銀山温泉能登屋と月山　山形宮城の名湯を楽しむ旅１

2021/04/15 - 2021/04/18

山形宮城の名湯を楽しむ旅　4月
山形駅まで山形新幹線やまびこ＋レンタカー

１　銀山温泉　能登屋と羽黒神社、月山、最上川
２　赤湯温泉　置賜さくら回廊、烏帽子山千本桜
３　青根温泉　不忘閣と山寺（立石寺）

これは　１　銀山温泉　能登屋と羽黒神社編です
　　銀山温泉から最上川、月山を見ながら羽黒神社へ

エリア 銀山温泉(山形)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: レンタカー

銀山温泉に入ると、急にレトロ感のある雰囲気に
このエリアだけタイムスリップしたような不思議な感覚
車は温泉街に入る前、宿の専用駐車場に停めた

大正ぐらいからの建物が多いという

伝統の宿 古山閣 宿・ホテル

古山閣
鏝絵（こてえ）が素晴らしい

足湯もある

温泉街の奥まで行くと、白銀の滝が見えてきた
散歩道はここまで、その先は雪に閉ざされていて通れない

白玉の滝を正面から見たいと思って色々聞いてみると、瀧見館から見えるという
そこで瀧見館にお断りを入れ駐車場に車を止めて見に行った

落差22mと高さはないけど、雪解け水がゴーゴーと流れ落ち迫力がある

ここが本日のお宿、銀山温泉能登屋旅館

能登屋旅館 宿・ホテル

鏝絵が間近に見られる

絵になる
重要文化財の建物みたい

正面に鐘楼を抱き、かっこいい
細部まで意匠を凝らしたデザインは必見
ここに泊まれるなんてワクワク

泊った部屋は、2階の左手この鏝絵のあるあたり

部屋から外を眺めてみる

メイン通りの様子がよくわかる
普段なら、終日カメラマンでにぎわう橋の上、誰もいなかった

ただでさえ予約の取りにくい銀山温泉
その中で人気の能登屋さん
さらにこの川沿いの部屋は人気なので、早めの予約をおすすめ

そんな人気の温泉もコロナの影響で観光客にほとんど会わない、踏ん張り時だ

畳の部屋に付随して

ツインベッドの部屋があり、使いやすい

館内は大正浪漫を感じさせるインテリア

階段の手すりには装飾
奥には共用スパース

大正浪漫の香り

半円形の窓　

半円形の窓から温泉街をのぞく
せり出しているので、温泉街の様子がよくわかる

マジックアワー
灯りがともり、さらに情緒がます温泉街

さて楽しみな夕食
地元産の食材を使ったお料理
どれも美味しい

尾花沢牛しゃぶしゃぶは絶品

食事は個室でゆっくりといただけるのが良い
女将さんから挨拶があった
とてもおもてなしの心を感じられる宿だった

夜のとばりがすっかり降りた
情緒ある温泉街をまた散策

翌朝　また散策
朝、昼、夕、夜とそれぞれ趣が違うので、何度も散歩したくなる温泉街

何度散歩してもほとんど温泉客に会わない
シーンとしている

散策の後に朝食
こちらは食事処で

色々な種類が少しずつ籠に入っていて嬉しい

朝食後はロビー隣でゆっくりコーヒーが飲める
ロビー近くにあったミニチュア銀山温泉

本当にタイムスリップしたような風情ある温泉街だった
大正から100年続く建物をメンテするのは大変なことだと思うが
この風景はいつまでも続いてほしい

銀山温泉を離れ、月山方面に行く
右手に見える白いなだらかな山が月山

最上川沿いに鳥海山も見えてきた

鳥海山

まずは羽黒山神社に向かう
ちなみに出羽三山は
月山（1984m）・羽黒山（414m）・湯殿山（1500m）の総称

鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地

羽黒山の入口、奥に見える随神門をくぐり参道に入ると

羽黒山 随神門 名所・史跡

古杉のなかの石段参道がとても風情がある

参道脇に咲く可憐な野草
名前はなんだろう

ショウジョウバカマ
みごとな群落

杉林の中には古木も多い

羽黒山の爺スギ 名所・史跡

垂直線的な杉の間に見える五重塔が見えてきた
とても絵になる

羽黒山五重塔　高さ29m
たたずまいが美しい

羽黒山五重塔 寺・神社・教会

羽黒山頂の中心に建つ
出羽三山神社・三神合祭殿
羽黒山、月山、湯殿山の三神をあわせて祀る三神合祭殿

出羽三山神社 (三神合祭殿) 寺・神社・教会

本殿前の鏡池
鏡のようになっている

駐車場につづく参道わきは山野草の宝庫

ニリンソウ

エンレイソウに初めて会えた
しかも群落
感動！

若葉まぶしいシダ

月山をバックに果樹園
山形をいえばラフランス・・・かな

このあたりには珍しく桜が満開になっていた

山道から降りる途中に見えた
山々に抱かれた月山湖

月山湖

月山湖 自然・景勝地

月山と湖の絶景に別れを告げ
これから南下し、置賜さくら街道を目指す