2021 鈴鹿の森庭園

2021/02/25 - 2021/02/25

　東名阪自動車道を鈴鹿ICで降りて、西へ５～６分。鈴鹿山脈の裾野の一角に、2014年から花木栽培販売で知られる赤塚植物園が手掛ける「鈴鹿の森庭園」があります。
　ここは、日本の伝統的園芸文化のひとつである、しだれ梅の仕立て技術の向上・普及を目的として、「呉服枝垂（くれはしだれ）」の名木約２００本を育てる研究栽培農園です。　

梅は、春告草、風待草、匂草、百花魁、香雪、好文木、…　といった別名を持つ通り、日本文化には古くから登場する花木で、「東風吹かばにおいおこせよ梅の花…」【菅原道真】の和歌に詠まれ、「紅白倍図屏風」【尾形光琳】の絵画などに描かれてきました。

　その梅の花が八分咲き…と聞き、夕方五時ごろから、夕景とライトアップのようすを見てみようと出かけました。

エリア 鈴鹿(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

入口の自動販売機で、入場券1700円/人を買い求め、葦簀（よしず）で囲われた通路を抜けると、目の前に梅園が広がりました。

あたりに夕闇が迫ってきました。

売店に入って、郷土の物産（？）なんかを見て回ります。

僕は、黒猫の貯金箱を買ってきました。

２０分ほどして外へ出たら、あたりはすっかり夜になっていました。

明るいところで見た木々は、ライトアップされています。

でも、綺麗……！

この庭園は、絶対に「夜」来るべきです。

しだれ梅に、月がかかって…。

２月の夜の梅園を歩いて冷えた身には、「アンコウ鍋」がいいですよね。

やさいもたっぷり…。

【完】