2022/04/04 - 2022/04/05
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ryujiさん
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高岡の旅も二日目となりました。 昨日は充実した時を過ごすことが出来ました。 本日も悔いのない旅ができればと願っています。
高岡市と言えば「大伴家持公」、至る所に彼の足跡を辿ることができます。 家持が越中で過ごした5年間の足跡を追い求めたいと考えています。これらをメインに、旅行記の投稿を進めればと思っています。
(写真・万葉歴史館入り口・家持夫婦像)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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高岡の旅、2日目の日程。
1・早朝に雨晴海岸の道の駅へ行く。
2・国宝の瑞龍寺に参拝。
3・伏木地区を自転車で観光。
4・高岡古城公園を散策。
5・高岡駅の周辺を散策。
(写真・瑞龍寺の仏殿 高岡市) -
翌4月5日の早朝、小生はホテルを出る。 再び雨晴海岸(あまはらしかいがん)へ出発となった。
(写真・我が宿拍のホテル) -
早朝の高岡駅南口。 出発時のホテル前からの写真。
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氷見線高岡駅のプラットホーム。 AM6:00頃、始発に乗り込む。
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到着後、氷見方面の景観。 今日は、空が全体的に薄曇りの様だ。
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同上。 義経社を見る。
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昨日と同様のアングルで。 昨日の写真と比べると何とも言葉にならない。
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同上。
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同様に。
小生の感想。 今日はいまひとつパッとしない、昨日の感動はどこへやらと言ったところです。 赤く染まった立山連峰をイメージした思いが大きかった様だ、でもこれはこれでよかった。 納得した?小生でした。
気を取り直して、さぁ~帰ろうかな。 ホテルでの朝食バイキングとしましょう。 -
ホテルへ戻る AM8:00頃。 ホテルのレストランの様子。
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朝食として充分に満足でした。
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ホテルのチェックアウトを終えて瑞龍寺へ行こう。 ここから徒歩圏内(10分程) 空は晴れてきた様だ、健康には歩くに限る。
この高岡にゆかりがあるという前田利長公がお迎えの様だ。 小生は詳しくないが、確か?利家の嫡男で前田家の二代目です。
(写真・総門近くの前田利長公の像) -
早朝の雨晴海岸と違って天気が回復し青空になった。
瑞龍寺へ遣ってきました。 一列に並んだ最初は総門(重要文化財)です。 確か禅寺では表門としてあるとか?。 この左手側で500円の拝観料金を払う。
(写真・瑞龍寺の総門 高岡市) -
瑞龍寺伽藍の配置図。
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続いて現れたのが山門(国宝)です。
現在の山門は、棟梁山上家二十四代善右衛門?順によって1820年(文政3年)に竣工しました。 軒の出が深く、禅宗寺院の山門の中でも傑出した美しさがあります。
(写真・瑞龍寺の山門 高岡市) -
美しい山門にウットリ!、もう一枚をGET。
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同上。
写真枠いっぱいに撮る。 -
同上。
最期はパノラマ風に撮ってみました。 -
同上。
山門を大きく写す。 左右には仁王像を見る。 構えた姿は違うが、双方ともにとても力強い。 -
左側の仁王像を写真に。
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山門をくぐると次は?。
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これが仏殿(国宝)です。
この仏殿は、山上善右衛門嘉広によって1659年(万治2年)に建立されたことが判っています。 仏殿で特筆すべき点は、屋根です。 鉛版で葺かれた屋根は、全国的に見ても石川県にある金沢城の石川門とここ瑞龍寺の仏門だけです。
(写真・瑞龍寺の仏殿 高岡市)
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同上。
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同上。
瑞龍寺を見ての感想。 総門、山門、仏殿と順番に見てきたが、いずれも壮大にして美しい!。 写真を撮る側としては、今日は青空で建物との対比がよかった。
写真を撮ってから気づいた事ですが、下部に影が黒くなり残念だ。 朝の撮影で、山門の影がまともに写ってしまったようです。 -
一度出直してから撮った仏殿。
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再び、昨日同様に伏木駅にきました。 又自転車を借りて、まずは万葉歴史館へ行こう。
(写真・伏木駅の待合室) -
大伴家持公の歌碑。
国道415号の万葉歴史館口の交差点の所にありました、それがこの歌碑(写真)。そういえば昨日に行った、伏木万葉大橋で同じ和歌の歌碑を写真を撮りました。 -
それがこの写真です。 チョットだけ右手に見えた立山連峰!。 (巻17ー4004 立山に・・・・・)
大伴家持公が見たという、夏の立山連峰!。 1300年の時を超え、小生も見て感慨深いものがあります。(夏と春の違いがある) 今も昔も変わらない自然の美しさを・・・・・・、家持公と思いを共有できた?小生です。 -
万葉歴史館の手前にあった立て看板。 万葉歴史館を中心に、越中一宮の名所旧跡が六点ありました。
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万葉歴史館へ着きました。 今回の旅で是非訪れたいと思っていた館です。玄関の入り口には、家持公夫婦が私を迎え入れてくれました。 家持公ゆかりの地、高岡市にふさわしい演出に心和む思いです。
(写真・万葉歴史館の家持公夫婦像 高岡市) -
館内にある「春の庭」を散策。
(写真・「春の庭・梅の花 」高岡市) -
同上。 美しい庭園だ!。 こうした中をゆったりとそぞろ歩きをして、まことに気分のいいものである。
(写真・館内にある「春の庭」 高岡市) -
同上。
(写真・「春の庭」の桃の花 高岡市) -
館内の万葉学習エリア。
(写真・万葉歴史館内 高岡市) -
屋上へ上がる。 屋上の庭園には桜の花が咲いていました。
(写真・万葉歴史館内の屋上 高岡市) -
万葉歴史館は家持公の為に建てられたようなものです。 ここで彼の代表作?(この万葉歴史館の入り口でも紹介された)である和歌を一首紹介したいと思います。
大伴家持(巻19ー4139)
春の園紅匂う。桃の花
下照る道に、出で立つ処女(をとめ)
(写真・光暁寺 高岡市)
春の庭、そこに紅色に咲き出した桃の花、その木陰が、明らかに輝いている道に、家を出て立っている娘よ。
斎藤茂吉著の「万葉秀歌」より
大陸渡来の桃花に応じて、また何となく志那の指摘感覚があり、美麗にして濃厚な感じのする歌である。 こうゆう一首の構成であるから「出で立つをとめ」と名詞止にして、堅く沿えたのも一つの工夫であったであろう。 -
歌人大伴家持公について。
彼の作品は、長歌・短歌など合計472首が「万葉集」に収められており、「万葉集」全体の1割を超えている。 このことから家持が「万葉集」の編纂に拘わったと考えられている。「万葉集」巻十七~巻二十は私歌集の感がある。
万葉集の最後は天平宝字3年(759年)正月の「新しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重げ 吉 事(よごと)」(巻20ー4516)である。
大伴家持公に私からもう一押しを。
自身は少なからず万葉集を愛読していますが、まさに巻17~20は家持作品の独断場です。 その事を思えば万葉集の集大成をし得た人は、彼以外には絶対に考えられません。 これは是非加えさせて頂きます。
(写真・かぎろひの里 桃の花 宇陀市)
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白い色の桃の花。
万葉歴史館の「春の庭」で見つけました。 小生は桜かな?と思いましたが、花びらの先が明らかに違う様です。
(写真・万葉歴史館 桃の花 高岡市) -
この和歌での乙女は誰?・・・小生は思う。
家持さんの奥様(坂上大嬢)では?。 家持公の研究者及び万葉愛好家の間では、乙女=坂上大嬢が多く支持されています。 艶やかな桃の花に対比する雅やかな乙女何んて、この越中国の片田舎にいるはずない。 都育ちの美女坂上大嬢が最も納得のいく理由です。
他の意見として、家持公の空想・幻影で実際に乙女は存在しなかった?。 家持公の見た乙女は、脳裏に現れた桃の精霊ではと言われています。
小生は、和歌の「をとめ」で(既婚者でない)ある上で異見であります。 赴任先で出会った可愛い少女(身にまとった衣装が粗末でも)の方が絵になる、そうありたいと願う小生です。
(註・この写真で見た坂上大嬢の像から、和歌の少女は彼女になっています) -
和歌の作られた経緯。
天平十八年(746年・家持28歳)陰暦3月、家持が越中の国守として赴任していた頃の作品です。 この歌は雪国の遅い春の中、美しい風景・「桃の花」と「少女」を取り合わせたものです。 色彩豊かで美しい絵画的な歌と絶賛されています。
この和歌の私の感想。
数多い(家持の472首)万葉集の中で、彼のどの歌を選べば?。大変苦慮してしまいました。 見方を変えれば知らない歌ばかりの私です。 以前より知っていた「春の園・・・・・」です。
写真は、10年前(2012.10)にどうしても見たかったので、この歌碑を見に春日井市(愛知県)まで行って来ました。
(写真・緑道「万葉の小道」春日井市)
家持公が見た、やさしくもほのぼのとした情景が目に浮かんできます。 私の一押し和歌です。
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正法寺。
万葉歴史館より南に400m程の所にありました。 1932年に開創された新しいお寺あるが、裏山に四国八十八ヶ所霊場の写し石仏が安置され、お砂踏みが設けてある。
(写真・正法寺の参道 高岡市) -
同上。
(写真・正法寺の本堂 高岡市) -
正法寺の本堂前・玉輪塔のとなりで歌碑を見つけました。
(巻3-395 筑摩野に生ふる紫・・・) 家持公が十代の頃、恋人?だった笠郎女の和歌。
(写真・笠郎女の歌碑 高岡市) -
如意の渡。 義経と弁慶の像。
伏木駅まで戻っていました。この駅の前で見た「如意の渡」。 昨日渡った伏木万葉大橋(以前この所にあった?)が出来たために、ここへお引越しになったようです、無くなってしまった渡し場は御用済みで。 -
高岡古城公園へきました。 昨日と同様に素晴らしい天候です。まずは、お堀と桜をカメラに収める。
(写真・古城公園 高岡市) -
この古城公園はとても大きい!、一周りすると1時間では無理の様だ。
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前田利長公の像。
ここにも利長公、こちらは馬に乗っての像です。 -
瑞龍前田公遺徳碑。
見頃としては、6~7分咲きというところでしょうか。 でも、桜とのコラボが素敵でした。 -
広~い公園だ。 瑞龍前田公遺徳碑あんなに小さい!。
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古城公園内の景観。
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朝陽橋へきました。
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古城公園のフォトスポット、中の島の休憩所と噴水。
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同上。
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公園の景観。 桜の咲く公園はステキ!。
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同上。
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この時期桜の名所であり、美しい水郷公園でもある。
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駐春橋の桜。
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高岡駅の北口へ戻っててきました。
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駅前広場北西の一角に見た「大伴家持公と二人の乙女」の銅像。
おそらくは、高岡の旅(1)で扱った(巻19-4143 もののふの・・・)をイメージした場面であろう。(銅像の下に記された和歌より、そうではないかと思います) -
高岡の旅(2)の終わりに。
2日目の日程も無事に終えて、高岡駅北口を物見遊山。 名古屋駅行きの高速バスの出発時間まで余裕がある。
家持公像の前にて我思う。
大伴家持公は、天平18年(756年・28歳)から5年間、越中の国守として赴任する。彼の万葉集(472首)の内、半数近くの223首がこの地で詠まれました。 美しい越中国の景観や自然・四季折々の草花等、そしてこの地の人情と、その環境に溶け込んでいったのであろう。 煩わしい平城京の生活と違って、文人家持の人生の中で最も充実した年月であったと思います。
-高岡の旅(2)終わりー
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この旅行記へのコメント (6)
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- 164-165さん 2022/08/21 09:33:24
- 近くても知らない街
- ryujiさん こんにちは。ご無沙汰しております。時々、旅行記は拝見していました。
高岡は生まれ故郷からは比較的近かったので、小学校の旅行等で何回か行きましたが、
大伴家持は全く名前が出ませんでした。今でも関心は少なく、勉強不足です。
前田利長公は加賀百万石の2代目と言うことで名前だけは知ってはいました。
瑞龍寺ももちろん知らなかったですが、鉛の屋根葺きは「へェ~」でした。
近くても知らない街でした。
【164-165】
- ryujiさん からの返信 2022/08/21 16:29:14
- RE: 近くても知らない街
- こんにちは、164-165さん。 こちらこそご無沙汰しております。 時折の旅行記の拝見のみで失礼をしておりました。
164-165さんは富山県のご出身なんですね。 家持公の旅行記を見て頂きありがとうございます。 このお方の関心度ですが、知ってはいましたが私もそれ程でもありませんでした。 フォートラのお仲間(女性)に触発されたと言いますか、家持公にハマってしまった次第です。
高岡市は、前田利家・利長公の加賀百万石の方がメジャーのようですね。 私は、戦国時代(中世)より古代の方に興味があります。 そんな事で、高岡市の旅行記を投稿するに至りました。
書き込みを頂きありがとうございます。
ryuji
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- 前日光さん 2022/04/29 13:51:45
- 家持と越中
- ryujiさん、こんにちは。
家持の越中、「高岡の旅(1)」に続いて、拝見させていただきました。
私もここの万葉歴史館や瑞龍寺は、訪れたことがあります。
もう10年以上前ですが、次の旅行記がそうです。
↓
https://4travel.jp/travelogue/10474296
よろしかったら、ご覧になってください。
さて家持の「春の苑。。。」の歌ですが、私は妻の大嬢が久しぶりに都から越中にやって来た感動を歌ったと学びましたが、確かに妻ではない方がロマンティックですよね?
あるいは当時の唐好みによって、想像上の唐風の乙女だったとも考えられるような?
何か、絵に描いたような風景ですよね。
春の苑、桃の花の紅、その下に立つ乙女、「鳥毛立女屏風」が連想されます。
何はともあれ、この歌が家持の一大傑作であることは間違いありません。
個人的には「もののふの 八十乙女らが。。。」の歌はとても好きです。
家持の越中時代の歌は、本当に優れたものが多いですよね?
でも私は、家持がもっと政治的にもうらぶれて、「この憂鬱な思いは、歌に非ずは払い難きのみ」と言って詠んだ
「うらうらに 照れる春日に ひばりあがり 心悲しも ひとりし思へば」
とか
「春の野に 霞たなびき うら悲し この夕影に うぐひす鳴くも」
とか
「わが宿の いささむら竹 吹く風の 音のかそけき この夕べかも」
なんかは、より好きな歌たちです。
万葉歴史館は、私が行った10年以上前よりも、さらに充実した展示になっていますね。
越中の家持、いろいろなお写真を見せていただき、とても懐かしい気分になりました。
ありがとうございます<(_ _)>
前日光
- ryujiさん からの返信 2022/04/29 22:05:51
- RE: 家持と越中
こんばんは、前日光さん
この度は、小生の旅行記を見て頂きありがとうございます。 いやぁ〜、ちょっと恥ずかしい思いです。 何と言っても、大伴家持公と云えば前日光さんですから。 でも、あたたかきコメントに嬉しく拝見しました。
「春の園・・・・」の歌の乙女は大嬢でしたか。 小生は、疑いもなくPR(宣伝)上の作成物だと思っていました。 小生独自の考えですが、夫婦では余りにも歌が新鮮に欠けると。 この旅の前後で、家持公に関するお勉強をそれなりに頑張りました。 そして和歌の方も二十首程覚えることが出来たと思っています。
そのひとつが「もののふの」です。 これは小生にとっては大きな衝撃でした。 歌碑を眺めて、家持公の心情に触れた?思いに喜びを、そして彼を好きになった事は間違いありません。
前日光さんの好きな家持公の三首を挙げて頂きありがとうございます。 「我が宿の・・・」、これは昔より知っていて、小生の最も好きな和歌です。 5月には、この和歌を小生のスタイルで投稿予定です。 そしてこれもお勉強の一旦ですが、「家持春愁の三首」のひとつのようです。 (前日光さんは人が悪い!、小生は上二段は覚えたばかりの歌「二十首程の」ですが、それとなく「春愁の三首」を並べて、心憎い技です)
やはり、10年以上前に万葉歴史館へ行かれてましたか。 知りませんでした、早速ですが見させて頂きます。
小生より前日光さんに一言。 大伴家持公は、素晴らしい人生を送った人物です。
改めて、コメントを頂けた事に感謝します。
ryuji
-
- masamimさん 2022/04/14 22:15:12
- 続きの富山の旅行記も興味津々でしたね・・
- ryujiさんこんばんは!masamimです。
越中国主に任じられたんですから、
家持が富山県ゆかりの歌人というのは分かります。
しかし、
家持が5年間に越中の地で詠んだ歌が220余首あるとしても、
万葉歌碑があちらこちらに建ってるって・・
さらに、
二上山の頂上近くに銅像が立ってたり、
富山銘菓の家餅(やかもち)があったり、
万葉歴史館の玄関では、家持公夫婦が迎え入れてくれる^^
館内にはいっぱいのイラストや親近感いっぱいのキャラクターがあったりと・・
万葉集全体の一割を超える詩を詠んだ家持が、
万葉集編纂の中心にいたすごい歌人だったことは分かります。
でも、なんでこの地でこんなに慕われてるんでしょう?
やっぱり、万葉のイメージや家持のポテンシャルを利用した地域起こしの一環なのかなぁ・・
>家持が越中で過ごした5年間の足跡を追い求めたい
いいですね・・
ryujiさんの足跡を辿らせてもらって、
私のこの目でも、いや五感全体で確認してきたいと思います。
あと、前田利家と利長のことも気になりますね・・
- ryujiさん からの返信 2022/04/15 15:09:49
- RE: またまた旅行記にコメントを頂きありがとうございます・・
- こんにちは、masamimさん。
第二弾の「高岡の旅」にもお立ち寄り頂きありがとうございます。そうなんです、家持公は富山県にとってなくてはならないお方のようです。 越中の国守として五年間を過ごされ、今なお親しみをもって県民に引き継がれているのを感じました。
おっしゃる通り、彼の歌(万葉集)の約半数近くの220首がこの越中で詠まれました。街のいたる所で歌碑に出会いました。
>
二上山にある大きな銅像は是非とも見たかったのですが・・・・、この老い体では、諦めざるを得ませんでした。 万葉歴史館はよかったのひと言に尽きます。 富山の銘菓の「家餅」ねぇ〜、ダジャレかな?これは初めて知りました。
472首ですよ、凄い!偉人と言ってもいいでしょう。 平城京に戻られてからの編纂、その大作業は如何ばかりかと察します。 彼は、政治的には思うようにならなかったかもしれません。 しかし万葉集編纂に関しては、一目も二目も藤原氏は置いた、置かざるをえなかったでしょう。 私は思う、「これだけは絶対に自分が」という苦悩の中にも力強さを。
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旅行記でも述べましたが、彼が最も充実した5年間の年月だと思います。私が性格を察するに、情緒・ニュアンスが分かる心優しい人。 そんなふうに思います。 1300年経った今なお、富山県民に親しまれている所以と考えます。
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改めて、高岡の旅(2)を見て頂きありがとうございます。
ryuji
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