2021/07/22 - 2021/07/22
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marsyさん
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オリンピック開催に合わせて4連休となった初日、子供が下宿している奈良へ行く用事があったため、ついでに新元号「令和」の典拠となった「万葉集」のふるさと飛鳥の古代遺跡めぐりをしてきました。
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飛鳥めぐりのスタートは近鉄飛鳥駅から
注:飛鳥へは電車では行っていません。
飛鳥と明日香はどう違うんでしょうかね?
元々日本には漢字がなくて「アスカ」と呼ばれていた。漢字の伝来とともに美しい当て字で「明日香」となった。時代が過ぎて地名は2文字が良いという時期があり、その時に「飛鳥」と呼ぶようになった。平成の大合併で3つの村が合併した時その一つが「飛鳥村」だったので、「飛鳥」の字は使えず「明日香村」と表記するようになったそうです。
地名を表すときは「明日香」、時代や地域などは「飛鳥」を使っているそうです。 -
飛鳥びとの館で、飛鳥王国パスポート(100円)を買いましょう。
高松塚古墳等の施設で割引が受けられます。
駅前の飛鳥レンタサイクルで自転車を借りると100円引きになります。これで元は取れちゃいました。
http://k-asuka.com/index.html -
高松塚古墳
7世紀後半から8世紀初めの築造と推定され、直径23m、高さ5mの小円墳。 -
隣接の高松壁画館では、発見当初の極彩色の「飛鳥美人」を再現・展示しています。
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天武・持統天皇陵
壬申の乱(672年)で兄天智天皇の大友皇子を倒した大海人皇子(即位後天武天皇)と、その皇后で後に女帝として皇位を継ぎ藤原宮を造営した持統天皇の夫婦の合葬墓 -
亀石
いつ、何のために作られたかわかっていない。
花崗岩の巨大な自然石に、亀に似た彫刻が施されていることから名前が付いた。 -
この上の橘寺が、聖徳太子生誕の地と言われています。またこの寺には、善悪二相の「二面石」があります。
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途中で見つけた顔ハメ
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石舞台古墳の説明
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明日香村の中でももっとも有名なパワースポット。元は土を盛り上げて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われて、横穴式石室が露出した。
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蘇我馬子の墓とされているが、確証はない。
石の総重量は約2,300tで、最大である天井の巨岩は77tあるという。
玄室内に入ることができます。 -
石舞台古墳から岡寺へ向かう通りの古い建物
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岡寺 西国三十三所第七番札所
https://www.okadera3307.com/ -
新型コロナウィルス感染症の関係で手水舎は使用していないところが多いですが、そこへビー玉を入れて、インスタ映えしています。
花の時期にはここに花が浮かんでいて、もっと綺麗らしいですが…。 -
こちらも丸い球の中に綺麗なビー玉
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本堂(奈良県指定文化財)
文化2年(1805)上棟で、4mを超える御本尊様が安置されていて、境内の中でもひときわ目立ちます。 -
飛鳥を荒らして農民を苦しめていた龍を、義淵僧正がその法力で池に封じ込め大きな石で「蓋」をして改心させたと伝わっています。
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龍を封じ込めたという龍蓋池
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龍玉願珠の中に願い事を書いた紙を入れて蓋をすると願いが叶うと言われています。
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弘法太子堂
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三重宝塔
文明4年(1472)大風で倒壊の後、昭和61年再建に着工し、平成13年完成しました。軒先に荘厳として吊るされた琴は復元されている例は少なく、珍しい荘厳となっている。 -
万葉文化館前にいたせんとくん
万葉文化館HP
http://www.manyo.jp/ -
炉跡群の復元展示
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地下1階の歌の広場では、歌垣に興じる男女や、万葉時代までの掛け歌の系譜を映像で紹介したり、パソコンを使ったゲームで古代空間を体感できます。
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亀形石造物
万葉文化館のすぐ下で、1999年と比較的近年に発見された遺跡。正確には亀というよりスッポンの石造物。斉明天皇が信仰した道教の世界を表す両槻宮の一部という説や、政治を占うために使用したという説や、身を浄める聖地など諸説がある。 -
亀形石造物の上には、酒船石があります。
上部には神秘的とも近未来的ともいえる幾何学模様の溝が彫られた石で、酒を絞る槽、油や薬を作るための道具という説や、庭園の施設と諸説あります。 -
飛鳥寺
蘇我氏の氏寺で、開基は蘇我馬子とされている。東西200m、南北300m、金堂と回廊がめぐらされた大寺院であったようだ。現在の建物は江戸時代に再建された講堂(元金堂)だけです。 -
御本尊の銅造釈迦如来坐像(重要文化財)は撮影OKと太っ腹です。
右斜めから見るのと、と左斜めから見るのとでお顔が違って見えるそうです。 -
飛鳥寺講堂
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寺の裏には蘇我入鹿の首塚と呼ばれる五輪塔があります。
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水落遺跡・日本初の水時計
694年~710年に築造された終末期古墳。昭和62年、中大兄皇子(後の天智天皇)が作らせた漏刻を備えた楼閣状遺跡が発見され、極彩色の壁画が一躍注目されました。
天智天皇は大津京でも漏刻を設置しているが、飛鳥での先例を受け継いだわけだ。 -
鬼の雪隠と
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鬼の俎板
2つの巨石は元は一組の古墳の石室材と推定されている(俎板が底石、雪隠が蓋石)。雪隠だけ、何かの拍子で転げ落ちたようです。 -
欽明天皇陵
百済の聖明王から我が国に公式に仏教と経典が伝えられた時の天皇で、後に皇后も合葬したとあるが、岡寺駅付近の丸山古墳を欽明天皇陵とする説もある。 -
猿石(吉備姫王墓)
天地・天武天皇の祖母吉備姫王の墓で、墓場内にある4体の猿石は、江戸時代に付近の水田から発掘された。
以上で飛鳥めぐりは終了です。風が吹いていたので、暑さもまだましでした。
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