2021/10/03 - 2021/10/08
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akkiy363672さん
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北海道の紅葉を求めて、10月初旬、層雲峡から道北一帯をレンタカーを駆って回ってきました。
猛威を振るった北海道の新型コロナ禍も、僕たちが訪れた10月4日の全道の感染者は24人。道北の宗谷地区では1週間の感染者が2人でした。
訪れる人も少なく、燃えるような北海道の紅葉を満喫することができました。
第1日目 中部国際空港(セントレア)~新千歳空港~層雲峡温泉
層雲峡「マウントビューホテル」
第2日目 層雲峡(銀河の滝、銀泉台、紅葉谷)~旭岳温泉
旭岳温泉「ラビスタ大雪山」
第3日目 旭岳~(オホーツク海)~宗谷岬~稚内
稚内「ANAサフィールホテル稚内」
第4日目 ノースバレー㏄~ノシャップ岬~オロロンライン~留萌
留萌「ホテル神居岩」
第5日目 増毛㏄~オロロンライン~札幌~北広島
北広島「グランテラス千歳」
第6日目 新千歳空港~セントレア
この①には、新千歳~層雲峡~旭岳温泉までの顛末をご紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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地図の赤線で示したのが経路です。トヨタ「ヤリス」をレンタルして、約1300kmの走行でした。
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出発の日、10月4日午前10時のセントレア。人影はまばらです。
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私たちが利用したsky markのディスク。
私たちは交通機関の関係で13時50分のフライト時間よりも3時間近くも前に着いたのですが、係の女の子が二人、すでにデスクにいてくれて、自動発券の手伝いなどをしてくれました。 -
13時50分、定時のテイクオフです。
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15時35分、予定通りに新千歳空へ港着。
早速、事前に予約を入れておいたトヨタレンタカーのディスクに行き、受付確認を済ませました。 -
10分ほど待って、トヨタレンタカーの専用バスが迎えに来てくれ、営業所へと向かいます。
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シャトルバスで10分、トヨタレンタカーの営業所が見えてきました。
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大きな営業所で、受付窓口も9個あります。さすがは北海道、訪問客も多いのでしょう。
予約しておいた「ヤリス」を借り受けて、キャディバッグ2本とキャリーケース2個を積み込み(後ろ座席をたたまないと入りません)、16時27分、層雲峡に向けて出発です。 -
道央道「千歳IC」です。
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道東道との分岐。一昨年、釧路・知床を訪ねたときは、この道を左へ取りました。
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ん? こんなところに料金所が…。「札幌南料金所」、苫小牧、千歳方面から走ってきた車は、ここで一旦料金を払います。
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札幌JCT。直進は小樽方面、旭川から層雲峡へ向かう私たちは、ここを左へ取って、そののち右へグイーンと曲がっていくのです。
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17時15分、岩見沢SA。夜の早い北海道では、辺りは既に薄暗い。
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ばんえい競馬のモニュメントがありました。
「ばんえい競馬」に出場する馬は、もともと農耕などに従事してきた力持ちの馬。明治22年には岩見沢村に競馬場が造られ、450Kgものソリをひく「ばんえい競馬」が開催されてきました。
北海道の風物詩でもあったばんえい競馬でしたが、時代の流れと共に売り上げも減少し、ここ岩見沢では2006(平成18)年の開催をもって休止され、競馬場も解体されたとのことです。(現在は帯広市営競馬場で開催されています) -
19時10分、層雲峡「マウントビューホテル」に到着。
(到着したときは真っ暗で、この写真は翌朝撮りました) -
イチオシ
第2日目。ホテルの窓から。
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ホテルで朝食を済ませ(朝食付きを予約してありました)、午前9時、層雲峡散策に出発です。
左上に見えている山が「黒岳」です。 -
層雲峡温泉一帯の紅葉も、今が見頃です。
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層雲峡温泉郷を抜けて、国道39号を東へ…。
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5分歩ほど走ると、右手に駐車場が!
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まだ9時過ぎで、時間が早いせいか、人影はほとんどありません。
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駐車場から歩経路への入り口に立つ案内板。
この一帯には、たくさんの滝があるようです。 -
歩経路の向こうを川が流れています。
「石狩川」の上流部ですね。 -
歩経路から、休憩所、売店などをチラリ…。
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見上げると、柱のような岩石が空に突き立っています。
こうした柱状の形で並ぶ岩石は、約3万年前の御鉢平カルデラの噴火によって噴出した火砕流堆積物が、ゆっくり冷えて固まる際に形成された岩石の形状で、「柱状節理」といいます。
(溶岩やマグマは、冷えて固まるとき体積が収縮し、5角形や6角形の柱状の割れ目ができます) -
「銀河の滝」!
柱状節理の断崖を流れ落ちる、豪快な滝です。 -
少し離れて…。
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さらに離れて…。
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滝の前に立てられていた案内板。
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案内板の写真には2本の滝が見えています。
説明を読むと、売店の裏山を登った所にある「双爆台」という展望台からは、2本の滝が一望されると書かれていました。 -
じゃぁ、その「双爆台」まで登らなきゃ…と、売店の横を抜けて階段を登っていったのですが、あと20分と書かれた立札を見たことと、他に誰も人影がないので「熊」が出るんじゃないかとビビッて、途中で引き返してきました。
今回、北海道へ出かけてくる直前に、今年はクマの目撃情報が例年の5倍寄せられているとのことに加えて、札幌市内にもクマが出たとのニュースを見てきたので、そこここからクマくんが「こんにちわ」と出て来るような気がしたのです。 -
再び車に乗って、さらに東へ…。
「赤岳」山麓の「銀泉台」へ向かいます。 -
途中、左手に広がる「大雪湖(ダム湖)」です。
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湖畔の道、黄色が鮮やかです。
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国道273号から、銀泉台への道(北海道道1162号)への分岐点。
実は、9月18日からこの前日の10月3日(日)まで、紅葉の最盛期にはこの道は自家用車通行止めで、紅葉の名所「銀泉台」へ行くには、大雪湖湖畔の駐車場「大雪レイクサイド」でシャトルバス(運賃1500円)に乗り換えて行くしかなかったのです。
が、この日10月4日は通行止め解除。私たちは自家用車でブルブル―と登っていきましたが、解除ということは紅葉の時期は過ぎたということでもあります(苦笑)。 -
ここにも「熊に注意」の標識が…。
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高度が上がると、木々の葉が無くなってきます。
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車で登れる最奥地点まで来ました。
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綱が張られて車はストップ、向こうに林野庁の事務所があります。
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車を降りて、事務所のところまで行ってみました。
事務所は当然ながら閉鎖されていて、無人です。 -
小屋の横には「あなたは、今、ヒグマの生息する地域に一歩足を踏み入れました」という、怖ろしい看板が建てられています。
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事務所の前にも「クマ出没中」との警告が…!
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当たりに人影はなし。その辺にクマが潜んでいそうです。
ここで食べられたら、車だけ残して失踪ということにされるでしょう。
ここから奥へ一歩を踏み出す勇気が無く、引き返してきました。 -
帰り(下り)道です。
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大雪湖畔の道(国道273号)に出ました。
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国道39号に出て、層雲峡温泉郷へと引き返します。
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層雲峡温泉郷が見えてきました。
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次はここ、温泉郷のすぐ近くにある「紅葉谷」に立ち寄ります。
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入口の案内板。
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ウダイカンバの大木。
ここから左へ進めば、紅葉橋(滝があります)まで600m、駐車場へ戻るには100mです。 -
根っ子もなかなかのものでありまして…。
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足元には、落ち葉が何層にも重なっていて、フカフカしています。
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滝にかかる紅葉の見事さ…、その紅葉橋へはこの道を進まなければなりません。
しかし、辺りに人影はなし。
あの熊笹の茂みからヒグマ君が「待ってたよー」と出できそうで、あと500mのこの地点で引き返してきました。 -
駐車場です。車が見えてきました。
でもネ、引き返して良かったのです。この日、大雪山一帯は発達した低気圧が通過して、層雲峡のある「上川町」の南隣「東川町」では竜巻が発生し、10数本の電柱がなぎ倒される被害が出ました。
私たちが車に乗って3分ほど後、ワイパーを最大限に回しても前が見えない、ヒューという風とともに土砂降りの雨に見舞われました。東川町の電柱をなぎ倒した竜巻の余波が来たのでしょうか。あのまま紅葉谷へ進んでいたら、暴風雨でずぶ濡れ…、いや遭難していたかも知れませんね。
前が見えないほどの雨は、5分ほどで止んでしまいました。 -
時刻は13時30分。今夜もこの地の宿を予約してあった私たちは「一旦、ホテルへチェックインし、天候の回復状況を見て、散策に出よう」と決め、今夜の予約を入れていたホテル「ラビスタ大雪山」をナビに入れました。
ナビくんの検索結果は『111km、2時間35分』と出ています。「この層雲峡温泉のホテルなんだから、10分以内だろう。何かの間違いさ」と再度検索をかけ、スマホのグーグルナビでも調べると、やはり100km以上、2時間以上と出ます。
ここでようやく「ホテルの住所は?」と調べると『上川郡東川町』。大雪山を挟んで、ここ層雲峡と反対側にある、旭岳温泉郷にあるホテルです。
予約を入れた奥方に「なぜ東川町のホテルがヒットしたんだ?」と聞くと、「『大雪山、ホテル、ロープウエイ』で検索したら「ラビスタ大雪山」が出てきた。ロープウエイも、大雪山に黒岳と旭岳の2本があるなんて知らんもん。ロープウエイ駅から3分と書いてあったから、即予約したのよ」と言う。
まぁ、仕方ないかと思い、大雪山の反対側への移動を開始しました。午後1時30分という早い時間に気づいたことも、予約した夕食に間に合うように到着出来て、ラッキーだったと言うべきですね。 -
紅葉の層雲峡に別れを告げて…。
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大雪山を縦走していく最短の自動車道路は無いので、旭川の方にもどり、時計の反対廻りにぐるりと大回りしていきます。
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昨日走って来た「旭川紋別自動車道」を戻ります。
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「愛別IC」で降りて、あとは地道を走ります。
北海道らしい、天に届く…真っ直ぐな道をはしりました。 -
旭岳温泉郷線(道道1160号)に入りました。
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霧が立ち込めてきました。
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霧の中にたたずむ「ラビスタ大雪山」。
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部屋には暖炉がありました。
でも、このホテルも11月なると、来春まで冬季休業に入るそうです。 -
夕食。
夕食付きのホテル予約をしたのは、ここだけでした。 -
焼肉セット。
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味噌鍋。温まりました。
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