2021/01/14 - 2021/01/14
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ぱっしょんKさん
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この旅行記のスケジュール
2021/01/14
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電車での移動
MTS MTP Exp コンバトールジャンクション5:20→メットゥパーラヤム6:15
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メットゥパーラヤム駅でニルギリ鉄道を撮影
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車での移動
タクシー メットゥパーラヤム駅→クヌール駅
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SAP ホテルで朝ごはん
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電車での移動
世界遺産ニルギリ鉄道乗車 クヌール10:40→ウダガマンダラム(ウーティ)11:55
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ウーティJJレストランで昼食
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スパイスレストランで夕食
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Alakapuri レストラン&バーでビールいっぱい
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Divi Heritage Innで宿泊
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この旅行記スケジュールを元に
ニルギリ旅行2日目は朝5時にホテルを出発。
インド国鉄の急行列車MTS MTP Expでメットゥパーラヤムへ移動します。
メットゥパーラヤム駅は世界文化遺産インドの山岳鉄道群 の一つニルギリ鉄道の出発駅。ここからウダガマンダラム(ウーティ)まで列車が延びています。
特に途中のクヌールまではラック式の鉄道になっていて最大傾斜83パーミル!!という急斜面を蒸気機関車が後ろから押して上っていきます。
1週前に今回の旅行が決まったので切符が手に入りませんでしたのでメットゥパーラヤム駅で撮影して出発を見送ることにしました。
その後タクシーでクヌール駅に先回りをしてそこから終点ウダガマンダラム駅までニルギリ鉄道に乗車することにしました。クヌールーウダガマンダラムは傾斜もそれほどきつくないためディーゼル機関車が押して進む区間です。
ウダガマンダラム(ウーティ)に到着したら天気は雨。しかもかなりの土砂降り。。。
室内で過ごせるところと考えてぱっしょんは5年前に訪れているお茶工場、博物館&チョコレート工場を見学しにいきました。
ニルギリ鉄道中心のニルギリ旅行2日目です!!
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今回も連動動画をYou Tubeにupしています。よかったらご覧ください。15分ほどの動画です
https://www.youtube.com/watch?v=qDxjrknF_9A
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この旅行記は【インド世界遺産】西ガーツ山脈とニルギリ鉄道の旅1 チェンナイ→コインバトール からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11673358
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おはようございます。ホテルを出て大通りを挟んだところにあるコインバトールジャンクション駅が今日のスタート地点です。 -
荷物検査を通って駅に入り3番線ホームに上がると長い編成の急行列車MTS MTP Exp メットゥパーラヤム行がすでに停車していました。
20両を超す長大編成の客車急行です。 -
先頭まで行っている時間が有りませんでしたので5年前にこの列車に乗った時にメットゥパーラヤム駅で撮影した写真で先頭をご紹介。
電気機関車が牽引します。 -
わずか55分の乗車ですが上から3番目、下からも3番目のグレードのエアコン付き3段ベッド車(AC 3Tier)に乗車します。
通路が片方にオフセットしているのですが、そちらの窓際には進行方向に沿った形のベッド、サイドスリーパーが並びます。 -
こちらは進行する列車に対して垂直に位置している通常の3段ベッド。日本では見なくなった解放式三段の寝台車です。
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2段目を折りたたむと背もたれになって一番下が椅子に早変わりです。
僕が子供の頃に乗った日本のブルートレイン、14系客車の3段寝台車だと係員の人がたたみに来ましたがインドでは乗客が勝手に行います。
窓際にはコンセントと照明のスイッチが配置されています。 -
メットゥパーラヤム到着は定刻6時15分。
ホーム右側にさっきまで乗っていたMTS MTP Expが停車しています。
ホーム左側には奥のほうから -
汽笛を鳴らしながら列車が入ってきました。
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この列車は、メットゥパーラヤムからクヌールまでをSLM社製のラック式蒸気機関車に押されたり曳かれたりして唯一ニルギリ鉄道を全線1日1往復する列車です。
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ニルギリ鉄道は最大傾斜80パーミルもある路線です。上りであるウダガマンダラム(ウーティ)行は機関車が後ろから客車を押して進みます。
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ボイラーが車両側に接続される、ちょっと日本人には見慣れない運用になっています。
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軌間は1,000mm。
世界遺産になっているインドの山岳鉄道群の中では一番軌間の広い鉄道になっていますが、山道が始まると真ん中にラックレールが加わった3本のレールになります。
ちなみにJRの在来線の軌間は1,067mm、新幹線は1,435mm。
そしてここまで乗ってきたインドの国鉄の軌間は1,676mmです。 -
出発を待つMTP UAM SPL 列車最後尾に蒸気機関車がスタンバイしています。
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出発時間の7:10が近づいてきて乗車する人が続々と車内に。
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出発です。終点ウダガマンダラムまで4時間45分の旅です。
ちなみに走行距離は46キロだから、時速9.7キロ!!遅い(笑) -
乗客に手を振って後ろから推進する蒸気機関車を見送って。
メットゥパーラヤム駅を出ます。 -
この時間、メットゥパーラヤム駅前にはタクシーが待機しています。
1日1本到着する長編成の寝台列車と同じく1日1本発車する乗り換え客全部をとても乗せることができない小さなトイトレイン。
ウダガマンダラムまで車で行く人も多いのです。
今回はタクシーで先ほど見送ったMTP UAM SPL 列車を追いかけ、クヌール駅に先回りします。 -
メットゥパーラヤムからクヌールは山の中のつづら折りの道です。
ぐんぐん高度を稼いでいきます。 -
1時間弱でクヌール駅に到着。MTP UAM SPL 列車の到着まで1時間弱あります。
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ということで朝食を取ることにしました。
駅から少し下ったところにノンべジレストランがあったのでそこに入りました。 -
この日の僕の朝食はイドゥリを2つ。
南インドの朝食の定番でイドゥリ米を使って作る蒸しパンです。ぱっと見甘そうですがほんの少し酸味があります。それをちぎってサワークリームやサンバル(野菜カレーでシャビシャビのもの)につけて食べます。 -
朝食が終わって道の反対がわを通っている線路をみると丁度ラックレールの終点が見えました。
メットゥパーラヤムから少し行ったところからクヌール駅の手前まで機関車は真ん中のラックレールに歯車(ピニオンギア)をかませて旧坂を上ってくるのです。 -
すこしクヌール駅の周りを観光します。
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ちょっとした高台に上がってみました。
ここクヌールは標高1,800mmで世界遺産西ガーツ山脈の一部にあたるニルギリ丘陵にある町です。 -
高低差がある街に色鮮やかな家が立ち並んでいます。
クヌールはニルギリティーの産地の中心地の一つでもあります。 -
10:30が迫ってきました。急いでクヌール駅に戻ります。
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10:30になり蒸気機関車に押されてMTP UAM SPL 列車がやってきました。
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MTP UAM SPL 列車が時間通りにクヌール駅に到着です。
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ここで蒸気機関車が切り離され、
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ディーゼル機関車が連結されます。
ちょっとびっくりなのが、蒸気機関車だけではなく、1等車も1両増結されるようです。
1等車のチケットがすごく余っていたのはこういうことだったか!!
2等車の切符を購入していたのは失敗でした。 -
上の写真の1等車の後ろに連結されているのはこのディーゼル機関車。
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クヌール駅では10分停車します。乗客はホームに降りてチャイを飲んだり、軽くサモサをつまんだりしていました。
さぁ出発です。
窓全開で満席。かなりの密ですね。つくづく1等の切符を買うべきでした。 -
クヌール、ウダガマンダラム間は登っていきますがそれほどの急こう配もない為、ラックギアを持っていないディーゼル機関車が後ろから押して進みます。
車窓からはお茶畑が見えます。 -
線路は高台を進むことが多く、人里を見下ろして進むことが多いです。
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世界自然遺産西ガーツ山脈の中を列車はゆっくりと進みます。
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乗客も車窓にくぎっつけです。
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写真は乗ってきた2等客車のイスです。
車両の真ん中にドアがあって、イスはそこを中心にした集団見合い式になっていて向きは変えられません。 -
時間通り11:55にウダガマンダラムに到着しました。
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ウダガマンダラム駅からホテルの方まではオートリキシャを利用。
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オートリキシャはウダガマンダラムの市街地を疾走します。
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この日から3泊宿泊するDivi ヘリテージインの到着です。
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今夜の部屋はキングルームwithマウンテンビュールーム。
ベランダ付きの部屋です。
1泊日本円で4,800くらい。朝食は付いていません。 -
温水シャワーが出ますが、ボイラーを定期的に切るのでその場合はフロントに言う必要があります。ボイラーを付けて15分待つとお湯が出てきます。ただし、容量が少ないようで、僕が体洗ってシャンプーするころにはぬるくなってしまっていました。
女性では厳しいですね。
トイレに問題はなしです。 -
荷物を置いてまずアダムス・ファウンテンのすぐそばの観光案内所に行き情報を入手。covid-19の関係で営業していない所もあると聞いていたからその確認でした。
M君が行きたがっていた、アヴァランチ湖は雨で閉鎖中とのこと。
Googleマップに臨時休業と出ていたボタニカルガーデンなどは営業していることが確認できました。 -
その後すぐそばにあるJJレストランで昼食を取りました。
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僕が頼んだのはノンベジミールス。
ミールスとは南インドのランチセットメニューです。
小さい器の中にフィッシュカレー、チキンカレー、サンバー、キャベツの炒め物、お米を甘く煮たスイーツ、バターミルクなんかがセットされています。 -
大きいお皿の上には殺菌効果のあるバナナの皮がひかれていますのでそのうえにご飯を移し、カレーをかけて食べます。
南インドの人は手で食べますが、今回スプ―ンを付けて出してくれたので、スプーンでいただきましたよ! -
食事が終わったら激しく雨が降っていました。
タクシーを捕まえてお茶工場&博物館、チョコレート工場に出かけます。 -
お茶工場&博物館、チョコレート工場はかなり高い場所にあり、ウダガマンダラム(ウーティ)の街を見下ろすことが出来ます。
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左のTHE TEA FACTORYの文字の入った建物の奥がお茶博物館、手前がお茶工場です。お茶博物館は5年前に見たのですが、今回は入りませんでした。
各国のお茶の歴史なんかが分かるパネル展示が行われています。
右の建物はチョコレート工場です。 -
まずはお茶工場から見ていきます。
摘んだ茶葉が広げて乾燥をしています。終わった茶葉をゴンドラで掬って運びます。 -
茶葉のの粉砕が行われ、
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そのまま階下に茶葉は落ちていきます。
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上から落ちた茶葉は一番左にちょこっと見えるローターヴェンに一度入ります。
中で茶葉がつぶされます。 -
このツボでお茶をローストしてベルトコンベアーでさらに進み、
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乾燥が終わった茶葉はこのフィブロマットと言われる機械で繊維を取り除き、紅茶の完成です。
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袋詰めをして製品の出来上がり!
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工程を見終わったらお茶の試飲ができます。
無料です! -
ちょうど紅茶が切れていたので、ブラックティーとグリンティー。そして贅沢にも高価なホワイトティーも購入しちゃいました。
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ティー工場を出るとそのまま隣のチョコレート工場に入るようになっています。
作りたての手作りチョコレートをグラム売りで販売しています。
M君が何種類か買っていました。僕はチョコレートはあんまり得意ではないのですが、少しもらったらとても美味しいチョコレートでした。 -
雨が激しくて、せっかくのウダガマンダラム(ウーティ)の街の景色も
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霧の中に見える感じなのが残念でした。
実は前回来た時も雨だったんですよね。 -
夕食をスパイスレストランに食べに行きました。
どローカルのノンベジレストランです。 -
手前エッグマサラ、奥はバターチキンマサラ。二種類のカレーを注文しました。
僕はスチームライス、M君はナンを注文 -
食事が終わったら、そのままバーに。
コインバトール同様レストランが休みで、バーしかやってなかったから食事を別の場所で取ることになりました。 -
注文したのはインドのビールキングフィッシャー
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おつまみはマンゴー、バナナ、きゅうりとにんじんのスライス。
マサラ味のお菓子。
ビールは冷蔵庫で冷やしていなかったので2人共も1本づつで退散しました。
翌日も天気が悪そうです。
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この旅行記は【インド世界遺産】西ガーツ山脈とニルギリ鉄道の旅3 ボタニカルガーデン&ローズガーデン に続きます
https://4travel.jp/travelogue/11673599
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