2021/04/23 - 2021/04/26
561位(同エリア1198件中)
roaさん
4/23~4/26にて横浜~鳥羽~紀州日高~横浜のクルーズに行ってきました。
本当は2/20出発の「熊野・駿河ウィークエンドクルーズ」に行く予定でしたが、緊急事態宣言が延長されたことに伴い中止になってしまいました。
そんな訳でその代替を探したところ、土日を絡めた3泊4日のクルーズがあったので行ってきました。行き先は三重県と和歌山県という昨年のクルーズとモロ被りのエリアでしたが、前回とは異なる観光スポットに行けばいいやと割り切って行ってきました。とても楽しかったです。
今回も旅行記というよりは飛鳥船内のレポートを中心にお伝えします。前回はgotoトラベルの最中だったり、クルーズが再開されて間もない時期でした。その頃と比べて変わらないものもあれば変わったものもあったので、そのあたりも含めて書いていきますね。
これから乗船を考えている方々の参考になればと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 私鉄 徒歩
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昨日は早く寝過ぎてしまったので、今朝は5時には目が覚めました。なんかこうして次第に朝型人間になっていくのかと思うと、実感はないけど老化が始まっているんだなと思ったりします。以前は朝が苦手で苦手で仕方なかったのに。でもこの船のアクティブシニアは文字通りとても元気。今の時期一番家にいないといけない人達なのにね。外出しちゃいけない年齢層なのにね。そのとばっちりが僕ら現役世代に跳ね返ってきてるっていう、なんともやるせない毎日。
まあそれはいいとして、この時期は5時も過ぎれば朝焼けです。雲がなければ水平線からの日の出が見えたんですけどね。飛鳥II 乗り物
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雲が多い予報だったので仕方ないです。
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東京湾と比べて海の色がきれい。
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船内での喫煙エリアはどんどん狭まっているんですよね。数年前までは7デッキの両舷にも所々に灰皿が置いてあったのに、今では実質的には6デッキのスモーキングラウンジだけでしか喫煙できません。
でも実は11デッキの左舷後方にも喫煙エリアがあります。が、リドがオープンしている時間帯は喫煙不可です。
この写真は早朝5:30頃なのですが、まだリドがオープンしていないので手摺りに灰皿というかアルミの箱が吊るされていて、ここで喫煙できます。リドが始まると撤去されるのではなく、フタをされてしまいます。 -
早起きしたものの特にやることがないので、朝風呂に来ました。朝6時から深夜1時まで営業しています。
昨日は露天風呂に行こうと思って内風呂から出て歩き始めたのですが、夜風で頭が寒くて引き返しました。
今朝はそこまで寒くなかったので行きました。 -
やっぱり露天風呂はいいですね。水平線を見ながらの入浴は最高です。改装で露天風呂を設置したのは大正解だと思います。
ちなみに男性用の露天風呂は左舷に、女性用は右舷にあります。
入浴したのは6時を少し回ったところでしたが、既に5~6名いました。入場規制されるほどでもなく、洗い場が混雑していたということでもなく、のんびりできました。
今回もですが、客室内の風呂は全く使いませんでした。 -
伊良湖水道というか伊勢湾の出口あたりに船団ができていました。何の船団なのか結局分からなかったです。双眼鏡で食い入るように見てみたのですが、分かりませんでした。でもなんとなくですけどタックルがジギングっぽかったので青物かタチウオかそんなのを狙っている船団かなと思いました。
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リドは7時にオープンします。
オープンと同時にそれなりの人がやってきて海に面した窓側の席は半分以上埋まっていました。
パームコートは6時から営業が始まるので飲み物程度ならリドのオープンを待つまでもなく注文可能です。
僕は風呂から出てパームコートに行ってエスプレッソを飲むのが日課になってしまいました。エスプレッソを頼むとビスケットを2枚もらえるのですが、食べないで取っておいたところ最終日には大量になってしまいました。
小腹が空いてきたので軽く食べたい気持ちでしたが、朝食を頼んでしまっているので我慢しました。 -
鳥羽港まであと少し。
湾内の島々が見えてきました。 -
鳥羽港ではどこかの岸壁に接岸するのではなく、投錨して上陸は通船を使います。そのため通船を接岸させる岸壁というか発射台が必要になります。こんな感じで発射台が小舟に曳かれて飛鳥に近づいてきました。
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8:30になり、昨夜注文しておいた朝食が届きました。
今日は昼に伊勢海老を食べまくるので控え目にしておきました。洋食はリドで提供されるもので、和食はフォーシーズンで提供されるものだそうです。部屋着のままで食事ができるので本当に便利でした。
客室内のリビングのテーブルは折り畳み&油圧式の高さ調整機能付きで、普段は長方形ですが食事の時はこうやって正方形に広げることができます。
なので大量の皿もほぼ全てテーブルに乗せることができます。 -
外を見たらかなり陸地に近づいていました。
この防波堤内が鳥羽港で、その奥が鳥羽駅です。一概に鳥羽港といっても鳥羽市内には大小多数の港があります。今回通船が接岸するのは佐田浜(鳥羽マリンターミナル)というところです。見た目一番新しく一番大きな港のようでした。
鳥羽と伊良湖を結ぶ伊勢湾フェリーは鳥羽水族館の近くの鳥羽港から出ていました。それ以外にも島々を結ぶ渡船の発着場がありました。どれもこれも鳥羽港なのでややこしいですけど、地元の人はどういう呼称で使い分けているんですかね。 -
9:00になり、このような場所に投錨しました。ちょうど鳥羽マリンターミナルの真沖あたりで、右舷側から鳥羽港が見えました。発射台は左舷側に設置されていました。
僕らが操縦するような小型船舶は風に向かって船首を立てるのですが、飛鳥級の船はどうなんですかね。錨を打った時は風上に向けて立てていましたけど、5万トンを超す船ですから、風向きが変わる度に立て直す訳にもいかないでしょうし、その辺はよく分かりません。いずれにせよ、鳥羽市内からは右舷が見えました。
目の前を観光船とかフェリーとか小さな渡船とかが頻繁に往来していました。 -
発射台設置完了。
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9:00に錨を打ち終えたのに下船できるのは10:30とのことでした。この間の何もしない1時間半は上陸&現地観光組には厳しいですね。
通船は10:30から10~15分毎に出ていたのですが、10:30~11:00の間はオプショナルツアーに出る人がいたり、少しでも早く上陸して観光したい人がいたりして混雑するとのことでした。よって10:30~11:00に下船したい人は他のオプショナルツアーを申し込む要領でクルーズの2週間程前までに申し込む必要がありました。僕らも当然申し込んでいましたので、10:30発の通船に乗ることができました。 -
港まで10分もかからない距離なのですが、出航の30分前の10:00にギャラクシーラウンジに集まり、ライフジャケットの使い方等の説明を受けました。説明そのものは10分程度で終了しました。でもどこの集団にもいるのが遅刻してくる人。団体行動ができない人。遅刻者が来る度に説明をし直したりして、結局発射台に向かえたのは10:20頃でした。
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ライフジャケットはてっきりオレンジ色の磯臭いやつかと思っていましたが、さすが飛鳥。自動膨張の腰巻タイプのライジャケでした。これ、買うと高いですよね。
記念に欲しかったなぁ。 -
鳥羽マリンターミナル発16:00が最終だそうです。
これに乗り遅れたら自力で紀勢本線に乗って次の寄港地の御坊駅に行かないといけません。 -
オプショナルツアーの人達から乗り込んでいきます。
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僕らの番。
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飛鳥に備え付けられているテンダーボートを使うのではなく、地元の船会社の船でした。飛鳥のパンフレットを見ていると飛鳥にくっついてるオレンジと白のボートで港に向かっている写真が載っていますよね?そのイメージでしたが違っていました。
しかも腰をかがめながら船首から乗船するというスタイル。これ、高齢者には結構きついと思いました。杖をついている人なんかもいたりして大変そうでした。そのあたりを見越してか、飛鳥と地元の船会社のクルーが総出でお世話していました。 -
てっきりこれに乗るものだとばかり思っていました。
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所要10分とのことでしたが、10分もかからず到着しました。
この後は伊勢神宮に行く予定です。
ここから鳥羽駅までは駅前の建物内を素通りしたりしながら10分程度でした。鳥羽マリンターミナル 名所・史跡
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当初は10:30の通船には乗れたとしても近鉄鳥羽駅に着くのは11:00頃だろうと踏んでいたので、11:02発の近鉄特急を予約していました。が、思いのほか早く上陸できたので急遽10:35発の特急に変更しました。
近鉄のインターネット予約・発売サービスというのを使ってチケットレスの特急券を買ったのですがこのサービス、変更はweb経由で3回まで可能だったり、伊勢志摩チケレス割というのが適用されて通常は鳥羽駅~五十鈴川駅の特急料金は520円なのに320円に割引されたり、便利でお得なサービスでした。
各駅停車や急行も走っていたのですが、観光都市ってほぼ特急しか走っていないですよね。箱根とか日光とか。時間をお金で買うという意味で往復とも特急を使いました。所要たった8分だけど。鳥羽駅 駅
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乗ってすぐに五十鈴川駅に到着。
五十鈴川駅 駅
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タクシーに乗って、また来ちゃいました。内宮。
伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会
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今回は参拝が目的ではなくて、おはらい町通りとかおかげ横丁をゆっくり散策することです。
前回来た時はgotoトラベルの影響でとんでもないくらいの混雑っぷりで、まともに通りを歩くことができませんでした。外宮や内宮には前回行ったし、御守も買ったしということで今回はのんびり散策しました。 -
これ、前回(11/22の日曜日)の写真です。今回とほぼ同じ場所で撮ったものを載せてみました。
人出の数が段違いだと思います。 -
今回はおはらい町通りもこんな感じでのんびり歩けました。
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和風テイストのスターバックスにも前回は気付きませんでした。
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おかげ横丁もガラガラ。
おかげ横丁 名所・史跡
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五十鈴川沿いも歩いている人は少なかったです。
土曜日の昼頃なのに。天気もいいのに。
gotoキャンペーンがいかに影響を及ぼすのか分かったような気がします。観光地では外出自粛は死活問題なんだなと思いました。
伊勢神宮界隈は1時間弱散策して、五十鈴川駅から近鉄に乗って鳥羽駅まで戻りました。昼食は鳥羽市内の店で伊勢海老です。五十鈴川 自然・景勝地
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鳥羽市内に戻ってきて昼食です。
伊勢海老とか海鮮の蒸し料理が出てくる「華月」といいう店を予約していました。
今回のクルーズでは寄港地での飲食は自粛して下さいと船会社から通知がありました。但し、感染症対策ができている店での飲食は可能とのことで、船会社側が確認したのかどうかは分からないけど、対策万全の店がリスト化されたものが渡されました。その中にこの店は入っていたので一応は安心して利用することができました。
というのは優等生的な言い方でして、実はそんなこと知りませんでした。クルーズを申し込んだら断続的にいろんな書類が送られてくるのですが、その中に対策万全店舗一覧が混ざっていました。そんなの気付かず、ただ伊勢海老を食べたいという思いから普通にネットで検索してこの店を予約しました。飛鳥推奨店だったというのは偶然の一致でした。
まあ今回のほとんどの人達は街のいろんなところで飲食をしていたと思います。伊勢海老 海鮮蒸し料理 華月 グルメ・レストラン
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昼だというのに伊勢海老尽くしでした。「極みコース」というやつで、刺身だの焼きだの蒸しだの、伊勢海老が合計4匹丸々と出てくるコースでした。
これは蒸される前の伊勢海老。 -
刺身も丸々1匹。
頭は回収され、味噌汁になりました。 -
焼きも丸々1匹。
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蒸された後の伊勢海老。カキの蒸しも2個ついてきました。
もう満腹を通り越してヤバいくらいでした。口から伊勢海老の尻尾がはみ出た状態で店を後にしたと言っても過言ではないくらい満腹でした。
このお店は鳥羽駅まで無料で送迎してくれます。
当初はタクシーを利用する予定でしたがお得でした。 -
本当は水族館にも行きたかったのですが、時間が中途半端になってしまったので、最終便の16:00を待たず、15:00前には鳥羽マリンターミナルを出発しました。
マリンターミナル内には何かしらの店があるかなと思っていましたが、何もありませんでした。 -
この船で飛鳥まで戻ります。
普段は鳥羽湾クルーズとか渡船で活躍している「王将」。近くの答志島が拠点の会社だそうです。 -
生活の足として使われている船って感じがしました。
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飛鳥に向かって直進し、船尾から回り込むようにして仮設の岸壁に接岸しました。
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17:00出船なのですが、海上でのお見送りイベントがありました。
部屋に戻ってきたらこのような赤いハンカチがテーブルに置かれていました。鳥羽でのセレモニーは黄色いハンカチではなく赤いハンカチだそうです。
鳥羽での再会を約束するセレモニー「リメンバー赤いハンカチ」というイベントらしいです。 -
左舷側にお見送りの船が着いたのですが、右舷の僕らは客室から見ることができないので船尾のデッキまで出ました。
お見送りの皆さんも赤いハンカチを振っていました。
志摩マリンレジャーってとこが運航している「フラワーマーメイド」ていう船だそうです。 -
消防艇が放水していました。
せっかくなら色をつければいいのに。 -
発射台も回収され、小舟に曳かれてどこかに消えていきました。
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出船後は着替えて夕食です。
生ビールも無料だったので、今日は生ビールを飲み続けました。てっきり瓶ビールだけだと思っていましたが、こっちの方が美味しかった。 -
昨日の夕食が洋食だったので今日は和食です。
テナガエビとはいえ今日はエビ類は食べたくない。いや、しばらくエビ類はいいかな。
この先もあれこれ料理が出てきましたが、食べ過ぎ&飲み過ぎで写真はないです。 -
夕日を見ながら次なる寄港地の日高港へと向かいます。
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デザートを食べた瞬間に何かがこみ上げてきてフロアが地獄絵図になりそうだったので、デザートはケーキ箱に入れてもらい、部屋に持ち帰りました。
そんな感じで慌ただしい1日が終わりました。
もちろん1日の最後は大浴場ということで、疲れを癒しました。
明日は観光の予定はないので、終日船内か港周辺で過ごす予定です。
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旅行記グループ 2021年4月飛鳥Ⅱ鳥羽・紀州日高クルーズ
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