2021/09/29 - 2021/09/29
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itaruさん
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夏のもろもろの忙しさも一段落。さてどこに出かけようか。
候補は海の幸の美味しいところ。目にとまったのが富山。温泉があって、魚が美味しいところはというと、氷見辺りが良さそう。氷見は「怪物くん」や「笑うセールスマン」の藤子不二雄Aさんの故郷だし、近くにはドラえもんの作者、藤子F不二雄さんの故郷、高岡もある。漫画の世界にも浸ってみましょう
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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まずは7時20分発のJAL183便で小松空港に向かいます
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今回は楽天トラベル経由でスカイレンタカーを予約。2日間で6000円+保険2200円の計8200円也。小松空港から車を走らせ
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1時間40分ほどで高岡古城公園に到着です。加賀藩の初代藩主、前田利長が隠居後に築城も、大坂夏の陣の後に一国一城令のもと廃城になった短命の城なので、天守なんてものは当然ありませんが、水堀などが残された広大な城跡公園。日本百名城の一つでもあります。駐車場に車を止めて散策開始です
高岡古城公園 公園・植物園
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公園内には射水神社。創建は奈良時代以前と言い伝えられている由緒正しき越中国の一宮。なのですが、明治になって遷座されたこともあってか、こんなものかなあ、という感じだったりして
射水神社 寺・神社・教会
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本丸跡は芝生が敷き詰められた公園になっています
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公園の一角には郷土の歴史が学べる高岡市立博物館
高岡市立博物館 美術館・博物館
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前田利長をはじめ、加賀藩に関わる資料や高岡の伝統工芸など、入場は無料なので時間に余裕があれば是非
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廃城にはなったものの、城跡には米蔵などが置かれ、いざという時の軍事拠点としての役割を果たせるようにはなっていたそうです。今も残る水壕は数少ない「城」の名残
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そうそう、ここは若き日の藤子不二雄先生が、将来の夢を語り合った場所。公園内にある絵筆塔には「カッパ姿のドラえもん」をはじめ、145名の漫画家によって描かれたカッパのレリーフが刻まれています
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ということで、高岡市藤子 F 不二雄ふるさとギャラリーへ。高岡はドラえもんやパーマン、オバケのQ太郎(共作)といった、子供の頃に親しんだ漫画を生み出した藤子・F・不二雄先生が育った街。やはり、高岡に来たら訪れないわけにはいきません
高岡市藤子 F 不二雄ふるさとギャラリー 美術館・博物館
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入場料は500円を払ったら、どこでもドアで藤子・F・不二雄ワールドへ。ここから先は撮影禁止。もちろん、分かっています、夢の世界を写真に撮るのもやぼなものです。心にしっかり、とどめておきましょう
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懐かしい一場面や、初期の頃の珍しい漫画の展示など、なかなか楽しませていただきました
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博物館最寄りの市電の駅、志貴野中学校前停留場にもドラえもんと仲間たち
志貴野中学校前停留場 駅
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トラムで高岡駅に向かいましょう。料金は200円。ドラえもん塗装の「ドラえもんトラム」もあるのですが、残念ながらやってきたのは普通の塗装の列車。途中駅ですれ違いしたので惜しかった?かな。実はHPにドラえもんトラムの運行スケジュールが載っているんですよね。調べておけば良かったです
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そして高岡駅ではドラえもんポストがお出迎え
ドラえもんポスト 名所・史跡
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高岡駅には、「もう1人の偉人」がいます。万葉集にも多くの歌が収録されている歌人大伴家持。古文の授業で習ったっけ。家持さん、越中国の国守を務めたそうです。
ドラえもんは「22世紀」ですが、こちらは「7世紀」です大伴家持像 (高岡駅北口前広場前) 名所・史跡
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こちらは高岡駅前にあるウイング・ウイング高岡というビルの敷地に設置されているドラえもん、のび太と仲間たち。えっ、これだけ。いやあ「ドラえもんの散歩道」というから、境港の鬼太郎ロードみたいなものを予想してたので……、ちょっと拍子抜け
ドラえもんの散歩道 名所・史跡
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お腹が空いたのでお昼としましょう。ウイング・ウイング高岡にある「らぁめん次元」へ
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ここは富山のB級グルメ「富山ブラック」。コロッケにおにぎりもつけて
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塩分濃いめの富山ブラック。汗かいて疲れたときにはお腹も満たされて満足かな。さてエネルギーを補給したので駅前から歩いて
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やってきたのは高岡大仏
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諸説ありますが、日本三大大仏の一つとされるのですが……。「これかあ~」というのが素直な印象です。奈良、鎌倉の大仏と比較してはいけませんが。個人的には以前、訪れた岐阜の大仏の方が、という気がします
高岡大仏 寺・神社・教会
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大仏観光はほんの数分で終わり。と、目に入ったのが 山町筋 (土蔵造りの町並み)の案内標識。せっかくなので足を伸ばしてみることに。まずは土蔵造りのまち資料館へ。山町筋は加賀藩第2代藩主前田利長が隠居の際に商家町として町だてされたのだそう。旧北陸道に面した地域で、高岡城廃城後も越中における商業の中心として栄えた地域。資料館(旧室崎家)は1900年(明治33年)の高岡大火後、防災を意識して建てられたもの。入場料は300円也
土蔵造りのまち資料館 名所・史跡
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複合商業施設「山町ヴァレー」は、山町の一つである小馬出町(こんまだしまち)に建つ大型商家を受け継ぎリノベーション。2017年4月にオープン
chuga 山町ヴァレー店 グルメ・レストラン
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菅野家は高岡の政財界をリードしてきた名家で、山町筋にある土蔵造りの家を代表する家として重要文化財に指定されていますが、資料館を見たのでここは外観だけ
菅野家 名所・史跡
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さらに進むと見えてくるのが高岡御車山会館。ここは全国で5つしかない国の重要有形・無形民俗文化財である「御車山」を通年展示する施設です。高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつりは、ユネスコ無形文化遺産でもあります
高岡御車山会館 美術館・博物館
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人が少ないこともあってか、館内を係の人が説明してくれます。「高岡御車山は天正16年(1588年)、豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇の行幸を仰いだ際に使用したものとされ、加賀前田家初代当主前田利家が秀吉より拝領し、二代当主前田利長が慶長14年(1609年)に高岡城を築くに当り町民に与えられたのが始まりと伝えられている」そうです
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機会があれば、祭りも見てみたいものです
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高岡御車山会館の真向かいにあるのが赤レンガの銀行(旧富山銀行本店)。1915年(大正4年)に高岡共立銀行本店として完成したそうです。当時は銀行や証券会社の支店が建ち並び、「北のウォール街」と呼ばれたりもしたとか
赤レンガの銀行 (富山銀行本店) 名所・史跡
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山町筋とともに古き高岡を感じられるのが金屋町。格子造りの家々と石畳が調和した町並み、落ち着いた雰囲気がいいですね
金屋町(千本格子の家並み) 名所・史跡
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できればゆっくり散策したいのですが、時刻は15時30分。国宝の瑞龍寺にも立ち寄りたいので足早に通りを往復。詰め込みすぎで、いつも(;゚ロ゚)(;゚ロ゚)な旅をしています
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急いで高岡城の駐車場に戻って瑞龍寺へ。車のナビのルート案内が微妙にずれていて焦りましたが、何とか16時30分に到着(拝観は17時まで)。逆光ですが総門は重要文化財
瑞龍寺 寺・神社・教会
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御車山会館で購入した「高岡市内観光施設共通クーポン」(700円)を使って拝観。クーポンは5枚綴り。ただ各施設2枚、もしくは3枚必要なので追加購入しなければ入場できるのは2つになります。有効期限は2日間
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ちょうど日暮れ時で逆光になってしまう。国宝の仏殿は1659年(万治2年)の竣工
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こちらは禅堂。座禅を組んで心を鍛えましょうか
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禅堂から眺める山門。こちらも国宝で現在の門は1820年(文政3年)竣工
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少し陽が雲で陰ったので正面から仏殿
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拝観時間終了が迫っているので駆け足で境内を廻ります
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大伽藍を囲む周囲約300mの回廊も重要文化財
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こちらの法堂も国宝で1655年(明暦元年)の建立
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こちらは加賀藩にゆかりのある人たちを祀る石廟。手前から前田利長、前田利家、織田信長、同室正覚院、織田信忠
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大庫裏(重要文化財)
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17時になるので引き上げます。瑞龍寺は加賀前田家3代目当主前田利常によって建てられた富山県では唯一の国宝とのこと。禅寺らしい雰囲気が漂っていました
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こちらは送迎バス利長君号。近隣なら無料送迎してくれるそうです。運転席には「ドラえもん」
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さて、この日最後の観光でやってきたのは高岡おとぎの森公園。ここには漫画やアニメでよく見る「ドラえもんの空き地」があります。のび太くん、ドラえもん、こんにちは(^0^)
高岡おとぎの森公園 公園・植物園
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こちらはドラえもん日時計。日が雲に隠れているのが残念
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ここは約11ヘクタールとかなり広い公園で、広々とした芝生の広場や遊具、バラ園などいろいろあります。時間が時間なので子どもたちはあまりいませんが
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本日の宿は氷見の温泉民宿の「和風温泉元湯 叶」。じゃらんで予約して素泊まり5600円
ひみ栄和温泉元湯 民宿 叶 宿・ホテル
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ともかく、汗もかいたし温泉で疲れを癒やします
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さて夕飯を食べようか。予約した時には気づかなかったのですが、この宿は少し氷見の中心から外れているんです。車なら問題ないけど、やっぱり海の幸をアルコールと一緒に楽しみたい。宿に近いすし屋は定休日というので、ちょっくら距離はあるけど歩こうか。しかし、考えが甘かった。この時期、既に富山県の飲食店への要請は終わっていたのですが、午後8時を過ぎて開いている店がまるでない。散々さまよい、もうコンビニ飯しかないか、と諦めかけたところで「営業中」の幟が。助かったあ
やうち グルメ・レストラン
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大将に聞いてみると「ほかの店は週末から開けるんじゃないか」とのこと。観光客も少ないから、遅くまで開けていてもメリットがあまりない。「生ビールとかも、無駄になっちゃうし」とおかみさん。後で知ったのだけれども、富山県は営業短縮する店に9月末まで県独自の支援金を出していたらしい。客がいないなら、店を閉めて補助金もらった方がいい、と考える人が多いのも納得。多くの店が家族経営だろうし。でも、補助金って税金だから、いつかは回収されるんだけどね。まあ、とりあえず夕食難民にならずにすんだ。美味しい海の幸をいただきましょう。まずは刺身ですね
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日本海のネタの寿司に舌鼓
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最後は特製のあら汁でごちそうさま
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