2020/08/24 - 2020/09/08
6位(同エリア8件中)
ミランダさん
去年の夏にイタリアのサルデーニャ島で2週間、働きながらホリデーを楽しむワーケーションを実行した時の話の続きです。
あっという間に時がたち、とうとう大詰めです。この日はずっと見たいと思っていたサッカルジャ教会を見に、サッサリの町へ。荒野にたたずむ白黒の教会が心行くまで見られて満足した後、美味しいランチを楽しみました。
その翌日は最終日。平日だったのでふつうに働き、夕方に最後のアルゲーロ散歩。
最後まで美しく、そして美味しかったサルデーニャ島を写真でお見せしたいと思います。
私達が住む英国では、ワクチン対策が奏功し、ようやく新型コロナの感染者数が減ってきて、少しずつロックダウン規制が解かれています。ところが、ここにきてインドの変異株が不気味な広がりを見せています。今年は去年のような夏休み旅行ができるのでしょうか。。。
私達はコロナ以前に、50カ国超を旅行しています。その記録はどうぞ、こちらから:https://mirandalovestravelling.com/ja/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
-
目的地のサッカルジャ教会は、辺鄙な所にあります(それが良いとこなのですが)。
本当はレンタカーをしてサッカルジャ教会を目指す予定でしたが、前日まで放っておいたら、予約が取れず、結局、バスでサッサリという大きな町まで行って、そこからタクシーに乗ることに。
アルゲーロの慣れ親しんだバス停に行き、キオスクで切符を、と思ったら、キオスクが閉まっていました。近所のカフェで尋ねたら、日曜日のこの日は、キオスクが開くのが遅く、9時に開くといいます。
その時に知ったのですが、2年前の5月に来た時には稼働していたバス停の切符売り場が「もう2年ほど前から閉まっているよ」とのこと。
そこで、公園のベンチに腰掛け、カフェのおじさんに教わった通りに、アプリをダウンロードし、切符購入にチャレンジ。幸い成功し、無事に9時5分発のバスに乗り込みました。
この写真は、2年前に撮ったバス停前の公園の風景です。 -
サッサリには1時間ほどで着きました。ただ、降ろされたのが、いかにも場末のバスターミナル。ここからは町の中心であると思われるドゥオーモのサインに従って歩きました。
途中、夫がひもじがったので、ちょっとした広場のカフェへ。とーんでもなくサービスの遅いカフェでした。
この写真は、戸外のテーブルから見えた木。顔に見えますよね。自然のなせる業なのかな。 -
これは、人に道を尋ねながら、ようやく辿り着いたサッサリのドゥオーモの玄関部分です。
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正面はこんな感じ。レッチェなど南イタリアでよく見るバロック様式の教会のようでした。
ただ、私達はドゥオーモ自体が目的ではなく、町の中心に行けばタクシーがいるだろうと思ったから目指したのでした。なので、中には入らず。後でちょっと後悔しました。
ところが、ここのドゥオーモ広場は小さくて閑散。
仕方なく、携帯でタクシー会社を検索し、電話をかけてタクシーを呼びました。 -
イチオシ
めでたくやってきたタクシーに乗って辿り着いたサッカルジャ教会です。場所の名前は、コドロンジャノスといい、サッサリの町からは20キロほどです。
この教会は白黒の縞模様が特徴。しかも前述のように周りに何もないところにポツンと建っているのが魅力です。
初めて見たのは、2006年にここにやってきた日本に住む友達の写真。彼女は映画で見たので、はるばる行ったのだと言っていました。その写真を見て以来、ずっと来たかったのですが、サルデーニャ島3度目にして、ようやく叶ったというわけです。 -
この写真が一番、荒野にポツン、という感じがよく出ているかな。
今では脇に幹線道路が走っていて、ちょっと興ざめですが、この道ができる前の1950年代までは、本当に何もなかったのだそうです。 -
別の角度から。
12世紀の建物で、もともとは修道院に付属していた教会でした。今は修道院部分はほとんど何も残っていません。 -
教会の正面には、よく見ると可愛らしい模様が施されています。
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入口のポーチ部分も白黒の縞模様。
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私は外観に興味があって、ここまでやって来たのでしたが、中もなかなか素敵です。
入場料は3ユーロでした。 -
正面の祭壇のフレスコ画。
全体がフレスコ画で覆われているわけではないけれど、フレスコ画の絵の感じが正教会を思い出させました。 -
壁の彫刻。
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これは、ガラスケースに入ったサッカルジャの聖母像。何やら着物のような服を着ていました。
後で買った小冊子によると、14世紀のものだそうです。 -
なんせ小さい教会ですから、見学はあっという間。
外に出て、敷地内を歩き回り、あちらこちらから写真を撮りました。
ちなみに縞の白は石灰岩、黒は玄武岩だそうです。 -
柱のディテール。
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もう一枚、教会の写真を載せて、ランチに移ることにしましょう。
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タクシーの運転手が推薦してくれたのは、教会のそばの丘を登ったところにあるその名も Ristorante Saccargiaというレストラン。
教会を横目に見ながら、駐車場わきの坂を上りました。 -
テラスにたくさんテーブルが並ぶ大き目のレストラン。たぶん、地元の人達が洗礼式の後のパーティーなどに使うのでしょう。
レストランからは教会が見えなかったのがちょっと残念。 -
これは夫とシェアしたAntipasto di Bottarga。ボッタルガはリボン状に削ってあり、さらに上から粉状のボッタルガがかかっていました。
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これは私がメインに食べたCalamaro Agliataです。ニンニクソースという割にはニンニクが強くなく食べやすかったですが、イカは揚げてあったので、結構、リッチでした。
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こちらは、夫の選んだ揚げ物ミックス。
デザートにはレモン・シャーベットを食べ、ワインはハーフボトルにし、全部で65ユーロと安かったです。 -
まるで見ていたかのように、支払いが終わったところで、タクシーが迎えに来ました。行きに乗ったタクシーの運転手にお願いしてあったのです。
サッサリに戻り、町の中心だというPiazza d’Italiaで降ろしてもらいました。 -
町の中心という割には、閑散。
タクシーの運転手によると、人々はこの日曜日を「夏の最後の週末」と位置付けて、みんな海辺に出かけてしまっているとのことでした。 -
カフェも店じまい。
それで朝、行ったのに入らなかったドゥオーモに入ってみようか、とそちらへ移動したのですが、閉まっていました。5時にならないと開かないとのこと。乗らなくちゃいけないバスは5時半発なので、見学は無理。 -
仕方ないので、たらたらと町歩きをしたり、ベンチで休んだりしながら、時間をつぶしました。
その時の写真を数枚、並べます。 -
イチオシ
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イチオシ
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こちらはバスステーションの近所のサンタ・マリア教会。先のタクシーの運転手に薦められたのですが、こちらも閉まっていました。
サッサリでは、サルデーニャ島の他の所では、ほとんど見かけなかったアフリカ移民の人々を多く見かけました。イタリアのあちらこちらで、歩道に物を並べて売っているようなタイプの、肌の色が真っ黒い人達です。ここを訪れているというより、ここで生活しているようでした。
この何日か前にアルゲーロで、「サッサリに行こうかと思う」と言ったら、現地の人に「何しに? 何もないよ」と言われたのでしたが、私達の体験では、まさにその通りでした。 -
さて、時が飛び、これは翌日の夕方の写真。アルゲーロの夕陽です。
翌日は平日だったので、昼間は通常通りお仕事。夕方になって最後の町歩きです。 -
次の日の朝にアルゲーロを発ち、ロンドンに帰ります。
後ろ髪を引かれることこの上ない思いでした。 -
そして、アルゲーロ最後の晩餐。初めて行ってみたAragonというレストランにて。
最初、ウエイトレス達やそのボスらしい男の感じがイマイチ、品がなく、ネガティブな印象だったのですが、それはだんだんと好転。
何しろ食べ物が素晴らしい。美味しかったサルデーニャ島のレストランの数々の中でもトップ3に入る出来です。
写真は前菜のMisto Mare。凝ったお料理が少量ずつ、6種類出てきました。 -
こちらは、私がメインに食べたTonno in Crosta。かなり厚みのあるツナをカラサウの衣で包んで揚げてあるお料理で、たたきのように中は生に近い状態でした。ベアルネーズソースと共にとっても美味しく食べました。
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これは夫のメイン、タコのロースト。ミロの絵のような盛り付けが目を引きました。
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デザートはSfogliata alle Mele。パイ系のお菓子で、これも美味なり。
この日のワインは、Palmiというスパークリングワイン。サルデーニャ島の白ワインの主流、Velmentinoでした。
最初、下品に感じた店の人々も、混み始めるとテキパキと働き、プロ意識を見せていて、結果的に好感が持てました。
この夕食は94.50ユーロと、今回の旅行中のレストランの中では高いほうでしたが、満足度もとても高かったです。 -
食後は名残惜しいアルゲーロの旧市街を散歩しました。
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その時の写真を少し並べます。
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最後には、初日に行ったワインバー、L'Altra Vineriaに行き、初日に飲んで気に入った白ワインを飲みました。
夫がレジに支払いに行ったら、店の主人が「今度来る時は、アルゲーロの住民になっていてくださいね」と言ったんだそうです。はぁ~、それは夢のまた夢だなあ。 -
イチオシ
帰りの飛行機に乗り込んだ時に撮った写真で、長期に渡ったサルデーニャ島の旅行記を〆たいと思います。
読んでくださった皆様、どうもありがとうございました。
(完)
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この旅行記へのコメント (1)
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- mom Kさん 2024/07/18 17:08:41
- 歩いています 歩いています うれしいです
- ミランダさん、あの美味しく美しく遠いアリゲーロでワーケーション!
「何ということでしょう」思わず某TVのお決まりセリフが口をついて出てくる勢いに、打ち震えております。やはり英国お住まいの方でしたか。やや納得、安堵。
この教会、人生で見るべきものに挙げてもよいと思います。私も言葉なく佇む教会を探し探し苦節数年で、五島で会えましたし、その教会を探し求めていた時、偶然”これ以上の教会はない”と断言できた教会に会えました。だから、不便な方がよいわけで、決してついでの観光なんかではもってのほかと思います。
あああの時、この素晴らしい教会のそばにいたなんて。”無知は罪悪”=ダライラマ氏の言葉が私を叱責。
でも貴日記でお会いできてよかった。ありがとうございます。
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