岩手県の遠野、花巻を巡る旅：４　花巻城址を散策し、大阪へのフライト

2021/02/27 - 2021/02/28

岩手県花巻周辺には温泉が点在しているが、そのうちの一つ、大沢温泉山水閣に宿泊し、翌日には大阪に戻ったが、その途中、花巻城址に立ち寄った。
花巻城は元々天守はなかったようだか、城跡は市内に残されている。土塁で作られた城跡の様子は現在も当時の様子のようすをうかがい知ることができる。城跡にはいくつか再建された建築物もあるので、花巻に訪れたら立ち寄ってみたい場所だ。

エリア 花巻(岩手)

山水閣の朝食はバイキング制で種類が豊富だ。

大沢温泉 山水閣 宿・ホテル

朝風呂に入った後、路線バスで花巻駅へ向かった。

大沢温泉 温泉

花巻行の路線バス

路線バス (岩手県交通) 乗り物

花巻駅から徒歩15分ほどの場所に花巻城址がある。

花巻城は1591年に東北を豊臣秀吉が征伐したあと、南部氏がこの地を治めた。こうして登り口からみていると、花巻城が平山城であることがよくわかり、土塁の城だというこのがよくわかる。しかも川が天然の堀としての役割をしているようなことも見えてくる。

二の丸付近になると石垣により守られている

花巻城址 名所・史跡

復元された西御門

本丸に続く最後の砦と言ったところだろうか。

花巻城址から花巻市内を一望できる。因みに花巻市は岩手県第２の街なのだそうだ。かつては一大穀倉地帯だったようだ。

再び花巻駅まで戻り、大阪へ帰路へ着いた。仙台空港からのフライトに間に合わせるため、北上駅で新幹線に乗り換えて向かう。

花巻駅 駅

駅そばは休業中。残念！

陸橋からみた花巻駅の様子

花巻駅のホームにて。北上まで約10分ほどだ。花巻にも新花巻駅があるが、東北本線上にないので不便だ。そのため北上での乗り継ぎを選択した。

北上で東北新幹線に乗り継いで一路仙台へ。

JR北上線 乗り物

実は東北本線に乗車するのは今回が初めての経験。結構ワクワクする。山陽新幹線と異なりカーブもなく、スラブ軌道でトンネルが少ないせいか、列車が非常に安定した走りをしており、乗り心地が格段に良いことに驚かされた。

東北新幹線 乗り物

約7ヶ月ぶりの仙台空港、訪れたのは通算2回目。前回は大阪から到着時しか利用できなかったのですぐに空港を後にした。このときは七夕時期だったので、仙台の独特の飾りが空港にもされていたのが印象的だった。

今回は多少時間があったのでウロウロしてみたが、こうしてみると仙台空港が結構規模が大きいことに驚かされた。

仙台空港 空港

仙台空港の飲食店街にあるレストランの一つ、丸松。ここでは牡蠣南蛮そばを注文した。特段変わったものが具材として入ってるわけではなくシンプルにネギと湯がいた牡蠣が入っているだけだ。しかし出汁は牡蠣の味がしっかりと出ております牡蠣の旨味を味わえることができる

そば処 丸松 空港店 グルメ・レストラン

仙台空港の3階奥にあるビジネスラウンジ。クレジットカードのゴールドカードがあればたいてい無料で入室が可能だ。アルコールは有料だが、サーバーのノンアルコール飲料は無料だ。オレンジジュースやコーヒー、紅茶、日本茶を揃えている。部屋が狭いのが難。

仙台空港 国内線 ビジネスラウンジ WEST SIDE 空港ラウンジ

明るい雰囲気の仙台空港

仙台空港からの眺め、連なったやまが雪化粧してきれいだ

写真を撮影しているとちょうどスカイマークが！

山岳部をアップにするとこのような感じ

伊丹空港まで誘ってくれるJ- Air

これから伊丹に向けて出発！

離陸の時の様子

離陸し始めた

左に期待を傾けながら上昇を続ける

弧を描くように仙台空港を一周した。仙台空港上空まで来ると高度がかなり上がっているのがよくわかる

仙台空港上空で高度を上げた後、今度は右に大きく旋回し、大阪へ方向を変えた。

この日は天候に恵まれていたので、眼下になんと富士山が見えた。

フライトは富士山の北側、つまり山梨県側を通るルートだったが、富士山がこんなにクリアに見えたのは初めてだった。富士山近くを通るルートの場合、座席はやはり富士山側を取っておいたほうが良い

富士山 自然・景勝地

しばらく富士山の勇姿が遠くなっていくと、名残惜しくなってくる。

今度は眼下にアルプス山脈が見え始めた

今日は天気が良いので機内の窓からの景色が最高だった。

しばらくアルプス山脈上空を飛んだ後は濃尾平野にでてきた。

デルタになっているのがよく見える

濃尾平野の北部を通ったあと、三重県上空、そして山深い奈良の上空をとおっていく

奈良市内上空。周りを山に囲まれた盆地であることはよくわかる。夏は暑いわけだ。

大阪上空。左下に空港が見えるのがわかるだろうか？こちらは八尾空港。

大阪市内に達する頃には高度がかなり下がる。航路によっては堺の古墳群がよく見えることがある。特に東京など東方面から大阪に向かうときには左側の座席になった場合は大阪城を眺めることができる。大阪城は内堀と外堀が運河に繋がっているのもよくわかる。天守よりも、むしろ内堀に作られた石垣とても良く目を引く

大阪城 名所・史跡

梅田周辺の高層建築群が見えてきた。着陸までもうすぐだ。

梅田を過ぎた先には淀川が流れている。淀川を渡った場所は新大阪エリアだ。ここまで来るとあと数分で伊丹空港に着陸だ。

淀川 自然・景勝地

伊丹空港に到着

大阪モノレール 乗り物