
2021/07/21 - 2021/07/25
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夏への扉さん
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支笏湖を調べていたら樽前山という山を見つけました。ここは7合目まで車で行けるので楽に登れるそうです。でも公共交通機関がないのでペーパードライバーには無理。
宿はどこがいいかな。バス停から近く一人で泊まれる旅館は支笏湖第一寶亭留翠山亭ぐらいなので、ちょっと高いけどまあいいか。もう一泊は・・と調べて行くとバス停からちょっと離れているけれど休暇村支笏湖っていうのがあります。少し安いのでここにしよう。
休暇村のHPには、いろいろなアクティビティが載っています。隅々まで見てみると「樽前山登山」ガイドツアー、催行人数1人と言うのがありました!樽前山に行ける♪
予約後、支笏湖休暇村にTELして「樽前山登山」を申し込みました。すぐにガイドさんに連絡を取ってくれて7月23日の登山決定!樽前山直登するだけのツアーと、外輪山一周ツアーがありますが、せっかくなので外輪山一周するツアーにしました。
ガイドさんが支笏湖第一寶亭留翠山亭のフロントに迎えに来てくれて、荷物を休暇村に運んでから登山につれて行ってくれることになりました。
写真は樽前山の溶岩ドーム
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月22日続き
紋別岳登山を終えて遅い昼食を食べたあと、支笏湖第一寶亭留翠山亭へ
(翌朝撮影) -
ラウンジでお茶と干菓子をいただきながらチェックイン。
貸し切り露天風呂も無料で入れると言っていただきましたが、大浴場で十分と辞退。 -
ちょうどサービスのコーヒーゼリーが運ばれてきましたが、部屋に入って一息ついてからラウンジに行くと既にありませんでした。
水出しコーヒーも大きな装置で作っていました。朝6時から飲めるけれどすぐなくなってしまう、と言われていましたが、朝食後に飲みたいな、と7時半に行くと、今日は早くなくなってしまいました・・ですって。
ちょっと残念。
部屋はすぐ隣。ここで紙コップにコーヒー淹れて持っていくことができるので、部屋にあったネスプレッソみたいな機械も使うことはありませんでした。 -
デラックスツイン38平米【禁煙】シングルユースなので、ゆったり。
-
机もあるけれど、部屋の奥に
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畳のスペースもあります。荷物広げて、ほとんどの時間はTV見てゆっくりしてました。
支笏湖の方向ですが、木で全く見えませんでした。 -
3枚前のベッドの写真、ガラス張りの窓から見える浴室。
温泉大浴場があるので、バスタブを使うことはありません。 -
館内探訪
廊下に赴きのある家具が置いてあります。 -
階段の柱状の照明がゴージャス
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2階のラウンジ。ここではティーを楽しめます。(ティーパックですが)
ベランダがあって「季節によっては湖が見えません」と書いてありました。夏は見えません。 -
夕食の食事処「苔庵(たいあん)」、囲炉裏があります。竈もいくつかありました。一人でも個室です。
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「質」にこだわる少量美食プランにしました。
前菜 -
吸い物
ウニや金箔が載ってます。 -
お造り
美味しい♪ -
大好きなボタン海老が、新鮮な証拠に透き通ってる! うれしい。
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冷やし鉢
右側にあるのは、小さい破片だけれどロブスター -
揚げ物。
左側はアナゴの天ぷらですが、キャビアが載ってます。 -
家喜物 これ、やきもの、って読むんですって。初めて知りました。
左側の魚は、チップ!! 前の旅行記にも書きましたが、この時期の支笏湖でしか食べられない魚です。しかも今年は不漁だそうです。
お肉も少量だけれど、美味。 -
香の物とか。
ご飯は「ゆめぴりか」と「ふっくりんこ」のブレンドだそうですが、竈で炊いているためか、とっても美味しくて食べすぎてしまいました。 -
デザート
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朝食は、地下通路を通って別棟のレストラン「草庵(そうあん)」
「チップ」が丸ごとでました!
右側にちらっと写っているのは炭火が入った焼き網で、ここでチップ等を焼き直します。飲み物はジャージー牛乳、グリーンスムージー、トマトジュースからセルフで。 -
いきなり画面が変わりますが、チェックアウトを済ませた後ロビーで待っていると8時50分、樽前山のガイドの方が車で迎えに来てくれました。
休暇村のフロントに荷物を預け、フロント前のソファーでツアーの説明を受けて承諾書にサイン。(休暇村のアクティビティ、個人ツアー)
そして、樽前山7合目の駐車場に向かいます。でも混んでいるときは道の分岐点のゲートが閉まっていて待つそうです。さあ、4連休のこの日はどうでしょう・・・ゲート閉まっていましたが待ち列の3台目でした。ちゃんと係員がいてゲートを開け閉めしたり駐車場の整理をしてくれます。(駐車場は無料)
9:45に到着。 -
樽前山7合目、樽前山の説明看板
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ここでガイドさんが登山届を書いてくれました。
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登り始めは樹木の中のよく整備された階段です。
写っているのはガイドさん。
マスクしていたら登れないので取っていいですよ、と言ってくれました。 -
展望台を過ぎてしばらく行くと、森林限界です。支笏湖が見えました。
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この乾いた道が滑りやすいので、帰路怖いなと思いながら歩いていると、前から来た親子連れ、お父さんが小学校低学年の男の子と手を繋いでいますが、男の子は歩けずに滑っています。大変だー。
降りてくる人の足元が良く見えるので、こんな道を普通のスニーカーで歩いている人も多いのでびっくり。ハイキングシューズでないと滑って怖いのに。 -
北海道樽前山に多いことによりタルマエソウとも呼ばれる、イワブクロ。
本場の樽前山に登って、たくさん見ることができてうれしい。 -
樽前山は中心がクレーターになっていて中央に溶岩ドームがあります。クレーター内は立ち入り禁止なので、小ぶりの外輪山を一周します。その外輪山に到着!
霧がなければ目の前に溶岩ドームがドーンとあるらしいのですが、この景色。
でも、一周する間に霧が晴れてくれるかもしれません。
その外輪山のピークが山頂とされています。300mひたすら登って、 -
11:00山頂に到着 1022m
駐車場から1時間ちょっとでした。何も見えません・・・
ここで引き返すコースにしなくてよかった。 -
さて、外輪山一周コースを続けます。反時計回りなので左側がクレーターになります。
両側が崖の荒涼とした道ですが近くしか見えないので、まるで夢の中を歩いているようです。無我夢中、いや有我霧中。一人で歩いていたら怖かったな。 -
下界の霧に切れ目がみえました。
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振り返ると、こんなところを歩いて来ていました。
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そうして左側をみると、突如何もなかったところに、間近に大きな岩山が姿を見せ始めました!
感動です!!
もう少し霧が晴れてくれれば‥と思いましたが、また隠れてしまいました。 -
荒涼とした道を下ったり登ったり。
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駐車場に停まっていた車の割には、一周する人はあまりいませんでしたが、親子連れとすれ違いました。
うちも子供が小さい時、岩木山登りました。リフトが強風で停まっていて8合目の駐車場からでちょっと大変でしたが、台風通過の直後で頂上から素晴らしい景色がみえました。いい思い出です。 -
しばらくすると、支笏湖がきれいに見えてきました。
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また溶岩ドームが姿を現し始めました。
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ギザギザしてる。
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風不死岳へと行く道が、気持ちよさそうですが実際に歩いたらきついんでしょうね。
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これから西山へと向かいます。
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溶岩ドーム、また見えてきました。
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もう少し・・
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これが限界でした。
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大きな噴石がゴロゴロしています。
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高い所は晴れているのに、下の方は雲がわいています。
海からの風が霧をどんどん運んできてしまうそうです。 -
この岩陰で、お弁当を食べました。
ツアーはお弁当付きとありましたが、そのお弁当はガイドの奥さまの手作り。おにぎり2つと、いろいろなおかずが入ったパック。朝早く起きて作るのは大変だったでしょう。ごちそうさまでした。
コーヒー淹れたら飲みます?と聞かれましたが、コーヒーは大好きだけれどトイレが心配なので残念ながらお断りしました。 -
前の写真の岩の間から、けなげに咲いていたタルマエソウ。
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シラタマ
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イワリンドウ
一つ見つけて喜んでいたら、西山にはたくさん咲いていました。 -
ウラジロタデ(葉の裏が白いことから) この花は黄色のものがほとんどでしたが、これだけはピンクがかっていて他の個体より綺麗でした。
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コケモモ
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小さな花ですが、よく見ると3つのガク?、内側に6つに分かれた花? 長くて内側にカーブした雌蕊? の複雑な構造をもつ可愛い花。
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名前は忘れましたが、この紫の実をガイドさんが手のひらに取り、食べられると言うので一粒つまんでみると赤い汁が出て指が真っ赤になってびっくり。えぐくなくて食べられました。
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13:00 西山に到着 994m
ここは東山より溶岩ドームが近くに見えると言うのですが、ここもこの通り。 -
また霧の中。
かなり霧が濃くて、前髪がシャワー浴びたみたいに濡れ下がってうっとうしいほどです。 -
噴石シェルターかと思ったら、樽前山神社奥宮でした。
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霧でよく見えませんが、タルマエソウのお花畑です。
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コマクサも咲いていました。コマクサは持ち込まれたものなので(国内外来種っていうことかな?)せっかく咲いているのに登山道近くに咲いていた花はほぼ抜かれてしまったとガイドさんが言っていました。
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もう終わりかけですが、珍しい白花もあります。
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外輪山一周しました。
14:00 これから怖い下山開始です。滑らないように足先は常に斜面と直角にして、トレッキングポールのサックを外して、恐る恐る降りて行きました。
それでも一度滑ってしまいましたが、何とか無事に斜面を降り、階段のあるところまで来ました。階段がうれしいと思ったことは初めてかも(笑)。 -
展望台まで戻ってきました。
駐車場からは10分ぐらいで登れるので、ここまで来るだけの人もいるみたいです。
この下ですれ違った女性はサンダルでした。 -
14:50
下山しました。ちょうど5時間かかりました。
休暇村まで車で送ってもらって、ツアー終了。ありがとうございました。 -
休暇村の宿泊プランは観光船付きを選択したので、チェックイン時に観光船のチケット受け取りました。
土と汗と霧の水分で全身ぐちゃぐちゃになっていたので、温泉に入ってゆっくりしたかったのですが、昨日観光船は波が高くて欠航、明日も欠航や満席の可能性もあるし、チェックイン後に荷物を観光センターに預けて乗るのも面倒なので、休暇村のある森から頑張って降りてきました。
(観光船乗場では預かってくれない、観光センターで預かってくれるが開館は9:00と下調べ済み) -
水中観測船なので、まずは船底へ。桟橋付近にたくさん魚がいましたが、これは「チップ」ではありませんでした。
出航後、急に深くなる場所があって、水の色が真っ青になるのでわかります。とガイドがありました。ほんとに急に青くなりました。 -
水中から柱状節理が見える珍しい場所ということです。目では見たけれど写真のピントが合わずシャッターが降りませんでした。船底から看板に出て水中から出ている部分を撮影。
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恵庭岳は今日も雲の上
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樽前山と風不死岳が良く見える!
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今、樽前山に登っていら雄大な景色を目の前に見れたのに。と言ってもしょうがないな。
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紋別岳は見えません
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次の観光船が出発しました。
さあ、休暇村に帰って温泉入ろう。
翌日の朝は曇っていたので、この時、観光船に乗ったのは正解でした。
次の旅行記は、休暇村と新千歳空港滞在です。
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