2021/07/17 - 2021/07/17
425位(同エリア781件中)
Reisさん
7月中旬の金曜日に休暇が取れたので少し遠出がしたくなりました。これまでに一度も行ったことがない青森県に行ってみたいと思いました。最近は体力低下のせいですぐに疲れてしまうので、あちこち動き回るのはやめるつもりだったのですが、せっかく青森まで行くのであれば、津軽か下北半島へ足を延ばしてみたいと思いました。迷った末に下北半島へ行くことに決め、青森市内とむつ市内のホテルを予約しました。
また、往復の新幹線は「えきねっとトクだ値」を利用して25%割引でチケットを購入しました。以前、山形を旅行した時はネット予約したつもりで手続き完了していなかったという失敗をしたので、今回は入念にチェックしました。
第2日目は下北半島へ列車で移動し、午前中に恐山菩提寺を見学、午後はむつ市内に戻り市内の田名部地区に宿泊をしました。
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
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【2021年7月17日】
朝4時半ごろに目が覚めた。最近は早起きは苦にならなくなった。その代わり夜更かしはつらくなってきた。ホテルをチェックアウトし駅へと向かう。青森駅を6:53に出る電車に乗りたいのだが、ゆっくり歩いても間に合う時間である。ほとんど人の歩いていない早朝の通りを歩いて青森駅に着いたのは6時半ごろだった。八戸方面へ向かう青い森鉄道のホームへ行ってみると長いホームにはまだ誰もいない。
青森駅のホームは無駄に長いのだが、青函連絡船が運航していた時代には青森駅の利用客は多く長い編成の列車が発着していており、これはその名残だろう。青森駅 駅
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八戸行きの電車に乗り約45分で野辺地に到着。ここでJR大湊線に乗り換える。野辺地駅の出口と反対側には「日本最古の鉄道防雪林」の看板があった。
野辺地駅 駅
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野辺地駅から大湊線に乗り終点の1駅手前の下北で下車する。駅前のバス乗り場には「霊場恐山」という行先を掲げたバスが停車中。このバスは私の乗ってきた列車と9分の接続となっている。下北駅で大湊線から20人くらいの客が下車したがこのバスに乗り換えたのは私だけだった。
バスは発車してしばらく走るとむつ市の田名部地区の中心にあるむつバスターミナルに着く。ここで2人乗車してきた。さらにしばらく走ったところにあるバス停からもう1人の乗客があり結局私を含めて4人だけ客を乗せてバスは恐山まで走った。バスの車内では観光案内のアナウンスを流していた。下北駅 駅
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下北駅を出て約45分でバスは終点の恐山へ到着した。バス停の目の前には広大な駐車場らしき空間がありその向こうには宇曽利山湖の湖面が見えている。人が少なくとても静かだ。
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時間は十分あるのだが、暑くなる前に恐山菩提寺の見学を済ませておきたいので、すぐに先へ進むことにする。入山料500円を支払い総門をくぐると正面に立派な山門が見える。先へ進み山門をくぐるとその先には地蔵殿がある。
恐山菩提寺 寺・神社・教会
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地蔵殿で参拝をし左手に進むとごつごつとした岩が露出した空間が姿を見せる。背後には緑豊かな山が連なり、その手前には宇曽利山湖が真っ青な湖面を見せている。
普段はあまり見ることのない異質な風景だ。弱々しく風が吹いているが照り付ける太陽でぐんぐん暑くなっていく。何しろ日差しを遮るものが全くないのだ。周囲は強い硫黄臭が立ち込めていてマスクをしていても効果がないほどだ。 -
湖畔に行ってみた。湖水は恐ろしく澄んでいるが、これは湖底から硫化水素が噴出して湖水に溶解し強酸性となっていて生物の生育に適していないためらしい。
白い砂浜と青い湖水のコントラストは美しく、先程まで歩いてきた荒涼とした風景が地獄ならここは極楽浄土のようだ。実際にここは極楽浜と呼ばれている。
周囲に人は少なくとても静かだ。砂浜に突き刺された風車がカラカラと回る姿が印象的だった。 -
再び地蔵殿に引き返してきた。山門へ向かう途中に小さな小屋がいくつかあるが、これは温泉であり入山料を払っていれば自由に入浴ができる。しかし、硫黄が強いので長時間の入浴はおすすめされていない。
さっそく入浴してみるとちょうど良い湯加減で気持ちがよい。私は手前の浴槽に入ったのだが、後から入ってきた人によると奥の方は温度が高くかなり熱かったらしい。恐山温泉 温泉
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帰りのバスの時刻までかなり時間が余っているので少し歩くが太鼓橋を見に行くことにする。バスでやってきた道を引き返す形で進むこと徒歩約10分の場所にその橋はあった。宇曽利山湖から流れ出す唯一の川である正津川に架かっている。かなり老朽化しており通行できない様に柵が設置されていた。ここは三途の川をイメージしているようで「三途川」という碑があり、橋のたもとには奪衣婆と懸衣翁の石像がありここが地獄の入り口であることを示している。
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恐山を13時ちょうどに出るバスに乗りむつ市街へ戻ってきた。終点の下北駅へは行かずに市街の中心にあるむつバスターミナルで下車した。ここで降りたのは私だけだった。
むつバスターミナルの建物はかなり古く待合室も昭和時代を思わせる雰囲気だ。数人の客がバスを待っていた。ここからは下北半島の各地へバスが出ているようだが本数は少ないようだ。私が乗ってきたバスが立ち去ると静かになった。むつバスターミナル 乗り物
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この日はむつ市内のホテルを予約してある。バスターミナルからは歩いていける距離なので散歩をしながら向かうことにした。常念寺という寺に寄ってみた。広い境内には誰もいなかった。そしてかなり暑い。時刻はもう午後2時だ。そういえば腹も減ってきた。どこかで昼食をとることにしよう。
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常念寺の正面からまっすぐに道が延びている。その通りを歩いてすぐの右手に田名部神社がある。
田名部神社 寺・神社・教会
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たくさんの風鈴が吊るされていて短冊には「疫病退散」「無病息災」などの文字が書かれていた。ちょうど境内には強い風が吹き風鈴がガラガラと大きな音を立てていた。
田名部神社 寺・神社・教会
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予約しておいたホテルユニサイトむつに着いたが、チェックアウトには少し早いので、昼食を先に済ませることにする。ホテルを通り過ぎて少し先に行くとマエダ本店というデパートがあった。ここにレストランがあるようなので行ってみることにする。
2Fに飲食店がいくつかあったが、その中で一番大きそうなレストランクッチーナに入ることにした。レストラン クッチーナ グルメ・レストラン
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メニューの中に「大湊基地業務隊カレー」というものがあり、面白そうなので注文してみた。
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■参考情報
海自カレー 1100円レストラン クッチーナ グルメ・レストラン
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食事をしたら元気になったので、むつ市内を散策することにする。再びバスターミナルの方向へ引き返し、田名部駅跡まで行ってみた。
田名部駅は下北駅からむつ市内の大畑を結んでいた下北交通大畑線の駅で2001年3月末に大畑線の廃止に伴い廃駅になった。かつてのプラットホームが残っているが、周囲は雑草に覆われ、一見するとただの空き地のようになっていた。 -
田名部駅跡からまっすぐに伸びる通り。かつてはこの通りが駅前通りだったのだと思うと感慨深い。ひっそりとした通りに面して閉店したデパート、古びた旅館、バスターミナルなどがあり、かつてはもっとにぎやかだったのかもしれない。
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先程から何度も目の前を通り過ぎていたホテルユニサイトむつに今後こそチェックインする。
ホテルユニサイトむつ 宿・ホテル
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部屋はごく普通のビジネスホテルではあったが、ベッドに並ぶように長いソファが置かれているのが特徴だ。朝からずいぶん歩いたので疲れた。そのまま居眠りしてしまったが、気づいたら夕方になっていた。まだ外は明るいが少し早めに軽く食事をしにいくことにした。
ホテルユニサイトむつ 宿・ホテル
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食事をしようと思ったが、むつ市内はとても居酒屋が多い。田名部神社の前の通りに面した「下北物語」という店に入った。コロナのせいもあって、もうずいぶん長いこと外出して酒を飲むことなどなかったので久しぶりである。
下北物語 グルメ・レストラン
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久しぶりに飲んだ生ビールがとてもおいしい。一緒に注文したサーモンも最高だった。
下北物語 グルメ・レストラン
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ニンニク揚げも注文した。そのまま素揚げされたニンニクはほくほくとしていてとてもおいしくビールに合う。ニンニクがこれほどおいしいものだとは知らなかった。
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■参考情報
お通し 330円
生ビール(中) 528円
海峡サーモン 990円
タコ唐揚げハーフ 330円
ニンニク揚げハーフ 330円
生ビール(ミニ) 385円
合計 2783円下北物語 グルメ・レストラン
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薄暗くなったむつ市内の歓楽街。田名部神社の西側の路地に小さな居酒屋やスナックがぎっしりと立ち並んでいる。ここは通称、神社横丁と呼ばれている。このあたりはこれから賑わう時間なのだろうが、都内の歓楽街に比べれば静かだ。コロナウイルスの影響なのかもしれない。
元気であれば、どこか1軒に入って飲んでいこうという気になるのだが、さすがに今日は疲れ切っていた。まだ早いのだがホテルに戻ることにする。 -
【2021年7月18日】
久しぶりにぐっすりと眠った。ホテルの朝食はつけていなかったのでチェックアウトの後、少し街中を歩いてみたが朝食をとれそうな店がなかったので、そのまま下北駅へ向けて歩くことにした。天気が良く最初のうちは気持ちよく歩いていたのだが、田名部から下北駅までは思いのほか遠い。次第に暑くなり疲労してきたが何とか下北駅に到着した。 -
この日の予定は八戸へ向かうのだが、その前に大湊線の終点、大湊駅まで行ってみることにした。下北駅9:02発の大湊行きに乗車。1駅5分で終点の大湊に到着した。折り返しは快速の八戸行きとなるが、発車まで1時間以上の時間があるので駅を出て周辺を散策することにした。
大湊駅 駅
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歩き始めてすぐに「大湊吉田ベーカリー」という店を見つけた。朝食をとっていなかったので、ここでパンを買っていくことにする。店内にはパンだけでなく弁当などもかなり品揃えが豊富だ。
こちらの店はアンバターサンドがよく知られている。注文すると店の人が食パンに塗ってくれるのだ。たくさん種類があったが、私は無難にアンバターとバターピーナッツを注文した。大湊吉田ベーカリー グルメ・レストラン
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パンはテイクアウトして散歩のあとに食べたのだが、柔らかくてとてもおいしかった。アンバターといえば盛岡に福田パンという有名な店があったが、あちらはコッペパンを使っていた。どちらも対面販売という形で懐かしさ漂う甘いアンバターが一推しということろは同じ東北で共通するところだ。
大湊駅 駅
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大湊地区は釜臥山の伏流水が豊富な地下水となって至る所に湧き水となっている。吉田ベーカリーの近くにも「蕩蕩水」と名付けられた湧き水があった。
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少し歩いて海岸へ出てみた。雲一つない青空と青い海、そして心地よく吹く潮風が気持ちよい。
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むつ市漁協荷捌施設。周辺にはホタテの加工場などもあった。のんびりと散策をしていたが、そろそろ列車の時間が気になってきたので大湊駅へ引き返すことにする。
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大湊駅に戻ってきた。ここからは八戸行きの快速「しもきた」に乗って終点まで行く。野辺地までがJR大湊線、野辺地からは青い森鉄道に乗り入れて八戸まで直通する便利な列車だ。
大湊駅 駅
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のどかな車窓風景を眺めながら列車は進む。
続く
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