2019/10/07 - 2019/10/07
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frau.himmelさん
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国立オペラ劇場の見学ツアー終了後、次にむかったところは道路を隔てたアルベルティーナ宮殿です。
ウィーンには何度も訪れているのに、アルベルティーナはそれまでちょっと敬遠していました。
ウィーンにはいろんな宮殿がありますし、見どころも一杯ありますし、そんな中で強いてアルベルティーナに行きたい!という何かが見つからなかったのです。
ところが、ヨーロッパ旅行を1か月後に控えたある日、4トラベルの旅行記を見ていたら、ペコリーノさんのアルベルティーナ旅行記に出会いました。宮殿と言いつつ実は中は美術館になっている、そして凄い絵が目白押し、そのうえ豪華な宮殿の内部も見学できる・・・。つまり一粒で二度も三度もおいしい(笑)。
これは行かないわけにはいかないでしょう。
そして興に乗って、またまた写真が多くなってしまいましたので、旅行記は前編後編2度に分けます。
二度おいしいと言いながら、前編はほとんど絵画鑑賞のみです。
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オペラ座を出て、次に向かいます。
目的地はこの横断歩道を渡ればすぐ、正面に見えるアルベルティーナ宮殿です。 -
アルベルティーナ広場のこの屋台のホットドック屋さん、いつ見ても行列ができています。
人気のお店なのですね。 -
宮殿横のネプチューンの噴水。
見事な彫像です。写真を撮っている人が何人も、私も。 -
アルベルティーナ宮殿の前にはフランツ・ヨーゼフ1世の騎馬像。
後ろはウィーン大改造の一環として建造された国立オペラ劇場。
ウィーン大改造は、フランツヨーゼフ1世の大決断により実行されたのでした。 -
アルベルティーナ宮殿はハプスブルク家ゆかりの居城でしたが、現在は、素描や版画部門では世界有数の美術館となっているのですね。
アルブレヒト・デューラーの特別展をやっているようです。 -
シニア割引で一人12.9ユーロのチケットを買って中に入ります。
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ヨーロッパの美術館ってだいたいガラガラでゆっくり名画鑑賞できるのですが、ここは結構混雑していましたね~。
そして、驚きました。素晴らしい作品が目白押し。
ウィーンには何度も訪れているのに、こんなところがあるなんて知らなかったな~。
嬉しくて、例によって何枚も何枚も写真を撮りました。
最近は覚えられないので、写真を撮らないと観た!って感じがしません。
そしてせっかく撮った写真ですから、私の備忘録としてできるだけ残しておきたいと思います。
近・現代絵画が主でした。
全くの順不同です。 -
ポール・シニャック(1863-1935)、
「Antibes Gewitter」1919 -
テオ・ファン・レイセルベルケ(1862-1926)、
「座る行為」1905 -
アメデオ・モジリアーニ(1884-1920)
「売春婦」1918 -
アンリ・ルバスク(1865-1937)
「緑のベンチで」1911。
日本の着物に靴に帽子にネックレス。アンマッチですけど何か印象に残る絵です。 -
オーギュスト・ルノワール(1841-1919)
「少女の肖像(エリザベス・メイトル)」1879 -
クロード・モネ(1840-1926)
「ひなげしの咲く頃に」1881 -
ポール・セザンヌ(1839-1906)
「ノルマンディの農場」1885/86 -
アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレック(1864-1901)
「白馬、ガゼル」1881
馬の目がとっても優しい表情をしていますね。ロートレックもこういうところに惹かれたのでしょうね。 -
カール・モル(1861-1945)
「ホーエヴァルテの芸術家の家」1906 -
グスタフ・クリムト(1862-1918)
「水の精(シミ)」1899
*シミとは昆虫のことらしい。 -
モーリス・ド・ヴラミンク(1876-1958)
「シャトウの手漕ぎボート」1906 -
キース・ヴァン・ドンゲン(1877-1968)
「青い目の女性」1955 -
アンリ・マチス(1869-1954)
「オウムチューリップ」1905 -
アンリ・マチス(1869-1954)
「アルクイユ通り」1903/04 -
オスカー・ココシュカ(1886-1980)
「庭で」1934 -
オスカー・ココシュカ(1886-1980)
「ドレスデン、アウグストゥス橋と蒸気船」1923 -
オスカー・ココシュカ(1886-1980)
「ロンドン、小テムズの風景」1926 -
エドゥヴァルト・ムンク(1893-1944)
「孤独」1899 -
エドゥヴァルト・ムンク(1893-1944)
「マドンナ」1895/1902 -
エドゥヴァルト・ムンク(1893-1944)
「月光1」1896 -
エドヴァルト・ムンク」(1893-1944)
「冬の風景]1915 -
エミール・ノルデ(1867-1956)
「月夜」1914 -
エミール・ノルデ(1867-1956)
「金髪の女性」1912-1914 -
エミール・ノルデ(1867-1956)
「秋の花畑」1934。
ドイツの画家。この絵好きです。 -
マックス・ベックマン(1884-1950)
「猫を抱く女性」1942 -
エルンスト・ルートヴィッヒ・キルヒナー(1880-1938)
「駅の入り口、レーバウ駅」 -
エルンスト・ルートヴィッヒ・キルヒナー(1880-1938)
「女性裸体図」1909 -
エーリッヒ・ヘッケル(1883-1970)
「横になっている女性」1909 -
ライオネル・ファイニンガー(1871-1956)
「大きな車輪のある機関車」1910。
子供が喜びそうな絵です。 -
ずらりと並んだパウル・クレー(1879-1940)の作品。
抽象的すぎて何が何だかさっぱり理解できない・・(泣)。 -
せっかくですから理解できそうなものを。
パウル・クレー、右:「植物、地球と空気」1921、
左:「破壊と希望」1916
うーん、やっぱりわからん。 -
もうこれに至っては完全にお手上げ。子供のお絵かきか?
パウル・クレー、
「Nach der Zeichnung 19/75 (Versunkenheit)」1919。 -
で、究極はここに行きつくのでしょうか。
パウル・クレー、
「(Figurine, Der Narr)バカ!」1927(笑)。
クレーさま、楽しませていただきました。 -
この絵もわからん絵(私には)の仲間に入れておきます。
ジョアン・ミロ(1893-1983)
「太陽の前の女性」1949 -
ワシリー・カンデンスキー(1866-1944)
「インナーウェストバンド」1929
?? -
ミハイル・フョードロヴィッチ・ラリオノフ(1881-1964)
「将校の理容師」1909
ようやくホッと一息つける絵。 -
ルドルフ・ヴァッカー(1893-1939)
「油缶、鉢植、中国人の絵のある静物画」1925 -
グレタ・フライスト(1909-1993)
「ダンサー」1938 -
フランツ・セドラセク(1891-1945)
「夕方の風景」1933
美しい~。 -
フランツ・セドラセク(1891-1945)
「冬の風景」1925 -
マルク・シャガール(1887-1939)
「母性」1914 -
マルク・シャガール(1887-1985)
「ヴィテブスク、村のシーン」1924-26 -
マルク・シャガール(1887-1985)
「紙凧」1926
シャガールらしい牧歌的な絵です。 -
マルク・シャガール(1887-1985)
「大サーカス」1970
制作時期が上の絵と30年以上もの開きがあります。
何故なのだろう?と調べました。
ユダヤ人の彼は第二次大戦中はアメリカに亡命していましたし、その後は大聖堂、教会、宮殿などのステンドグラスや天井画の大作に挑んでいたので、絵画作品は少ないのですね。 -
ジョルジョ・ブラック(1882-1963)
左:アイビーと魚、
右:葦、共に1941。
キュビズムの画家ブラックにしては普通の静物画です。 -
ここからはピカソワールド。
パブロ・ピカソ(1881-1973)
「キジ」1938
息絶えているキジ? -
ピカソ(1881-1973)
「緑の帽子を被った女性」1947 -
ピカソ(1881-1973)
「地中海の風景」1952 -
パブロ・ピカソ(1881-1973)
「肘掛け椅子に座っている裸婦」1963
ピカソの様々な時代の様々な作風を見ることができました。 -
アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)
「台座に載った4人の女」1950
針金のような人物は彼のトレードマーク。 -
アルベルト・ジャコメッティ(1901-1966)
「アネッテの肖像」1958
ジャコメッティって3人いるのですね。彼と父と弟の、共に芸術家。
いつも参考にさせていただいているベームさんのところを訪れましたら、そう書いていらっしゃいました。
焦りました~。あまりにも上のジャコメッティと作風が異なるので間違ったかと思いました。
どちらも同じアルベルト・ジャコメッティの作品でした。 -
ポール・デルヴォー(1897-1994)
「街灯のある風景」1958。
ベルギーのシュルレアリスムの画家。
日本でもポール・デルヴォー展が開催されましたね。 -
Karl Hubbuch(1891-1979)
「対話(猫とミリアム)」1952-1954 -
ルドルフ・ハウスナー(1914-1995)
「アダム1+2、スケール(?)」1972。
スケールってモノサシのことですよね?
もう何が何だか・・・???。
狐につままれた気持ちで別の部屋に移動します。
でも、抽象画であれ古典画であれ、芸術を鑑賞している時ってとても幸せな気分になれます。私ってやはり好きなんですね。
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