【インド世界遺産】西ガーツ山脈とニルギリ鉄道の旅５-3　ニルギリ鉄道を追いかけてからチェンナイへ

2021/01/17 - 2021/01/17

世界遺産西ガーツ山脈とニルギリ鉄道をめぐる旅最終日もお昼ご飯を食べ、赴任地チェンナイに戻ります。
クヌール駅近くで昼食を食べ、クヌール駅15:15発の列車No.06137 ウダガマンダラム メットゥーパラヤム スペシャル列車を追いかけてコインバトールへと戻ります。
しかし南インドの３連休の最終日で道が混んでいて思うように列車の先回りができない結果になってしまって少し残念でした。

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今回も連動動画をYou Tubeにupしています。よかったらご覧ください。10分ほどの動画です
https://youtu.be/dzNkkOYq7Oc

エリア ウーティ(インド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー 飛行機
• 航空会社: インディゴ
• 旅行の手配内容: 個別手配

この旅行記は【【インド世界遺産】西ガーツ山脈とニルギリ鉄道の旅５-2　ウダガマンダラムからクヌールへ　からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11681081
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食事が終わってクヌール駅に戻ってきました。
ここでここまで連れてきてくれたドライバーさんから
「弟の車に乗り換えて！彼がコインバトールまで連れて行くから」
インドではこのパターンが結構あります。

クヌール駅まで迎えにきてくれた弟君です。どうやら彼はクヌールに在住のようです。
車はタタ　インディゴです
コインバトールへ行くまである３箇所の鉄道撮影ポイントに連れて行ってくれるとのことです。

クヌール駅から車で6分走ったところ116番の鉄橋のある場所です。
ニルギリ鉄道は麓のメットゥーパラヤムから順番に番号がついています。
つまりこの橋は麓から116番目の橋です。
ここに陣取って列車が来るのを待ちます。

ここは鉄道局員の人が列車の通過を見送る場所のようで、二人ほど局員の方が来ていました。
3本のレールがあるのが見えます。真ん中に引かれているのはアプト式のラックレールです。
汽車についている歯車（ピニオン）が噛み合わせて急勾配を上り下りします。

待つこと10分ほど霧の向こうから

ウダガマンダラム メットゥーパラヤム スペシャル列車が坂を降って

やってくるのが見えました。

先頭の機関車が116番の橋を

超えて目の前に

やってきました。

僕たち日本人がイメージする蒸気機関車とは

逆向きに客車と連結されています。

ひょっとしたらクヌール駅に転車台がないのかも知れません。

行きは後ろから押して、帰りはこのまま牽引して進みます。

歯車の回転方向の問題もあるのかも？

何にしてもちょっと違和感のあるスタイルで機関車が通過すると、

陽気にインド人の乗客がカメラに向かって

手を振ってくれていました。

スピードはせいぜい時速20キロ弱のゆっくりとしたスピードで進んでいきます。

この出入り口の丸い窓の車両はこの旅行2日目に僕たちがクヌールからウダガマンダラムまで乗車した２等車です。

車両を渡ることはできません。

もう一両2等車が連結されていて

一番後ろは窓の大きな１等車が連結されています。

一番後ろには列車のヘッドマーク（下り列車はテールランプになりますか）が着いています。

列車はゆっくりと

ここから始まる急勾配を降って行きました。

僕たちも車に乗って列車を先回りするべくこんな山道を下って行きます。
撤収が少し遅かったのと、南インドの４連休の最終日ということもあり道が少し混んでいました。
うまく先回りできるのかな？

次のポイントはカッテリーパークです。入場料は40ルピー。カメラが10ルピー。

芝生が綺麗に整った植物園的な公園です。
が、今回公園は関係ありません。
線路脇の丘までダッシュです。

残念ながら撮影ポイントにつく前に列車が来てしまいました。

列車が今進んでいるあたりに大きな石造りの橋があり見どころの一つですが、間に合いませんでした。

残念。
でもダメだったのは仕方がありません。次への先回りのため急いで車で急行します。
ところが走り始めてすぐに渋滞に巻き込まれてしまいました。
連休中にニルギリ丘陵に観光に来ていた人が少なくなかったってことです。

やっとの思いで到着したのがここ。
山の上から落ちる滝が見えます。

この滝のかなり高いところに鉄橋がかけられていて、滝の前を通過する蒸気機関車が観れるのですが。。。
もういっちゃったのかなぁ？と思った時に汽笛が聞こえたのでカメラを構えて待つこと20分。

結局来ませんでした。もう通過した後だったようです。再び残念！

このガキンチョ四人衆が「写真撮れ、写真撮れ」ってうるさいのなんのって！
撮影してWhats Upで送信してあげました。その代わりこの写真使うからねという交換条件を付けました（笑）
彼らと電話番号の交換をしたらバイバイしてコインバトールに向かいます。

ただ道は彼らの後ろに映っている状態で渋滞が続いていました。

でも渋滞しているからこそ滝の真下で写真が撮れました。
時間は16時40分。帰りの飛行機は21時10分発。多少渋滞していても時間は十分にあります。

メットゥパーラヤムまで降りると渋滞は解消され、あとは順調に走りコインバトール空港に19時に到着しました。

安全検査を終えて待合室に入ってきたのが19時25分。搭乗開始時間は20時25分。1時間あります。

M君と打ち上げを兼ねてレストラン＆バーで夕食を取ることにしました。
エレベーターで２階に上がります。

高級感のあるラウンジ

って感じでした。

まずはこれがなくては始まりません。
冷たいキングフィッシャービールです。
四日振りの冷たいビールです。

まずはおつまみの定番フライドポテトを注文。（インドではフレンチフライと言います）

あとはチキンロリポップ（日本だとチューリップと言いますかね？）骨つき鶏肉の唐揚げ
チキンフライドヌードルを注文。
美味しい夕飯でした。

チェンナイ行きインディゴ6E924便は沖留めでした。

搭乗口で配られたフェイスガードを装着してバスに乗り込みます。

インディゴ6E924便はエアバスA320型飛行機で運行です。

帰りの座席は一番後ろを取ってありました。
後ろの扉から搭乗します。
インディゴ航空のタラップは階段ではなくバリアフリーのスロープになっているのが特徴です。

搭乗しました。
座席に空きがほぼないほどの搭乗率でした。

コインバトールチェンナイ間は定刻通り55分間で

22時5分ごろ到着しました。
チェンナイ空港でも沖留めでした。

バスに乗ってターミナルビルに行きます。

建物に入るとダンシングシヴァの像がチェンナイに到着した旅客を迎えてくれます。

M君と別れて、プリペイドタクシーを使って帰宅しました。
世界遺産西ガーツ山脈とニルギリ鉄道の旅はこれで終わりです。

ご覧いただきありがとうございました。