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いきなりですが、私達が住むロンドンから最後に外に出たのは、去年の9月末。すでに4か月半じ~っと我慢しています。英国ではワクチン接種が順調に進んでいるというのが唯一の希望ですが、その効果が目に見えて出てくるにはまだまだ時間がかかりそう。2月12日の今日発表された統計では、過去24時間に亡くなった方の数が758人に上っています。<br />私自身、若すぎて(!)まだワクチン注射は受けていませんし。<br /><br />というわけで、新しい旅行ができるのはいつになるか、全く先が見えませんので、去年の夏休みの話を書こうと思います。イタリアのサルデーニャ島に2週間。完全なホリデーではなく、アルゲーロの町でエアビーアンドビーを借りて仕事半分、遊び半分の日々でした。<br />ここでは、旅行らしいイベントを抜粋して、主に写真を載せたいと思います。<br /><br />コロナのせいで最近はさっぱりですが、過去に50カ国超旅行しています。よかったら、その記録をどうぞこちらから:https://mirandalovestravelling.com/ja/

サルデーニャ島でワーケーションーその始まり

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2020/08/24 - 2020/09/08

6位(同エリア8件中)

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ミランダ

ミランダさん

いきなりですが、私達が住むロンドンから最後に外に出たのは、去年の9月末。すでに4か月半じ~っと我慢しています。英国ではワクチン接種が順調に進んでいるというのが唯一の希望ですが、その効果が目に見えて出てくるにはまだまだ時間がかかりそう。2月12日の今日発表された統計では、過去24時間に亡くなった方の数が758人に上っています。
私自身、若すぎて(!)まだワクチン注射は受けていませんし。

というわけで、新しい旅行ができるのはいつになるか、全く先が見えませんので、去年の夏休みの話を書こうと思います。イタリアのサルデーニャ島に2週間。完全なホリデーではなく、アルゲーロの町でエアビーアンドビーを借りて仕事半分、遊び半分の日々でした。
ここでは、旅行らしいイベントを抜粋して、主に写真を載せたいと思います。

コロナのせいで最近はさっぱりですが、過去に50カ国超旅行しています。よかったら、その記録をどうぞこちらから:https://mirandalovestravelling.com/ja/

旅行の満足度
5.0
ホテル
4.5
グルメ
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 久しぶりにアリタリアでヒースロー空港からローマへ。フィウミチーノ空港付近で一泊して翌朝にサルデーニャ島入りするという旅程です。<br />午後8時過ぎのフライトだったせいか、コロナのせいか、こんなに閑散としたヒースローは初めて。いつも行くカフェをはじめ、多くの店が閉まっていました。

    久しぶりにアリタリアでヒースロー空港からローマへ。フィウミチーノ空港付近で一泊して翌朝にサルデーニャ島入りするという旅程です。
    午後8時過ぎのフライトだったせいか、コロナのせいか、こんなに閑散としたヒースローは初めて。いつも行くカフェをはじめ、多くの店が閉まっていました。

  • 空を飛ぶのは6か月半ぶり。<br />私達が手持ちのマスクをしていたら、乗務員に叱られました。アリタリアでは、サージカルマスクしか認められていなかったのを知らなかったのです。<br />幸い、予備のをもらって助かりましたが、一時は降ろされるかと思ったほど、真剣に叱られました。乗務員の、この真摯な態度はあっぱれ。倒産しかけの航空会社と侮っていましたが、すっかり見直しました。

    空を飛ぶのは6か月半ぶり。
    私達が手持ちのマスクをしていたら、乗務員に叱られました。アリタリアでは、サージカルマスクしか認められていなかったのを知らなかったのです。
    幸い、予備のをもらって助かりましたが、一時は降ろされるかと思ったほど、真剣に叱られました。乗務員の、この真摯な態度はあっぱれ。倒産しかけの航空会社と侮っていましたが、すっかり見直しました。

  • ローマで一泊したホテルは、ぱっとしなかったので(真夜中にレセプショニストがホテルを閉めて迎えに来てくれたり、翌朝、空港までの道中で警察のチェックを受けたり、ちょっとしたイベントはありましたが)割愛して、着いたアルゲーロの空港の写真です。<br /><br />荷物受け取りの際、私達のスーツケースが来る前にベルトコンベアーが止まってしまい、一瞬、背筋が凍る思いをしましたが、EU圏外からの荷物を別枠で調べるためでした(すでに英国はEU圏外です)。といっても、もう一人の乗客(どこからかは不明)の荷物を調べるのが主目的だったようでした。

    ローマで一泊したホテルは、ぱっとしなかったので(真夜中にレセプショニストがホテルを閉めて迎えに来てくれたり、翌朝、空港までの道中で警察のチェックを受けたり、ちょっとしたイベントはありましたが)割愛して、着いたアルゲーロの空港の写真です。

    荷物受け取りの際、私達のスーツケースが来る前にベルトコンベアーが止まってしまい、一瞬、背筋が凍る思いをしましたが、EU圏外からの荷物を別枠で調べるためでした(すでに英国はEU圏外です)。といっても、もう一人の乗客(どこからかは不明)の荷物を調べるのが主目的だったようでした。

  • 空港からはバスで町の中心へ。<br />アルゲーロには2年前にも訪れていますので、土地勘はばっちり。<br />観光案内所で教わった荷物置き場にスーツケースを置いて、さっそく旧市街を散歩しました。

    空港からはバスで町の中心へ。
    アルゲーロには2年前にも訪れていますので、土地勘はばっちり。
    観光案内所で教わった荷物置き場にスーツケースを置いて、さっそく旧市街を散歩しました。

  • 旧市街は、こんな細い路地が続く迷路のような町です。

    イチオシ

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    旧市街は、こんな細い路地が続く迷路のような町です。

  • ちょっと早めでしたが、ランチのためのレストラン探し。<br />2年前に行ってとても気に入ったTrattoria da Mirkoを探して行きました。路地に面した極小のレストランです。<br />2人席は路地の壁に沿って設えてありました。コロナ対策で、席と席の間に厚いビニールがかかっていました。

    ちょっと早めでしたが、ランチのためのレストラン探し。
    2年前に行ってとても気に入ったTrattoria da Mirkoを探して行きました。路地に面した極小のレストランです。
    2人席は路地の壁に沿って設えてありました。コロナ対策で、席と席の間に厚いビニールがかかっていました。

  • これは私が食べたタコ料理。Polpo in Agliata Alghereseというメニューです。このソースが絶妙なおいしさ。

    これは私が食べたタコ料理。Polpo in Agliata Alghereseというメニューです。このソースが絶妙なおいしさ。

  • こちらは、夫のスパゲティ・ヴォンゴレ・エ・ボッタルガ。

    こちらは、夫のスパゲティ・ヴォンゴレ・エ・ボッタルガ。

  • デザートに食べたミルク味のケーキ。名前は忘れましたが、地元のお菓子だそうです。

    デザートに食べたミルク味のケーキ。名前は忘れましたが、地元のお菓子だそうです。

  • 夫はアフォガート。<br />白ワイン一本とコーヒーも含め、全部で&#8364;62.50(8000円ほど)とリーズナブル。全般的にサルデーニャ島では安く美味しいものが食べられます。<br /><br />最初、不機嫌に見えたここのウエイトレスでしたが、実はシャイだったのだとだんだん分かりました。食後、我々のエアビーへの行き方を尋ねたら、とても親切に教えてくれました。

    夫はアフォガート。
    白ワイン一本とコーヒーも含め、全部で€62.50(8000円ほど)とリーズナブル。全般的にサルデーニャ島では安く美味しいものが食べられます。

    最初、不機嫌に見えたここのウエイトレスでしたが、実はシャイだったのだとだんだん分かりました。食後、我々のエアビーへの行き方を尋ねたら、とても親切に教えてくれました。

  • エアビーは、旧市街から歩いて15~20分ぐらい。遠くはないのですが、もう少し、近い方が便利だったかなと思いました。<br />道中に撮った写真です。気に入っているので載せます^^

    イチオシ

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    エアビーは、旧市街から歩いて15~20分ぐらい。遠くはないのですが、もう少し、近い方が便利だったかなと思いました。
    道中に撮った写真です。気に入っているので載せます^^

  • さて、これが私達が滞在したエアビーの様子です。「Alice&#39;s Colourful House」といった名前だったと思います。<br />ダイニングルームとベッドルーム一つ、バスルームに加え、窓に面した廊下のようなスペースがあり、広さは十分。小ぎれいで雰囲気もよく、気に入りました。

    さて、これが私達が滞在したエアビーの様子です。「Alice's Colourful House」といった名前だったと思います。
    ダイニングルームとベッドルーム一つ、バスルームに加え、窓に面した廊下のようなスペースがあり、広さは十分。小ぎれいで雰囲気もよく、気に入りました。

  • 新しめのアパートの5階(最上階)でした。

    新しめのアパートの5階(最上階)でした。

  • 洗濯機もある、「廊下」。<br />私は日中、ここに陣取って仕事をし、夫は食卓を利用しました。<br />窓からの風が気持ちよく、西日が当たる5時頃になるまではエアコン無用でした。

    洗濯機もある、「廊下」。
    私は日中、ここに陣取って仕事をし、夫は食卓を利用しました。
    窓からの風が気持ちよく、西日が当たる5時頃になるまではエアコン無用でした。

  • エアビーの窓からの景色。<br />美しい海を見ながら仕事をするのが夢でしたが、そこまでうまくはいきませんでした。

    エアビーの窓からの景色。
    美しい海を見ながら仕事をするのが夢でしたが、そこまでうまくはいきませんでした。

  • 夕方になって、近所のスーパー、Co-opへお買い物。<br />小さめのスーパーでしたが、トマトソースだけでこんなにあるのがイタリア。

    夕方になって、近所のスーパー、Co-opへお買い物。
    小さめのスーパーでしたが、トマトソースだけでこんなにあるのがイタリア。

  • 暗くなって旧市街へ。<br />いくつかある塔の一つに珊瑚の装飾が。サルデーニャ島のこの辺りは「コラル・コースト」と呼ばれる珊瑚の産地です。

    暗くなって旧市街へ。
    いくつかある塔の一つに珊瑚の装飾が。サルデーニャ島のこの辺りは「コラル・コースト」と呼ばれる珊瑚の産地です。

  • 8月も後半ですが、まだまだホリデームードが盛ん。<br />町には大勢の人々が繰り出していました。

    8月も後半ですが、まだまだホリデームードが盛ん。
    町には大勢の人々が繰り出していました。

  • 本当は2年前に行ったピンチョスの店に行きたかったのですが、見つからなかったので、路地に出ていたワインバーで一服。<br />これは店の人が推薦してくれた軽めの白ワイン。サルデーニャ島の白ワインはヴェルメンティーノがほとんどで、割とこってりしたものが多いですが、このワインはさわやかで、気に入りました。<br />このワインバーに再訪した時にも、この写真を見せて、同じものを頼んだ次第。

    本当は2年前に行ったピンチョスの店に行きたかったのですが、見つからなかったので、路地に出ていたワインバーで一服。
    これは店の人が推薦してくれた軽めの白ワイン。サルデーニャ島の白ワインはヴェルメンティーノがほとんどで、割とこってりしたものが多いですが、このワインはさわやかで、気に入りました。
    このワインバーに再訪した時にも、この写真を見せて、同じものを頼んだ次第。

  • おつまみとして出されたもの。こんなものでも美味しいのがありがたいイタリア。<br />この店のおじさんは北イタリアのブレーシャから移住してアルゲーロに住み着いているとのこと。私達にも移住を勧めるので、かなり心が動かされました。

    おつまみとして出されたもの。こんなものでも美味しいのがありがたいイタリア。
    この店のおじさんは北イタリアのブレーシャから移住してアルゲーロに住み着いているとのこと。私達にも移住を勧めるので、かなり心が動かされました。

  • このワインバーの名前はl&#39;Altra vineria といいます。<br />外から中を見た様子です。

    このワインバーの名前はl'Altra vineria といいます。
    外から中を見た様子です。

  • ほろ酔い気分で帰途につきました。<br />まだまだ町は賑わっています。

    ほろ酔い気分で帰途につきました。
    まだまだ町は賑わっています。

  • メインの通りを外れると、こんな趣。

    イチオシ

    メインの通りを外れると、こんな趣。

  • ジェラートの店が目に入りました。<br />イタリアに来てジェラートを食べないわけにはいきません。

    ジェラートの店が目に入りました。
    イタリアに来てジェラートを食べないわけにはいきません。

  • この青いのは色だけで、ミルク味のジェラートでした。美味しかったですよ。

    この青いのは色だけで、ミルク味のジェラートでした。美味しかったですよ。

  • この日の最後の写真。<br />壁に掲げてある写真は、プロが撮ったお年寄りの姿。<br />サルデーニャ島は長生きで有名で、それを誇りにしています。100歳を超えたお年寄りをかっこよく撮った写真が町のあちらこちらに掲げてあるのでした。(つづく)

    この日の最後の写真。
    壁に掲げてある写真は、プロが撮ったお年寄りの姿。
    サルデーニャ島は長生きで有名で、それを誇りにしています。100歳を超えたお年寄りをかっこよく撮った写真が町のあちらこちらに掲げてあるのでした。(つづく)

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この旅行記へのコメント (5)

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  • 唐辛子婆さん 2024/01/07 17:24:31
    移住への心が動いた?
    ミランダさん

    ウズベク編へのご訪問ありがとうございます。

    サルディーニャへの心が動いた、私も興味深々です。
    コロナ前はギリシアのコルフ島に長逗留してみたいと思っていましたが
    その後に欧州はきな臭くなり、もう行けないかなあと半ばあきらめていました。

    はやく平和が訪れるといいですね。今年もよろしく。

    唐辛子婆

    ミランダ

    ミランダさん からの返信 2024/01/08 01:16:18
    Re: 移住への心が動いた?
    唐辛子婆さん
    コメントどうもありがとうございました。
    結局、サルデーニャ島への移住は今のところ諦めていますがー。

    唐辛子婆さんの旅の記録は、語り口調が楽しくて、笑いながら読んでいます。
    ロシアへは今も行けるのですね。それとも、ご家族がある方だけなんでしょうか。
    ロシアはソ連も含め、数回行きましたが、全く行き足りていないので、早く情勢が収まることを祈っています。特に私はバレエが大好きなので、ボリショイとかマリインスキーとかに自由に行ける日を心待ちにしています。
    中央アジアも昔々からの夢ですが、ウズベキスタンについては3度キャンセルを余儀なくされており、行ける日が来るのかどうか・・・。

    また、面白い旅行記、楽しみにしています。
    ミランダ

    唐辛子婆

    唐辛子婆さん からの返信 2024/01/08 16:46:42
    ロシア
    ミランダさん

    家族がいなくても行けると思います。
    今回、家族がいることの証明を外務省に出さなければならないなんてことはありませんでした。

    行く前は緊張して、人質として拘束されちゃったらどうしよう、とか心配しましたが、郊外の住宅地に滞在する分にはいたって平和でした。
    クレムリンとかボリショイ劇場のあるあたりはもう少しお巡りさんとかが多いかも知れません。

    帰国して荷物引き取り後のチェックの時にパスポート見ながら「これからも度々ロシア行きますか?」と聞かれましたけど「できればやめといてくださいね。」とは言われませんでした。んま、私も「年が年ですからねえ、もう行けないかも。」と答えたんですけど。

    ウズベキスタンはたった2日しか滞在できなかったので次回ロシアに行くときは(ははは)もっとゆっくり見て回りたいし、カザフスタンとかグルジアとかアルメニア、アゼルバイジャンにもいってみたいですねえ。

    洋の東西が交じり合うエリアの面白さは格別だと思います。

    唐辛子婆
  • チーママ散歩さん 2021/02/13 09:24:40
    こんにちは。
    こんにちはミランダさん。
    いつもいいねありがとうございます。

    報道でご覧の通り、日本は外出自粛と言ってもマイクロツーリズムと言いわけして、近場で楽しめるのですが。
    海外のそれは本当に外出禁止に近い窮屈な毎日でしょうね。

    こんな時、海外のお出かけ記録を拝見できるのはまたリフレッシュになります。

    飛行機搭乗時のマスク。安全のため。
    厳しさの中に、信頼できる何かもありますね。

    美味しそうなおつまみ。お邪魔な街並み。
    妄想旅にご一緒させて頂きました。
    ありがとうございます。
    またお邪魔します。

    ミランダ

    ミランダさん からの返信 2021/02/14 00:42:26
    Re: こんにちは。
    チーママ散歩さん
    こちらこそ、見ていただいて、どうもありがとうございます。
    こちらではワクチン接種がかなり進んでいますが、効き目が7割程度という話も。
    以前のように自由に旅ができるのはいつのことでしょうねー。
    おっしゃる通り、非常に窮屈な生活を送っています。

    ご近所でもいろいろと発見もあって楽しそう。
    こちらこそ、またお邪魔いたしますね。
    ミランダ

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