2014/10旅　阿蘇神社と願い叶うかんざらしの店。ラストは由布院温泉で

2014/10/17 - 2014/10/21

2014年10月の九州4泊５日も、残すところあと1日です。
阿蘇神社からやまなみハイウェイを通り車窓越しに、くじゅう連山の紅葉を愛でました。
最終目的地は由布院温泉です。歩き疲れた身体を由布院のお湯が優しく癒してくれました。

エリア 湯布院・由布院温泉(大分)

• 旅行の満足度: 5.0

わたしたちの4泊5日の九州旅も終わりが近づいてきました。

明日（2014/10/21)には帰路につくのですが、その前に何事もなく楽しく過ごせた旅のお礼参りをしたいと思います。

阿蘇神社へやってきました。

阿蘇神社は阿蘇開拓の神をはじめ、十二神を祀る由緒ある神社です。
ご創立は紀元前２８２年と伝えられ、約２３００年の歴史があるのです。
楼門は嘉永3年（1850年）建立で、九州最大の規模で「日本三大楼門」のひとつともいわれ、威風堂々の貫禄の構えです。

2016年4月の熊本地震で、境内の社殿がほぼすべて甚大な被害を受けたといいます。
楼門も地震で倒壊したといいますから、なんとも痛ましいです。
（楼門は全解体修理中で令和５年に完全完成予定のようです）　

のぞみ　かなえ　たまえ

小さな結びのひとつひとつが叶えられますように。。

イチョウの葉の隙間からのぞく１０月の青空。

阿蘇神社の門前町商店街を抜け、少し奥のほうに入ると「かんざらしの店　結（ゆい）」がありました。
「かんざらし」とは「白玉を蜜につけて食べるお菓子」のことをいいます。
島原の伝統的スィーツなんですって。

わたしはテレビで観たり雑誌や本で読んで興味が湧いた処を、「いつかいきたい場所」としてメモしてあるのですが、「かんざらしの店　結」は、そのひとつなのでした。

旧洋裁女学校跡を利用したこのお店、レトロな佇まいがとても趣があります。

「かんざらしの店　結」は阿蘇の湧き水「龍命泉」で冷やしたかんざらしを作っています。

かんざらし、白玉の宝石箱や～。
緑色のかんざらしは、お店の前で育っているクレソンを練り込んだもの。
きれいな水のある所でしか育たないといわれるクレソンです。

湧き水でいい具合に冷えている「くまモンサイダー」。

この辺には旧女学校を利用して、古民家風カフェや、若いアーチストさんの工夫を凝らしたアトリエ的なお店が点在していました。

女の子がときめきそうな場所です。
かつて女の子だった、オバサンなわたしも、なにげにときめいたわ。

「旅する蚤の市in阿蘇」
ポスターがいい感じですね。

九州の作り手たちが集結する、この蚤の市、毎年阿蘇神社門前町で行われてるようです。

学校跡の雰囲気を残しつつ、おしゃれな今どきのお店に仕立てました、って感じ。

阿蘇神社門前町で、ひととき遊んだら、やまなみハイウェイをひた走り由布院方面へ。
やまなみハイウェイは起伏にとんだドライブコースで、標高の高いところは紅葉が始まってました。
途中、日本一の大吊橋があったりしましたが、高所恐怖症のわたしには絶対NGな場所。当然ながらスルーしました。

由布院来たー！

いつもですが、今回も時間ギリで、レンタカーを返却！（汗）

この日のお宿は由布院駅にほど近い「旅館　上の湯」。

建物は新しくないのですが（はやくいえばまぁまぁ古い）、最上階にあるお風呂からは由布院の町が見渡すことができて、お料理もとても美味しかったです。
オーナーもフレンドリーで、コスパも良し。
しかし、ここは今はもう営業されてないようです。

良かったんだけどな。

お腹がはち切れるくらい食べた記憶が…。

翌朝の由布院駅です。

夕方着いて、翌朝帰る。
観光なしの由布院なのでした。

由布院のシンボル由布岳です。

必ずもう一度来ますから。

9時７分発「特急ゆふ2号」で博多へ。

駅前の喫茶店でテイクアウトの珈琲を買って、電車を待ちます。

なんか、いい駅舎ですよね～。
名残り惜しい。。

来ました、特急ゆふ2号。

博多は11：18着。
13:30　福岡空港からスカイマークで新千歳へ。

北海道寒くてやだー！と思う気持ちと、はやく家に帰って寛ぎたいの気持ちがせめぎ合いながらお家へ。
旅から帰ると「やっぱり家が一番だな」としみじみ思いますが、みなさんはどうでしょう。。