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乳頭温泉郷で温泉を満喫した翌日、角館を訪れました。滞在4時間の短い観光でしたが、武家屋敷通りの情緒あふれる佇まいにすっかり魅了されてしまいました。<br /><br />そして、念願の人力車デビューが叶ったのです! 弥次喜多改めハナ&マリン君は大満足!<br /><br />  【結論】 ⇒ 角館の人力車、絶対おススメです!! <br />

角館の武家屋敷で人力車に乗りました

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2021/10/28 - 2021/10/28

96位(同エリア790件中)

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はなまりん

はなまりんさん

乳頭温泉郷で温泉を満喫した翌日、角館を訪れました。滞在4時間の短い観光でしたが、武家屋敷通りの情緒あふれる佇まいにすっかり魅了されてしまいました。

そして、念願の人力車デビューが叶ったのです! 弥次喜多改めハナ&マリン君は大満足!

  【結論】 ⇒ 角館の人力車、絶対おススメです!! 

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 新幹線
旅行の手配内容
個別手配

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  • 10月28日。<br />田沢湖駅から秋田方面へのこまち9号で角館へ。田沢湖発11:28角館着11:41。<br /><br />角館は駅舎もレトロ感を演出しています。<br />駅のコインロッカーに荷物を預けて、観光に出発。<br />角館15:51発のこまち34号で一ノ関へ向かうまでの約4時間、滞在します。

    10月28日。
    田沢湖駅から秋田方面へのこまち9号で角館へ。田沢湖発11:28角館着11:41。

    角館は駅舎もレトロ感を演出しています。
    駅のコインロッカーに荷物を預けて、観光に出発。
    角館15:51発のこまち34号で一ノ関へ向かうまでの約4時間、滞在します。

    角館駅

  • ところで、駅前の一角には、柿の木が実をたわわに実らせていました。するとあろうことか、マリンは二つをもいでちゃっかりお持ち帰りを決め込んでしまったんです。なんでも、側にいたバスの運転手さんが、「食べていいよ」と勧めてくれたのだとか。ほんとかねえ??

    ところで、駅前の一角には、柿の木が実をたわわに実らせていました。するとあろうことか、マリンは二つをもいでちゃっかりお持ち帰りを決め込んでしまったんです。なんでも、側にいたバスの運転手さんが、「食べていいよ」と勧めてくれたのだとか。ほんとかねえ??

  • 駅前のバス停から路線バスに乗ります。ちょうど、数少ないバスの時間に間に合ったので。武家屋敷通り最寄りの伝承館前まで。<br /><br />武家屋敷通りへは歩いても15分くらいの距離らしいのですが、バスはグルっと遠回りをして行きます。途中、立派な公立病院の停留所からはお年寄りの乗客が7-8人もありました。生活感あふれる路線バスはなかなかいいものですね。

    駅前のバス停から路線バスに乗ります。ちょうど、数少ないバスの時間に間に合ったので。武家屋敷通り最寄りの伝承館前まで。

    武家屋敷通りへは歩いても15分くらいの距離らしいのですが、バスはグルっと遠回りをして行きます。途中、立派な公立病院の停留所からはお年寄りの乗客が7-8人もありました。生活感あふれる路線バスはなかなかいいものですね。

  • 駅の観光案内所でもらった観光地図。<br />図中の青い線や数字は、案内所のお姉さんが書き込んでくれたモデルコースと料金等です。<br />伝承館は地図の左上方のあたり。<br />

    駅の観光案内所でもらった観光地図。
    図中の青い線や数字は、案内所のお姉さんが書き込んでくれたモデルコースと料金等です。
    伝承館は地図の左上方のあたり。

  • やって来ました、秋田の小京都角館の武家屋敷通りです。<br /><br />道幅が広く、黒い板塀が続いていてなんとも言えない奥ゆかしさを感じます。紅葉はまだこれからというところ。

    やって来ました、秋田の小京都角館の武家屋敷通りです。

    道幅が広く、黒い板塀が続いていてなんとも言えない奥ゆかしさを感じます。紅葉はまだこれからというところ。

    角館武家屋敷資料館 美術館・博物館

  • 通りの北の方から順に、上級武士~中級武士~下級武士の家が並んでいます。家格の違いをはっきり示しているのですね。<br /><br />北の方から順番に見ていきます。<br />一番北側は石黒家で、今も子孫の方がお住まいだそうです。ここは眺めるだけにして、一番広壮な屋敷を構えている青柳家の中を見学することにしました。見学料500円。

    通りの北の方から順に、上級武士~中級武士~下級武士の家が並んでいます。家格の違いをはっきり示しているのですね。

    北の方から順番に見ていきます。
    一番北側は石黒家で、今も子孫の方がお住まいだそうです。ここは眺めるだけにして、一番広壮な屋敷を構えている青柳家の中を見学することにしました。見学料500円。

    青柳家 美術館・博物館

  • 三千坪にも及ぶ広い青柳家の邸内には、立派な薬医門、茅葺の母屋など10以上にのぼる建物が立ち並び、数百年の歴史を今に伝えています。<br /><br />圧倒されますぅ…  (◎_◎;)

    三千坪にも及ぶ広い青柳家の邸内には、立派な薬医門、茅葺の母屋など10以上にのぼる建物が立ち並び、数百年の歴史を今に伝えています。

    圧倒されますぅ…  (◎_◎;)

  • 内部は磨き込まれた木。重厚な造りです。

    内部は磨き込まれた木。重厚な造りです。

  • 武器等の展示館。やはり藩の重鎮の武士ともなると、相当の支度が必要だったのでしょうね。鎧兜や刀剣類が凄いです。

    武器等の展示館。やはり藩の重鎮の武士ともなると、相当の支度が必要だったのでしょうね。鎧兜や刀剣類が凄いです。

  • 刀の重さを実感できるコーナー。<br />刀はかなり重いです。こりゃあ、時代劇のヒーローのようにバッタバッタと敵をなぎ倒すのは至難の業かも!?<br />

    刀の重さを実感できるコーナー。
    刀はかなり重いです。こりゃあ、時代劇のヒーローのようにバッタバッタと敵をなぎ倒すのは至難の業かも!?

  • ここで、面白いものに出会いました。解体新書です。<br /><br />  えっ なんで東北で解体新書なの??

    ここで、面白いものに出会いました。解体新書です。

    えっ なんで東北で解体新書なの??

  • 実は、青柳家に連なる 小田野直武 なる人物が、解体新書の画を描いたんですって!<br />平賀源内にその才を見出されたのをきっかけに江戸へ出て、この仕事に携わったのだとか。  腑分けの画も描いたのかしらん??<br /><br />へぇ~ 知らなかった! ああいうものは江戸とか長崎とかにしか関係ないんだと思っていたのに、こんな所に芸術家というか絵描きさんがいて、解体新書と繋がりがあるとは! <br />      へぇ~  ( ゚Д゚)

    実は、青柳家に連なる 小田野直武 なる人物が、解体新書の画を描いたんですって!
    平賀源内にその才を見出されたのをきっかけに江戸へ出て、この仕事に携わったのだとか。  腑分けの画も描いたのかしらん??

    へぇ~ 知らなかった! ああいうものは江戸とか長崎とかにしか関係ないんだと思っていたのに、こんな所に芸術家というか絵描きさんがいて、解体新書と繋がりがあるとは! 
          へぇ~  ( ゚Д゚)

  • やっぱり腑分けの図も描いたんだね!!?  ビックリ!<br /><br />なんつうか、もしかしたら東北の文化力を誤解してたかもしれないね、私たち…

    やっぱり腑分けの図も描いたんだね!!?  ビックリ!

    なんつうか、もしかしたら東北の文化力を誤解してたかもしれないね、私たち…

  • 青柳家を出た後、ハナはかねてより念願の人力車に乗りたくて、ウロウロと探しました。<br /><br />そして、探し当てたのがこの方。角館人力社の菊地直矢さん!<br />大正解でした!<br /><br />力が強い。明るい。若い。イケメン。<br />何より、見どころの解説がとっても丁寧かつ明快。要所要所で車を停めて色々説明してくれるんです。<br />この車に乗らなかったら、角館の事は半分どころかほんのちょっとしか分からずじまいで終わっていたかも!<br /><br />イケメンなんてチャラい言葉より、こっちの方が似合います。<br />  いよっ オ・ト・コ・マ・エ !!

    青柳家を出た後、ハナはかねてより念願の人力車に乗りたくて、ウロウロと探しました。

    そして、探し当てたのがこの方。角館人力社の菊地直矢さん!
    大正解でした!

    力が強い。明るい。若い。イケメン。
    何より、見どころの解説がとっても丁寧かつ明快。要所要所で車を停めて色々説明してくれるんです。
    この車に乗らなかったら、角館の事は半分どころかほんのちょっとしか分からずじまいで終わっていたかも!

    イケメンなんてチャラい言葉より、こっちの方が似合います。
      いよっ オ・ト・コ・マ・エ !!

  • 人力車の座席は結構高いところにあります。なので、街並みもちょっと高い目線から見られて、すごく新鮮。<br />角館には人力車が似合います。他の観光地では、ちょっと恥ずかしい感もありますが、ここでは利用者も多く、風景に溶け込んでいます。

    人力車の座席は結構高いところにあります。なので、街並みもちょっと高い目線から見られて、すごく新鮮。
    角館には人力車が似合います。他の観光地では、ちょっと恥ずかしい感もありますが、ここでは利用者も多く、風景に溶け込んでいます。

  • 以下、菊地さんに聞いたお話の一部です。<br /><br />角館は、春の枝垂れ桜が有名で大人気。一本一本番号が付いていて、合計160本以上もあるのだとか。この枝垂れ桜、始まりは佐竹北家の二代目城主の奥方の輿入れに関わっているんですって。<br /><br />奥方は京都の公家の出なのですが、二度と会えないかもしれない娘の為に、母君が婚礼の調度品に混ぜて、枝垂れ桜の苗木を3本持たせてくれたのだとか。京都をしのぶよすがとして。<br /><br />その後、城主が枝垂れ桜を武家の屋敷内に植えるよう奨励し、今の景観が出来上がったのだそうです。<br /><br />ふうん、知らなかった… 秋田は都からこんなに遠いのに、都との縁が深いんだね…<br /><br />

    以下、菊地さんに聞いたお話の一部です。

    角館は、春の枝垂れ桜が有名で大人気。一本一本番号が付いていて、合計160本以上もあるのだとか。この枝垂れ桜、始まりは佐竹北家の二代目城主の奥方の輿入れに関わっているんですって。

    奥方は京都の公家の出なのですが、二度と会えないかもしれない娘の為に、母君が婚礼の調度品に混ぜて、枝垂れ桜の苗木を3本持たせてくれたのだとか。京都をしのぶよすがとして。

    その後、城主が枝垂れ桜を武家の屋敷内に植えるよう奨励し、今の景観が出来上がったのだそうです。

    ふうん、知らなかった… 秋田は都からこんなに遠いのに、都との縁が深いんだね…

  • お話をもう一つ。<br /><br />武家の家というものは、門の大きさや形はもとより、板塀の高さまで家格によって決められていたのだそうです。確かに、隣り合う家の塀の高さが違って、ずれずれになっていました。<br /> なるほど…<br />そのずれずれの写真は撮り損ねたんですが…

    お話をもう一つ。

    武家の家というものは、門の大きさや形はもとより、板塀の高さまで家格によって決められていたのだそうです。確かに、隣り合う家の塀の高さが違って、ずれずれになっていました。
     なるほど…
    そのずれずれの写真は撮り損ねたんですが…

  • 最初、「人力車やら乗らんでよか。照れくさかろうもん。料金もえらく高いし。どうしても乗りたかなら一人で乗りんしゃい。」などとごねていたマリオも、乗った後からは、「乗ってよかったね!解説がメッチャ面白かったね!ためになったね!」と手放しの喜びよう。

    最初、「人力車やら乗らんでよか。照れくさかろうもん。料金もえらく高いし。どうしても乗りたかなら一人で乗りんしゃい。」などとごねていたマリオも、乗った後からは、「乗ってよかったね!解説がメッチャ面白かったね!ためになったね!」と手放しの喜びよう。

  • 気になる料金ですが、30分5000円でした。<br /><br />ところが、角館では期間限定のお土産券というものが販売されていて、5000円の券が3500円で買えちゃうんです。これを購入したおかげで、人力車も3500円で30分乗れちゃったという訳。<br /><br />行くまで全然知らなかったので、ラッキー感&お得感いっぱい!<br />なんてハッピー♪♪<br /><br />もう1組購入して、お土産その他にも使いました (^◇^)

    気になる料金ですが、30分5000円でした。

    ところが、角館では期間限定のお土産券というものが販売されていて、5000円の券が3500円で買えちゃうんです。これを購入したおかげで、人力車も3500円で30分乗れちゃったという訳。

    行くまで全然知らなかったので、ラッキー感&お得感いっぱい!
    なんてハッピー♪♪

    もう1組購入して、お土産その他にも使いました (^◇^)

  • お土産券で買ったのは、この「もろこし」。<br />角館の特産で、小豆を炒った菓子です。落雁にちょっと似た食感で、サクサクと歯触り良く美味しいお菓子。<br />もろこしとは、唐土、すなわち中国とのことだそうです。

    お土産券で買ったのは、この「もろこし」。
    角館の特産で、小豆を炒った菓子です。落雁にちょっと似た食感で、サクサクと歯触り良く美味しいお菓子。
    もろこしとは、唐土、すなわち中国とのことだそうです。

  • たった4時間の観光でしたが、角館が大好きになりました。<br /><br />角館観光は人力車がオススメですよ~。  (^.^)/~~~

    たった4時間の観光でしたが、角館が大好きになりました。

    角館観光は人力車がオススメですよ~。  (^.^)/~~~

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この旅行記へのコメント (2)

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  • ねんきん老人さん 2023/05/11 14:31:19
    人力車・・・乗りませんでしたねえ・・・
     はなまりんさん、こんにちは。
     角館で人力車に乗られたのですね。 私は人力車というものに乗ったことは一度もありません。 乗ってみたいと思わないわけではないのですが、どうも他の観光客のカメラの的にされるような気がして、勇気が出なかったのです。
     ご主人様とお二人で乗られた写真、あれは車夫さんが撮ってくれたのですか?
     車夫さんといえば・・・。 私も角館で他の観光客が乗っているのを撮ったことがあり、確認のため、さっき自分の旅行記を開いてみました。 そうしたら、これが驚きなのですが、私の撮った車夫さんは、はなまりんさんが乗られた人力車の方ではないかと思われるのです。 被り物こそ違いますが、半纏といい、口ひげといい、何よりそのイケメンぶりが間違いないと思うのです。
     もしよかったら、確認のため下記のURLで私の旅行記を開いてみていただけますでしょうか。 旅行記のタイトルは「極楽を 目指して地獄を 通り抜け」というものです。
         https://4travel.jp/travelogue/11302400

     角館の歴史についても詳しく書いていただいて、当方としてもとても勉強になりました。 かくなる上はもう一度角館に行って、自分が漫然と見ていただけの町並みをもう一度しっかりと見て、もし勇気があったら人力車にも乗ってみたいと、年甲斐もなく夢が膨らみました。
     
     お二人で実質3500円という値段にも驚きです。 乗って写真を撮るだけでその値段を言われても不思議ではないと思うのですが、はなまりんさんはよくよくツイていらっしゃるのですね。
     よい思い出を作られたご旅行に拍手、拍手です。

    ねんきん老人

    はなまりん

    はなまりんさん からの返信 2023/05/12 18:32:36
    RE: 人力車・・・乗りませんでしたねえ・・・
    年金老人さんこんにちは。

    地獄極楽の旅行記、早速拝見しました。
    確かにリキシャの車夫さんは同一人物のようですね。この方、親子二代で現役なのだそうです。粋でいなせでイケメンで。
    角館でなら、リキシャは大いにありだと思いますよ。

    機会があったら、是非トライしてみて下さい。おススメです。

    それにしても、同じ所を旅したんですね!なんだか嬉しいです。

      はなまりん

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