はじめての建長寺

2021/09/27 - 2021/09/27

いつも素通りしていた建長寺、何故か大き過ぎて（いきなり駐車場が大きくて）後回しに。
コロナが少し下火になったので、お詣りを決めた。

エリア 鎌倉(神奈川)

北鎌倉で下車し,お気に入りの円覚寺を横目に１キロ先の建長寺をめざした。
まだ１０時前のせいか人影もまばら、天気はまあまあ。
涼しいと思っていたが歩くと暑くて上着は脱いだ。
たった１キロだ、がんばろう！

円覚寺はまた今度！
ここは植物がたくさんありプラスアルファの散策が楽しめる。

ゆっくり行きましょう♪

途中の店は殆んどが閉店状態。
まだ１０時前だからか。

建長寺に到着。

奥行きがありそう。
ゆっくり散策しよう！

少し曇ってきた。
５００円拝観料をお支払い。

趣のある参道。
冬枯れの感だがスッキリして気持ちの良い風景だ。

萩の花、みつけた。
これだけまとまると豪華。

三門

五百羅漢などを楼上に安置しその下を通ると心が清浄になることを
祈念しているとか。

禅寺を象徴するビャクシンの大木、
幾度かの火災を生き抜いてきた7本の古木のうちの一本だそうだ。
禅寺では良く見かける樹木だ。

唐門、やっぱり重厚な気配。

桃山風向唐破風、
増上寺で二代将軍秀忠の妻、お江の霊屋の門として建立され後に
こちらに寄進された。

貴賓を応接するための禅寺を象徴する庭園、
半僧坊の山を借景とする庭、華やかではないがその分
色々な事を想像させてくれる。

さあ。前進、素敵な風景、

この花、なんだっけ？
調べましょう！

あっ、秋明菊だ！

歩き進むと竹林が。
脇の方に“虫塚”と。
２０１５年に養老孟司氏が命を奪われた昆虫を供養する
ための慰霊碑だそうだ。　珍しい。
虫のようなオブジェも　クワガタ？

見晴らしの良い所まで行ってみよう！
ちょうど１組のカップルがいたので、後を追う形で登る。
ひとりだとちょっとさみしいくらい静か。

高尾山みたい！
半僧坊に仕える天狗像が１２対、
後ろに見える真殿で御祈祷が行われる。
結構登った。

やっと展望台！

仏殿、法堂もずいぶん下の方に見える。

鎌倉の街と海、小さく灯台も。

汗をかきかき登ったがここまで来て良かった。
もっと登れば天園ハイキングコースへ。
今日はハイキングの装備ではないので、降りましょう。

禅寺なのでシンプル感はあるがそれが気持ちを清々しくしてくれる。
見晴らしの良いところもあり十分楽しめた。
しかし階段は甘くなかった。
次回は心して来よう。

北鎌倉へ戻る途中の　“去来庵”さんへ。
コロナ禍でシチューは、提供されないが軽食はできると
いうのでおじゃますることに。

奥の座敷に通され一人占めの空間。

敬愛と書いてあるそうだ。
読めなかった。

懐かしい蚊やり、風情があるな。
香りにも癒される。

みどりいっぱいのお庭、花より木がメインのようだ

軽い昼食、
手づくりマヨネーズで作ったたまごトースト
パンとバターの香りもバッチリ、
美味しかった！
空腹と心地よい疲労も手伝ってくれたが。

デザートはプリン、
カラメルタップリだが薄味でじゃませず、おいしかった。

ごちそうさまでした。

北鎌倉から帰途へ。

まだ時間はたっぷりあるが建長寺だけの記憶を
とどめたので、今日はここまで、
贅沢？な旅