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7月24日、オリンピック開会式の翌日、日本を離れ、パリに戻った。<br /><br />28日間の旅程の内、17日間は渡航とコロナウイルスの待機期間に費やされ、残りはわずか11日間。<br />その中でPCR検査と証明書の受領という必須の行動時間も確保しなければならない。<br />おまけに、祝日が入れ替わっていることに気づくのが遅れ、数少ない平日にフル回転で動き回わることになった。<br /><br />疲労困憊状態で帰着したフランスはコロナ感染が再拡大して、衛生パス pass sanitaire (日本で言えば「ワクチンパスポート」)が突然に導入されることになり、すでに7月21日からはパスがないと美術館に入場できなくなった。<br />さらに、8月からはカフェやレストランもパスなしでは入れないことになり、長距離の交通機関も利用不可となる。<br />南仏のマントンで別荘暮らしをしている知人からお招きを受けていたので<br />その気になっていたのだが、これもお流れとなった。<br /><br />ワクチン接種は義務ではないと言いつつも、雇用や日常の行動に制限がかかるとあって、これまで接種を控えていたひとたちが接種予約に殺到しているというニュースも報じられていた。<br /><br />今のところ、スーパーや小規模商店はパスなしでもよいので、一応生活はできるというものの、衛生パスを持たない者にとっては、かなり不便なことになり、生活上の楽しみも失われることになる。<br /><br />その都度PCR検査を受けて陰性証明書を提示する方法もあるが、毎日ランチの前にPCR検査を受けてから飲食店を利用するというのは現実的でないだろう。<br /><br />しかも現在は無償のPCR検査だが、秋には有償化する方針とのことで、否応なくワクチン接種に追い込まれている。<br />これに反対する運動も激しく起きてはいるが、果たしてどうなるか。<br />他人事ではなく、自身のこととして決断を迫られてきた。<br />

とりあえず食べ納めの記

66いいね!

2021/07/24 - 2021/07/31

614位(同エリア17082件中)

5

30

ばねお

ばねおさん

7月24日、オリンピック開会式の翌日、日本を離れ、パリに戻った。

28日間の旅程の内、17日間は渡航とコロナウイルスの待機期間に費やされ、残りはわずか11日間。
その中でPCR検査と証明書の受領という必須の行動時間も確保しなければならない。
おまけに、祝日が入れ替わっていることに気づくのが遅れ、数少ない平日にフル回転で動き回わることになった。

疲労困憊状態で帰着したフランスはコロナ感染が再拡大して、衛生パス pass sanitaire (日本で言えば「ワクチンパスポート」)が突然に導入されることになり、すでに7月21日からはパスがないと美術館に入場できなくなった。
さらに、8月からはカフェやレストランもパスなしでは入れないことになり、長距離の交通機関も利用不可となる。
南仏のマントンで別荘暮らしをしている知人からお招きを受けていたので
その気になっていたのだが、これもお流れとなった。

ワクチン接種は義務ではないと言いつつも、雇用や日常の行動に制限がかかるとあって、これまで接種を控えていたひとたちが接種予約に殺到しているというニュースも報じられていた。

今のところ、スーパーや小規模商店はパスなしでもよいので、一応生活はできるというものの、衛生パスを持たない者にとっては、かなり不便なことになり、生活上の楽しみも失われることになる。

その都度PCR検査を受けて陰性証明書を提示する方法もあるが、毎日ランチの前にPCR検査を受けてから飲食店を利用するというのは現実的でないだろう。

しかも現在は無償のPCR検査だが、秋には有償化する方針とのことで、否応なくワクチン接種に追い込まれている。
これに反対する運動も激しく起きてはいるが、果たしてどうなるか。
他人事ではなく、自身のこととして決断を迫られてきた。

交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • パリ行きの搭乗予定は、10:40羽田発JAL045便。<br /><br />横浜から京急で羽田空港に到着したのは8時少し前で、搭乗までにはずいぶんと間があることになった。<br />いつもはYCATからバスの利用なのだが、オリンピックの交通規制で時間が読めないため、初めて京急を利用したところ、思った以上に早く第3ターミナルに来ることができたのだ。<br /><br />この早くに着きすぎたことが幸いとなった。<br />何とパスポートを忘れてきたのだ。<br />チェックインの際に初めて気が付き、大慌てで横浜に引き返すことになった。<br />しかもパスポートの所在を懸命に思い出そうとするのだが、思い当たらない。<br />PCR陰性証明書とセットしてあったはずなのだが...<br />ようやく横浜近くになって、はたと思い出した。<br />前夜、パスポートのコピーをとる必要があり、自宅プリンターに置いてカヴァーを閉じたところで別用が生じて離れてしまい、それをそのまま忘れてしまったのだ。<br /><br />

    パリ行きの搭乗予定は、10:40羽田発JAL045便。

    横浜から京急で羽田空港に到着したのは8時少し前で、搭乗までにはずいぶんと間があることになった。
    いつもはYCATからバスの利用なのだが、オリンピックの交通規制で時間が読めないため、初めて京急を利用したところ、思った以上に早く第3ターミナルに来ることができたのだ。

    この早くに着きすぎたことが幸いとなった。
    何とパスポートを忘れてきたのだ。
    チェックインの際に初めて気が付き、大慌てで横浜に引き返すことになった。
    しかもパスポートの所在を懸命に思い出そうとするのだが、思い当たらない。
    PCR陰性証明書とセットしてあったはずなのだが...
    ようやく横浜近くになって、はたと思い出した。
    前夜、パスポートのコピーをとる必要があり、自宅プリンターに置いてカヴァーを閉じたところで別用が生じて離れてしまい、それをそのまま忘れてしまったのだ。

  • はたしてプリンターに置いたままのパスポートは見つかり、空港に取って返した時は10時少し前で10:10までにチェックインを完了してほしい、というJALの指定には何とか間に合った。<br /><br />必死に往復したため、のどはカラカラでおまけに朝食をほとんど取らずに出発していたため、搭乗までのわずかな時間をラウンジへ滑り込んだ。<br /><br />サクララウンジは依然として休止状態で、代替のファーストラウンジの利用となったが、前回利用した昨年12月とはさらに大きく変化していた。<br /><br />アクリル板で区分けされた座席スペースにはQRコードが貼られていて、これを読み込んで注文する仕組みに変わっていた。<br /><br />自分でラウンジ内を移動しながら食べ物飲み物を選ぶことはできず、QRコードからアプリを起動させ、すべてスマホから注文する仕組みになっていた。<br />わずかばかりの物をひとつひとつスタッフに持ってきてもらうのも何だか気が引けてしまう。<br />

    はたしてプリンターに置いたままのパスポートは見つかり、空港に取って返した時は10時少し前で10:10までにチェックインを完了してほしい、というJALの指定には何とか間に合った。

    必死に往復したため、のどはカラカラでおまけに朝食をほとんど取らずに出発していたため、搭乗までのわずかな時間をラウンジへ滑り込んだ。

    サクララウンジは依然として休止状態で、代替のファーストラウンジの利用となったが、前回利用した昨年12月とはさらに大きく変化していた。

    アクリル板で区分けされた座席スペースにはQRコードが貼られていて、これを読み込んで注文する仕組みに変わっていた。

    自分でラウンジ内を移動しながら食べ物飲み物を選ぶことはできず、QRコードからアプリを起動させ、すべてスマホから注文する仕組みになっていた。
    わずかばかりの物をひとつひとつスタッフに持ってきてもらうのも何だか気が引けてしまう。

  • 3日前に銀座でPCR検査を受けるため、京浜東北に乗った時は少々不安でもあり、さらに翌日、検査証明書を渋谷に取りに行くときにはもっと心配であった。<br /><br />毎日、通勤で利用している人から見れば笑われそうだが、よりによって、人出の多い銀座と渋谷まで横浜から行くことは、ただただ感染リスクが高いとしか思えず、もっと近くにないものかとあれこれ調べたが、JALが推奨し在日フランス大使館のお墨付きは他に見つからなかった。<br /><br />陰性証明書がなければ渡航ができないとは言え、得られた証明書は日英併記のいたって簡素なもので、何もここでなければ駄目というものでもあるまいと思えた。<br /><br />それにしても、久々に乗った電車内は余すことなく隣り合って座っている光景に驚いた。<br />もっと驚いたのは、渋谷でのエレベーターの混みようだ。<br />誰もが例外なくマスクをしてはいるが、身体をくっつけあうことには抵抗はないようだ。<br /><br />いわゆるソーシャルデスタンスというものがないのか、というとそうでもない。<br />公共施設の座席や、スーパーのレジには他人との間隔を空けるべく指定があった。<br />正直なところ、何を行動基準にしているのかがよく分からないというのが本音だ。

    3日前に銀座でPCR検査を受けるため、京浜東北に乗った時は少々不安でもあり、さらに翌日、検査証明書を渋谷に取りに行くときにはもっと心配であった。

    毎日、通勤で利用している人から見れば笑われそうだが、よりによって、人出の多い銀座と渋谷まで横浜から行くことは、ただただ感染リスクが高いとしか思えず、もっと近くにないものかとあれこれ調べたが、JALが推奨し在日フランス大使館のお墨付きは他に見つからなかった。

    陰性証明書がなければ渡航ができないとは言え、得られた証明書は日英併記のいたって簡素なもので、何もここでなければ駄目というものでもあるまいと思えた。

    それにしても、久々に乗った電車内は余すことなく隣り合って座っている光景に驚いた。
    もっと驚いたのは、渋谷でのエレベーターの混みようだ。
    誰もが例外なくマスクをしてはいるが、身体をくっつけあうことには抵抗はないようだ。

    いわゆるソーシャルデスタンスというものがないのか、というとそうでもない。
    公共施設の座席や、スーパーのレジには他人との間隔を空けるべく指定があった。
    正直なところ、何を行動基準にしているのかがよく分からないというのが本音だ。

  • パリ行きは予定通りに飛び立ち、挨拶に来られたCAさんに聞いたところ、エコノミークラスで約30名とのこと。<br /><br />おかげで3席分を利用して、横になることができた。<br />欲をいえば4席分を望みたいが、この機材には横並び4席が見当たらない。<br />プレエコだと座席の形状から複数席を利用して横になることはできず、こんな時にわざわざ高い金を払ってビジネスクラスを利用するひともあるまい、と思ったのだが、それでもプレエコ、ビジネスとも数組の利用がみられた。<br /><br />とにかく疲れた。<br />ただでさえ疲労困憊しているうえに、パスポート忘れである。<br />エンターテインメントを一度も観ず、ほとんど寝たままの状態でパリに到着した。<br /><br />写真は寝る前に見た東京湾の海ほたる。

    パリ行きは予定通りに飛び立ち、挨拶に来られたCAさんに聞いたところ、エコノミークラスで約30名とのこと。

    おかげで3席分を利用して、横になることができた。
    欲をいえば4席分を望みたいが、この機材には横並び4席が見当たらない。
    プレエコだと座席の形状から複数席を利用して横になることはできず、こんな時にわざわざ高い金を払ってビジネスクラスを利用するひともあるまい、と思ったのだが、それでもプレエコ、ビジネスとも数組の利用がみられた。

    とにかく疲れた。
    ただでさえ疲労困憊しているうえに、パスポート忘れである。
    エンターテインメントを一度も観ず、ほとんど寝たままの状態でパリに到着した。

    写真は寝る前に見た東京湾の海ほたる。

  • CDG空港には40分以上も早く着陸したのだが、搭乗ゲートが空いておらず、30分以上も誘導路の途中で待機となった。<br /><br />雲が多いが、一応晴れてはいる。<br />気温は22度くらいなので、日本の湿度の高い暑さと比べると肌寒く、長袖が必要なようだ。<br /><br />安心安全(安全安心だったかな?)を売りにする国から、必ずしも安心安全ではない国へ戻ってくると、やはり気が少し引き締まってくる。<br />といいながら、入国審査でやたらと質問が多く不思議に思ったのだが、あとでよくよく考えたら入国時の健康質問票の提出を忘れていた。<br />機内で記入済みだったのだが、どうも疲れが抜けていないようだ。<br /><br /><br /><br /><br />

    CDG空港には40分以上も早く着陸したのだが、搭乗ゲートが空いておらず、30分以上も誘導路の途中で待機となった。

    雲が多いが、一応晴れてはいる。
    気温は22度くらいなので、日本の湿度の高い暑さと比べると肌寒く、長袖が必要なようだ。

    安心安全(安全安心だったかな?)を売りにする国から、必ずしも安心安全ではない国へ戻ってくると、やはり気が少し引き締まってくる。
    といいながら、入国審査でやたらと質問が多く不思議に思ったのだが、あとでよくよく考えたら入国時の健康質問票の提出を忘れていた。
    機内で記入済みだったのだが、どうも疲れが抜けていないようだ。




  • パリに戻った翌日から雨続きとなり、気温も一向に上がらない。<br />昨年の夏の暑さがまるで嘘のように肌寒い。<br /><br />翌々日、疲労と時差ボケが残っているが、8月からの衛生パス適用前に済ませておきたい用事があってボンマルシェへ。<br />すでにバカンスに入ったせいか、客の姿はずいぶん少ない。<br />以前であれば、夏の観光客が訪れるところだが、それもなく店内は静かなものだ。<br /><br /><br />

    パリに戻った翌日から雨続きとなり、気温も一向に上がらない。
    昨年の夏の暑さがまるで嘘のように肌寒い。

    翌々日、疲労と時差ボケが残っているが、8月からの衛生パス適用前に済ませておきたい用事があってボンマルシェへ。
    すでにバカンスに入ったせいか、客の姿はずいぶん少ない。
    以前であれば、夏の観光客が訪れるところだが、それもなく店内は静かなものだ。


  • ボンマルシェへの道筋で見かけた広告塔には、映画「ONODA]が掲示されていた。<br />カンヌ映画祭で話題になった作品で、観てみたいと思うが、これも衛生パスに阻まれて映画館への入場ができない。

    ボンマルシェへの道筋で見かけた広告塔には、映画「ONODA]が掲示されていた。
    カンヌ映画祭で話題になった作品で、観てみたいと思うが、これも衛生パスに阻まれて映画館への入場ができない。

  • さて、8月からカフェ、レストランに入れないとなった以上どうするか?<br />別に生活が立ちいかなくなるということではないのだが、入れなくなると無性に行きたくなるのが不思議だ。<br /><br />ずいぶんと昔に見た映画に、核戦争で人類絶滅が避けられない事態になり、どこにも避難のしようがない一家が最後の晩餐を囲むシーンがあった。<br />そこまでの悲壮感はないけれど、人間は最後は食欲なのか。<br /><br />仮にパリに最後のお別れを告げなければならないとき、どこか好きな店をひとつ選びなさい、と言われたらどこだろう?<br /><br />星付きのレストランや、超がつくような一流店はほとんど縁がないので思いつかず、気に入りの店はいくつかあるが、今はわざわざバスに乗って行こうという気分でもない。<br /><br />遠出せず近くで選ぶとすれば、やはりモンパルナスのヴァヴァンに陣取るドーム、ラ・ロトンド、セレクトあるいはクポールあたりだが、やはり自分にとってはリラかな。<br /><br />ドーム Le Dôme 、ラトンド la Rotonde、セレクト Le Select 、クポール La Coupole そしてリラ Lila と、順番はどうであれ8月までの5日間一日一店づつ巡るのも悪くないかも。<br /><br />

    さて、8月からカフェ、レストランに入れないとなった以上どうするか?
    別に生活が立ちいかなくなるということではないのだが、入れなくなると無性に行きたくなるのが不思議だ。

    ずいぶんと昔に見た映画に、核戦争で人類絶滅が避けられない事態になり、どこにも避難のしようがない一家が最後の晩餐を囲むシーンがあった。
    そこまでの悲壮感はないけれど、人間は最後は食欲なのか。

    仮にパリに最後のお別れを告げなければならないとき、どこか好きな店をひとつ選びなさい、と言われたらどこだろう?

    星付きのレストランや、超がつくような一流店はほとんど縁がないので思いつかず、気に入りの店はいくつかあるが、今はわざわざバスに乗って行こうという気分でもない。

    遠出せず近くで選ぶとすれば、やはりモンパルナスのヴァヴァンに陣取るドーム、ラ・ロトンド、セレクトあるいはクポールあたりだが、やはり自分にとってはリラかな。

    ドーム Le Dôme 、ラトンド la Rotonde、セレクト Le Select 、クポール La Coupole そしてリラ Lila と、順番はどうであれ8月までの5日間一日一店づつ巡るのも悪くないかも。

  • 外食巡りの初日。<br />モンパルナスのカフェ巡りを発案したものの、一方で何だか馬鹿らしい気持ちも出てきて、おまけに思わしくない天候のため、企画はあっさりと没。<br /><br />それよりは、いつもいつも素通りしてきた近所の店に寄ってみるというのもいいのではないか、というわけで、まずはご近所の和食店「OKI・・・・」へ。<br /><br />日本から戻って早々に和食というのも何だか芸がないが、以前から一度は入ってみようと思っていた店だ。<br />この近辺では人気店のようで、いつもほぼ満席である。<br />日本人が経営し、日本人の職人が調理している、という点では間違いないだろう。<br /><br />注文した品は、手前が CHIRASHI で奥の皿が握りである。<br />サーモンが多いのはどこも同じだが、握りはしっかりとした造りになっている。<br />セットだとミソスープとサラダの小鉢がついて、それぞれ15ユーロ、18ユーロ。<br /><br />見た目は置くとして、肝心の味はというと、酢飯がやや甘口でシャリもいまいち。<br />フランスでも日本以上に旨いコメがあるはずなのに、ちょっと惜しいな。<br /><br />醤油の状態が最悪だった。<br />ドロドロのまるで煮凝りだ。<br />これで完全にアウト<br /><br /><br />

    外食巡りの初日。
    モンパルナスのカフェ巡りを発案したものの、一方で何だか馬鹿らしい気持ちも出てきて、おまけに思わしくない天候のため、企画はあっさりと没。

    それよりは、いつもいつも素通りしてきた近所の店に寄ってみるというのもいいのではないか、というわけで、まずはご近所の和食店「OKI・・・・」へ。

    日本から戻って早々に和食というのも何だか芸がないが、以前から一度は入ってみようと思っていた店だ。
    この近辺では人気店のようで、いつもほぼ満席である。
    日本人が経営し、日本人の職人が調理している、という点では間違いないだろう。

    注文した品は、手前が CHIRASHI で奥の皿が握りである。
    サーモンが多いのはどこも同じだが、握りはしっかりとした造りになっている。
    セットだとミソスープとサラダの小鉢がついて、それぞれ15ユーロ、18ユーロ。

    見た目は置くとして、肝心の味はというと、酢飯がやや甘口でシャリもいまいち。
    フランスでも日本以上に旨いコメがあるはずなのに、ちょっと惜しいな。

    醤油の状態が最悪だった。
    ドロドロのまるで煮凝りだ。
    これで完全にアウト


  • 中国人が経営し、インド人が調理して、ベトナム人がサーバーするような「日本料理店」に比べれば、はるかにマシとはいえ、日本人が提供する以上はもっと矜持を持った仕事をしてほしいなと思った。<br /><br />以前はフランスで和食店に入ろうなどという気持ちはついぞなかった。というよりも拒否感に近いものがあった。<br />その国にある料理を食するのが最上だと、ずっとずっと思っていた。<br />でもフランスのように、レバノン、ギリシャ、中華、インド、イタリア、スペイン、韓国等々あらゆる国や民族の料理店が並んでいると、これらはどれもが現地に根付いた料理だと思えてきた。<br />でも、和食はやはり日本の伝統を大事にしてほしいな、とつくづく思う。<br /><br />それにしても冷えた菊正宗は実に旨かった。<br />

    中国人が経営し、インド人が調理して、ベトナム人がサーバーするような「日本料理店」に比べれば、はるかにマシとはいえ、日本人が提供する以上はもっと矜持を持った仕事をしてほしいなと思った。

    以前はフランスで和食店に入ろうなどという気持ちはついぞなかった。というよりも拒否感に近いものがあった。
    その国にある料理を食するのが最上だと、ずっとずっと思っていた。
    でもフランスのように、レバノン、ギリシャ、中華、インド、イタリア、スペイン、韓国等々あらゆる国や民族の料理店が並んでいると、これらはどれもが現地に根付いた料理だと思えてきた。
    でも、和食はやはり日本の伝統を大事にしてほしいな、とつくづく思う。

    それにしても冷えた菊正宗は実に旨かった。

  • ご近所回り2軒目は、モンパルナス駅前の「TOMBO」<br />パリで(あるいはフランスで)唯一のとんかつ屋だ。<br />こちらも日本人経営。<br /><br />少し前に現地でガイドをしている方に強く勧められた。<br />お住いの近くだし、行ってみるだけの価値はありますよ、と。<br /><br />入店するのは今回が初めてだが、実は入ろうとしてあきらめたことが2度ほどある。店内のあまりの混みように恐れをなして入れなかったのだ。<br /><br />バカンス時期の今は狙い目なのかもしれないと思い、正午前の時間を見計らって行ったら、一番乗りだった。<br /><br />ロースもヒレもまずまずで、ボリュームもかなりのものであった。<br />とんかつ自体は自宅で作れても、厚い肉はやはり専門店でないと無理だ。<br />それとキャベツ。<br />フランス産のごわごわキャベツで合わせるのは大変だと思う。<br /><br />初めての来店にもかかわらず、店の女将が何かと気を配ってくれて、少し持て余し気味になったところで、残りを折詰にして包んでくれた。<br />持ち帰って開けてみたら、小容器に入れたソースまで添えられていた。<br />パリではついぞお目にかかれぬ、細やかな心遣いに感激した。<br /><br />

    ご近所回り2軒目は、モンパルナス駅前の「TOMBO」
    パリで(あるいはフランスで)唯一のとんかつ屋だ。
    こちらも日本人経営。

    少し前に現地でガイドをしている方に強く勧められた。
    お住いの近くだし、行ってみるだけの価値はありますよ、と。

    入店するのは今回が初めてだが、実は入ろうとしてあきらめたことが2度ほどある。店内のあまりの混みように恐れをなして入れなかったのだ。

    バカンス時期の今は狙い目なのかもしれないと思い、正午前の時間を見計らって行ったら、一番乗りだった。

    ロースもヒレもまずまずで、ボリュームもかなりのものであった。
    とんかつ自体は自宅で作れても、厚い肉はやはり専門店でないと無理だ。
    それとキャベツ。
    フランス産のごわごわキャベツで合わせるのは大変だと思う。

    初めての来店にもかかわらず、店の女将が何かと気を配ってくれて、少し持て余し気味になったところで、残りを折詰にして包んでくれた。
    持ち帰って開けてみたら、小容器に入れたソースまで添えられていた。
    パリではついぞお目にかかれぬ、細やかな心遣いに感激した。

  • 3軒目はガレット・クレープ店の 「Ty Breiz Crêperie」<br />以前から店頭に日本の雑誌の紹介記事が掲げられてるのを目にしていたので、日本からの観光客も来ていたに違いない。あるいはガイドブックにでも紹介されているのかも。<br /><br />たしか、ル・モンド紙かフィガロ紙だったか、パリで一番との折り紙付きの店だが、カフェ、レストランの店内飲食禁止期間中はずっと店を閉じていてテイクアウトもしていなかった。<br /><br />以前から、寄ってみようという気持ちはずっとあったのだが、近所だけに、いつでも行けると思い、とうとう今になってしまった。<br />

    3軒目はガレット・クレープ店の 「Ty Breiz Crêperie」
    以前から店頭に日本の雑誌の紹介記事が掲げられてるのを目にしていたので、日本からの観光客も来ていたに違いない。あるいはガイドブックにでも紹介されているのかも。

    たしか、ル・モンド紙かフィガロ紙だったか、パリで一番との折り紙付きの店だが、カフェ、レストランの店内飲食禁止期間中はずっと店を閉じていてテイクアウトもしていなかった。

    以前から、寄ってみようという気持ちはずっとあったのだが、近所だけに、いつでも行けると思い、とうとう今になってしまった。

  • ランチにはセットメニューがあり、ガレット、クレープ、飲み物から一品ずつ選べるようになっている。セットで19ユーロ。<br /><br />ガレットは定番のcomplet(チーズ、卵、ハム)を、クレープはフレッシュレモンを選び、もちろんシードルは辛口 bruit を注文。<br /><br />定評があると、それなりに期待も大きくなってしまうが、正直なところこれがパリ一番なの?<br />決して旨くないわけではないのだが、恐らく日本のどこかの店の方がもっと工夫のある味を出してくれるような気がする。<br /><br /><br /><br /><br />

    ランチにはセットメニューがあり、ガレット、クレープ、飲み物から一品ずつ選べるようになっている。セットで19ユーロ。

    ガレットは定番のcomplet(チーズ、卵、ハム)を、クレープはフレッシュレモンを選び、もちろんシードルは辛口 bruit を注文。

    定評があると、それなりに期待も大きくなってしまうが、正直なところこれがパリ一番なの?
    決して旨くないわけではないのだが、恐らく日本のどこかの店の方がもっと工夫のある味を出してくれるような気がする。




  • 店内にははブルターニュ地方の民具やら昔の写真があれこれ飾られている。<br /><br />接客担当の若い男性が、2年ほど前に日本に行って2週間滞在したことがあるという。<br />「とにかく、日本は別世界だ」と、いかに自分が驚嘆したかを繰り返し聞かされた。<br /><br />この若者に限らず、今まで日本に行ったことのあるフランス人で悪印象を聞いたことはない。もちろん面と向かって、悪口を並べることはないだろうが。<br />共通しているのはニッポンは何もかも驚異の世界だ、ということ。<br />お店へ入れば、お客様は神様です。さらには下へも置かぬ手厚いおもてなしの数々。細やかな配慮。<br />そうした別世界で体験した驚きと感激の数々を聞かされて、果たしてそれを喜んでばかりいてよいものか、最近は特に疑問に感じている。

    店内にははブルターニュ地方の民具やら昔の写真があれこれ飾られている。

    接客担当の若い男性が、2年ほど前に日本に行って2週間滞在したことがあるという。
    「とにかく、日本は別世界だ」と、いかに自分が驚嘆したかを繰り返し聞かされた。

    この若者に限らず、今まで日本に行ったことのあるフランス人で悪印象を聞いたことはない。もちろん面と向かって、悪口を並べることはないだろうが。
    共通しているのはニッポンは何もかも驚異の世界だ、ということ。
    お店へ入れば、お客様は神様です。さらには下へも置かぬ手厚いおもてなしの数々。細やかな配慮。
    そうした別世界で体験した驚きと感激の数々を聞かされて、果たしてそれを喜んでばかりいてよいものか、最近は特に疑問に感じている。

  • 連日外食を重ねていると、食傷気味になってきてきたが<br />どうしても外せないのが「リラの家」だ。<br />正式名はLa Closerie Des Lilas 。<br /><br />歩いて20分はかかるので、近所というにはやや遠いが、思い入れのある一店だ。<br />ドーム  、ラ・トンド、セレクト、クポールと同じモンパルナス大通りにありながらヴァヴァンから距離があるためか、人が多く押し寄せることはまずない。

    連日外食を重ねていると、食傷気味になってきてきたが
    どうしても外せないのが「リラの家」だ。
    正式名はLa Closerie Des Lilas 。

    歩いて20分はかかるので、近所というにはやや遠いが、思い入れのある一店だ。
    ドーム 、ラ・トンド、セレクト、クポールと同じモンパルナス大通りにありながらヴァヴァンから距離があるためか、人が多く押し寄せることはまずない。

  • それでもコロナウイルスの規制でカフェ、レストランの営業休止が続いた後、6月に再開されると歩道に席を設え、牡蠣剥きの屋台も出て、大いににぎわって順番待ちも見られた。

    それでもコロナウイルスの規制でカフェ、レストランの営業休止が続いた後、6月に再開されると歩道に席を設え、牡蠣剥きの屋台も出て、大いににぎわって順番待ちも見られた。

  • リラが世に知られるようになったのは、サンジェルマンデプレのドゥーマゴやフローラと同じく多くの文人や芸術家がここを利用したからに違いないが、とりわけヘミングウェイの存在が大きい。<br /><br />ヘミングウェイはこの近くに住んでいた1924年から26年にかけて、この店を執筆場所としていたのだ。<br />

    リラが世に知られるようになったのは、サンジェルマンデプレのドゥーマゴやフローラと同じく多くの文人や芸術家がここを利用したからに違いないが、とりわけヘミングウェイの存在が大きい。

    ヘミングウェイはこの近くに住んでいた1924年から26年にかけて、この店を執筆場所としていたのだ。

  • 『移動祝祭日』の中でリラはしばしば登場するが、その中のひとつを引用する。<br /><br />「クロズリー・デ・リラは、最寄りの快適なカフェであると同時に、パリで最上のカフェの一つだった。冬は中に入ると暖かく、春と秋は外の、ネイ元帥像のある側の木陰のテーブル席が心地よかった。大通り沿いの大きな日よけの下には四角い常備のテーブルが配されていて、そこも快適だった。」(『移動祝祭日』高見浩訳)

    『移動祝祭日』の中でリラはしばしば登場するが、その中のひとつを引用する。

    「クロズリー・デ・リラは、最寄りの快適なカフェであると同時に、パリで最上のカフェの一つだった。冬は中に入ると暖かく、春と秋は外の、ネイ元帥像のある側の木陰のテーブル席が心地よかった。大通り沿いの大きな日よけの下には四角い常備のテーブルが配されていて、そこも快適だった。」(『移動祝祭日』高見浩訳)

  • ヘミングウェイがリラに定席を設ける10年前には、やはり近くに下宿していた島崎藤村が、この店を何度も利用している。<br />藤村と親交を結んだシテ・ファルギエールの画家たち、山本鼎や正宗得三郎そしてフジタも居たに違いない。<br />藤村の『異邦人』の中では河上肇とこの店で論じ合ったことが記されている。<br /><br />初夏の頃の記述。<br />「リラの珈琲店の横手あたりから望むと、青々としたマロニエの並木も心地よい時で、その若葉の影を見ても楽しかった」<br />そして、晩秋の頃には、<br />「町角にある「リラ」の珈琲店の暖簾も、ネイ将軍の銅像も枯れ木の間を通してよく望まれるようになった」<br />と、いかにも藤村らしい筆致で描写もされている。<br /><br /><br />

    ヘミングウェイがリラに定席を設ける10年前には、やはり近くに下宿していた島崎藤村が、この店を何度も利用している。
    藤村と親交を結んだシテ・ファルギエールの画家たち、山本鼎や正宗得三郎そしてフジタも居たに違いない。
    藤村の『異邦人』の中では河上肇とこの店で論じ合ったことが記されている。

    初夏の頃の記述。
    「リラの珈琲店の横手あたりから望むと、青々としたマロニエの並木も心地よい時で、その若葉の影を見ても楽しかった」
    そして、晩秋の頃には、
    「町角にある「リラ」の珈琲店の暖簾も、ネイ将軍の銅像も枯れ木の間を通してよく望まれるようになった」
    と、いかにも藤村らしい筆致で描写もされている。


  • ヘミングウェイと藤村の記述に登場する、ネイ元帥の銅像は今も店の前にある。<br />ナポレオン麾下のネイ元帥は、「勇者の中の勇者」と称されたが、ナポレオンに引導を渡すという皮肉な運命にもなった。<br /><br />今年はナポレオン没後200年ということだが、いまひとつ盛り上がりが感じられないのは、奴隷制の容認が現代の差別問題にかかわってくるからだという説がある。<br /><br />

    ヘミングウェイと藤村の記述に登場する、ネイ元帥の銅像は今も店の前にある。
    ナポレオン麾下のネイ元帥は、「勇者の中の勇者」と称されたが、ナポレオンに引導を渡すという皮肉な運命にもなった。

    今年はナポレオン没後200年ということだが、いまひとつ盛り上がりが感じられないのは、奴隷制の容認が現代の差別問題にかかわってくるからだという説がある。

  • さて、食事だが、牡蠣もステーキも、格別に旨いというほどには思えない。<br />食通めいた言い方はしたくないが、たぶんもっと美味しい店は、たくさんあるはずだ。<br /><br />ヘミングウェイステーキというのも試したことがあるが、やや大きいだけで特段のものはない。<br />

    さて、食事だが、牡蠣もステーキも、格別に旨いというほどには思えない。
    食通めいた言い方はしたくないが、たぶんもっと美味しい店は、たくさんあるはずだ。

    ヘミングウェイステーキというのも試したことがあるが、やや大きいだけで特段のものはない。

  • 全てのメニューを味わったわけではないが、これまでの中で一番旨いと思ったのはクネル。<br />クネルといえばリヨンの名物料理だが、これがやけに旨く、添えられたライスとの相性も抜群だった。<br />クネルのソースにライスを混ぜながら食べるのが最上だ。<br /><br />前菜はタコのマリネ Marinated octopus / spicy potatoes が気に入っている。<br /><br />

    全てのメニューを味わったわけではないが、これまでの中で一番旨いと思ったのはクネル。
    クネルといえばリヨンの名物料理だが、これがやけに旨く、添えられたライスとの相性も抜群だった。
    クネルのソースにライスを混ぜながら食べるのが最上だ。

    前菜はタコのマリネ Marinated octopus / spicy potatoes が気に入っている。

  • クネルが旨いといいながら、この日頼んだのはサーモンのタルタルと牛肉の赤ワイン煮。<br />やはりクネルにすれば良かった。<br />アップの写真を脳裏に焼き付けておこう。<br />二度と足を運べないとなったら、きっと後悔しそうだ。<br /><br /><br />

    クネルが旨いといいながら、この日頼んだのはサーモンのタルタルと牛肉の赤ワイン煮。
    やはりクネルにすれば良かった。
    アップの写真を脳裏に焼き付けておこう。
    二度と足を運べないとなったら、きっと後悔しそうだ。


  • テーブル敷きに書かれているのは、数々の来店者が残した痕跡。<br />サインもあれば、マンガのような絵もあり、キスマークもいくつかある。<br />来るたびに書かれている名前やセリフを拾い読みしているのだが、日本人の名前は見いだせない。<br /><br />ある時、隅の方に小さな活字で人名一覧が載っていることに気が付いた。<br />何のことはない、苦労して読解する必要はなかった。

    テーブル敷きに書かれているのは、数々の来店者が残した痕跡。
    サインもあれば、マンガのような絵もあり、キスマークもいくつかある。
    来るたびに書かれている名前やセリフを拾い読みしているのだが、日本人の名前は見いだせない。

    ある時、隅の方に小さな活字で人名一覧が載っていることに気が付いた。
    何のことはない、苦労して読解する必要はなかった。

  • リラから大通りを挟んだ斜め向かいにはロマン・ロランの住まいがあったのをリラの店は知っているだろうか?<br /><br />しかも、ロマン・ロランの記念プレートの上には、偶然にもリラ・ケドロヴァLila KEDOROVAの名がある。<br /><br />リラ・ケドロヴァはモジリアーニを描いた映画『モンパルナスの灯』や『その男ゾルバ』に出演した女優だ。<br />大通の向かいに住んでいたリラ・ケドロヴァはリラの店に果たして行っただろうか。<br /><br />リラの店はずっと続いているが、経営主体は何度か替わり、替わるたびに店の経営理念は変化し、ひとびとの出入りが伝統として引き継がれているとも思われない。<br /><br />すでにヘミングウェイの時にも、店の経営者が替わることで生じた店内事情を皮肉をこめて描写している。<br />店がヘミングウェイを押し出しているのは、営業効果があると見込んでのことだろう。<br /><br /><br />

    リラから大通りを挟んだ斜め向かいにはロマン・ロランの住まいがあったのをリラの店は知っているだろうか?

    しかも、ロマン・ロランの記念プレートの上には、偶然にもリラ・ケドロヴァLila KEDOROVAの名がある。

    リラ・ケドロヴァはモジリアーニを描いた映画『モンパルナスの灯』や『その男ゾルバ』に出演した女優だ。
    大通の向かいに住んでいたリラ・ケドロヴァはリラの店に果たして行っただろうか。

    リラの店はずっと続いているが、経営主体は何度か替わり、替わるたびに店の経営理念は変化し、ひとびとの出入りが伝統として引き継がれているとも思われない。

    すでにヘミングウェイの時にも、店の経営者が替わることで生じた店内事情を皮肉をこめて描写している。
    店がヘミングウェイを押し出しているのは、営業効果があると見込んでのことだろう。


  • リラに比べて、テーブルの敷き紙で分かりやすいのはラ・ロトンドだ。<br />多分に商業的ではあるが、名前だけが並んでいるので、読み取りやすい。<br /><br />マックスジャコブ<br />ジャンコクトー<br />シャガール<br />モディリアーニ<br />デユフィ<br />キキ<br />アイシャ<br />イオネスコ<br />シュザンヌ・ヴァラドン<br />などなど、実に多士済々だ。<br />レーニンも訪れているはずだが、不向きと見えてやはりない。

    リラに比べて、テーブルの敷き紙で分かりやすいのはラ・ロトンドだ。
    多分に商業的ではあるが、名前だけが並んでいるので、読み取りやすい。

    マックスジャコブ
    ジャンコクトー
    シャガール
    モディリアーニ
    デユフィ
    キキ
    アイシャ
    イオネスコ
    シュザンヌ・ヴァラドン
    などなど、実に多士済々だ。
    レーニンも訪れているはずだが、不向きと見えてやはりない。

  • リラはお気に入りだけど、提供されるステーキはあまり好みではない。<br />むしろ、セレクトと小道を挟んで隣り合うステーキ専門店 Le Relais De L&#39;Entrecôte のほうが値段も安く、売りにしているソースもよくできている。<br /><br />たしかパリ市内に2店あると聞いている。<br />以前、知人と待ち合わせを決めたら、サンジェルマンデプレにあるというもう一つの店へ行かれてしまったことがある。<br />

    リラはお気に入りだけど、提供されるステーキはあまり好みではない。
    むしろ、セレクトと小道を挟んで隣り合うステーキ専門店 Le Relais De L'Entrecôte のほうが値段も安く、売りにしているソースもよくできている。

    たしかパリ市内に2店あると聞いている。
    以前、知人と待ち合わせを決めたら、サンジェルマンデプレにあるというもう一つの店へ行かれてしまったことがある。

  • Le Relais De L&#39;Entrecôte の料理メニューはステーキだけなので、注文は焼き加減だけ。<br />前菜のクルミが載せられたサラダがシンプルで、とても良い組み合わせだ。<br /><br />あとはハウスワインで十分で、最後に好きなデザートを選べば申し分ない。<br />レストランのコース料理は少々重く感じ始めたので、これくらいが自分にはぴったりだ。

    Le Relais De L'Entrecôte の料理メニューはステーキだけなので、注文は焼き加減だけ。
    前菜のクルミが載せられたサラダがシンプルで、とても良い組み合わせだ。

    あとはハウスワインで十分で、最後に好きなデザートを選べば申し分ない。
    レストランのコース料理は少々重く感じ始めたので、これくらいが自分にはぴったりだ。

  • さて、7月も終わりとなり、<br />猫も杓子もテディベアも<br />みんなバカンスに出かけたのはよいが、このあとが心配だ<br />9月に入り爆発的拡大などとならぬかと心配してしまう<br /><br />とにかく肌寒く、長袖でないと居られない。<br />14℃~22℃の気温は異常ではないかと思えてくる。<br />猛暑に悩まされている日本と比べたら、はるかに恵まれているとは思いながらも、季節というものがあるだろう、と文句をいいたくなる。<br /><br />

    さて、7月も終わりとなり、
    猫も杓子もテディベアも
    みんなバカンスに出かけたのはよいが、このあとが心配だ
    9月に入り爆発的拡大などとならぬかと心配してしまう

    とにかく肌寒く、長袖でないと居られない。
    14℃~22℃の気温は異常ではないかと思えてくる。
    猛暑に悩まされている日本と比べたら、はるかに恵まれているとは思いながらも、季節というものがあるだろう、と文句をいいたくなる。

  • すでに、何となく秋の気配さえ感じられる<br />今年は夏は来ないのか<br />それとも8月、9月あたりにやってくるのか<br /><br />戸惑うのは人間ばかりではなさそうだ<br />どうすりゃいいのよこの私、と、すでに落葉準備を始めた樹々のぼやきが聞こえる気もする。<br />

    すでに、何となく秋の気配さえ感じられる
    今年は夏は来ないのか
    それとも8月、9月あたりにやってくるのか

    戸惑うのは人間ばかりではなさそうだ
    どうすりゃいいのよこの私、と、すでに落葉準備を始めた樹々のぼやきが聞こえる気もする。

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この旅行記へのコメント (5)

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  • yunさん 2021/08/14 22:47:59
    おいしい食事で コロナ撃退
    こんにちは ばねおさん
    パリはここしばらく晴天が続きそうですね。少し暑さが戻っているのでしょうか。
    日本は雨が降り過ぎの毎日です。

    コロナ渦での一時帰国~再びの渡仏、平時と異なるあれこれにミスもやむなし。きっと冷たい汗をかかれたと思いますが、搭乗に間に合って良かったですね。きっと往路に遭遇したブロッケンの効果かな。
    コピー機に置き忘れ、私は免許証を2日間探した経験ありますょ。

    さて食べ納めの記、
    Lila KEDOROVA と TOMBOへ行ってみたいな。Lilaは敷居がちょっと高いですがHPから当日メニュがダウンロードできるので事前勉強で敷居クリアしたいです。
    対して、Le Relais De L'Entrecôteは2店舗とも行った事があります。
    (注文が楽なのが来店動機でしたが、グリーンソースが美味しくて好きになり…)

    食べ物繋がりで、ばねおさんにひとつ質問が。
    以前の旅行記登場のサックス・アベニューマルシェ。あの燻製屋さんの出店は木曜or土曜どちらでしょう?いちど歩いたマルシェなのですが、出店数の多さに圧倒されて終わっています。再訪希望にて教えていただけたら嬉しいです。

    今のうちに色々お勉強して優等生になろうと、ばねおさんページへたびたび足跡を残しお邪魔している毎日です。決して怪しい者ではございませんので、なにとぞお許しくださいませ。

    8/11付 フランスからの日本入国に際し、3日間隔離の復活。
    日本の現状は悩ましい。本気で防備できる人が限られている気がしてなりません。マスクすればOK、電車の席に隙間なく着席してしまう様は恐ろしい。自分で考える意思と根性を持ちたいと思う日々です。

    yun

    ばねお

    ばねおさん からの返信 2021/08/15 05:35:41
    RE: おいしい食事で コロナ撃退
    yunさん こんばんは

    8月に入り、パリもようやく夏らしい天気になりました。
    30℃に達した日もありましたが、あとは20度台後半で推移しています。
    何よりも湿度が低いので、さっぱりした暑さとも言えます。

    日本は台風の被害が出たようで、さらには大量の降雨ですか。
    トルコ、ギリシャ、アルジェリアそして北米大陸での森林火災の様子が連日TVに映し出されていますが、異常気象といい、ウイルスといい、以前の世界に戻ることはないのだろうと思います。

    ウイルス感染が収束し、災害が復旧したとしても、以前とは違う別の世界になる、と考えるべきだと、最近は思うようになりました。
    決して悲観的にとらえているのではなく、しっかりと事実を見据えて、行動を考えていかなければならないということです。、
    とは思いいつつ、日常生活ではずいぶん矛盾したことをしていると日々反省です。

    パスポート忘れの、あわやの乗り損ね、救ってくれたのはブロッケン効果に違いありません。
    それに、どこの神様仏さまにお会いしても、お願い事だけは欠かしたことがないので、不憫に思ったどこかの女神さまが情けをかけてくれたのかも知れません。

    > Lila と TOMBOへ行ってみたいな。Lilaは敷居がちょっと高いですがHPから当日メニュがダウンロードできるので事前勉強で敷居クリアしたいです。

    リラにしろ、ドームにしろ昔に比べ、すっかり高級店化してしまったことは何よりも残念です。名を知られ、観光客が押し寄せ、値段も上がる、店側も高級意識が出てくる、何ひとつ良いことはありません。
    それでもたまに寄ってみようという気持ちになるのは、それらの店の長い歴史の数コマを知っていて、それに思いを馳せたいということからでしょう、きっと。

    リラは決して敷居は高くありませんので、心配ご無用です。
    カフェ、ブラッスリー、レストランとなっていますが、普段着のままで何の遠慮もなく、ブラッスリーでフィシュ&チップスをつまんでいる人もいます。
    この店の良いところは、座席間がゆったりしていること、給仕係が気が利いている人が多いということでしょうか。

    お訊ねのサックス通りのマルシェの燻製屋さんですが、とても残念なことに出店が見られなくなりました。
    木曜日、ウクライナ大使館の向かい側、と決まっていたのですが、イワシの大量買い付けをしたあと行ってみたら居ませんでした。あるいは土曜日に変更したのかとも思い、何度も(木)(土)と足を運びましたが、ありません。
    今では、出店場所にはまったく別の店がでています。
    エドガーキネ、ラスパイユ通りと近隣のマルシェも探したのですが、見つかりません。
    本当にガッカリです。

    > 今のうちに色々お勉強して優等生になろうと、ばねおさんページへたびたび足跡を残しお邪魔している毎日です。

    お訪ねいただくだけで本当に申し訳ありません。
    ただ、自分自身の確認のために書き記しているような嫌いもありますので、ここから学べるのは反面教師という存在であろうかと思います。

    > 8/11付 フランスからの日本入国に際し、3日間隔離の復活。

    3日間の隔離解除が出された時、感染状況からみてなぜだろうと訝しく思い、オリンピック対策ではなかろうかと考えました。
    そしてオリンピック終了に伴って、隔離復活。
    うーむ、です。

    ばねお

    yun

    yunさん からの返信 2021/08/15 10:43:27
    意識の転換点
    ばねおさん
    早速のお返事ありがとうございます。

    >何よりも湿度が低いので、さっぱりした暑さとも言えます。
    さっぱりした暑さ…とは理想的ですね♪ 晩夏お楽しみください。

    > ウイルス感染が収束し、災害が復旧したとしても、以前とは違う別の世界になる、と考えるべきだと、最近は思うようになりました。
    > 決して悲観的にとらえているのではなく、しっかりと事実を見据えて、行動を考えていかなければならないということです。

    同じように感じております。暗雲の存在が否定できないながらも、今まで自分に幸せ・喜びをもたらした礎である地球環境を、今後の世代に少しでも整えて託さねばなりません。各人の小さな行いでも、大多数がすれば改善に希望有り…と信じたい。
    (悲観的にとらえがちな自分と格闘する「技」に磨きをかけねば)

    リラについてのアドバイスに感謝。
    まずはカフェからチャレンジし、いつの日かレストランまで到達できれば…。
    写真で見る店内の雰囲気に憧れてしまったのです。

    > お訊ねのサックス通りのマルシェの燻製屋さんですが、とても残念なことに出店が見られなくなりました。
    > 本当にガッカリです。
    なんと、そうでしたか。旅行記登場の飴茶色の燻製がとてもおいしそうで、味わってみたかったのです。きっと、諦めかけていたばねおさんに改めて思い出させてしまいましたね、ごめんなさい。私も残念です。また新たなおいしさ発見をお待ちしています。

    >そしてオリンピック終了に伴って、隔離復活。
    >うーむ、です。
    うーむに1票。ぼんやりと従うだけでなく、常に考え、状況把握したいです。

    どこかの女神様に護ってもらえるよう、私もさぼらず進みます。

    yun
  • ちゅう。さん 2021/08/09 14:41:37
    はじめまして
    ばねおさま、こんにちは!

    ご挨拶が遅くなりましたが、度々お邪魔しております。
    パリ、しかもモンパルナスあたりにお住まいのご様子、
    興味深く拝見しております。

    コロナ禍となり、世代的に高齢の家族もあり、海外に行ける回数も
    カウントダウンに入ったような気がします。

    2006年を最後に、フランスからは遠ざかっています。
    15年もパリに行っていないと、とても緊張しそうですが、
    久しぶりに渡仏したい気分になってきます。

    これからもパリの生の情報、楽しみにしています。
    よろしくお願いいたします。

    ちゅう。

    ばねお

    ばねおさん からの返信 2021/08/10 02:16:24
    Re: はじめまして
    ちゅうさん こんにちは

    いつもありがとうございます。

    猫撮り、あるいは猫撮れずの旅
    楽しいようでいて、なかなか苦労もおありかと拝察します。

    ご存知かもしれませんが、フランスの猫は驚くほど人懐こい例が多いように思います。

    道の真ん中で通せんぼをして、撫でるのを催促したり、行かないで~と言わんばかりに、足にしがみついてきたり
    (一度で良いので、人間の女性からそうしたことをされたいものです)
    旅行記にも登場したかもしれませんが、宿泊先に着いたら「小走りで」車まで迎えに来た猫がいて、宿泊中は部屋の前で番をするという驚くべき例もありました。

    もっともパリ市内ではなく、郊外あるいは地方での話ですが。
    いずれフランスの猫さんたちが、ちゅうさんのカメラに収まることを期待しています。

    ばねお


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