2015年3月 老兵は死なず、ただ消えるのみ。札幌・仙台・名古屋・神戸の旅（day4)

2015/03/08 - 2015/03/12

2015年3月、列島縦断仕事の旅。4日目（day4)は名古屋から神戸へ向かいます。

エリア 神戸(兵庫)

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー ANAグループ 新幹線 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

春まだ浅い3月の日本列島を北からたどる旅。
初日の日曜は、東京から札幌へ移動。
二日目の月曜は札幌の仕事を終えて仙台へ。
三日目、水曜は仙台での仕事を終えて雪の積もる名古屋へ。
そして四日目、木曜の朝。重い身体を引きずるようにして名古屋・栄のビジネスのホテルのベッドから起き上がります。

前の晩、いろいろあって日付が変わるころようやくチェックイン。道中、気候や気温の変動も大きく、心身の疲労もピークに達し、目が覚めても疲れが抜けておりません。
さあ、今朝はどのシャツを着ます？（笑）。洗濯物もたまってきましたよ（笑）。

名古屋栄東急REIホテル 宿・ホテル

まるで散らかった荷物に埋もれて眠ったかのよう（笑）。

とにかく宿をチェックアウトし事務所に行かねば。
朝9時に移行作業を開始しないと予定通り作業が終わりません。名古屋の移行作業のあと神戸に向かう予定になっています。

TVのニュース。路面には前の晩の雪が残っているようです。

goo天気よりこの日の名古屋。
最高気温7.9度、 最低気温-1.1度 曇のち晴れ 降水量0.5 mm。

こちら、この数か月後に訪れた名古屋東急ホテルのロビー。欧州調の重厚な石造りです。
建物に一歩はいったときに、あ、これは違うと（笑）。予約していたホテルはビジネスの宿でしたから。
で、ひとり寒空の下、1㎞くらい歩いた次第です。ぼーっとしていてタクシーを拾う機転もきかなかったのでしょうね。

地下鉄の駅からガラガラと荷物をひきずって錦通沿いにあった事務所へ。東山線新栄町駅から徒歩でした。
ダウンジャケットを着て、60リットルのキャリーケースを転がして出勤したため
「お前は名古屋にスキーでもしに来たんか。がはは」
と同僚（当時）。

付近はこんな様子。

通り沿いの事務所へ。

おかげさまで名古屋での仕事は順調に終わりました。昼食はコンビニおにぎりを会議室で頂いたと記憶します。

その後、タクシーでJR名古屋駅に。下り線のホームで新幹線を待っておりますと、神戸からの電話。災害対策サイトから転用したシステムが停止し業務に支障が出ています。至急対応が必要ですが、疲労困憊で頭が回りません。そもそもどうしたらいいかわかりません。当時、知識も経験もないままシステムを運用していたのです。今にして思えば、ずいぶんと危ない橋を渡っていたものです。

右往左往するなか同じく出張中の同僚が対応してくれこの件は一件落着。トラブルの原因は初期設定の稚拙さです。負荷に合わせてリソース割り当てをしなければならないのに当時は知識がなく調整しないまま運用しリソース不足からシステム停止。きわめて初歩的なミスです。

こうした失敗が度重なり、私（当時）は退路を断たれ、織田・徳川連合軍に攻め込まれ甲府盆地の際に追い詰められた武田勝頼のような顛末をたどりました。
こんにち（2021年）の私の業務は、当時の失敗から得た教訓の上に成り立っていると考えます。

（新幹線ホームの写真は2015年夏の撮影です。）

新神戸に到着。宿に荷物を置いて事務所に向かい担当者に事情を説明。定時には間に合いそうにないので到着するまで待ってもらいました。19時半くらいまで打ち合わせをし変更点について現地責任者の了承を頂いて事務所を後にしたはずです。

宿と事務所の間はランニングシューズで。出張の間、毎日宿が変わり毎日パッキングをしなおすたびカバンの中のランニングシューズを見て
「走らなきゃ・・・」
と思っていたのかもしれません。

goo天気より、この日の神戸：最高気温7.8度、 最低気温0度、くもりのち雪。

名古屋駅 駅

　三ノ宮駅前南口にあるダイエー神戸三宮店・イオンフードスタイルは出張の都度訪れていました。そちらでウイスキー（ニッカ余市）とサントリーの天然水スパークリングを買ってナイトキャップに。

神戸三宮東急ＲＥＩホテル 宿・ホテル

こんなドリップコーヒーも購入。コーヒーを飲みたかったというより「名古屋、東京、仙台、神戸・・」とこのときの旅行で訪れた地名が書かれたパッケージにひかれて（笑）。

列島縦断仕事の旅、ようやく最終盤。翌最終日のDay5は、大阪・伊丹空港経由で東京に戻ります。