2021/03/20 - 2021/03/20
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shushu tany さん
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三重県の鈴鹿市を散策しました。
もともとは、井上靖の小説『おろしや国酔夢譚』を読んで、大黒屋光太夫の存在を知ったのがきっかけでした。
大黒屋光太夫は、江戸時代後期、白子浦(現在の鈴鹿市)から輸送船で江戸に向かう途中に遭難して現在のアリューシャン列島(当時からロシア領)に流れ着き、当時の都ペテルブルグ(今のサンクト・ペテルブルグ)まで行って皇帝にまで謁見し、帰国後は幕府にロシアの情報などを伝えた、という数奇な運命をたどった人物でした。
その大黒屋光太夫関連の史跡があると知って、鈴鹿を訪れたのでした。
その他、白子の町自体が古くから栄えた街で、見ごたえがありますし、市内には旧東海道の宿場町もあり、散策するにはとても充実した町でした。日帰りでしたが、トータル12~13km歩きました。
行程は、ほぼ、こちらのサイトを参考に組み立てました。
鈴鹿市観光ガイド
http://www.kanko.suzuka.mie.jp/i/index.html#_home
~行程~
【パート1: 大黒屋光太夫関係と穴子料理】
・近鉄名古屋駅から近鉄名古屋線で伊勢若松駅へ。9:21分発の急行で50分くらいかかりました。
・大黒屋光太夫記念館~大黒屋光太夫顕彰碑へ。
・心海寺、宝祥寺訪問(大黒屋光太夫と行動を共にしていた磯吉、小市のそれぞれ菩提寺)。
・海沿いを散歩し、「海の幸 魚長」で穴子まぶしを食べて昼食に。
【パート2: 白子の古い街並を散策】
・伊勢若松駅から近鉄名古屋線で2駅、白子駅に。
・江島若宮八幡宮を参拝(大黒屋光太夫も参拝した?)。
・海沿いを散歩し、旧伊勢街道の古い町並みを散策(伊達屋 油屋忠兵衛→伊勢型紙資料館→龍源寺→大徳屋長久)。
【パート3: 鈴鹿川を渡って旧庄野宿へ】
・白子駅から近鉄名古屋線→鈴鹿線を乗り継いで平田町駅へ。
・そこから、鈴鹿川を渡り、庄野宿へ40分ほど散歩(旧本陣、資料館など)。
・帰りは、JR関西本線の加佐登駅(15:36発快速)から名古屋へ戻りました。
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本日の出発点は、近鉄名古屋駅です。
近鉄名古屋駅 駅
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急行の松坂行きで50分、三重県鈴鹿市にある、伊勢若松駅に到着。
伊勢若松駅 駅
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【パート1】
まずは、伊勢若松駅を拠点に、Google Mapsによると約1時間11分のコースを、主に大黒屋光太夫関連の見所に立ち寄りながら散策します。 -
駅前に、大黒屋光太夫の像があります!
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ここから、のどかな町を散歩していきます。
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徒歩15分ほどで、大黒屋光太夫記念館に到着。
館内は撮影NGなのが残念でしたが、当時の資料や大黒屋光太夫と行動を共にした乗組員の遺品の現物など、見ごたえたっぷりで、ここだけで私個人的にはお腹一杯になりました。大感動!館内撮影NGですが、充実した施設 by shushu tany さん大黒屋光太夫記念館 美術館・博物館
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大黒屋光太夫の像。マスクをしています(笑)。
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近くの公民館の敷地内にある、大黒屋光太夫顕彰碑。これは大正時代に建てられたようです。
近鉄電車が背後に見えます。 -
記念館に近い、心海寺。
これは、大黒屋光太夫と行動を共にした15人ほどのうち、唯一大黒屋光太夫とともにロシアから日本に帰国できた(他の10数人は現地に残ったり亡くなったりした)、磯吉という人の菩提寺です。
磯吉は帰国後、このお寺にも行き、ここの住職がロシアへの漂流記や滞在記をまとめ、『極珍書』という書物にまとめられたとのこと。 -
次は、宝祥寺へ。
同じく大黒屋光太夫と行動を共にし、最後に根室沖まで船で来、あと1歩で帰国できるという、まさにその直前に病気で亡くなった小市という人の菩提寺でした。本当に悲劇の人でした。小市が亡くなる場面は、小説『おろしや国酔夢譚』では、ある意味一番涙を誘う場面かもしれません。
碑が建っていました。 -
宝祥寺から海まではすぐです。
海沿いを散歩します。 -
20分ほど歩いて、「海の幸 魚長」という食事処に。
この地域でよく獲れる、穴子料理で有名とのこと。海の幸 魚長 グルメ・レストラン
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ここにも磯吉の名前が。
この地域、大黒屋光太夫関連で町おこしをしようとしているようですが、いかんせん少しマニアックすぎます。。。 -
私は、「あなごまぶし」をいただきました。
少し高いですが、おいしい!
うなぎのひつまぶしをそのまま穴子にした感じですが、新鮮でした。 -
名古屋から乗ってきた近鉄名古屋線を、伊勢若松駅からさらに2駅進み、白子駅へ。
伊勢若松駅 駅
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白子駅は、一部特急なども停車する、それなりに大きい駅です。
白子駅 駅
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【パート2】
白子駅を拠点に、旧伊勢街道の古い町並みを散策していきます。
ルート検索では私が歩いたルートとは一部微妙にずれましたが、概ねこのルートでした。 -
井上靖の『おろしや国酔夢譚』と同じく、大黒屋光太夫を扱った小説、吉村昭の『大黒屋光太夫』で、大黒屋光太夫が江戸に向かう前に参拝した、という設定になっている、若宮八幡宮はここでしょうか?
江島公園 公園・植物園
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雰囲気の良い神社でした。
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大黒屋光太夫も、このあたりから江戸に向けて出港したと思われる、白子浦を、海沿いに散策していきます。現在は立派な防波堤ができています。
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海沿いから、旧伊勢街道に戻ります。
古い建物が随所に残り、心地よい散歩道です。旧伊勢街道白子 名所・史跡
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こんな感じ。
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「伊達屋 油屋忠兵衛」という、古民家。
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雰囲気抜群です。
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次は、伊勢型紙博物館へ。
これも古民家を活用したもののようです。伊勢型紙資料館 美術館・博物館
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この地域に江戸時代に栄えた、型紙に関する博物館です。
この地域は、当時日本全国に名を知られていたほど型紙で有名だったとのこと。 -
型紙そのものは撮影NGですが、建物や施設関係はOKとのこと。古い調理場も再現されています。
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施設の中は自由に散策できますが、かつて栄えた大きな家であることがわかります。
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近くの禅寺、龍源寺へ。八百年の歴史があるそうです。
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美しい庭園もみどころ。
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白子駅周辺の最後は、老舗の和菓子店『大徳屋 本店』さんで、「小原木」というこの地域の銘菓を購入。
大徳屋長久 本店 グルメ・レストラン
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お店の中でも、存在感があります。
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帰宅して食べましたが、粒あんの感触と柔らかい生地の組み合わせが美味しい!
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最後に、白子駅から近鉄名古屋線~近鉄鈴鹿線を乗り継いで、平田町駅へ。
平田町駅 駅
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【パート3】
本日最後のパート3は、平田町駅から40分かけて歩いて、旧東海道の宿場町「庄野宿」の跡を訪ねます。最後はJR加佐登駅に向かいます。 -
歩く途中、ゆったり流れる鈴鹿川を渡ります。
鈴鹿川河川緑地 自然・景勝地
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国道1号線を超えます。”現在の東海道”ですね!
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すぐに、”昔の東海道”に出ます。
ここが、旧東海道の宿場町跡「庄野宿」です。庄野宿 名所・史跡
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本陣跡。
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今は資料館になっている建物。
20年ほど前まで、普通に人が住んでいたそうです。
残念ながら、ここも中は撮影NGでしたが、旧東海道関連の資料が豊富で見ごたえがありました。建物内は撮影NGですが、見ごたえあり! by shushu tany さん庄野宿資料館 美術館・博物館
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外の案内ですが、詳しいです。
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宿場町沿いを散歩していくと、古そうな善照寺というお寺さんがありました。
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庄野宿の碑。
地味ながら、落ち着いた雰囲気の宿場町跡でした。 -
帰りは近鉄ではなく、JR関西本線の加佐登駅から、名古屋に快速電車でもどりました。約1時間ほどで名古屋へ。
加佐登駅 駅
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加佐登駅、無人駅なのですが、以前は有人駅だったのが無人になったのが分かる感じです。
さびれた感じが良い雰囲気です。 -
快適な快速電車で名古屋駅に戻ります。
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旅行記グループ 井上靖文学散歩『しろばんば』『夏草冬濤』の他、大黒屋光太夫、姨捨関連も
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