どこかにマイルで日帰り旅、厚岸で牡蠣を食べ、霧の摩周湖を堪能＝2022年8月

2022/08/10 - 2022/08/10

久々の一人旅はどこかにマイルです。ホントは1泊位するつもりでしたが、特典の申し込みが遅れてしまい日帰り旅となりました。
申し込み前は夏休みの時期なので、空きがあるかなと心配でしたが、帯広、女満別、釧路、石垣という中々魅力的な候補がでてきました。最初のどこかにマイルが宮古島だったこともあり、石垣が当たったらどこかにマイルで先島諸島制覇なんて思いましたが、そこまでうまく運ばず、行き先は釧路に決定。7月のうに丼の旅に続き、夏の北海道を満喫です

エリア 摩周・弟子屈(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

釧路行きのJL541便は8時5分発、北海道の天候がちょっと不安ですがラウンジでコーヒー飲んでから出発です

釧路空港到着は若干遅れたものの、レンタカーは事前にWEBチェックインを済ましていたのでスムーズ。夏の北海道で直前の予約だったため、レンタカーの空きがなくて、ようやく見つけたのは日産レンタカー。10時から19時の9時間で9718円は少し割高ですが、夏のシーズンなので仕方ない。着陸時は霧が立ちこめていた空港周辺も、雨は降っているものの視界は問題なし。このまま天候が回復してくれればいいのですが

１時間ほどのドライブで到着したのは道の駅「厚岸グルメパーク」。では、さっそく牡蠣をいただきましょう、と思ったのですが、仕事のメールが入ったため、しばし車中でＰＣをあけて仕事を片付けるとします

厚岸を訪れたのは2006年８月なので、もう16年も前のこと。そのときも道の駅に立ち寄って、牡蠣重を食べたっけ

牡蠣やさんまなど、魚介市場で買ったお好みの食材を、炭火で焼いて楽しめるバーベキューコーナーのほか、いくつかのレストランがありますが

今回は「オイスターバール ピトレスク」で生牡蠣３種（カキえもん、金のカキえもん、マルえもん）にノンアルコールビール（車運転しているので）。ベストシーズンは12月～２月ですが、この時期でもプリプリで美味

さらにカキの白ワイン蒸しを味わいます

目の前には厚岸の海。そこを根室本線のローカル列車が走っていく。風情があっていいねえ

牡蠣５個では満腹にはなりませんが、ひとまず小腹は満ちたので先へ進みます。ローカルで車の少ない道を進み

霧多布岬に到着

霧多布岬展望台 自然・景勝地

ですが、岬はまだまだ先にあります。一応、こっこには展望台があるので駐車場もありますが、岬の灯台ははるか先にあります。ナビがここを指定したのですが、ちょっと失敗です

止まっている車は数台で、人の姿はありません

しばし、水平線を眺め

車に戻って、岬まで行く手もありますが、10分ちょっとの距離なので歩くことにします

太平洋に突き出た岬が見えてきました

そうそう、霧多布岬のある浜中町はルパン３世の原作者、モンキー・パンチ先生の出身地です。岬にもこんな「ＡＲ　ＳＰＯＴ」があり、町中には仮想店舗やコレクション展示も。日帰りでなければ、町中でルパン一味を探すところです

厚岸霧多布昆布森国定公園

国内では５８か所目、2021年３月31日に指定された最も新しい国定公園です

天気が良ければ青い海と緑の草原のコントラストが美しいのでしょうが、残念ながらの曇天。それでも雄大な光景に心癒やされます。幸い、雨も上がってきましたし

実は霧多布岬は通称で、正式名称は湯沸岬なので灯台の名前は「湯沸岬灯台」だそう

霧多布岬 自然・景勝地

灯台を越え、岬の先まで遊歩道は続くので

太平洋の荒波を見ながら進みます

遊歩道の先には北海道の命名者として知られる松浦武四郎（1818～1888年）の歌碑が立っています

かねてより
あらきしほ路と きいたふの
島根にたかく
よする志らなみ

霧多布岬 自然・景勝地

いくつもの大きな岩礁と、波のしぶきが迫力のある風景を形づくっています。
実は前回の訪問時は厚岸から直接、根室方面に向かったと思っていたのですが、当時の記録を見返してみると霧多布岬にも立ち寄っていました。それをすっかり忘れて、「前回は訪れなかったけど、今回は来て良かった」なんてボケたこと思ってました

さて、戻るとしましょう

こちらはキャンプ場。自然豊かな場所でのキャンプも楽しそうです

霧多布岬キャンプ場 キャンプ場

さて霧多布岬から一気に110km、２時間弱のドライブで摩周湖へ

摩周湖 自然・景勝地

霧の摩周湖の名前の通り

霧に包まれた湖は刻一刻とその表情を変化させます

さっきまで神秘的な表情を見せていたのに一瞬で湖面は全く見えなくなる

仕方ないので

レストハウスでソフトクリームをいただくとしましょう

霧に包まれた湖が

風の動きに合わせて、一瞬だけその表情を見せる

幻想的な光景は見ていて飽きません

が、だいぶ霧が濃くなってきたのでこの辺で引き上げましょう

駐車場もご覧の通りなので

少し移動して第3展望台の前に車を止めます。駐車城前から谷川を見下ろせば雄大な景色が広がりますが

第3展望台から摩周湖を眺めるも

摩周湖第三展望台 名所・史跡

霧が濃く、湖面はほとんど見えません

風が吹いて霧が少し晴れてもこのくらいにしか、視界は回復しませんでした

帰りの飛行機までまだ時間があるので車で20分ほどの硫黄山へ。ここの駐車場は摩周湖第一展望台と共通で500円也

硫黄山 自然・景勝地

アイヌ語で「アトサヌプリ」、裸の山と呼ばれる硫黄山

黄色い硫黄の結晶がそこかしこに見えます

山肌からはごうごうと音を立てながら噴煙が

まるで異世界のような不思議な光景

地球の鼓動が間近に感じられます

ゴツゴツとした岩肌の周囲に広がっているのは山麓に広がっているのは、エゾイソツツジ（酸性土壌を好む北海道の固有種）の大群落だそうで、6月～7月にかけて美しい純白の花が咲くのだとか

周囲に立ちこめる独特の硫黄のにおい

吹き出てくるのは熱湯。直截触ったらやけどしてしまいます

さて主な観光は終了。最後に近くの川湯温泉で汗を流してから帰ります。「川湯温泉KKRかわゆ」の日帰り入浴は900円

川湯温泉 KKRかわゆ (国家公務員共済組合連合会川湯保養所) 宿・ホテル

先客は１人いましたが、程なく上がったので貸切状態でリラックス

この日の最高気温は２５度程度、蒸し暑い東京都違って露天風呂も心地よい

あとは一気に釧路空港まで戻るだけ。豚丼(１２００円）と冷酒でほっとっ一息

レストラン たんちょう グルメ・レストラン

そうそう、スニーカーの外れてしまいました。外れたのはレンタカーを返した時だったので大きな問題はなかったのですが、空港から家までは足下が安定せず、難儀しました(^0^)