2006/09/29 - 2006/09/29
41位(同エリア756件中)
tadさん
古い写真を見直すシリーズも海外写真については、どうやら終りに近づいているようだ。ところが、今朝、偶然、スマホ写真の記録を覗いてみたら、どういう訳か、2006年9月のヴェルサイユ宮殿とパリのノートルダム寺院の写真が見つかった!この頃使用していたスマホは海外で当時は通話が比較的楽だったVodafone 703SHという機種で撮影したもの。最近の機種より手ブレ防止の能力が低い。
多少残されていたデジカメCanon IXY DIGITAL 500による同じ年の少数のフランスの写真は別の旅行記になっている。;
写真が少ないフランス(2006年)
https://4travel.jp/travelogue/11637203
フランスの写真2(2006年)
https://4travel.jp/travelogue/11637671
なお、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間は、2006年の訪問の時は修理中だったが、後に2012年に家内と行った時には、次の旅行記で見える。
ヴェルサイユ宮殿の鏡の間(2012年撮影)
https://4travel.jp/travelogue/10669912
この2012年撮影のフランスのデジカメ写真は、コピー処理を失敗し、大量に消失してしまった。モンサンミシェルの写真などはかなり撮影していたのだが、なんと一枚も残っていない!フランスに関しては写真に恵まれていない。。。
それでも、今回、ヴェルサイユ宮殿の写真が発見できたのは、ラッキー!消失したノートルダム寺院の写真の再発見も嬉しい限りだ。
(2021年3月21日記す。)
- 旅行の満足度
- 5.0
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ヴェルサイユ宮殿
Château de Versailles -
ヴェルサイユ宮殿
Château de Versaillesヴェルサイユ宮殿 城・宮殿
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ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場
Opéra Royal de Versailles
ヴェルサイユ宮殿内部にある豪華なオペラハウス。バロック音楽時代のブランス音楽は黄金時代だった。ダ・ヴィンチなどルネサンス美術もイタリアから直輸入してきたフランスだが、リュリなど、イタリア音楽も音楽家ともども輸入してきたルイ王朝だった。しかし、クープランやラモーなど、フランス人の作曲活動もようやくオリジナルなものが栄えてきた時代だ。美術も、プーサン、ブーシェ、フラゴナールなど、イタリア美術を学んできた画家たちは、ようやくフランスらしい独自の様式を発展させてくるようになった。
ところが、その輝かしい芸術の開花は落ち着く間もなくフランス革命によって、消失したり破壊されてしまった。。小金でも買える手軽なデザイナーなどの大量生産的なものが支配するフランス近代が表にでてくる時代になってしまった。。
このヴェルサイユ宮殿内のオペラ座を今のパリの巨大なサイズのバスティーユ・オペラと比較すれば、その凋落ぶりは明白だ。大衆迎合するとどうなるかといういい例だ。フランスの王朝時代の瀟洒にして高度な文化活動の華は、フランス料理やフランス・ワインには、見事に受け継がれているように思うが、しかし、フランス革命後に多くの分野で失ってしまった美点は、今でも十分に取り返してはいないように思う。
ヴェルサイユ宮殿は、この日、一日ゆっくりと過ごした。フランスに比べると、ロンドンやウィーンのほうが、姿を変えつつも、王朝文化やエリート文化の利点をうまく受け継いでいるように思うからだ。フランスは簡単に文化蓄積を破壊したり妨害したりする習慣が目立つようだ。
フランスに初めて行った1974年に、パリまで直行便が飛ばずに、酷い目にあった。この時2006年も、フランスであちこち用件があったのだが、酷いトラブルに何度か、出くわした。ストに必ず出会う!車焼き討ちなど、フランス中で起きたのもこのころだ。ホテルのフロントでは、私にフランス政府がいかに酷いかを延々と語る受付がいたり、驚く体験が結構多い。
この年のフランスでの最高の思い出は、ミシェラン三つ星レストランのほか、星付きレストランをパリやリヨンで5ケ所所体験したことだ。すべて、大満足だった!!!フランス・ワイン、特に、ボルドーの格付けシャトーの第一級品は、中国爆買いの前の値段で、2000年より前までだと、私の稼ぎでも十分に飲めたものだが、2000年を過ぎると、まともなものは、バカ高い値段になり、自由に飲めなくなった。それでも、この2006年でも、現地の真面目な第一級レストランでは、納得できる価格で、最高の料理のパートナーを提供してくれていた。ワインと料理のマリアージュを楽しむ文化を理解している人にとって、やはり、フランス・ワインとフランス料理のコンビネーションは、それに代わるものを見つけるのは困難だ。私にとっては、ウィーンの音楽などと同様に高度な文化活動の生きた行動として存在している。遺跡や史跡などのような歴史上の出来事ではないのだ。 -
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鏡の間
La galerie des glaces
この年は鏡の間は、修理中で、一部しか見れなかった。 -
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ヴェルサイユ宮殿内の見物を終り、外に出て、庭園をゆっくり見物する。
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ヴェルサイユ宮殿庭園
Jardins du château de Versailles -
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ヴェルサイユ宮殿内の見物の後は、広大な庭園でゆっくり過ごした。移動には、電動のバスが利用できた。
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この電動のバスで乗り降り自由にできた。ただ、トリアノン宮殿のほうには今回は行かなかった。
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広大な庭園は、よく手入れされている。ただ、かなりゆっくり散策したのだが、少し、型に嵌りすぎている感じも。。発見や驚きが少なすぎるかも。。ウィーンのシェーンブルンの庭園のように、何度も歩きたくなるところではない。
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光線具合が変。
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Bassin de Latone
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Latona Stairs
Escaliers de Latone -
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退出
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ヴェルサイユ宮殿
Château de Versailles -
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パリ市内に戻る列車駅まで移動中。
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