火壁の「うだつ」が「うだつが上がらない」の語源だと考えられているそう。 -
うだつがあがらないの意味は
・出世できない
・良い境遇に恵まれず運がない
・金銭的にうまくいかない
・地位や生活が向上しない
・ぱっとしない
このように、仕事や私生活があまりうまくいっていない様子を表す言葉とのこと。 -
ここは、吉野川北岸の主要街道の撫養街道と讃岐への街道が交差する交通の要衝であり、さらに吉野川に面するため舟運の利用にも適した位置にあるとのこと。
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この町並みは、脇城の城下町として成立し、藍の集散地として発展したもので、現在は明治時代頃のものを中心として江戸中期~昭和初期の85棟の伝統的建造物が建ち並んでおり、近世・近代の景観がそのまま残されているそう。
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お店も営業していた。
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吉野川流域は藍でも有名なんですね。渋沢栄一の村も藍だったよね。
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どこの家にもしっかり「うだつ」が。
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藍が特産物とあって何軒かお店があった。
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小さな洋風建築もあった。奥がカフェになっていたのだけど、残念ながらCloseだった。
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廃屋に蔦、絵になるよね。
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応接間に洋間を増築した感じ。
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ブルーがいい感じ。
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地方だからでしょうか、よくこれほどに街並みが残ったね。
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ボンカレーの看板が懐かしい。背景の二階の軒先には柿が干してあった。
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さあランチを食べましょと思ったら、イタリアンはランチタイム終了だしということでこちらの店へ。
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お餅が入った雑炊、美味しかった。
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デザートつき。
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通りの開かれた窓にこんな生け花が飾ってあり、何かな?と思ったら。
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ちょうど運よく「草月いけばな出村丹雅草グループとBUAISOUによる初の合同展覧会」が開催されていた。
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「いけばな」に「藍」が加わり、嘗てない異彩の空間を演出されているそう。
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藍の豪商として華やかな時代を生きた吉田直兵衛の屋敷「吉田家住宅」で開催。
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草月流出村丹雅草さんは、受賞歴も多く著名な先生のようだった。
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古い邸宅とマッチしてて、なかなか見ごたえがあった。
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竹も大胆に。
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これもかっこいい。
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これ好きかも。そういえば若い時、草月流の生け花習っていたことがあったっけ(笑)
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捨てるようなものなどを花材にしてるとおっしゃっていた。
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大胆。
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これは藍とのコラボっていうのが、わかりやすいね。
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よくわかんないけど素敵。
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二階から通りの街並みが見える。
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ベールに覆われた作品なんだけど、ちょっと開けてパチリ。
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宙吊りっていうのがダイナミック。
思いもかけず楽しませていただいた。 -
ちょっといい感じのイタリアンだったけど残念だった。
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帰りの電車まで時間があるので、最後にカフェへ。
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ちょっぴりアンティーク風にリノベしていて雰囲気が良かった。
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チーズケーキも珈琲も美味しかった。
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川沿いにはこんなレトロな脇町劇場(オデオン座)も。
取り壊される予定だったが、山田洋次監督の松竹映画『虹をつかむ男』のロケ舞台となったことがきっかけで、平成11年に町指定文化財として昭和初期の創建時の姿に修復され、一般公開されることになったそう。 -
こんな吉野川の土手などを歩いて30分。
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橋からはちょうど夕陽が・・・実は電車に乗り遅れないよう走ってたんだけどね。
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穴吹から徳島へ電車で戻った。途中駅で「府中」とあったから「ふちゅう」かと思ったら「こう」ですって。
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徳島の宿は駅の目の前のサンルート徳島、温泉があるのが良い。
行ってみたいカフェがあってグーグル検索。 -
開いてて良かった!18:30閉店だった。
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夕食はオムライスとなった。
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どうもオーナーはジョン・レノン好きらしい。
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御茶ノ水のレトロカフェにいるような空間で時空を超えちゃった。
明日も徳島観光は続きます。
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この旅行記へのコメント (6)
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- るなさん 2021/11/10 19:51:23
- はやっ!!
- マリアンヌさん、おこんばんは☆
いつもUP早いなぁ~帰ってきたばかりじゃんか?(笑)
最近の私はほとんどお得意の夜行バスだけど、やっぱ飛行機はいいよねぇ♪あの空港の雰囲気が大好き。早く海外行きたいね。
うだつって意外と色んなところにあるんですよね。名古屋とか岐阜とかね。
こういう建築ディテールを見て歩くのいいね!!
街並みが何か時代劇のセットの中みたいだ~
あの生け花展は偶然にもラッキーだったね。
わざわざでも見に行きたい感じ。
古い家屋と相まってて素敵~こういうの好き♪
相変わらずカフェもいいねぇ( *´艸`)
でもさ、レトロな物がいいって思えるの最近になってからかな?若い頃なんて京都の良さも感じなかったしな~年取ったわ(爆)
るな
- マリアンヌさん からの返信 2021/11/11 10:54:00
- Re: はやっ!!
- るなさん おはよー☆
私のは内容が薄いからね。書くこと無いんよ(笑)
飛行機は確かに早いね!もう少しお安く購入できるといいのだが・・・
離陸する時って海外行ってた頃を思い出したわ。
うだつって岐阜は知ってたけど名古屋にも残っているんだね。
ホント太秦か!って感じの通りだった。
花展、ラッキーでした。あはは、持ってるね私☆
これぞ古民家っていう部屋空間を額縁にするって贅沢だよね。
花道家の方も高名な方のようだったし、作品素敵だったよね。
お洒落カフェは、やっぱ東京や京都と違ってほとんど無いからね。
レトロって微妙よね。学生時代の喫茶店、ボロいなと思ってたもん。
私自体がレトロか(笑)
マリアンヌ
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- mistralさん 2021/11/09 20:28:25
- うだつの町。
- マリアンヌさん
こんばんは。
お久しぶりのお出かけ旅行記は四国でしたか!
私の四国旅はまだ20代の頃でしたから、遥か遠くの彼方へ行ってしまいました。
徳島から穴吹という街へ。
これはマリアンヌさんのアンテナに引っかかった目的地?
そのような街の存在は知るよしもありませんでした。
でも「うだつ」のある街の存在は知っていましたから、それが穴吹なんですね。
脇町、さすがの綺麗な街並み。
鬼瓦、千本?格子、漆喰壁、そして藍が生産されている町なんですね。
たまたま開催されていた草月流の生花展、なんてラッキーだったんでしょう。
お屋敷内部の見学と同時に生花展もなんて。
マリアンヌさんは草月流だったんですね。私は池坊でした。それも遠い昔。
豪壮な邸宅はさすがで見応えがありました。
おまけにカフェのご紹介も。
マリアンヌさんの旅にはカフェ巡りがつきものですものね。
mistral
- マリアンヌさん からの返信 2021/11/10 10:08:34
- Re: うだつの町。
- mistralさん こんにちは。
四国には行ったことがおありなんですね。
休暇を取り損ないそうで急遽出かけたのですが、きっかけはヨーロッパの雰囲気味わいたくて大塚国際美術館でした。
徳島から半日で行けるところということで脇町へ。
実はイタリア語の先生が8月に2週間ほど和歌山・四国を旅行していて、うだつがあがらないってここか!と知ったのです。
佐原も結構残っていましたが、こちらもうだつというスペシャルなおまけ付きの街並みが残っていました。
古い商家を会場にした花展は、見ごたえがあって見れてラッキーでした。
そう思えば草月流でした。基本の真・副・控しか覚えてないけど(笑)
mistralさんは池坊だったんですね。割と多くの女性が習う時代でしたもんね。
昔、秘書の時受付の花を生けたわ・・・
お酒も飲めず、好き嫌いがあって一人だと行ける店が限られる私、まあカフェでもって感じです(-_-;)
懐石料理の大人な店に行ける皆様、羨ましいです。
マリアンヌ
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- yunさん 2021/11/09 17:25:32
- まだ見ぬ四国
- マリアンヌさん こんにちは
マリアンヌさん初四国ですか。まずは徳島を選ばれたのですね。
私も四国は未訪です。吉野川、四万十川、道後温泉、大塚美術館と気になるものがあるのに、訪問の機会が逃げていきます。いつか行く!
脇町、知識がありませんでした。
明治から昭和の町並み、綺麗に手入れ保存されているよう(ボンカレーも健在♪)
藍と生け花、ちょうど開催中とは「運」持ってますね。
そして、吉野川の土手を走るマリアンヌをちょっと想像してみました。
それにしても、どこの町に行ってもカフェ選びのアンテナが優秀ですね。
続編楽しみにしています。
yun
- マリアンヌさん からの返信 2021/11/10 09:40:52
- Re: まだ見ぬ四国
- yunさん ご無沙汰しています。
小さな旅にご訪問ありがとうございます。
すっかり引き籠りになっている間、4トラもほとんどご無沙汰でした。
そして今yunさんの旅を拝見したら、何とパリに‼凄すぎるその行動力!
あとでゆっくり拝見させていただきますね。
四国に決めたのはやっぱりヨーロッパが恋しくて、フェイクでも未踏の教会や墓を見たかったから。
車を運転できるわけでもなく、どうしても行動範囲が狭いので行ける場所は限られてしまうのですが、古い町並みが残っているというので脇町にでかけました。田舎だし、観光客が完全に戻っているわけではないからか、ほっこりとそぞろ歩きを愉しみました。そう花展は幸運でした♪
帰路、ちょうど吉野川の夕陽が綺麗だったけど、焦って走ってました(笑)
お酒が飲めない、焼き魚や煮魚が嫌いとなるとご飯や選びも限られて、とりあえずカフェ行こうかとなるわけです(^_-)-☆
マリアンヌ
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