ゴールデンウィークに、オランダのチューリップと美術館巡り8日間⑧。ザーンスカンスの風車４日目後半

2019/04/29 - 2019/05/06

ザーンスカンスは、風車群を保存するために移築され、テーマパークみたいなところ。チーズ工房やベーカリ、時計博物館などがあります。
緑色の伝統家屋の家々、風車が集まり、緑豊かなのどかですが、観光客がとても多いところでした。

エリア ザーンセ・スカンス(オランダ)

• 旅行の満足度: 3.5

• 交通手段: 鉄道 徒歩

アルクマールのチーズ市の後、午後はザーンスカンスへ移動。15時頃到着。
駅からは15分くらい歩きます。

緑の大きな風車が見えてきました。この大きな風車を右折します。

ザーンセ スカンス風車村 建造物

ザーン川に架かる大きな橋を渡ります。
この辺りの伝統家屋緑のおうちが見えてきました。

橋からはオランダらしい風車が見えます。

風車村の入口に到着。
ここですべての施設に入れるザーンスカンスカードを買おうとしたが、時間が遅いので、それぞれで買った方が良いとアドバイスされた。親切ですねえ。

のどかな雰囲気です。

緑色の伝統家屋と羊。

ザーンスカンスは緑色が特徴です。
風車も建物も緑色です。８基の産業風車があり、そのうちの3基が見学できます。

ザーンスカンスの風車や建物は昔からあったものではなくて、１7世紀ごろの街並みが再現、保存されています。
風車のテーマパークのようなところだそうです。

木靴の家がありました。
木靴工場やチーズ工場は無料です。

これみんな木靴なんですよ。

でも木靴って履きづらくないのかなあ。

バイオリンもありました。

こんなにたくさんの木靴が並んでいます。

これから色を塗っていくのかなあ。

まわりはのどか。

かわいいミニチュア風車。

風車があったので入ってみます。
製油工場の風車　　５ユーロ

種子からできた小麦は油を生成するためにプレスで圧縮され、
種子の一束の30%～35％が油に変わるそうです。
残りは牛の飼料になります。

静かなところですが、観光客が多いです。

ここはチーズ工場。

チーズの試食もでき、チーズの作り方なども説明していますが、すごい人。
すぐに出てきてしまいました。

どこに行ってもすごい人です。

ここから風車がよく見えます。

天気が悪いのが残念。
１日の天気が晴れたり曇ったりよく変わります。

染料を作る風車です。「DE　Kat」5ユーロ

今見学できる風車は、油絞り風車と、染料を作る風車、木を切る風車の３か所だけです。

1600年以降、熱帯染料木が染色用に大量輸入され、粉末に砕かれていましたが、
1700年ごろになると、採石場から切り出された石を粉末にし、顔料やチョークに開発されていったそうです。

このひきうすはどのぐらいの重さがあるのでしょうか。

すごい迫力があります。

風車の２階に上って外が見られます。

曇っているのが残念。

風車の回転を動力にして動かしている。

かつてはこの辺りには1000基の風車があったそうですが、1920年ごろには50基になったそうです。現在は10基の産業用風車が保存管理されているそうです。

油絞りの風車「デ・ズッカー」5ユーロ

デ・ズッカーは1676年頃には蒸気機関車出現とともに衰退していきました。

種子や木の実が弾き臼でひかれると、鉄のオーブンの上で加熱されます。
風車で働く人はコーヒーやスープを温める時にもこれを使用していたそうです。
加熱された種子は、ウールの袋に移され、きねうち作業が始まり、種子から油が出てきます。

ひき臼が白と青に色付けされているのはわけがあります。
夜間に作業を行う際、わずかな灯りでもひき臼がちゃんと動いているか一目で確認するためだそうです。

きねうち作業はすごい騒音のため、風車の仕事に携わる人々の中には、難聴を生じさせたこともあるようです。

油臭いにおいがすごいです。

このとおりすごい油が取れています。

すりつぶして油が出ます。油が出た後の残りかすは、家畜の飼料にしていたそうです。
ごみを出さないように工夫されていました。

どんどん油が出て来ます。

デ・ズッカーの横から、対岸に渡る船が出ます。
あの舟に乗って対岸まで行こう。少し時間があるのでまわりを散歩。

かわいい。カモの赤ちゃんでしょうか。

まわりはきれいな風景。
風車を見にキンデルダイクにも行きましたが、風車の風景はキンデルダイクの方が好きかな。
こちらななんとなく造られた街という感じがします。

ここから１ユーロ払って、小舟にのって対岸に行きます。
対岸におすすめの散歩コースがあるようで、地図がもらえます。

舟から降りてまっすぐ行くと、きれいな家並みが見えて来ました。
Zaandijkという町。

運河沿いに素敵なおうちが並んでいます。

時間がないので少し散策して、駅に向かいアムステルダムに行きます。

アムステルダムの駅に着きました。
レンガ造りの立派な駅です。本当に東京駅のようですね。
アムステルダム駅周辺は、ちょっと怖かったのです。
この辺りは犯罪が多く飾り窓地域もあり、コーヒーショップと呼ばれている所ではドラックを扱っていて、麻薬常習犯も多いらしい。
恐る恐る行ったら、全然そんなことはなかった。観光客もすごく多くて、人があふれていた。

これからOVカードを使ってハイネケン工場に行こう。

アムステルダム中央駅 駅

チケット引換所に行ったら、今日はもう一杯でだめです。明日もいっぱいです。
え～、そんなに混んでいるの？せっかく楽しみにしていて、ここは行きたかったところなのに…。
明後日の午後は空いているといわれましたが、明後日は帰る日だし…無理。絶望。今日は１日ついていない。

しょうがない。
気持ちを切り替えて、OVカードのゴールドを使えるところは…。
マダムタッソーにするか。
あ～あ、なんてことだ、ついていない。こんなに混んでいるとは思わなかった。

途中でマックがある。
ここのマックはハイテク。
入口に置かれているマシンで自分の欲しいものを選び、代金まで支払う。
中で購入したものを受け取るだけ。

こちらはダム広場にある王宮。
この広場も人がすごい。
アムステルダムは人、人、人です。

王宮 城・宮殿

ダム広場にあるマダムタッソーろう人形館。デパートの中にあります。
東京のお台場にもありますが行ったことがない。

マダム タッソーろう人形館 博物館・美術館・ギャラリー

ちょっと薄暗い中に有名人のろう人形がたくさん展示してあります。

マイケルジャクソン　そっくり。

だれでしたっけ？

オバマ元大統領とメルケル首相
本当によくできている。実にリアル。

制作過程が分かります。
こんな風に制作していくんだ。

ダリ

なかなか面白かったです。

オランダ料理が食べられる　DE Molenwiek　81.25ユーロ

ここもすごい人です。30分ほど待たされ、20時半になってしまった。

エンドウ豆のスープ
豆の味が濃くて玉ねぎ、ポテト、ソーセージなど具もたくさん入っておいしい。

クロケット

アツアツでクリームコロッケのよう。
やっぱり自動販売機で買ったクロケットとは違う。

これが食べたかった。
白アスパラガス。玉子が余計。やわらかくておいしい。

ミートボールとポテト。ポテトの量がすごい。

デザートはアップルパイ。

美味しかったけれど量がとても多かった。

ライデンにあるホテルに戻りました。最初に泊まった部屋とはまた違う素敵なお部屋です。

今日１日は本当にいろんなハプニングがありました。

ゴールデン チューリップ レイデン センター ホテル