2021/06/09 - 2021/06/10
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itaruさん
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久々にどこかにマイルで飛んでみました。9日の夕方の便で飛んで、翌10日の夜に戻る日程で今回の候補は大分、出雲、徳島、南紀白浜の4つ。で、当たったのは南紀白浜でした。白浜を訪れるのは2012年に両親を案内したとき以来です。この時は潮岬や熊野那智大社など巡りました。今回もレンタカーを借りて、紀伊半島を巡ってみます
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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16時30分発のJAL219便で南紀白浜へ
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フライト時間が1時間に満たないので窓側に座って景色を楽しみました。搭乗率は50~60%くらいでしょうか
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空港に到着したら早速車をピックアップ。楽天トラベルでタイムズレンタカーを予約(24時間で4940円)。ちなみに楽天トラベルのHPには空港店となっていましたが、実際に店舗があったのはJRの白浜駅前でした。で、「料理の宿 さきのや」にチェックイン。素泊まり4900円也
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料理の宿なのでホントは食事付きにしたかったのですが、予約が遅かったからか素泊まりプランしかなかったので外で夕食をいただきましょう。海岸沿いを歩いて
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特に目星をつけていた店はなかったので、開いていた「旬菜台所 とも」へ
旬菜台所 とも グルメ・レストラン
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お勧めのアオリイカの刺身に冷や奴
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鯨のホルモンをビールや地酒でいただいて
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〆はしらすのお茶漬けでご馳走様
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白浜温泉にあるのでお風呂はもちろん温泉です
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湯船はそれほど大きくないですが、宿泊客が少なかったこともあって貸切状態。チェックイン後と朝の2度入って疲れを癒やしました
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で、チェックアウトしたら
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崎の湯へ。ここは「日本書紀」や「万葉集」にも記されている温泉で、道後温泉、有馬温泉と並んで日本最古の三湯の一つの温泉だそうです。入浴料は500円
崎の湯露天風呂 温泉
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ちょうど前に入っていた人が出たタイミングで露天風呂には他に誰もいない貸切状態です。お風呂は撮影禁止ですが、ここからなら撮影OKだよと係の人に教えてもらった場所からパチリ。柵に囲まれているところが女性用で、男性用はその奥の一段下がったところ。こちらは柵など何もなく、開放感はバッチリですが海側からは丸見え。柵の奥に見える白い建物は海中展望台だそうですが、展望台との間に遮るものは何もありません((^0^)
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ともあれ天気は快晴
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気持ちよく朝の露天風呂を楽しみました
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露天風呂の後で向かったのは千畳敷
千畳敷 自然・景勝地
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千畳敷といえば、同じ地名が青森にもあったっけ
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こちらも平らで広い岩が壮大な景観を創っています
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ただね、岩をよく見ると落書きが……
それも柔らかい砂岩だから掘ってある -
有名観光地に落書きする不届き者は後を絶ちません
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目の前には素晴らしい景観を何で傷つけるのかな
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この日は波も穏やかで
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透明度の高い海も素晴らしかったのですが、そこがホントに残念でした
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千畳敷に連なる景勝地が三段壁へ。ちなみに三段壁から徒歩1分の福亀堂三段店の駐車場はお土産1000円かレストラン500円で無料になります
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千畳敷の南海岸にそそり立つ高さ50m~60mの断崖
三段壁 自然・景勝地
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断崖絶壁の名勝から
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雄大な太平洋を一望。立ち寄りませんでしたが、ここには海蝕洞窟がありエレベーターで降りて見学することも可能です
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恋人の聖地「南紀白浜/三段壁」
ここにもあるんだあ、という感じで流してしまいましたが、wikiによると「2019年には恋人の聖地地域活性化大賞JTB賞を授賞[6]するなど、恋人の聖地として高く評価されている」そうで、かなり有名な場所のようです -
さて展望台から遊歩道を歩いて行くと
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いい感じの吊り橋に出会いました
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吊り橋からの景色を眺めたら
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まだ時刻は午前11時前。次はどこに向かおうか。無難に近場を巡ることも考えたのですが、昨年十津川村を訪ねた際に熊野本宮に参拝したことで熊野三山は熊野速玉大社を残すのみとなっていたことが引っかかっていました。片道100kmほどありますが、行ってこられない距離でもない。ってことで、熊野速玉大社に向かいます
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国道311号から国道168号を通って約2時間のドライブを終え、ようやく熊野速玉大社に到着です。駐車場に車を止めたら太鼓橋から参拝するとしましょう。大鳥居をくぐった先には
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八咫烏神社(祭神・建角見命)、手力男神社(祭神・天之手力男命)があり
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樹齢1000年とされる梛の御神木。いや梛(なぎ)の御神木って珍しい気が……。と思ったのですが、wikiをみてみると、熊野三山では梛は御神木としてポピュラーで、参道に植えられているとのこと。植物のこと詳しくないので気づきませんでした
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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熊野速玉大社の神門です
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世界遺産 熊野速玉大社
これで熊野三山制覇です。の熊野本宮大社、熊野速玉大社、そして熊野那智大社の順で巡るのが平安時代からの習わしだそうです。私は熊野那智大社(2012年)熊野本宮大社(2020年)熊野速玉大社(2021年)の順となりました -
熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神を主祭神とする熊野速玉大社の拝殿です。第二殿の速玉宮に熊野速玉大神、第一殿の結宮に熊野夫須美大神に祀っています。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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拝殿の右に位置するのが上三殿の証誠殿、若宮、神倉宮でそれぞれ祭神は家津美御子大神、天照大神、高倉下命だそうです。が、神道の神様は詳しくないので、天照大神くらいしか分かりません(;゚ロ゚)
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こちらの中四社・下四社を合わせて八社殿と呼ばれ、八柱の神を祀っています。が、細かすぎるので省略
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さらに新宮神社、熊野恵比寿神社。多くの神様が祀られています
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ただ本宮大社や那智大社に比べるとインパクトに欠けるかな。こぢんまりとした感じ
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さて時刻も13時半、お腹が空いてきました。何か食べるところはないか、と仲之町商店街を歩いてみたものの、シャッターが降りている店が多くてちと寂しい
新宮市仲之町商店街 名所・史跡
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あてどなく歩いていては見つかりそうもない。ガイドブックを取り出して何かないかと探して見つけたのが「総本家 めはりや 本店」
めはりや グルメ・レストラン
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こちらで郷土料理「めはり寿司」の定食A(1450円)をいただきます。セットの内容はめはり寿司4個に豚汁、めざし、山芋とろろ。高菜の浅漬けの葉でくるんだおにぎり「めはり寿司」は日本の田舎の味って感じで美味しいです
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お腹も満腹になったところで、もう少しだけ新宮市内を歩きましょう。やってきたのは新宮城跡
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ここは江戸時代に築城された新宮藩水野氏の居城跡
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本丸跡に向かう途中、熊野川が目に入ってきます
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天守などの建物は残っていませんが、石垣などは比較的良く残されています
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そういえば、江戸時代って城は修理すら厳しく制限されていたんじゃなかったけ。と思って、調べてみたら一国一城令に従って一度は廃城になっています。その後再建を認められたものの、その時の藩主だった浅野氏が転封されて三原に移り、紀州徳川家の家老の水野氏が城主になって完成させたとのこと。これって外様のお金で築城して、譜代の城にしたってことだよね
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ということで本丸跡まで登って新宮市内を一望します
新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園
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現在は丹鶴城公園として整備され続日本100名城にも選ばれています。ちなみに新宮城の別名「丹鶴城」は、この地で生まれた源為義の娘の名前?だそうです。為義といってもピンとこないのですが、鎌倉幕府を開いた頼朝のおじいさんです。昔の話なので、都の要人と現地妻の娘ってことでいいのかな
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近代的な橋は架かりましたが、悠々と流れる熊野川は平安・鎌倉時代と変わりない
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そろそろ14時30分、白浜に戻らないといけない時間です。登りとは違う道を下って駐車場へ
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帰りは海沿いの国道42号を進みます
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1時間ほど走ったところで休憩がてら橋杭岩へ
橋杭岩 自然・景勝地
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大小約40の岩が南西一列におよそ850mに渡って並ぶ奇景
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弘法大師と天邪鬼が沖合の島まで一晩で橋をかける競争をしたという伝説が残っています。一晩で橋を架けるって、弘法大師はどれだけ万能なんですか(^0^)
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2021年、両親と旅をしたときにも訪ねた場所です
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せっかくなので、もう1カ所だけ寄り道します。本州最南端の潮岬
潮岬 自然・景勝地
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太平洋が青い
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ここも2012年に訪ねた場所で、その時は潮岬観光タワーに登って展望台から太平洋を一望したのですが、今回は時間がないのでパスとします
潮岬観光タワー 名所・史跡
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で、最後に潮岬灯台が見える駐車場にレンタカーを止めて灯台を眺めたら
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白浜まであと1時間ほど。頑張りましょう
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ってことで、レンタカーを返却して空港へ
南紀白浜空港 空港
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さてお腹も空いたことだし、何か食べるものは? 小さな空港ですが、「スカイアドベンチャー」というカフェがあったので軽く腹ごしらえ。地ビール(800円)と
スカイアドベンチャー グルメ・レストラン
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熊野ポークサンド(650円)。ちょっと空港価格ですが、味の方はまずまずです
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ということで、18時30分発のJL218便で
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羽田に向かいます
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