2025/08/12 - 2025/08/13
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トゥーバーズさん
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この旅行記のスケジュール
2025/08/12
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Matrice Cagliari
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Tessile M&Dusa
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Sartapp - Samugheo
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Laboratorio Tessile Artigiano Isabella Frongia
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Stagno di Sale 'e Porcus
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この旅行記スケジュールを元に
カリアリ大聖堂を見た後、サルディーニャ織を探しに車で1時間半程の小さな山間の街サムゲーオに向かいます。
サルディーニャ織は、ウールやコットン、リネンなど、色々な材料で織られたとても立体感のあるテキスタイル。うちでの通称は「ボチ子」。ずっとお気に入りです。
途中、世界遺産のバルーミニのヌラーゲにも立ち寄ります。
[旅程]
<1>2025/8/10 (MON)
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NRT 22:25 ------ DOH 03:20 QR
<1>2025/8/11 (MON)
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DOH 09:25 ------ FCO 14:15
FCO 17:30 ------ CAG 18:40
*Tuvixeddu Apartment シンセツオヤドマヨッテゴメン
*I Fenu gelateria サルディーニャノアジ!
<2>2025/8/12 (TUE)
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*Cattedrale di Cagliari ロゾーニカワイイ!
*Cagliari 1920 Store ユニフォームカワイイ!
*Matrice Cagliari フィオッコディネヴェ オイシカッタ ←イマココ
<3>2025/8/13 (WED)
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<4>2025/8/14 (THA)
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<5>2025/8/15 (FRI) *Ferragosto
AHO 07:00 ----- FCO 8:00 ITA Airways
FCO 22:40 ------ DOH 05:10
<6>2025/8/16 (SAT)
----------------------------
DOH 07:30 ------ HND 23:55
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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Cagliari 1920 Storeを出てすぐの角のペストリーMatrice。通りすがりにも繁盛していました。予定よりカリアリを出るのが遅くなった分、お昼は移動しながらいただくことにして、簡単なものを買っていくことにしました。
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クロワッサンを1つ。それとフワフワのブリオッシュをピスタチオとノーマルの粉砂糖掛けの2つをいただきます。1個2.5EURです。ジェラートも気になるけど…食べていく暇は今はないよねってことで残念。急いで移動開始です。
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郊外に出るとE25をまっすぐ。乾いた荒野のなか道が続いています。嫁ナビもだいぶ慣れてきました。
「ナビ慣れてきた?次にどうするかと距離を伝えてくれればいいんだよ」
「街中は道が伝えにくいの。郊外なら距離もあるしなんとかなる」
交通ルールは基本街中の生活道路は30km以下。市街地50km。郊外に出ると90kmに跳ね上がるので、イタリア人ドライバーはバンバン飛ばします。 -
バルーミニという小さな街に近づくと、道はだんだん細くなって景色も山の中っぽくなってきます。
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最後の半額サンドイッチと、Matriceのクロワッサンとお菓子を車の中でいただきます。クロワッサンも美味しかった~、イタリア何食べてもうま~い!お菓子はナポリ発祥のスイーツでFiocco di Neve(フィオッコ・デイ・ネーヴェ)というみたいです。ふわふわの中にクリームたっぷりです。
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バルーミニが近づいてきたころ、三角の岩山を通り過ぎます。その頂上に古い砦か教会のような石組の跡があるのが見えました。
「うーん。ヌラーゲ飛ばしてサムゲーオいったほうがいいかも」
「でも世界遺産よ?」
「ヌラーゲって30分ごとにツアーがあって13時30分に間に合えば1時間見て回ってもほぼ15時に着けたんだけど、思ったより時間がかかってる。お昼が明ける15時迄にサムゲーオに入るつもりだったんだけど…」
「なんとかなるわよ。せっかくだもの見てみたいじゃない」
イタリアの車移動ですが、マップの表示する予定時間程距離を稼げません。理由が2つあって、1つは道が少々グネグネだろうと制限速度は90km。マップはそれをベースに時間を出しますが、そんなに出せない道が少なからずあります。それともう1つ。バイパスからセントラルへ入るという形が少なく街中を通るので、通過の町で時間を取られるのです。実際、バルーミニまでは65km程で約50分の表示でしたが1時間以上かかりました。 -
バルーミニの街中にヌラーゲの案内が出ていました。
「左ね左!」
「左ってどっち!?」
とか言いながら、ようやくゴールが見えてきます。 -
近くの駐車場に車を停めて、歩いて公園を目指します。到着は13時30分でした。スー・ヌラージ・ディ・バルーミニの立て看板の先に窓口があってチケットを購入します。結局14時からの入場になりました。
チケット窓口の隣にお土産屋さんも併設しているので興味津々。サルディーニャのお土産屋さんは初めてです。スー ヌラージ ディ バルーミニ 史跡・遺跡
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探してみるといろいろと興味深いものがたくさん見つかりました。
上段は、サルディーニャの農産物。レモンとかハチミツとか使ったものとかサフランも置いてあります。
中段は雑貨。刺繍入りのフラミンゴのぬいぐるみが置いてありました。運良く見れたらその時買おう。それとサルディーニャの旗をデザインしたTシャツ。"4人のムーア人旗"は、1096年にアラゴン王国がムスリムのムーア人を撃退した時の4人の将軍の首がモチーフなんだとか。
下段は気になるクラフト。サルディーニャ織風のタオルも置いてありました。特産のコルク材を使ったバッグも色々な種類があります。 -
一緒に待っていた方がお店の前の水栓から水を汲んでいたので、私たちも試しに飲んでみます。美味しいというほどでは無いですが、イタリアは水道のお水飲めるみたいです。
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出発時間になり、ガイドさんの周りに集合。いよいよ世界遺産スー・ヌラージ・ディ・バルーミニに出発です。勢い込んで歩き始めたら、パラパラと雨が落ちてきました。
ガイドさんが、「通常は周りの紹介からするけど、このままヌラーゲ内部まで行きましょう!」と明るく宣言。えーっ?!とか思いつつガイドさんの後について、雨の中、一気に柵で囲われた鉄の階段をかけあがります。岩山の内側に降りていった先の空間で全員の到着を待ちます。確かに天井もあるので、ここなら濡れません。 -
しばらく待つと、空も明るくなり、雨も止んだようです。
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イチオシ
外に出てスー・ヌラージの上に登るとこの景色。周りの遺跡から近くの町までよく見えます。
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イチオシ
公園の入り口から、迷路のような石組みがこの石山を囲むように続いています。
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遺跡の上を歩いて、大きな塔の上をまわり込みます。穴の底に前のグループがいるのが見えました。
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スー・ヌラージの上から、来るときに見えた砦の跡がある三角山も見渡せました。ガイドさんがいうには、Castello Giudicaleという中世の遺跡で、ふもとからトレックすると頂上までいけるのだそうです。
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夏場で降水量が少ないせいか、とても農地には見えませんが拡大すると牧草の干し草ロールがならんでいたり、荒地じゃない痕跡があちこちに見受けられます。三角山の古い砦の跡地もよく見えました。
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スー・ヌラージの岩についた干からびたみたいな苔も大地と同じ色をしています。
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上部から細い通路を抜けて遺跡の下に降りていきます。急な石段を一人ひとり降りて、大きな穴の底に辿り着きました。
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全員の到着を待って、ガイドさんがスー・ヌラージ・ディ・バルーミニの解説をしてくれます。
今いる巨大な塔は、元々は屋根がついていたとイラストで屋根のついた想像図を見せてくれました。このヌラーゲは、なんでも紀元前1500年の建物という話です。最初聞いた時はヒアリングミスかと思ったのですが、本当に紀元前1500年頃のサルディーニャ人の遺跡なのだそう。有名なところではエジプト新王国と同じくらいの時代で、日本はまだ縄文時代です。 -
サルディーニャ島には20000近いヌラーゲが作られ、中でも最も巨大で状態が良い遺跡がバルーミニの遺跡なのだそうです。ヌラーゲは必ず決まったルールで組み上げられていて、中央に主塔があり、囲むように小さな塔を作ります。スー・ヌラージは、主塔の東西南北を囲むかたちで4本の塔が付随しているのだそうです。それと、必ず一番低いところには井戸があるのだそう。その井戸がこの床にある井戸で、今も水を湛えているのだそうです。
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しかし底までくると壁が高い。空間も大きいです。ガイドさん曰く、バルーミニの主塔は高さ18m。元々は壁の石組に木で柱を通して床を作り三層構造になっていたのだそうです。
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左側。なんとか高さがうまく伝わらないかと色々撮ってみますが…うん。諦めました。よくまあこんなに積んだものです。
右側。井戸の奥を鉄格子の隙間から覗き込むと、底の方に水面があって、空が小さく映り込んでいるのがわかります。3500年前と変わらぬ姿です。外の乾燥した風景を見た後だけに、水の確保は大切だよねえ…と納得感があります。 -
東西南北に並ぶ塔にも入れます。ガイドさんが先に入って、こっちに来て~と呼ぶので、私たちも中に入ります。
中は大きなドーム状の空間で、天井まで石組が残っています。ガイドさんが古代サルディーニャ人がスー・ヌラージでどう生活していたかとか、他の有名ヌラーゲ…城塞の遺跡サントゥ・アンティーネやお墓の遺跡ヌラーゲ・ローザとの共通の技術等をお話してくれます。ライトで中が見えるように照らされていて、円錐状に岩が組み合わさっているのが良く見えました。 -
あとは自由に見て回っていいという話なので、周りの塔を順番に見て歩きます。お邪魔しま~す。
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この小塔は、入ると真っ暗。天井までちゃんと残っています。中から撮ると出入口だけが遠くにぼうっと光ります。
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気分は秘密基地ですね~
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帰りも一度階段を上がって主塔の上部を経由して、周りに広がる村の跡に降りていきます。
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だいぶ降りてきました。
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ずっと円形の石組が続いています。スー・ヌラージの村は1000人程度の規模の集落で、スー・ヌラージの周囲に円状に建てられ、屋根は木や枝で作られていたのだそうです。
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あ!ハート型のお家もあります。
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このくらいがちょうどいいハートの角度です。
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スー・ヌラージに使われている石が白黒2種類あるのが気になったのでガイドさんに聞いてみたら、これだけの岩を集めるのは大変で、周りの岩だけでは足りず、色の黒い方は、近くの火山の火成岩を運んできたのだとか。
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いくつかの大きい住居跡は、集会場に使われていたのだそうです。
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中に入ってみるとその大きさがよくわかります。お家なら豪邸ですね。
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カリカリのドライフラワーみたいなお花がここにも咲いていました。古代サルディーニャのスー・ヌラージは、紀元前600年頃には、カルタゴによって破壊され占領されます。占領後も村は使われていましたが、紀元前200年の第一次ポエニ戦争で支配者がローマ人に変わるころには、廃墟になっていたのだそうです。
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ガイドさん曰く。真ん中のテーブルを囲んで、腰掛けて座っていたのだそうです。アーチ状のこっちがカマドで、煮炊きをしていたのだろうと。「たくさん出土品も出ていて、近くの博物館で詳しい展示もしてあるから、帰りに寄ってみてくれよ!」と締めて1時間と少しでツアーは終了です。
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イチオシ
行きは雨に降られて走ったので、帰りに初めて主塔や遺跡の全体像を確認できましたが、一つの大きな城塞のようにも見えます。
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公園の出口に着くころには、スー・ヌラージの上には、もう次のグループが登っていました。感覚的なものでしかありませんが、ガイドさんの説明を聞いていると、古代サルディーニャ人を自分たちのオリジンと位置付けることで、後に変遷する支配者を相対化するような…そんな印象を受けました。ローマもスペインもサルディーニャ王国はもちろんイタリア共和国すらも、サルディーニャ人から見ると移り変わる支配者の一つに過ぎない…みたいな。なかなか興味深い歴史を感じる訪問になりました。
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スー・ヌラージから急いでサムゲーオに向かいます。バルーミニの周りは、なだらかな丘陵地で、時折牛さんが放牧されているのにすれ違います。走るうちにだんだんと道は山道に変わりますが走ること約30分程で峠を越え、眼下にサムゲーオの街が見えてきました。
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ロードサイドにワサワサと動く白い波。羊の群れにも出会えました。
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毛は刈られていないみたいです。
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15時40分頃にサムゲーオ到着です。アポ無し訪問なので不安満載ですが、いよいよ旅の最大のテーマ、サルディーニャ織工房巡りです。
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思えばもう13年程も前のことです。サルディーニャ島出身のイギリスのデザイナーAntonello Teddeのバッグとは新宿パークタワーのコンランショップと青山のドワネルさんで出会いました。当時からLibertyLONDONでのWeb購入ができたのですが、今ではブランドサイトも出来て、より入手しやすくなっています。
とはいえ、聖地巡礼的な気持ちや想いは話が別!長年来てみたかった素敵な織物の街です。
【Antonello Tedde公式】
https://www.antonellotedde.com/ -
まずは現代的なデザインを採り入れながら伝統的な織物も作られている「Tessile M&Dusa」さんに伺いました。シャッターが閉まっていたので、呼び鈴を押して出てきてくださったご家族とお話ししたのですが、残念ながらオーナーが今出張で今日は工房は閉まっているのだそうです。
「えー…営業日になってるのに残念」
「うーん、今週ずっと休みなんだって」
「他にも行きたい工房がいくつかあるから、そっちにいってみましょ」
【Tessile M&Dusa公式】
http://www.tessilemedusa.it/ -
次に伺ったのは「Sartapp - Samugheo」さんです。工房から音もしていますし、シャッターも開いているので大丈夫だとは思いますが…みる限りお店ではありません。ドキドキしながらインターフォンを押します。
「どなたですか?」
「あのー、こんにちは」
「はい?」
「えーと。テキスタイルを見たくて伺ったんですが…」
「そうなんですか?少し待っててください。すぐ開けますね」
良かった!入れてくれるみたいです。 -
ストックを見せてもらえるかお聞きしたら、2階に通していただきました。
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旧式の織機も置いてあり、ウールのボチ子が編みかけです。
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あまりに嬉しくっていろんな角度から写真撮ってしまいました。
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どういう仕組みであのボチボチを作るのかさっぱりわかりませんが、縦糸に横糸を重ねて織っていくのは古今東西一緒みたいです。
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イチオシ
案内してくれた愛想の良いおじさま(社長さん?)が声をかけてくれました。
「それで、何を探しているんだい?」
「えーと。クッション?バッグ?あとラグとか」
「クッションなら、この辺だな」
と、まずはクッションコーナーに案内してくれました。
「この三角のかわいい!」
「でもこれ中身のワタもオリジナルなんじゃない?」
「聞いてみたらそうみたい」
「持って帰る時大変そうだね」
他にも緑のラインの子もかわいいし、迷います。 -
他にもトラディショナルな柄のボチ子のクッションカバーが色々なところに並んでいて目移りします。
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ラグは気になるものを開いて探します。これなんてイタリアっぽい。
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イチオシ
この菱形のシリーズもかわいいんですよね。生成りのものやサルディーニャっぽいブルーの入ったものが気に入りました。
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かわいい鍋敷き。伝統衣装のパターンなんだそうです。
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イチオシ
菱形シリーズで横に長いの。茶色の色合いがかわいい。
「このサイズからキッチンマットにピッタリじゃない?」
「うう…かわいすぎて足で踏めない…」
「ならソファの前とかもいいかもよ」
「そうねー」 -
奥の方の棚にも色々なボチ子が置いてあります。
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小さいボチが刺繍してあるようなタオルとか、その辺の棚を探ると掘り出し物がたくさん!
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カーペットサイズのものは持ち帰れないので、買うとなったら別送品です。これとか柄はかわいいんですけど…
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こういうポップなものも、よく見ると色の部分は全部ボチボチと立体になっているのが一味違います。
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全部持って帰りたいくらいですが、現金払いとのこと。手持ちのEURで買える菱形シリーズの青いのと茶色いのをお持ち帰りすることにしました。
「そういえば、工房を見ていかないかい?」
「え!いいんですか?」
「いいよいいよ。ぜひ見ていってよ」
オーナーさんから嬉しいご提案があって、一階の工房に向かいました。扉を開けると工房です。ガッチャンガッチャンと織機の音がしていて、ここで憧れのボチ子が作られているのだと思うとドキドキが止まりません。 -
中には織機や糸がたくさん並んでいて、何人かの職人さんが機械を動かしています。
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並べられた糸巻きが織機に糸を供給します。
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何かの目印なのか、織機の横の網に織られた布がかかっています。
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イチオシ
興味津々で作業中の職人さんの手元を見つめます。この柄もかわいいです。職人の皆さまは、学校で学んだというのではなく、母から娘へと織り方を受け継いできたのだそうです。
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イチオシ
織りたてのボチ子です。ボチに青のフリンジがめちゃかわいい一枚です。
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職人さんの手元が忙しなく動きます。大きな機械ですがパターンは手作業で調整しています。間近で観察させてもらって、少しだけ触らせてもらいました。職人さんたちありがとうございました!
工房を見学させてくださったお礼に、オーナーに日本から持ってきたお土産のミント黒糖を2袋プレゼントしたところ、工房の職人さんたちを呼び集めて「珍しいお菓子を貰ったぞーう!」と、皆に配ってくださいました。皆さま美味しいと言ってくださって、持ってきた甲斐がありました。見学を許可してくださったオーナーさん、本当にありがとうございました。 -
工房の隣のお部屋で袋にお品物をいれてもらいました。
親切に案内してくださったオーナーさん、ありがとうございました。
ボチ子大切にします!
【Sartapp - Samugheo公式】
https://www.sartapp.it/ -
Sartappさんの近くにあるM/UのマークはMariantonia Urru工房です。こちらも大型織機を備えている有名な工房さんでしたが、伺った際には工房に電気がついていませんでした。お隣のお宅に伺って希望をお話をしてみたのですが、対応してくださった方が「うちはカーペット屋だからバッグはないわ」とのことで断られてしまいました。こちらの工房は突然伺うより、アポを事前にとっての訪問がよさそうです。残念ですが、次の工房を目指します。
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手持ちの資金がなくなってしまったので、街中の銀行に立ち寄って現金を補給した後、街中にある工房の「Laboratorio Tessile Artigiano Isabella Frongia」さんを訪ねます。街中に入ると古い建物に赴きのあるペイントがあったり、落ち着いた雰囲気になります。Sartappさんで時間をかけてお買い物したこともあり、時刻は18時を回っています。
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近くのパーキングに車を停めて歩きます。目指す工房はこの建物のはずだけど…
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カーテンが閉まっていたので玄関から呼び鈴をおして、ご挨拶して様子を伺っていると、奥からおばさまが出てこられました。一所懸命お買い物したい旨をお伝えした所、快くご了承いただけて、奥に案内していただきました。
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ラグやタペストリーなど、色々なストックを出してきてくださいます。リネンやウール、コットンなど、色々な素材で作られた、立体感があって精緻なボチ子です。
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クッションカバーもかわいいのがあって目移りします。
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奥にもお品があるというので、工房の奥にも入れていただきました。途中壁にかかっていた白のトートバッグがかわいくて気になります。
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奥に降りていくと旧織機でお仕事をしている方がおられました。手をとめずにちらと顔をあげて挨拶してくださいます。
「え?あの奥の方、いろんな記事とかで見たことある」
「へー、レジェンド?」
「そう。レジェンド」
「巨匠?」
「巨匠!まさかお会いできるなんて!」
案内してくれた方が娘さんでご自身も職人さんですが、お母さんは様々なメディアに取り上げられる有名な職人さんです。こちらの工房は伝統的なパターンを得意としていて、旧織機のみで精緻なパターンのサルディーニャ織を作られている唯一の工房です。 -
イチオシ
レジェンドの作品のお値段が気になって、壁にあったかわいいタペストリーのお値段をおそるおそる聞いてみたところ、1200EUR!さすがレジェンド…クオリティと巨匠の手による旧織機での完全手作業の価値は認めますが、桁が違っていて私たちが買うにはちょっと無理でした。
でも奥に入る時に壁にかかっていたバッグがかわいいから欲しい!と訴えてみたところ「もう何年も飾ってあるから埃かぶってるし…洗って使ってね?」と、同じ伝統衣装のパターンのデザインでサコッシュもあるからと表のケースからサコッシュも持ってきてくださいました。それもかわいいので、2つセットで譲っていただきました。 -
後でホテルで2つ並べて撮影した写真です。さらにサルディーニャ織で作られた携帯を入れる小袋までプレゼントでいただいてしまいました。
ここでもお土産に持参したミント黒糖をお渡しして工房を後にします。イザベラさんスザンナさん、本当にありがとうございました。バッグもサコッシュも大事に使います!
「巨匠にも逢えたし、かわいい子もバッグも買えたし、すっっごい楽しかった!」
「もういいの?まだ一軒リストアップした工房はあるんだけど」
「うん。満足した!手持ちのEURもないし、そろそろ行きましょ」 -
サムゲーオを出る頃には18時50分を回っていました。伺う予定にしていたフォルドンジャーヌスの街にあるローマのお風呂は既に営業時間を超えています。残念ですが、まっすぐお宿に向かいます。今日のお宿はサムゲーオの西。オリスターノ近郊にあるホテルです。ちょうど日の入りの時間が近づいてきたので、お宿のすぐ近くにある塩湖サレデポルカスに寄ってから行くことにしました。
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サレデポルカスに着いたのが20時に差し掛かろうかという頃。周りは私有地・私道ばかりでオープンにアクセスできる場所は限られていましたが、なんとか湖にアクセスできるポイントを見つけました。この塩湖はラムサール条約の登録湿地に指定されている自然保護区で、ヨーロッパツルやフラミンゴのコロニーも渡りの時期にはできるそうですが、夏季の今は池は干上がってしまい、一面塩に覆われた白い大地に姿を変えています。
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もっと真っ白なものかと思っていましたが、それほど塩の層は厚くなくて、砂混じりの塩の層が白く浮いているような感じです。
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私たち以外に、お一方ドローンを持って撮影に来ている方がおられて、撮ってくださるとのお話でしたので、干上がった塩湖を背景に2人で記念撮影ができました。
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夕暮れが迫ってくるにつれ、白い大地がだんだんとオレンジが強くなってきます。真っ暗になる前にサレデポルカスを後にします。お宿までは10分程です。
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少し予定より遅れましたが20時少し過ぎには今晩のお宿Is Benas Country Lodgeさんに到着しました。
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カントリーサイドのお宿の立派なお庭に車を停めて、ホテルに入るとフロントのお兄さんが、優しく迎えてくれました。
Is Benas Country Lodge ホテル
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古い建物ですが、その分重厚感のあるよい造りです。名前を告げてチェックインのお手続きを済ませます。
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パスポートをチェックして、お部屋に案内してもらいます。フロントの向こうから裏に入り、お部屋のある廊下に入れます。オレンジのタイルの床がいい感じです。
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昨日がアパートメントだったので、いかにもホテル!なお部屋がなんだか嬉しかったり。
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雨戸を開けたらお庭になっていて、お庭経由でもレストランに行けるのだそうです。
「レストラン予約なしでも大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫ですよ。お待ちしています」
「そっか。良かったね。後で行こう」
なんて会話をして、Wi-Fiの案内と鍵をいただきます。 -
まずはお風呂に入って、一息ついてのーんびり。旅の疲れを癒します。
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ところが荷物を開けて、ボチ子を片付けたりしてベッドでゴロゴロしているうちに、不覚にも2人して寝入ってしまいました。
目を覚ませば深夜。晩ご飯も食べそびれてしまいましたが、一度訪ねてみたかったサムゲーオでお買い物ができた素敵な一日でした。明日はサルディーニャの海に遊びに行く予定。キリの良いところでその3に続きます。
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ローマ
この旅行記へのコメント (2)
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- nekochanさん 2025/09/09 01:49:14
- 好きなものがたくさん買えてよかったですね。
- こんにちは。トゥーバーズさん。
初めてのイタリアがサルディニアというのはあまりないですよね。笑
「ポチ子」コンランショップなどで売られていたんですか。すごいなぁ。
工房めぐり、トゥーバーズさんの思いが熱く伝わってきました。
ポチ子かわいいですよね。ほんと。
去年サルティニアは海を見て泳ぐだけに行ってしまい、いろいろなものは見れなくて、もったいなかったとトゥーバーズさんの旅行記を読んでまた思いました。
発作で行ってしまったかんじ。
レンタカーも借りられなかったし、どちらかというと不便なところでした。
サルディニアを体験したのかもしれないです。
今年はまだイタリアに行っていないので、なんだかうずうずしてきました。
では、続きを楽しみに待っています。
nekochan
- トゥーバーズさん からの返信 2025/09/09 21:22:19
- Re: 好きなものがたくさん買えてよかったですね。
- こんにちは!nekochanさま!
コメントありがとうございます!
他に行っていないので比べられませんが、サルディーニャ島だけにしてもまだ行きたいところはたくさんあって、イタリアすごいとこだなと思っています。海も思っていた以上に素敵で、ファンタジックに真っ青な海の色ですごく良かったです。またかわいいもの探しに行きたいです。
ボチ子なかなかかわいいでしょ?独特の素材感が好きでヘビーユーザーで、今回工房に伺えた感動はもう、一生忘れません。工房さんも経営は苦しいみたいですが、ファンが少しでも増えると嬉しいです。nekochanさまも再訪されたら、ぜひお気に入りを探してみてください。
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