ゴールデンウィークに、オランダのチューリップと美術館巡り8日間⑦。アルクマールのチーズ市４日目前半

2019/04/29 - 2020/05/06

オランダのチーズ市は、ゴーダ、アルクマール、エダムやホールンなどで行われます。
その中でも最古で、最大規模のアルクマールのチーズ市。
毎週金曜日だけ行われています。アルクマールでは、２人１組になって重いチーズを軽々運んでいる。これはゴーダではやっていなかった。
チーズ市は地域によって、それぞれのやり方があるようです。
チーズ市めぐりをするのも楽しい。

エリア アルクマール(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 鉄道

今日は、朝から久々のいい天気。
やっぱり天気だと、気持ちが違う。テンションが上がる。

昨日は、ゴーダのチーズ市に行きましたが、今日はアルクマールのチーズ市に行きます。
10時から始まるので、6時30分のバスに乗る予定でしたが、朝食が8時からなので、考えた末、出発を遅くしました。
8時22分のバスに乗り11時過ぎにつく予定です。
チーズ市は同じことをくり返しやるので、少し遅れても大丈夫でしょう。

ホテルの裏側にある運河です。晴れているし、気持ちがいいです。
本当に素敵な風景。こんなところにしばらくいたい。

ホテル所有のボート。
ホテルでボートも借りれるが、ヒートホールンの中心までいって戻ってくるまでの3時間コースになります。
迷子になりそう。
今日はボート乗るには気持ちいい日だろうな。また乗りたかった。

少し散策します。
昨日、この辺りの地図をもらい、散策コースがあるので行ってみます。
地図がおおざっぱなため、分かりずらい。この道でいいのかな。

わあ、なんか素敵な感じです。
あまり時間がないのですが、もう少し奥まで入ってみよう。

とてもいい雰囲気です。
森の中のおとぎの国に入って行くような…。

でも時間があまりない。8時までにホテルに戻らないと22分のバスに間に合わない。
もうちょっと、もうちょっと、いたいです。
10分で済ます朝食を5分で済ますか。

もっと、もっと奥に進んでいきたいな。
何か素敵なことが起こりそうな…、そんな風に感じさせられる場所。

でもタイムアップ。あ～。残念。もう少し早く起きてくればよかった。
名残惜しいけれど、ホテルに戻ります。

８時過ぎに戻り、朝食会場に行くとお花が飾られ、大きな窓から外が見渡せ、素敵です。

食事の品数はちょっと少ない。
チェックアウトもあるので、５分で食べます。

ササっと食べ、チェックアウトをしようと受付に行ったら、人がいない。
呼び鈴を押すが、朝食の準備で忙しそうでなかなか来てくれない。
焦る、焦る、イライラ。こっちは急いでいるんだ。バスに乗れなくなるよ。
人が見えたので声をかけ、やっと来てくれた。
バスが来るまでもう時間がない。

バス少し遅れてきたので、無事乗れよかった。

駅に着き、またトラブル発生。
OVカードに残高がない。
OVカードにチャージしようとクレジットカードを券売機に入れたら反応しない。
あと10分で電車が来る。
何度入れても反応しない。なぜ？こんなことあるの？
ここは無人駅。クレジットカードのみ。
他の券売機で試しても反応しない。どうしよう、困った。
カフェの兄ちゃんに来てもらった。
やってみたが同じようにカードを入れても反応しない。兄ちゃんもわからないようだ。
電車が来ちゃうよう～。
そうだ、もう１枚ある。そっちを入れてみたがやっぱり反応しない。
どうしよう、どうしようと思っていたら電車が来て行ってしまった。
あ～あ、なんてこった。
今度はカードの磁気の部分をハンカチでこすってみた。
すると反応して無事チャージ出来ました。こんなことってあるんだ。
でも電車に乗れず次の電車になってしまった。チーズ市に間にあうかなあ…。

今後の電車は、ユトレヒト経由でユトレヒトで17分ほど時間がある。
うまくいけば、ミッフィーの信号機を見に行かれるるかもしれない。
災い転じて福になるかな。
電車の中では、昨日買ったチーズをワッフルのお土産を窓の脇のフックにぶら下げて、早く電車が着くように気持ちだけが焦る。
ユトレヒトに着き、一目散に信号機を探そうと歩いていると、途中で気が付いた。
あっ、手に持っていない。チーズのお土産の袋を。しまった。フックにかけたままだ。
まだ電車が発車していない。急いで戻り、座っていた座席を必死に探す。
あ～、だめだ。発車のベルが鳴って電車が動きだしてしまった。
動いている電車を見ながら見つけた。あった。あそこにぶら下がっている。あれが私たちのお土産だ。なんてことだ…。
過ぎ去っていくお土産を見ながら「いい人にもらわれてね。手を振りながら、お土産に別れを告げた。

あ～なんて一日だ。
そしてアルクマールに着いたのが、12時過ぎ。もう終わってしまっているかなあ。

駅から１5分ほど歩いて行くと、ワーフ広場にでた。ここでチーズ市が行われる。
わあ、すごいチーズ。

やっていた、やっていた。
毎週金曜日10時から13時までやっているチーズ市。
もう、12時過ぎてしまったけれどやっていたよ。

チーズ市　 市場

これこれ、この光景がみたかった。
ゴーダではこんな風に運んでいなかった。

チーズ市によってやり方が違うんだね。

チーズを運んでいる姿。テレビで見たことがある。

もうほとんど終わりだけれど…。
チーズも残り少なくなってきている。

２人１組で運ぶ姿。
よく見ると担ぎ台を持つのではなくて、ひものようなものでぶら下げている。
痛くないのかなあ。

最初は流れがわからなかったけれど、ずっと見ていると、みんな一定の動きをしている。

最後はここに運び、渡され台車に積まれる。

最初に、置かれているチーズを担ぎ台に乗せて向かう先は…。

チーズ計量所である。

ここできちんとチーズの重さが計られ、その後は再びチーズを担ぎ台にのせ、２人で荷車まで運んでいく。

たくさんのチーズが次から次へと計量されていく。

要するにこんな感じでチーズ市が始まるようだ。

10時にベルが鳴らされ、チーズ市が開催。
白衣を着たチーズ検査員がチーズを検査評価する。
青い服を着た業者と値段交渉し、成立すると８個のチーズをのせ２人で担ぎ台で計量所まで運んでいく。チーズの重さは１個13㎏。全部で104㎏.
天秤でチーズの重量を計り、正確な重さを業者に伝えられる。
再び担ぎ台で２人で、台車へと運ばれる。
台車で専用のトラックまで移動。
トラックで販売先まで移動される。

値段交渉している人はもういない、すべてのチーズが運ばれている。
担ぎ手の帽子も青、赤、黄色と分かれている。

チーズの計量が終わったら、台車へと運び込まれる。

重そうなチーズが荷車に軽々ポイポイ積まれていく。

台車に乗せたものは、トラックへと運び込まれる。

民族衣装を着た若者がチーズを売り歩く。

まわりの市場ではいろんなたくさんのチーズが売られています。
もちろん試食もできるよ。
わさびなんてものあるし、とうがらしや、バジルもある。

おいしそうなチーズを挟んだパンが焼かれている。

ランチはここで食べましょ。5ユーロ
中にはパプリカが入っているよ。
オランダのチーズはなぜこんなにのびるの？美味しい～。

たこ焼きに似ていますが、ポファチェと言われるアルクマールの伝統的なおやつです。5ユーロ

ホットケーキのミニ版みたいな感じ。
上にかけるシロップも好みのものを選べ、メープルシロップにしました。

今度は、計量所の中を入ってみます。
もともとここは、14世紀に建てられた礼拝堂を、1582年から計量所として使っているそうです。
大きなチーズを計る天秤があります。

ここでは観光案内所もあるので、いろいろ聞くにも便利。

アルクマール 観光案内所 散歩・街歩き

２階はチーズ博物館になっているので入ってみます。5ユーロ。
大きなチーズがずらり。

チーズ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

大きな牛がいる。牛からチーズが作られていることから説明。

チーズ作りの道具などが展示

チーズの生産や手法、チーズにまつわる歴史について様々なことが学べるところです。

たくさんのチーズ作りの機械。

これは何でしょう。

ビデオでもチーズ作りの説明

結構面白かったです。

有名なフリットやさんがあります。

結構混んでいて待たされました。４ユーロ

ソースもチーズやマヨネーズ、いろいろあるけれどこれだけでもカロリーがあるので何もかけずに頂きます。
結構たくさん入っている。だんだん飽きてきた。
う～ん、特にそんなにおいしいとは思えない。
普通のフライドポテト。

有名な聖ローレンス教会が見えるけれど時間がないので寄らず。

聖ローレンス教会 寺院・教会

どこに行っても運河の街です。
ここでも運河クルーズをやっています。

こんな小さいボートでボートツアーもやっている。

さあ、後半はザーンスカンスの風車を見に行くぞ。

Grachtenrondvaart Alkmaar 船系