2021春の和歌山　その3は熊野本宮温泉郷の川湯温泉

2021/05/17 - 2021/05/19

4月に行った那智勝浦が楽しかった娘のリクエストで、また南紀熊野古道フリーきっぷで和歌山県へ。

1泊めは、もう一度泊まりたいと言っていたホテル浦島ね。
那智勝浦温泉もいいけど、フリーきっぷで行ける他の温泉はないかな～？
湯の峰温泉や川湯温泉・渡瀬温泉にも行けるよ。
川湯温泉って、河原を掘ったら温泉が出るんだって！
そこの露天風呂に入ってみたいな！
じゃ、2泊めは川湯温泉で♪

その3は、川湯温泉での滞在の旅行記です。
川湯温泉に泊まった翌日は、大雨の熊野古道中辺路を歩きました。

エリア 熊野本宮・湯の峰温泉(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回同様に空いている特急南紀で、紀伊勝浦駅に到着。
駅から勝浦観光桟橋に向かい、4月と同じ中西商店でみかんジュースを購入。
デコポンからカラーオレンジになっていた搾りたてジュースは、濃厚で甘い！

中西商店 グルメ・レストラン

お迎えのカメの船に乗り、ホテル浦島へ。
先月と同じ商品券をいただき、先月と同じ訳あり部屋にイン。
ホテル内の移動時間を考えつつも、ゆっくり過ごすのが今回の目的。

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

温泉も先月と変わらず、硫黄臭の白濁したいいお湯。

夕食ビュッフェも、2種類の刺身・天ぷら・オーダーパスタ・生しらす・6種類の寿司・漁師汁などほぼ変更なし。

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

新規のメニューは、ブリのかま塩焼きとマグロメンチカツ。
その2つがおいしかった！

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

2日め。

4月の朝食ビュッフェでおいしかったマグロ角煮が、ピリ辛こんにゃくに変更でがっかり。

南紀勝浦温泉 ホテル浦島 宿・ホテル

フリーきっぷでもパンダくろしおに乗れると知り、調べたら午前は1本のみ。
買い物で商品券を使い切ってから駅へ。
紀伊勝浦から新宮までは、特急だと1駅20分。

特急 くろしお　 乗り物

車内はパンダだらけでかわいいけど、やっぱり空いている・・

熊野本宮温泉郷には湯の峰・川湯・渡瀬の3つの温泉があり、私が去年行ったのは巨大な湯の花があった湯の峰温泉。

特急 くろしお　 乗り物

川から湯が湧く川湯温泉は初めて♪

新宮駅でバスに乗る前に、川湯温泉のホテルに電話。
チェックインには早いのに、バス停まで迎えに来てくれてありがたや～

路線バス（熊野交通） 乗り物

予約したのは「川湯まつや」で、到着したのは「川湯みどりや」。
実は前日に電話があり、ホテルの都合でみどりやに変更してほしいと。
低料金のまつやから、料金そのままでみどりやに泊まれるなんてラッキー！

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

ホテルの入口の、源泉飲泉所。

チェックイン時に、翌朝に熊野古道を歩くなら発心門王子まで送りますと言われました。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

熊野古道を歩くつもりだけど、翌日の天気予報は一日中雨。
雨の日でも古道を歩けるのかなー？

準備ができたのでと、木の香りのきれいな部屋にすぐ入れてもらえました。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

お風呂は14時から入れるので、その前に部屋で無人販売所マグロでランチ。
って、那智勝浦に行くとランチはいつもこのパターン。
そのため、箸としょうゆは常に携帯！

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

一番乗りで大浴場へ。
窓越しに見えるのは、大塔川。

雨が止んでいるから、露天風呂に行ってみよう～

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

おっと、露天風呂は外から丸見え！
温泉浴衣を着てから行かなきゃ。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

ホテルと大塔川の間の河原に造られた露天風呂は、男湯の前と女湯の前にひとつずつあって混浴。
このときは誰もいなくてよかったけど、夜に知らない男の人とは入りにくいかな。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

熱い源泉を川の水で適温にしている露天風呂は、湯の花があるつるつるしたお湯。
ひんやりとした風が心地よく、ゆっくり入れました。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

大塔川は透明度が高く、夏は水遊びと温泉が同じ場所で楽しめるそう。

みどりやは1泊めのホテル浦島と同じ、浦島グループのホテル。
私が持つタオルにも、ホテル浦島チェーンと書かれています。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

露天風呂を堪能したら、娘が行ってみたいというのでバスに乗って湯の峰温泉へ。
フリーきっぷが使えるけど、バスの本数が少ないから計画的な利用が必要。

川湯温泉 温泉

渡瀬温泉を経由して、湯の峰温泉には8分で到着。
あれっ！？
公衆浴場がなくなっている！

湯の峰温泉公衆浴場 温泉

くみとり湯も、川沿いに移動。
公衆浴場は建て替えのため、来年まで休業だそう。

湯の峰温泉 温泉

川湯温泉に戻り、ホテル周辺を散策。
大塔川沿いに東に向かうと、川湯温泉の公衆浴場がありました。
かなり年季が入った建物で、火曜日のこの日は定休日。

川湯温泉公衆浴場 温泉

旅館や民宿がぽつぽつある中を進むと、田辺川湯キャンプ場につながる橋が。

川湯温泉 温泉

橋から見たホテル。
手前がみどりやで、中央が閉鎖中のきのくに。
予約していた奥のまつやは、本日休館の札がかかっていました。

山水館 川湯まつや 宿・ホテル

夕食は、まつやで予約したのでビュッフェのみ。
まつやから変更になった私たちは、当然川の景色が見えないテーブルで。

鮎の塩焼きがおいしそう！

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

サンマ寿司や姫長芋などの、地元の食材を使った料理がずらり。
オーバー50の口に合う合う！

みどりや予約なら会席料理付きのビュッフェも選べるようだけど、これで十分。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

ちらし寿司は、甘い豆入り。
天ぷらの塩には、梅塩も。
少食な私でも、鮎を5匹食べました！

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

デザートでおいしかったのは、不揃いなイチゴとじゃばらタルト。
熊野のじゃばらを、こんな形で食べられるなんて。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

3日め。

自由席の朝食は、川を眺めながら。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

夕食同様、田舎料理が並んでいます。
丸煮しいたけがおいしすぎて、何個食べたやら。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

温泉卵に温泉豆腐・温泉粥と、温泉づくし。
梅ジュースも美味。

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

ホテル内にも飲泉所が。

チェックアウト時に、雨だから道の駅と熊野本宮大社だけに行きたいと相談。
道の駅経由で、伏拝王子まで送ってもらえることになりました！

川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル

それも、私たちだけのために車を出してもらって感激！

先に荷物を本宮大社前のコインロッカーに入れ、どんどん激しくなる雨に不安になりながら「道の駅　奥熊野古道ほんぐう」へ。

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

本宮前には飲食店があるものの、コロナ＆悪天候で休業が多いかもと弁当を購入。
そしてわざわざ道の駅に寄ってくれたお礼に、運転手さんへのコーヒーも購入。

道の駅 奥熊野古道ほんぐう 道の駅

降ろしてもらった伏拝王子跡は、発心門王子と熊野本宮大社のちょうど真ん中。
ここから歩けば、熊野本宮大社まで1時間くらいで行けるはず。
1年前にこの道を歩いたときはいい天気だったけど、雨の熊野古道はどんな感じ？

伏拝王子跡 名所・史跡

あちゃ～！
さらに激しくなった雨で、避けて歩けないほどの水たまりだらけ！
折り畳み傘とスニーカーでは、あっという間にずぶ濡れに。

みるみる不機嫌になった娘と離れ、無言で歩くこと1時間。
ようやく熊野本宮大社に到着。

熊野本宮大社 寺・神社・教会

参拝もそこそこに、熊野本宮館に行って休憩。
濡れた体を拭いて落ち着いてから、道の駅で購入した押し寿司をベンチで食べました。

世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館

ちょっと機嫌がよくなった娘を、熊野本宮大社の旧社地「大斎原」に案内。

なかなか止まない大粒の雨。
雨の山ってすることないのね・・帰ろうか、と新宮行きのバスに乗りました。

旧社地 (大斎原) 名所・史跡

いただいた商品券で買ったのは、梅干し・みかん・梅酒・マグロ。
それにおいしい熊野牛もたっぷり買えて、那智勝浦町に感謝です！