2021/08/10 - 2021/08/12
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トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2021/08/10
2021/08/12
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「夏休みどこ行こうかねえ」
「今年の夏は山形が人気なのよ」
「山形?なんで?」
「出羽三山の丑年御縁年っていって、なんか12年分の御利益があるんだって」
「へー、じゃあ山形行くか」
「東北に行ってみたいと思ってたのよ」
「出羽三山なら、酒田の方から飛島も行けるしね」
「飛島!飛島も一度行ってみたいのよね」
「あれ?そういえば山登りしたことあったっけ?」
「したことない!」
「まあ、僕より脚力あるから、なんとかなるよ」
今年の夏休みは4泊5日で日本海の孤島、飛島と丑年御縁年の羽黒山・湯殿山・月山にお参りしつつ、お饅頭屋さんに立ち寄りながら酒田~鶴岡を回ってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
バタバタバタバタ…
「急いで!バスでちゃうよ。ビリだよ」
「ふー、間に合った!」
およそ夜中の21時30分。
長距離バスの行き交うバスタ新宿が旅の始まりです。
飛島へ向かうフェリーの1便が朝の9時30分。
元々は朝の6時に出るANA便を使って庄内空港に向かう予定でしたが、出発一か月ほど前になってCovid-19の影響による需要減退を理由に急な欠航に。
そこでフェリーの予約を動かすよりは、前日の夜行バスを予約して酒田に移動する方を選んだのでした。バスタ新宿 乗り物
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荷物を渡して、酒田行きのバスに乗り込みます。予約はフェリー乗り場近くの酒田海鮮市場にしていましたが、時間もあるので少し立ち寄りたい所もあるので、その場で庄交バスターミナルに変更します。
「まさか直前にANAが欠航になるとはね」
「夜行バスは久しぶりね」
「そうだね」
「ちゃんと3列シートを予約したから」
「それはいいね。3列と4列は全然違う乗り物だからね」
「前、4列で辛かったからね」 -
色々と夜行バスは利用してきましたが、4列シートだと翌朝体は痛いし、主観ですが帰省ならともかく旅行には厳しいのです。
3列シートの場合は、どーんとリクライニングして足も伸ばせます。シートの座り心地も飛行機や新幹線よりいいくらい。
写真のようにカーテンでバッチリ仕切ってあるのでプライベート感高いです。 -
このバスは、窓もカーテンで閉め切られていて、休憩時も乗客は降りれません。トイレは車内で済ますんだそうです。
ふと目が覚めて携帯でGPSで確認したところ、福島は天栄の辺りを走行中でした。 -
翌朝6時40分。少し予定より遅れて、庄交バスターミナルに到着です。
「んー!着いた!」
「よく寝てたね!」
「そう?そうでもないわよ、眠いもの」
「天気は曇ってるけど、午後から晴れるって」
「ここんところ天気予報ばっかり見てるわね」
「昨日台風来てたからね。フェリー欠航になるかもと思ってね」
「今日は大丈夫なんでしょう?」
「多分ね。朝便がダメでも午後には落ち着くと思うしね」
「まあ天気は大丈夫でしょ、晴れるっていってるよ」
「風と波がね。微妙なんだよ。7時30分に出航か欠航か決めるらしいんだけどね。昨日念のため聞いておいたんだけど、1便も2便も7時30分に決めるらしくて、心配なんだよ」
「そうなんだ」 -
「それで、これからどうしようか。フェリーは9時30分だろ。なんかプランあるんだっけ?」
「任せて。近くに6時から空いてるお店があるのよ。しかも結構な人気店よ」
「へー、じゃあ案内よろしく!」
ターミナルを出て、お店に向かって、朝からガラガラとスーツケースを曳きながら移動をはじめます。 -
移動中に見つけたかわいいマンホール1号。
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さらにかわいいマンホール2号。
ガラガラ引いて10分程。手が痛くなってくる頃、目的のお店につきました。 -
清水製パンさんです。朝6時オープンはパン屋さんならではです。人気のパン屋さんだということで、飛島で食べるお昼ご飯や、小腹がすいた時に摘むものを入手するのに立ち寄りました。
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あたりにいい匂いが立ち込めていて、オープンしているのが分かります。
-
「安い!」
「大きい!」
見るからに普通じゃありません。
特に一際巨大なジャンボ550円という惣菜パンと、卵とポテトサラダのパン250円。甘いものでチョコバナナサンド270円を購入しました。
フルーツサンドなんて、今時600円くらいするのを考えると信じられない安さです。
サンドイッチといえば札幌のサンドリアも凄いと思いましたが、ここはそれ以上のお買い得感かもしれません。
お店のおかあさんに倒さないで横にして持って行きなよ~と励まされながらパンをリュックに入れてお店を後にします。清水製パン 専門店
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お昼もたっぷり調達したので、ガラガラ引いて連絡船とびしまのフェリー乗り場に向かいます。
途中見つけたかわいいシルバーゾーン標識です。 -
歩くこと15分程、連絡船とびしま乗り場のある酒田海鮮市場につきました。
時間は7時30分の少し前。まだ連絡線のホームページも未定の状態です。
まだ誰もいないターミナルの待合室に入って、出航の判断を待ちます。 -
7時30分を回ってもなかなか判断が出ず、7時50分近くになってから1便2便ともに今日の欠航が発表されました。
当日の波予想で飛島周辺1便の時間帯で波の高さで2.3m、2便1.5mの予報でした。職員の方に聞けば、昨日の台風の波が想定以上に残っており、風と波の総合判断とのことです。 -
「え~、欠航だって。どうする?」
「まあ微妙なところだったからね。実はこんなこともあろうかと昨日のうちにレンタカー屋に連絡しておいた。昨日時点で車貸せるって。朝8時から営業してるから連絡したら多分借りられる」
「荷物あるし車がないとね。じゃあ島は一泊にする?」
「そうだね。予報では明日は凪。明後日まではほぼ風も波も無くて、14日から若干荒れるから、その方がいいよ」
「車が借りられたら島から戻って行ってみたかった所を回れるね」
「午後から晴れる予報だけど、台風一過だし予報以上に今日は午後からは天気良くなるはず。陸にいたら風もさほどじゃない。なんでこんないい天気なのに船でないかなって日になるよ」
「じゃあ後はお宿だね」
「さっき買ったパンは予定通りお昼に食べるとして、朝はせっかくだから2階のレストランで海のものをいただいて、食べながら近くの宿を探そう」 -
ウマヅラハギのお刺身とか、酒田名産アンデスメロンとか、卵焼きとか、お刺身盛り合わせで定食を1つ頼んでご飯は嫁と旦那でシェアしました。
新鮮でお魚おいしかったです。アンデスメロンは美味しいんですけど、今はもっといろんな種類がありますので、美味しいより懐かしさが先に立つお味です。とびしま グルメ・レストラン
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恨めしい気持ちで動かない船を眺めます。皮肉にも早くも見ての通りの晴れ模様です。
「明日もここに来るんだから、荷物もあるし、近いホテルがいいよね」
「そうだね。若葉旅館っていう所が近いけど」
「予約入っててダメみたいね」
「うーん、そしたら酒田グリーンホテル、ビジネスホテルだけど」
「食事はどこかに食べに行くとして、そこにしましょう」
「オッケー取れた。とりあえず今晩泊まれるね」
「一安心ね。飛島の方も連絡したわ、船の欠航は仕方がないからキャンセル料も発生しないみたい」
「へー、それは良かった」 -
湾内は静かですし、晴れてはいるんですけど、吹き流しを見るとやっぱり風はだいぶ吹いていますね。
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写真は屋根にいたウミネコさん。ガラガラ引いて行くのも大変なので、ここはタクシーを使ってレンタカー屋さんまで移動します。
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急遽夕方の18時迄お借りしました。荷物を積み込んで今度は車で一旦酒田海鮮市場まで戻ってきます。
「さて、どうする?」
「酒田市内で気になった場所はメモってあるわよ。まずは東根菓子舗」
「お饅頭屋さんだね」
「それとオランダせんべいファクトリー、工場見学ができるみたいでぜひ見たいわ」
「僕はせっかくだから鳥海山側で行きにくかった丸池様と、後は鶴岡のほうにある由良ビーチなら島があって波も静かみたいだし、晴れるならいってみたいかな」
「地図だとせんべいファクトリーからビーチね」
「結果的に行く日程が取れないかなと思ってたところに余裕持っていけるようになったから、欠航でよかったのかもね」
「そうね!」 -
さっそくすぐ近くの最上川の堤防沿いにある酒田米菓のオランダせんべいFACTORYにむかいます。
百貨店の諸国銘菓コーナーでもお馴染みの東北を代表する薄焼きせんべいの工場です。オランダせんべいFACTORY 名所・史跡
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堤防沿いに長ーい工場なので、駐車場近くの工場のやっているショップにまず伺って、見学の希望を伝えると、社用車で工場入り口まで連れて行ってくださいます。
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工場の長さ545m、日本一長いせんべい工場の端から端まで見学するのでこのような受付スタイルになっています。
入り口から、キャラクターのオランダちゃんが迎えてくれます! -
中に入ると長~い廊下が続いています。お煎餅を作る工程がお米のところからずっと見学できます。実際に働いている社員の方が、手作業で検品されたり味付けをされていて、見ていると会釈されていかれます。
ガラスを隔てているとはいえ、なんだかお仕事の場にゆるい感じで足を踏み入れた感じで恐縮です。もしも子供を連れてきたら、きっと仕事の緊張感もリアルに感じてくれるんじゃないかしら。そんなふうに感じました。 -
具体的に工場の様子は撮影禁止になっていますので割愛しますが、並行して商品の説明やオランダちゃんのエピソードなどが続きます。
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お煎餅アートや支援しているスポーツイベントの紹介なども、地元貢献が伺えます。
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ついこの間"元"旦那さんになられたこの方も、展示にサインとお姿が。そのうち修正されるのでしょうか?
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オランダちゃんのトリックアートなんかもあったり。お煎餅ぶち撒けていますが、トリックですので安心です。
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商品の豆知識。興味深いお話がたくさん書いてありますが、詳細は来場してみてあげてください。ここには載せません。
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工場見学が終わるとショップ&カフェの入り口に戻ってきますので、そのままお買い物です。色々なお味のオランダせんべいの他に、オランダちゃん入りのマスクとハンカチも購入しました。
かわいいですよね~、オランダちゃん。 -
ショップではお煎餅の手焼き体験もあるのですが、以前他のおかき屋さんで焼いたことがあるので、それはパス。工場見学の最後にあるお団子食べ放題はcovid-19ディザスターの対策もあり、今は休止中でした。残念!
外に出てくるとちょうど社員さんがトラックに商品を載せているところでしたので、こちらをパシャリ。いい記念になりました。 -
次に伺ったのが、牛渡川の湧水地、丸池様です。なんでも鳥海山の水が湧いて作られている、すごく綺麗な青い池なのだとか。
少し郊外に出ると、米どころらしい水田の稲が、綺麗な緑に育っていました。 -
人気もあるらしく、駐車場にはたくさん車も停まっています。
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台風の後でしたが、牛渡川の水は澄んでいて綺麗でした。これでも今日は濁っているのだそうです。
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お魚の看板で湧水の木陰道とあるので、ちょっと広めの田んぼの畦道を歩いてみました。
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本当に綺麗な流れです。
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イチオシ
水がキラキラしながら流れていきます。
牛渡川 自然・景勝地
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しばらく進むと川の流れは森の中に消えていきます。
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畦道に咲いていた赤いお花。ヤマユリ?なんでしょう。
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いったん戻って、今度は牛渡川を渡って森の中に入っていきます。鮭の孵化場の裏を回り込んで歩きます。
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しばらく歩くと、散策路にこんな立て看板が。神域と言われると緊張します。
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イチオシ
立て看板のすぐ先に、真っ青な池が現れました。
「わー、綺麗。なんでこんなに青くなるのかな」
「底が白いからかな?」
話していると、隣から声をかけられました。
「良かったらガイドしましょう」
どうやら地元の方でネイチャーガイドの方がたまたま隣でやりとりを聞いていて、教えてくれました。
「この池の水は湧水だけで出来ていて、純粋な水なんですね。混ざりっけがないんです。そのうえ、下の方をよくみてください。底がボコボコと動いているでしょう」
「ほんとだ、底から水が湧きあがってる」
「それが底の泥をシルト状にしているので、光の青が綺麗に出るんです」
「へー」丸池様 名所・史跡
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イチオシ
お魚が泳いでいるのを見つけました。ガイドさん曰く、イワナじゃないかな?とのことです。
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池の周囲を進むと池に面して社があります。
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周囲は鳥海山に続く深い森です。
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イチオシ
森の中にぽっかりと開いた池に光が入り、神秘的に輝いています。神域とされるのも納得です。
ガイドの方が言うには、透明度が低いと沈んでいる倒木もはっきりと見えないから、そういう池には龍神伝説が生まれるんだそうです。丸池様はこれだけ透明なので倒木もスッキリ見えるので龍神伝説にならなかった代わりに、その美しさから丸池様と池そのものを神様として大切にしたんだそうです。 -
鮭孵化場のところまで戻ってきたところ、ジオパークの説明があるのに気が付きました。牛渡川についても詳しく書いてあります。ふと気になったのが梅花藻です。
そういえば時期のはずなのに花を見ていないな?とか、さっきガイドの方が水門のところで藻を撮影していたけど咲いてたっけ?とか思いつつ眺めていると、以心伝心。さっきのガイドさんが梅花藻について教えてくれはじめました。
真面目にお話を聞いてくれるので気にいってくれたのかわかりませんが、ありがたく聞かせていただくと写真にあるほどではないけれど、実際今週は結構咲いていたのだそうです。ただ昨日の台風で増水してほとんど千切れて流れてしまったんだそう。
白く剥がれたような後が流れていった跡ですが、それでもよく見ると所々に白く蕾があったり、少しは咲いているんだそうです。
ボードの写真にあるような花で真っ白な状態をイメージしてきてくださってる方には申し訳ないけど…とお話しされておりました。 -
ガイドさんに言われて改めて探してみると確かに所々に白いポツポツがあるのに気が付きました。
「へー、ほんとだ。言われて探してみるとわかるもんだね」
「さっきは全然気がつかなかったものね」
私たちの反応に気をよくされたのか、ガイドさん、その後もお魚の話とか、牛渡川にも鮭が沢山戻ってくるお話とか、色々と教えてくださいました。ありがとうございました。 -
一度コツが分かると確かに簡単に見つかります。白い梅の花のようなカワイイお花が水中にぽっこり花を開いています。
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この子は水面に顔を出しています。水槽の金魚藻みたいなもんかと思っていた不明に赤面です。かわいいお花を咲かせるんですね。
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こっちにも一輪。周りに沢山蕾が出ているのもわかります。これがわーっと咲いたらさぞかし綺麗なんでしょう。
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せっかくきたので少し下流まで歩いてみました。ほんといい感じの川ですねえ。
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北海道ではこんな感じで鮭を見つけた旦那なので、また何か見つけるかとは思いましたが、しっかり見つけました。お魚見つけるのがやたらと上手いです。
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丸池様を後にして、一路鶴岡方面に逆走して由良海岸に向かいます。すっかり青空になりました。
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移動中、田んぼの方からヒラヒラと飛んでくる何かの鳥さんを見つけたので、ファインダーを覗いてみたら、カワラヒワでした。
どうやら雨でできた水溜りで水浴びに来ているみたい。数羽の群れで水溜りでぱちゃぱちゃしています。 -
イチオシ
ぱちゃぱちゃしてて、かわいいです。
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何故か後ろの草にピントがあっていますが…
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堤防のところに鴨が沢山集まっているのも近くで見つけました。
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橋のところから土手を写してみましたが、途中の金網が邪魔します。ちょうど川と土手と金網で周りから隠れるみたいになっていて、鳥さんにとっては寛ぎスペースになってるみたいです。
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車でおおよそ1時間。実は鳥取砂丘より広いらしい庄内砂丘の黒松林を抜けて、由良浜海水浴場にやってきました。白山島が近くに見えます。
海水浴に来ている人も結構いて、多少の波はありますが、見る限り海もなんとか入れそうです。由良海水浴場 ビーチ
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砂浜の付近にはウミネコがたくさん。人馴れしていて、子供が群れを散らして遊んでいました。
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トイレを借りて海装備一式を持ち、ささっと着替えて準備万端です。白山島にいく橋のたもとの砂浜に降りてきました。海水温29度で泳ぎごろですが、何しろ台風翌日。海中真っ白な気もします。
「ちょっと波はあるけど、やっぱり今日は海行きたいしね!」
「ビニールシートの陣地つくろう」 -
たぶん濁ってるとは思ったものの、やはり好奇心に勝てず。ちょっとだけ海に入って覗いてみました。案の定、こんな状態です。
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ダイブスポットになっているようなところなので、砂浜の部分は短くて、磯場が近いです。もう少し深いところまで行けば視界はマシかもしれませんが、橋付近は遠浅の磯場のようです。
コンディションのあまり良く無い中、無理もしたくないところです。逆に磯場であまり浅いと波で流されてぶつかって怪我しそうになり、なかなか難しいです。 -
イチオシ
流れてきたゴミ袋をどかしたところ、その下で波を避けていた小さなシマダイたちの群れがいました。
この子たちも必死で隠れていたのでしょう。ちょうどいい波除けが来たと、ゴミ袋から旦那の体に乗り換えたみたいですが、旦那の死角に入っていて、全く気が付いていません。
「お魚!お魚がいっぱいいるよ!」
と水中で教えて初めて気が付きました。 -
フィンの裏やお腹の下、スノーケルを咥えた首と胸の間など、シマダイが体に纏わりついて離れません。
「こんなの初めてみたわ」
嫁、ここぞとばかりに写真を撮ります。お魚レジデンスと化した旦那は、動くに動けずアゴや体を突っつかれています。 -
とはいえやはり波も強く大変なので、すぐ上がってきて後は砂浜でのんびり。シマダイさん、新しい波除け見つけてね!
「買ってきたパン食べよう~」
と寛ぎモードです。 -
清水製パンさんのジャンボ!隣の小さいポテサラのパンも十分大きめなんですが、霞む大きさです。
フワフワのコッペパンにこれでもかと具材が…
焼きそばとポテサラとオレンジのパスタが一体化してるとか、まさに禁断の食べ物です。
大きいんですが、水分多めでパクパクいけます。
2人でシェアしながらパンを頬張っていた時です。
「パンが消えた!えー?パンがないっ!」
「えー?」
「なんか後ろから取られた!」
「ええー?!」
バサっと音がしたと思ったら、嫁が手に持っていたパンを、ウミネコが狙い澄まして咥えて飛び去っていったのでした。手の中から突然あったパンが消えてしまって、何がどうなったのか一瞬わからなくなるような早技です。
こんなこともあるんだね~と、目をパチクリしながら2人で笑い倒れましたが、パンをくるんであったラップごと取っていったので、ウミネコがラップを食べちゃわないか心配です。 -
海の中は荒れていましたが、それなりに楽しめました。今日は海で遊びたかったんだ!っていう気持ちの部分は満足したので、着替えて酒田に向かいます。
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酒田の街中、東根菓子舗さんに向かいました。
山吹まんじゅうというお饅頭を作られている老舗です。東根菓子舗 グルメ・レストラン
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山吹まんじゅう、大中小の至れり尽くせり。
さらに特大なんてのもある模様です。お使い物や法事なら活躍しそうですが、今日は身軽な旅行の身です。大と中と小をいただきます。 -
イチオシ
黄色味のある皮は卵の優しい味がします。美味しいおまんじゅう、ごちそうさまでした。
-
「だいたい朝行く予定にした場所は行ったね」
甘いものも仕入れて、まだ時間は16時過ぎたくらいで、チェックインにはまだ少し早いかな?といったところです。
「疲れたねー」
「もうホテルにいく?」
「このままゴロンもいいけど、少しもったいない気もするわね。そういえばホテルのすぐ向こうに山居倉庫があるんだよ」
「山居倉庫って?」
「酒田の有名な観光地よ。せっかくだからちょっと見ていきましょう」
「へー、米倉を改装して観光基地にしたんだね」※検索中
「そうよ。どのバスツアーも酒田に来たらここに寄るんだから」
「つまり入場無料のお土産屋ってことね」
残り時間をゆっくり楽しもうと、山居倉庫にやってきました。 -
イチオシ
とりあえず建物を一周しようと歩いていた2人が、つい感心して足を止めたのが裏っ手の欅並木でした。
「へえ…こりゃ想像以上だね」
「雰囲気あるわ」
それもそのはず、おしんだけでなく、おくりびと等の映画やCMのロケ地に何度も使われているのだそうです。
ふらっと立ち寄った予備知識のない私たちでも、これはナカナカと足が止まる風景の力を持っていました。山居倉庫 名所・史跡
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イチオシ
蔵の隙間。これはこれで綺麗でしょう?
-
通路。これはこ(以下略)
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建物の中にも、懐かしいおしんの展示コーナーや、吊るし雛のコーナーなど興味深い展示がたくさん。撮影禁止でしたが、楽しめました。
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こちらの小鵜飼船。たまたま私たちが船の下に丸太引いて…と、船の降ろし方をイメージして船の前で話していた所、周りの他の観光客の方も船の前に集まってきて、みんなでワイワイと眺めることに。
人間、誰かが止まっていると何かあるのかと気になるみたいです。 -
山居倉庫から屋形船の発着所を繋ぐ橋の向こうにある茶色のビルが今晩泊まるグリーンホテルです。観光には良い立地のホテルです。17時過ぎには山居倉庫を後にしてホテルに向かいました。
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チェックインして、荷物を置いて、ゴロン!としたい所ですが、もう一つやらないといけません。借りた車を18時に返す約束です。
酒田グリーンホテル 宿・ホテル
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レンタカー屋さんに車を返して、18時過ぎ。だんだんと夕暮れが迫ってきます。山に向かってカラスの群れが飛んでいくのを眺めながら、夕食を食べられるお店を探します。
レンタカー屋さんは駅前の近くなので、駅方面に行ってみることにします。 -
歩いていると看板を見つけて、フラフラと裏に入っていくと、とんかつわたりさんを見つけることができました。
朝お魚も食べたし、トンカツもいいかも!と入ることにしました。揚げ物はあまり食べないので、挑戦です。わたり 本店 グルメ・レストラン
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旦那はロースかつ定食1600円。入った時は存じ上げなかったのですが、庄内豚の有名なトンかつ屋さんで、創業50年以上の老舗なんだそうです、
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嫁はヒレかつ定食のミニ。
こういう時、シェアできるのは便利です。
ロースは甘くてジューシー、ヒレは柔らかくて美味しかったです。あとナメコ汁が美味しい~
ごちそうさまでした、美味しかったです! -
ご飯を食べて出てきたら真っ暗。駅まで歩いて行ってみて、そのままホテル方向に戻ります。
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ホテルの前まで来たら、新井田川の向こうの山居倉庫がライトアップされていたのと、昼の間に見つけていたスーパーに行きたくて、ちょっと寄り道します。
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ライトアップが川面に映ってゆらゆらしているんです。
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イチオシ
お庭の松が夜は雰囲気が違っていて、ちょっとダークな感じで素敵に撮れました。
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疲れていましたがホテルに戻る前にもう一踏ん張り。山居倉庫を突き抜けた先にあるスーパーヤマザワさんで飛島で必要になりそうなお菓子とか飲料を買い出しに行ってきました。
ヤマザワさんで山形名物ミルメークを発見。味のバリエーションもあり、お値段も土産物屋で買うより20~30円は安い感じです。
いっぱい買い込んじゃいました。
思い残すことなく、明日に備えて今日はゆっくりとやすみます。明日は輪をかけていい天気になってくれるといいのですが。 -
翌朝。雲はありますが鳥海山がよく見えます。これなら期待できるかも!
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やった~!
ホームページでの7時30分の発表も今日はバッチリ出航です。 -
ガラガラガラガラ…
ホテルから約10分。フェリーターミナルの前に、今日は人だかりができています。キリの良いところで次の飛島編に続きます。酒田海鮮市場 市場・商店街
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