2021/08/21 - 2021/08/22
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Matt Yさん
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金曜日の夜の段階で、週末どこ行こうというわけで、天気が良さげな北海道へ。千歳以外でレンタカーが取れるところ、という消去法で女満別に行くことに。
ラッキーなことに通常より少ないマイル数で行ける「とく旅マイル」が適用になりました。が、元々がハイシーズン期間なので往復12,000マイルと全然「とく」旅マイルではなかったけど、平時を思えばこれでもまだお得。
ということでたまたま前日東銀座のホテルにお籠りしていたせいもあり、羽田7:00と早朝の便でいざ女満別へ。
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朝一の7時の便。家からだったら乗ろうとのモチベーションがわかない時間のフライトですが、たまたま用事があって東銀座に前泊していたこともあり、なんとか間に合いました。
東銀座まで徒歩5分、羽田まではそこから一本で行けますが、案外時間がかかるものです。ヴィアイン東銀座 宿・ホテル
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遅れることなくチェックインし、オキドメの飛行機に乗り込みます。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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ほぼ雲に覆われ景色が楽しめませんでしたが、着陸直前に左手の綺麗な山に一目惚れ。地図を見ると雌阿寒岳ということで、今回はノープランだったこともあり、見に行く行くことに。
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女満別空港に到着です。
女満別空港 空港
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この空港は2回目。
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welcomeサイン@女満別空港
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今回利用したのは日産レンタカー。あてがわれたのはマーチ。
営業所は空港から道を挟んですぐで徒歩2分ほど。
しかし送迎車に案内されてから出発するまでやたら時間がかかり(10分ほど待たされた)、それなら歩いた方が早いし、折角セルフチェックインで手続きしたにもかかわらず、結局セルフチェックインをしてない場合と同じ手続きをさせられ、セルフチェックインの意味なし。
この営業所あまり「でき」が良くない印象。日産レンタカー 女満別空港店 乗り物
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気を取り直して、まずは空港すぐ近く、滑走路北端のひまわり畑へやってきました。
ここのひまわりは背が低いので「ひまわりが咲いている!」感(笑)はあまりないのですが、背の低い分背景と絡めた写真は撮りやすくなっています。
既にピークは過ぎて半分くらいの花は終わっていましたが、うまくまだ咲いているところを選べばそれなりに見られます。 -
ほんの少し待っていると、自分が羽田から乗ってきた機材が折り返して離陸する時間に。
着陸時には南から北に降りたのに、風向きが変わったか北から南に離陸することになってしまいました。ひまわり畑を越えて離陸する姿が見たかったのに、ちょっと残念。 -
15分差でJALも離陸して行きました。
同じ737ですが、短い737-700の後で見ると標準型の800が大きく見えました。
と、名前を呼ばれたので見てみると、びっくり!友達がいました。旅先で偶然人に会うと嬉しさ倍増です。 -
さてJAL機をお見送りした後は、お腹が空いたのと、お昼を食べられる場所がこの先あまりないと思い、空港に戻ってターミナル2階のレストランで豚丼をいただきました。
村一番 女満別空港店 グルメ・レストラン
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お腹が満ちたところで、さっき機内で一目惚れした雌阿寒岳目指して、美幌の街を抜けて国道240号線を行きます。
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ちょっと運転疲れたな、と思ったところにあった道の駅あいおいにピットイン。
道の駅 あいおい 道の駅
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ソフトクリームと
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名物というクマヤキをいただきます。たい焼きの形変わっただけバージョンのような気もしますが。
気持ち良い天気なので木下で少しだけお昼寝。 -
もともとここに相生線の北見相生駅があったようで、ディーゼルカーや客車が展示されていました。
相生鉄道公園 公園・植物園
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除雪鉄道車両も北海道ならでは。活躍しているところを見たことはないけど。
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旧北見相生駅舎。
鉄道好きな私でもこの路線は知らなかった。1985年に廃止... -
道の駅でリフレッシュした後1時間で、雌阿寒岳を見晴らせる湖、オンネトーに到着。
オンネトー 自然・景勝地
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湖畔沿いに3箇所車を停められるところがありこれは一番奥のもの。(一つ前の真ん中のもの)
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案内されていたハイキングトレイルの中で一番お手軽と思われるオンネトー湯の滝コースを歩いてみます。
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平坦で私向きだったのですが
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森林浴と思えば良いですが眺望はなかったので、湖の周りを歩くコースにすればよかったかな?と少し後悔
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とは言いつつ
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花も綺麗に咲いており、楽しめました。
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25分ほど歩いて到着したオンネトー湯の滝の周りは芝生になっており、滝を眺めながら一休み。
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現在進行形でマンガンが再生されているそうで、崖の岩は黒く覆われています。
オンネトー湯の滝 自然・景勝地
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奥に別の滝が見えたので橋を渡ってみるとその先で封鎖されていました。なーんだ、と思った瞬間手元が狂ってスマホが滝の落ちた後の川へ。
小川程度の流れだったので、すぐ拾うことができましたが、マンガンになる基の黒い苔のようなものはヘドロ状で、後で汚れを取るのも大変でした。 -
もう1箇所トレイルを歩こう、というわけで真ん中の駐車場から展望台コースを歩いてみます。
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結構急な坂を登って行きます。
オッサン、汗だく。 -
息が上がりましたが、やっと着いた展望台。
うーん、確かにオンネトーの湖が下に見えるけど、それほど「展望」が良いわけでもない気が。 -
ここで休むことを拒否する、手入れされていない椅子とテーブルに別れを告げてトレイルを下ります。
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湖畔はなんかホッとする空気が有ります。この辺りの湖それほど回ったわけでは無いけど、結構お気に入り。
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湖畔の空気を満喫した後はすぐ近くの野中温泉へ。
硫黄臭がする白濁した温泉らしい温泉で、内湯は熱すぎでしたが露天がちょうど気持ち良い湯加減で、生き返る感じがして幸せ。山の宿 野中温泉 宿・ホテル
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温泉を満喫した後は阿寒湖方面へ車を走らせ
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阿寒湖湖畔を散策。
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ベースの景色は良いのに、そこにそれ建てるかなというような景観を無視してなんか乱開発したような、昭和な温泉街といったた感じがしたので、正直あまり好みではなかったです。
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夕方も近くなったので、今宵の宿に向かうべく向かいます。
今日予約した宿は19時までに着いて欲しいと言われたので。 -
北見市内を通り抜け
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道道655号線で峠を超えてサロマ湖方面へ。
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今宵の宿、さろまにあんに到着。ドミトリーが中心の宿ですが、個室も空いていました。
旅人宿 さろまにあん 宿・ホテル
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宿代は2食付きで6500円なのですが、佐呂間町の商工会から、宿泊振興のため町内で使える2000円のクーポンがもらえたので、かなりお得感あります。
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食事は19時の定時に同宿者一堂に会していただきます。
本日のメニュー -
伝統的な旅館の夕食と比べると、量はやや足りない感はあるけど、美味しかったです。
食後はお茶会と称した談話会。楽しい話題に盛り上がりました。時節柄お察しください...だけど、やはり人と人の触れ合いがある宿っていいですよね。 -
昨晩おしゃべりした共用スペース。
こういう宿って当たり外れというか合う合わないってあるけど、ここは私には当たりの宿でした。 -
さろまにあん外観。出発する人がいるたびにお見送りしてくれます。
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身軽なチャリダーさんをお見送り。
驚くほど荷物が少なくて、しかも稚内から南下してきたそうで二重にびっくり。1日100キロほど走るそうです。20キロ毎くらいにセイコーマートがあるので、途中ピットインしながら来たとか。
自分もこの後お見送りしてもらい出発 -
今回のテーマに「サロマ湖を回る」というのを(取ってつけて)掲げたので、湖の行けるところを周回していこうと思います。
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というわけで、宿からいちばん手前にある散策スポットであるキムアネップ岬へ。
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木道や湖岸を散策しました。
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サロマ湖って日本で3番目に大きな湖であるにもかかわらず、スター性が薄いというか、イマイチ観光地として地味が気がします。
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サンゴ草の群生地もあったので覗いてみます。
こういう看板系はどうしても記録しておきたくなる質なんです。 -
サンゴ草の群生地は、規模も小さい上ようやく色づく気配が出た来たレベル。
キムアネップ岬 自然・景勝地
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ハマナスも少しだけ咲いていました。
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続いて、かなり長い距離の未舗装路を(しかも煽られた。未舗装路はブレーキが効かないからスピード出したら危ないんだってば)登った先のサロマ湖展望台へ
サロマ湖展望台 名所・史跡
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晴れた日は知床連山まで見えるとのことでしたが、晴れているにもかかわらず視程はそれほどでもなく見えませんでした。今年の北海道はシベリアの山火事の影響か、空が霞んで見えてしまう影響かもしれません。
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西側方面
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展望台の後はクーポン消費とお昼ご飯でも食べようと道の駅へ。
道の駅 サロマ湖 道の駅
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そんなに時間がかかるものとは思えないメニューばかりなのに、出てくるまでにやたら時間がかかりましたが、豚丼、タコの唐揚げ、ホタテ焼きいずれも美味しかったです。
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道の駅の裏にはポニーも飼われており癒されました。
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サロマ湖を時計回りに周回してみます。
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初日に寄った相生の道の駅もそうでしたが、北海道の廃止となった線の駅はこういった「交通公園」と称して駅の跡地や車両を保存しているところが結構あるのです。ここもその一つ。
湧別町計呂地交通公園 公園・植物園
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1923年ベルギー製のレールが残っている旨の案内。1923年の時点でもレール輸入していたんですね。
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閉館していましたが、外から資料室となっている内部を覗き込みました。
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この時代の客車には実体験としては乗ったことないのですが、ブドウ色の客車って絵になりますよね。
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内部には入れなかったけどデッキから覗いてみました。
なんか「汽車旅」って感じの雰囲気ですよね。 -
車両展示の奥の方にサンゴ草の群生地の案内があったので木道を歩いて行ってみました。
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確かに生えているね、というレベルでしたが赤くなった頃はどんな風に見えるでしょう。
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誰もいなくて静かな、爽やかな空間で、昼寝がしたくなりました。
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芭露などの街を過ぎて、サロマ湖の周りの国道を進みますが案外湖面が見えるところは少ないです。
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本土というか、陸地の土地の部分一回りし、湖が海に口を開いている湖口を目指して、砂嘴の上を走る道を行きますが、海側は防風林が植えられていてあまり海岸すぐ近くを走っているという実感は沸きません。
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サロマ湖は元々は海の湾だったのが、陸繋砂嘴により封鎖された汽水湖ですが、人為的に湖口が開けられている先まで行ってみたかったので、その先っちょまで来てみました。
しかし湖口のだいぶ手前で通行止めとなっており、実際の湖口までは結構歩く必要があり、アッサリ計画断念して、この展望台から見るだけにさておき、引き返すことにしました。龍宮台展望台 名所・史跡
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オホーツク海、水は綺麗で、海水浴場ということになっているので、泳ごうと思えば泳げますが、
龍宮台展望台 名所・史跡
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水温は冷たく、水に入る気にはなりませんでした。
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湖口とは反対側の方向のオホーツク海
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砂嘴の上から見た湖水。
オホーツク海側と違って穏やかな水面でのどかです。
今は湖のこちら側に湖口がありますが、かつてはもっと網走寄りに有り、海水の流水量もあまりなかったそうですが、今はこちら側を切り拓き、海水の流入量も増えたことから帆立の養殖が盛んになった、と案内板に書いてありました。 -
サロマ湖の湖水。
山の姿で何々山と分かるような高い山があるわけではなく、地味な景色ではありますが、なんだかホッとさせられ、のんびりするには良いところでした。 -
網走方面へ引き返し、道の駅で一休み。名前が愛ランド湧別とあったので、なんだろうと思ったら
道の駅 愛ランド湧別 道の駅
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こんなところに遊園地が。
遊園地があったところの隣に道の駅をつくったようで、この名前が。
大変失礼ながら遊園地の廃墟かと思ったら、ちゃんと動いていました。ここで経営成り立つのが不思議。道の駅 愛ランド湧別 道の駅
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サロマ湖一周ミッションは達成したので、女満別空港へ向かうのですが、やや時間があることと、宿でもらった佐呂間町内で使用可能なクーポン消費のために佐呂間町で買い物をしなくてはなりません。
で、佐呂間町はその町の名前に反してサロマ湖沿いにはあまり街や商店がなく、中心部はかなり内陸よりにります。
町唯一のセイコーマートもそちらにあるので湖岸沿いを離れ佐呂間町の中心部へ向かいます。
旧国鉄湧網線もそういう理由か、距離的や線形面では湖岸を走ったほうが良いだろうに、内陸の佐呂間町へVの字に走っています。
というわけで旧佐呂間駅が有り、ここにも旧佐呂間駅の跡地には交通公園が。
この交通公園にはD51と、佐呂間町交通公園 公園・植物園
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郵便車、
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そして最後には車掌車と
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ディーゼル機関車が保存してありました。
佐呂間町交通公園 公園・植物園
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申し訳ないけど全く活気がない佐呂間町中心部。町ハズレのセイコーマートでお土産や夕食とするおにぎりを買い、無事クーポン消費。
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道道103号線を行き、佐呂間町中心部から浜佐呂間の集落を経由して
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サロマ湖を少し眺めて、ワッカ原生花園へ向かいましたが位置を確かめたくらいにして先を急ぎます。
ここはまた次回ですね。 -
常呂町を通り能取湖に出ました。湖の北西角に位置する能取駐車場の近くにもサンゴ草が見られます。
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さらに進んで能取湖の南側のほとりにある卯原内のサンゴ草の群生地へ
卯原内サンゴ草群生地 自然・景勝地
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ようやく色づき始めたという段階。
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すでに綺麗ですが、ピークはどんなかまた来たくなる、そんな余韻を残す状態。 -
一つ一つの草はこんな感じ。
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そのまま網走方面へ走れば良いのですが、もう1箇所、能取岬にもよることにしました。
岬の手前の展望パーキングスポットからの眺め能取岬海岸 自然・景勝地
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そんな感じで能取岬に到着。
能取岬海岸 自然・景勝地
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(当社比)マイナーな岬ですが、なかなか綺麗で気持ちの良いところではないですか!
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遠く知床連山も見られるなど、眺めも雰囲気も最高です。
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西側方面
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一旦網走駅前を通り女満別空港は向かいますが、その手前のキャンプ場の前から、暮れなずむ網走湖。思った以上に良い景色、キャンプはしない軟弱派ですが、キャンプでここに滞在するのは贅沢だなぁと思うのでした。
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最後にメルヘンの丘に寄りましたが、昼間の方が映えますね、正直。
メルヘンの丘 名所・史跡
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レンタカー返却するために給油。女満別空港は空港の通りを挟んだところにレンタカー会社が並び、その並びに昭和シェルのスタンドがあるのですが、このスタンドが周辺と比べてもダントツに安いのです。
普通空港近くのスタンドは熊本空港のようにぼったくりだったりしますが、ここは本当に良心的。 -
レンタカーを返却し、女満別空港に戻ってきました。
営業所では到着便利用者を迎えに行っているので、送迎車は無いので歩いて行けと。実際歩いても、送迎車乗るのと時間は変わらないほど近いけど、この営業所なんか人の当たりが優しくない。日産レンタカー 女満別空港店 乗り物
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ほぼ満席の羽田便に乗ると
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あっという間に川口春奈の出迎えを受け(笑)羽田着。
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出発時のセキュリティのところの絵はいつも注目してますが、バッゲージクレームエリアを出るところにも絵が有ることに(今頃)気づきました。
こちらも注目してみたいと思います。
道東エリアは雰囲気好きなのでまた近いうちに来たいと思います。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
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この旅行記へのコメント (2)
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- Matt Yさん 2021/09/30 08:04:05
- 中標津からだと
- コメントありがとうございます。
次の旅行記も楽しみにして頂いているなんてこれ以上の励みなることはありません。
私もこの雰囲気好きなのでこの後また行っていますしスケジュール的なことで今年は無理ですが、本当は紅葉の時期にも行きたいです。
野付半島、あの形を見ると誰しも行ってみたくなりますよね。私も去年行きました。羽田からの直行便で週末往復しようとすると、14時台発着の23時間滞在、しかも1日目は中途半端に時間がなく2日目も帰りの時間が気になって....となってしまいまうんですよね。
でも一点集中でピンポイントで、なら行けるので、ぜひ狙ってください。天気が良ければ国後島の景色も美しいですし。
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- yuriさん 2021/09/29 19:54:52
- この雰囲気が好き
- Matt Yさん
こんばんは。
道東の、この雰囲気が大好きです。
とく旅マイル、私も絶賛利用中で
今週末は中標津便があったりして・・・
野付半島に行きたいけど、毎回時間的な理由で挫折しております(*´Д`)
引き続きMatt Yさんの旅日記を楽しみにしております。
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