2021/10/03 - 2021/10/08
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akkiy363672さん
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北海道の紅葉を求めて、10月初旬、層雲峡から道北一帯をレンタカーを駆って回ってきました。
この③では、稚内~留萌~新千歳~セントレアに帰着するまでを記しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- スカイマーク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝、ホテルの窓から稚内港をパチリ。遥か彼方は宗谷海峡です。
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今日のゴルフ場は「ノースバレーCC」。日本最北端のゴルフ場です。
午前8時35分スタート。 -
ここノースバレーCCは、乗用カートのフェアウエイ乗り入れOK!
前夜も雨が降ったのですが、ご覧の通りカート道路が無いのですから、フェアウエイへ乗り入れるしかないのです。 -
3番、163ヤード、打ち上げのパー3。ここのティイングエリアが、日本最北端コースの中でも、最北のティグラウンドだそうです。
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これがホールの全貌。私の5番アイアンティショットは見事ワンオンしたのですが、極端な受けグリーンのピン奥に着き、パットをしたらグリーンを出ていってしまい、3パットのボギーでした。
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しっかりとした、林間コースです。
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バンカ―はシカの足跡がいっぱい…。
北の大地のゴルフ場は、全てありのまま…という大らかさなのです。 -
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最終ホール。
… スコアは、言わないといけませんか? 45・43の88と、まぁ旅先のゴルフしてはこんなもんかなといったところでしょうか。 -
12時40分、ホールアウトして、朝来た(昨夜も走った)国道238号をまた稚内市内へ戻ります。
正面に、利尻富士が見えています。 -
道の左手に「稚内空港」がありました。
ANAの旅客機が、飛行場内を移動していました。そういえば、ゴルフをしている最中、17番ホールぐらいだったでしょうか、頭の上を大きな機体が下降していくのが見えました。 -
午後1時30分、「稚内副港市場」。
「何か食べようかなー」と思って立ち寄りました。 -
さまざまな海産物や稚内のお土産品を売っています。
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食事のコーナーで、「今日はラーメンしかできないんですよ」と言うので、「じゃぁ、海鮮ラーメン」と頼んだら、普段めったにラーメンを食べない私ですが、これが結構おいしかった!
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市場のすぐ北は、道路を隔てて稚内港です。
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道路には、「にしんの道」との道標がありました。
かつての北の海は、海面が白く濁るほどのニシンの大群が押し寄せ、豊漁のニシンを運ぶ荷駄でこの道は賑わったとか。…しかし1890年をピークに、その後、海流か変わったのか、食生が変化したのか、ニシンは近海に現れず、街道もかつての隆盛を見せることはなくなりました。
それでも、日本の総漁獲量の第1位は断トツで北海道(約130万トン)で、2位の長崎(約30万トン)以下を大きく引き離しています(2021年)。
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昨夜泊まった「ANAサフィールホテル稚内」の前を通って…。
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すぐの交差点の右側に「北防波堤ドーム」があります。
最北の漁港であり、北方との航路の拠点であった稚内港は、四季を通じて吹く強い風や高波に備えるための整備が必要でした。
昭和6年、北大工学部を卒業して3年目、稚内港内事務所に赴任してきた土谷 実(当時26才)は、突然、防波堤の設計を命じられ、そののち工事も現場の総指揮にあたったそうです。
このドームは、平成13年に「北海道遺産」に指定されています。 -
海岸べりを、北へ北へと走っていきます。
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見えてきました、「稚内灯台」です。
宗谷岬灯台と同様にサハリンが対岸にある国境の灯台で、明治33年の初点灯以来、宗谷海峡の航行を守ってきました。 -
ノシャップ(納寒布)岬。宗谷湾の西端、稚内半島の先端に位置する岬です。
読み方のよく似ている「ノサップ(納沙布)岬」は、北海道東端の根室半島の先端にあり、北方領土の歯舞諸島に対している岬です。
西方に「利尻富士」が見えています。 -
イルカのモニュメントがありました。
宗谷海峡は、イルカが泳ぐ海だということを
表わしているのだとか。 -
午後2時55分。稚内に別れを告げ、次の目的地「留萌」に向かって、日本海に面した道道254~104号を南へ下ります。
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この道路は、日本海に面した砂丘原野を切り開いた道。「オロロンライン」と名付けられていて、ま真っ直ぐな道が続きます。
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右手の海上には、逆光の中に「利尻富士」が…。
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島影は、どんどん近くなり…。
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くっきりとその姿を現しています。
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午後3時30分、逆光のシルエットが遠ざかります。
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左手には、「サロベツ原野」が……。
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さらに下って、天塩川が日本海に流れ込む河口部です。
北海道を列車で旅すると、旭川から稚内を結ぶ宗谷本線の車窓の下には、その3分の2の区間ほど(名寄)に、ずーっと天塩川が流れています。 -
北海道の随所で見られた風力発電。やはり、風が強いということなのでしょう。
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午後5時10分、日本海へ夕日が沈みます。
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留萌の町灯りが見えてきました。
夕食に「居酒屋を探して…」と奥方に言うと「『大将』ってのがあるけど、どう?」。「じゃぁ、そこをナビに入れて…」と言って、行ってみたらカレー店!
出てきたおじさんに「近くに『大将』という名前の居酒屋さんがありますか」と聞いたら、「将軍じゃないですか」と言われる。
以前に検索したことのある名前なので「そこそこ。近くですかね?」と言うと、「市内のややしいところですから、案内してあげます。ぼくの車のあとについてらっしゃい」と言ってくれて10分ほど、クラウンのあとをついていって、駐車場まで教えていただきました。
ナンバーを控えてきたので、何とかお礼をしたいと思っています……。 -
ご親切に導かれて訪問した「将軍」は、さすがの賑わいで、人気店であることがうかがわれました。
マグロとウニの刺身。マグロはしゃきっとした歯触りもよく、ウニは甘味も香りも口いっぱいに広がってきます。昨夜のウニ丼とは、少し…違います。 -
マグロ好きの私は、締めのご飯を鉄火丼に…。
油の乗った漉き身に、ネギ、カツオ節をまぶした鉄火丼は、何よりもご飯の粒が立っていて、たいへん美味しくいただきました。 -
第5日目。このタマゴは、宿泊した「ホテル神居岩」の朝食に添えられていたもの。
すき焼き鍋の溶き卵として添えられていたもので、生卵ですが、タマゴに賞味期限が記さているのは初めてです。 -
午前9時04分、「増毛(ましけ)CC」。
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日本海からの強風が形成した砂丘に開かれた、リンクスタイプのゴルフ場です。
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各ホール間を隔てる樹木は、少ない。
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ほとんどのホールから海が見えます。
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ここも、エゾ鹿の一家が、遊びに来ていました。
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13番、365ヤード、パー4。
8番アイアンで打った第2打がフッと消えて、「オーバーしたのかな?」と言いながらグリーンへ行ってみると、カップインしていました。5年ぶりぐらいの「イーグル」です! -
ここも、カートはフェアウエイへ乗り入れOK!
インはイーグルもあって39でしたが、アウトは45。合計84です。
近頃は、すぐにダボにしてしまう。粘りと修正力が衰えてきているのですね。
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午後1時、ホールアウトして、新千歳空港近くに予約してあるホテルに向かいます。
ここから南へも、札幌まで海辺の道231号を走ります。
この辺りは道北の海岸線と違って、山が海に迫って落ち込んでいますね。 -
左手はがけ崩れを防ぐ柵、右は海からの暴風雪を防ぐ柵です。
右の柵は、クルクルとハンドルを回すと、防止版が出てきて、隙間のない壁のようになります。 -
左手の崖には、上から垂らしたロープに体を縛った作業員の人がたくさん、宙づりになりながら仕事をしていました。
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午後2時20分、石狩市に入って来て間もなく、浜益地区にある民宿&食事処を見つけ、少し遅い昼食をとりました。
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石狩川を渡ります。
層雲峡から流れ下って来たこの川は、この下手(右)で日本海へ出ていきます。 -
札幌市内へ入ってきました。
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道央道の下へさしかかりました。この道に乗って、北広島へ向かいます。
今夜のホテルに入る前に、居酒屋「鮮味亭……」へ寄り、刺身、天婦羅、煮物、焼き物、…などなどを頼んで大満足。(写真がうまく撮れていなかったので、申し訳ないのですが詳しくお伝え出来ません。) -
第6日目。最終日のホテル「グランテラス千歳」。
朝食を済ませ、午前7時20分、ガソリンを入れてから、トヨタレンタカーの営業所へ向かいます。 -
午前8時からの開店に、7時45分ぐらいに着き、開店前に返却手続きをしてもらいました。
8時10分、シャトルバスに乗り込み、空港まで送ってもらいます。 -
午前9時35分、搭乗手続きが始まりました。
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9時50分、定時にテイクオフ。
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北海道の大地を出て、津軽海峡に差し掛かりました。
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青森の陸地です。
「竜飛岬」…、空から見るとホントに竜の形をしているのですね。 -
窓の外に、八ヶ岳と、その向こうに富士山が見えています。
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午前11時25分、定刻よりも5分早く、セントレアに着陸。
機内アナウンスで、「…、皆様のご協力のおかげをもちまして、当機は予定より早くセントレアに…」と、礼を言ってもらいました。
『いやぁ、たいした協力も出来なくて…』と、私は恐縮しきりでした。
早く着いてくれたおかげで、「12時発の高速船に乗れるわ」と奥方が言うので、ゴルフのキャディバッグ2本とスーツケース2個をカートに乗せて、船着き場まで急いで行ったら、『今度の船は午後2時発です』。
奥方には、最後の最後までやられっぱなしでした!
(最後までお読みいただき、ありがとうございました。) 【完】
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