八甲田ロープウェイで頂上へ行くと青森県北部のランドスケープがクッキリ！

2021/05/01 - 2021/05/01

さて今日は昨年コロナ禍で行けなくなった念願の酸ヶ湯温泉へ行きます！

天気予報では曇りのち雨だったのですが起きたら天気が良く青空も少し見えます。
ということで急遽八甲田ロープウェイ経由で酸ヶ湯温泉へ行くことになりました。


写真は八甲田ロープウェイ頂上駅から見た東北地方最高位の岩木山、1625m。

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きて外をみてみる。

東横イン新青森駅東口 宿・ホテル

天気予報通り雲が多く、天気は下り坂のようですが、、、

ホテルのエレベーターには抗菌テープが貼られていました。初めて見た抗菌テープ。

朝食会場はロビーです。

一人前ずつラップしてあります。

部屋へ持っていっていただく人が多いようです。

朝食後また部屋から外を見てみると、、、ん？あれは、、、八甲田山か？

期待はしていなかったけれど、もしかしたら、だんだん雲がなくなってるような、、、

ホテルに荷物を預けて昨日チェックしたバス乗り場へ。
結構待っている人がいます。
さすがゴールデンウィークです。

みずうみ8号、来ました！

みずうみ号 (青森～十和田湖) 乗り物

8割近く席が埋まりました。

通路隣の海外の方に聞くと、東京で仕事をしているインド人のグループ。奥入瀬渓谷を歩きに来たと。え？ミニスカートに素足かぁ、、、恐るべしインド人！

途中で青森空港線と分かれて山の方へ。

遠くに冠雪の山が見えました。

岩木山です。

残念ながら「岩木山展望所」停留所には止まらずバスは木々の間を縫うように登っていきます。

「かやり茶屋」で停車。

わ！汚いけれど今年初めての雪！

バスは20分ほどここで小休憩となりました。

かやり茶屋

無料のお茶がいただけます。
お蕎麦が有名なようで急いで食べている人もいました。

次は八甲田ロープウェイ。ここで降ります。乗客10名くらいが下車しました。

八甲田ロープウェ- 乗り物

現在11時半。次の十和田湖行きバスは最終バス、みずうみ12号。
3時間強、ここで時間があります。

帰りのバスの時間もチェックしておこう。

まずチケットを購入してロープウェイに乗りましょう。

途中で下山のロープウェイとすれ違います。結構乗客がいますね。なにしに？上に何があるのかな？楽しみ。

スキーやスケボーを持っている人が乗っていますので半分くらいはウインタースポーツを楽しみに来てるのね。

しかしリフトではなくロープウェイで山を登るって、スキー場としては雄大な林間コースがありそうです。

ロープウェイ山頂駅が見えて来ました。

わっ！遊歩道がある。

なるほどここは八甲田山の田茂萢岳（たもやちだけ）山頂なのね。

八甲田山は大岳を主峰とする18の山々からなる複数火山の総称。って、18もの山々があるのか。

流石にクローズしているルートもありますが。さすが本州最北の県。ゴールデンウィークにこんなに沢山のルートが滑れます。

とはいえせっかくの田茂萢岳だけれど雪が多くて歩けそうもない。

しかしロープウェイ駅のレストランはコロナ禍で観光客が激減したせいか閉鎖。小さな小さなコンビニ風のお店しかなく、ゆっくりするところもありません。

と、なんと無料のゴム長靴がありますよ、とレンジャー風の方に教えていただきました。助かりました。

ゴム長靴に履き替えてまず展望台へ。樹氷のような木々が見えます。

そして！岩木山です。
美しい！

樹氷が見えます！

反対側のこんな木々の間を通って頂上へと行きます。

一面銀世界です。

八甲田山 自然・景勝地

観光客も少ない！

そしてここからは東に下北半島、西に津軽半島、そして陸奥湾に突き出た夏泊半島がくっきりと見えます！

流石に新雪の上は歩くと膝以上まで足が埋まってしまいます。

いろいろ歩き回り景色を楽しみました。

この方達の乗っていたのはスノースクープ。初めて見ました。ちょっと見本に乗り方を見せていただきました。

スイス発祥のスポーツだそうです。

いってらっしゃい！楽しんで！

観光客は少ないです。

スキーヤーの皆さんは思い思いのルートで滑って行き、すぐ姿が見えなくなります。スキーしたくなりました。

景色もきれいですが、木もきれいです。

長靴で雪山歩きを堪能しました。先程は気づかなかったのですがストーブが2台もありました。

ロープウェイを待つ間、ストーブの側で暖まりました。

頂上では食べるところがないのでロープウェイを降りてきて隣にあったレストハウスでランチです。

食器はプラスチックだし、お味は期待していませんでしたが、どうしてなかなか良いお味でした。暖まりました。

なるほど、ロープウェイで登ってここに降りてくるんですね。

その隣も並んでゲレンデです。

さて本日の最終バスに乗って目的地、酸ヶ湯温泉に向かいます。

太陽が鈍い光を放ってます。

バスはどんどん山の中へ。

だんだん雪深くなっていきます。

そしてどうやら見えてきました！

ここです！酸ヶ湯温泉！

ジャーン！
バスはさらに山を超えて十和田湖へ。
新青森駅行きのバスも丁度到着しました。

T曰く、正面玄関などがリフォームされたそうです。

酸ヶ湯温泉 温泉

それにしてもこの雪の高さ！

真冬なら5メートルは積もるそうです。

ゴールデンウィークで3メートル近く残っています！春だから雪が汚いけれど。

正面玄関。

看板が大きい！

入浴料は券売機で購入です。

荷物をロッカーに入れ、まず階段を上がって行きます。

中庭はこんな風。

奥へと続く建物も木造です。

ちょっとだけお部屋拝見させていただきました。

二階の廊下がピカピカ。

そして廊下の突き当たりに、女性用のお風呂がありました。

脱衣所には貴重品用のロッカーがありました。

脱衣所に人がいなくなったのでパチリ。お風呂は残念ながら撮影は無理でした。それより撮影禁止でした！

女性用のお風呂の後また服を着て、階下へ。

さて、次はお待ちかねの「ヒバ千人風呂」です！

入浴方法について十か条。

女性用脱衣所はこちら。

脱衣所はこんな感じです。

脱衣所

そしてついに千人風呂！と言いたいところですが、なんとコロナ禍で完全換気されていて、湯気が全くなく。

女性たちはちょっとした板塀の影に集まって入浴していました。とても混浴の中、出て行く勇気がなくみんなで文句たらたら。それはそれで楽しかったのですが。

という訳で千人も入れるような大きなお風呂だったかも不明。

玄関にこんなんが、、。T曰く普段は湯煙で誰が入っているかもわからないからお風呂の中央まで入っていけるそうです。

残念だった千人風呂。宿泊すると朝のある時間帯は女性専用になりゆっくりと大きなお風呂に入れるようです。

これは棟方志功の書。何気にすごいものが飾ってあります。

ねぶたも。

この木もすごい。

食事処もあります。

お土産も充実。

ここで軽めのお土産や飲み物などを購入しました。後でこれが大いに役立ちました。

とりあえず雪山歩きが出来たし、こんな山の中まで来られたし、みんなで文句を言いながら千人風呂に入れたし、満足してバスで来た時と同じ様に新青森駅へ戻りました。

この日10：27に発生した宮城県沖地震のため新幹線が一時休止していたのは知っていましたが午後3時ころ復旧したようでした。

新青森駅に着きチケット売り場へ行くと、今すぐに電車が出ると言われ、チケット購入。

そんな訳で女性駅員さんが付き添ってくれてそのままこの日最後になるかもしれない「はやぶさ」に乗車。あーーー！駅弁買いたかったのに、、、。

コロナ禍で車内販売がなく、Tが持っていたおつまみとお土産に購入したものを食べて飢えを凌ぐことに。コロナ禍の新幹線利用には食料持参が大事です。

結局、盛岡までは途中駅でそれぞれ10分ほど止まって、最後は盛岡で「こまち」が来るまで1時間強待ちました。ところで車内は数組しか乗車していません。

その後はスイスイ。仙台、大宮そして順調に上野に到着しました。

2時間以上の遅れで特急券を払い戻してくれるそうです！という訳で後日特急券を払い戻してもらいました。4時間の遅延だったそうですが、Tと仙台まで一緒だったので苦にならず、楽しい旅でした。