2021/02/14 - 2021/02/14
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バロンさん
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コロナ禍の東京
1月8日から2月7日までの緊急事態宣言が伸びて3月7日までとなり
自粛自粛で家籠りの毎日に疲れ果てました。
木々も芽吹き始めたバレンタインデー(関係ないけど)のこの日
ひと月半ぶりにちょっとお出かけしてみました。
目的は江戸東京博物館に古代エジプト展を観に行くこと、
しかし
観たいくせに3密怖いバロン妻、午後二時周ると空いてそうです。
それまで江戸東京博物館周辺を散策することにしました。
スケジュールは
横網町公園ー震災復興記念館ー東京慰霊堂ー旧安田庭園ー国技館
ー回向院ー吉良邸跡ー芥川龍之介石碑ー勝海舟生誕地ー江戸東京博物館
常設展ー古代エジプト展
後編のこの回は吉良邸跡から古代エジプト展までです。
回向院については猫塚があったのでニャンニャンニャンの猫の日にアップしました。
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回向院https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11678640/を出て
5・6分歩いて吉良邸跡に到着。
元々の屋敷であっただろうとする場所のほんの一部分ですが
公園内部に吉良邸跡としてありました。
バロン妻は忠臣蔵大好きおばさんで興味津々本所松坂町公園 公園・植物園
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門をくぐると大石内蔵助他36名の署名
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こちらは口上書きと言われるもの
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こちらには
吉良上野介公座像が鎮座しておられます。本所松坂町公園 公園・植物園
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座像の側には建立の経緯について書かれています。
本所松坂町公園 公園・植物園
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こちらの入り口から入ると
本所松坂町公園 公園・植物園
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中には小さなお稲荷様がありました。
この吉良邸以外にも
吉良邸正門跡とか裏門跡があったのですが
この時は気が付かずに
見てこなかったことが残念無念です。本所松坂町公園 公園・植物園
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吉良邸を出て次は勝海舟生誕地に行こうと思ったら
途中に芥川龍之介の文学碑が出てきました。芥川龍之介の文学碑 名所・史跡
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文学碑の横の説明を読むとここで育ったようですね
芥川龍之介生育の地 名所・史跡
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文学碑のお隣の小学校の敷地に何やら変わったものがるので見てみることに
駆逐艦「不知火」の錨 名所・史跡
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駆逐艦「不知火」の錨です。
この小学校に寄付されたものなんですね駆逐艦「不知火」の錨 名所・史跡
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芥川龍之介文学碑から少し歩いた両国公園の中に
「勝海舟生誕ノ地」の石碑があります。勝海舟生誕の地 名所・史跡
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石碑の横には由来碑もありました。
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あとは塀沿いに勝海舟の歴史絵巻
両国公園 公園・植物園
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公園の出口にあった近辺の見どころ
両国公園 公園・植物園
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両国公園で勝海舟生誕地をみたあと
今日のメインイベント古代エジプト展を観るために
江戸東京博物館到着
しか~~し、ここから博物館入り口まで歩くんですよ
長方形の敷地の反対側がエントランスなんです。江戸東京博物館 美術館・博物館
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古代エジプト展は江戸東京博物館一階で展示されています。
会場前に着いたのが午後二時を回っていましたが
入場待ちの長い列が出来ています。
仕方ないので、先に常設展を見に行くことにしました。
常設展入り口は6階で長いエスカレーターでまず4階まであがり
またエスカレーターを乗り換えて6階に行きます。 -
この長いエスカレーターの壁には
文明開化時代の人々が描かれてちょっといいですよ -
常設展示場は6階が入り口ですが、展示は6階と5階になっていて
6階から入り5階から出る仕組みです。
入り口入ったらすぐにお江戸日本橋があります。
実物大で作っているそうです。 -
6階には江戸の街並みを再現したミニチュア模型や
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江戸城の再現模型もあって
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松の廊下もみられます。
ここで浅野内匠頭が吉良上野介に切傷に及んだ場所です。 -
松の廊下について
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しゃちほこも飾ってあります。
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鎧もあります。
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長い長い名前の刀入れ
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徳川将軍家・御三家・御三卿系図
これをじっくり見ると続柄が分かって江戸が見えてきます。 -
徳川家の御台所と生母
歴代将軍の御台所(正室)は京都出身者が多く
生母は江戸出身者が多かった。
なるふぉど~いろいろ思うところがありますねえ -
5階に降ります
これは5階から見上げた日本橋 -
江戸歌舞伎の芝居小屋 中村座
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これは6階の日本橋から見下ろした
5階の中村座 -
6階の日本橋から見た、5階の文明開化東京の朝野新聞
朝野新聞とは、その時代の政府に物申して人気があったようです。 -
5階にある神田明神の山車(復元)
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5階にある江戸の帆船
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5階では皇女和宮のコーナーが大きく設けられていて
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和宮の宝飾品や
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見事な刺繍の袱紗や
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子孫繁栄の願いが込められた刺繡と説明があります。
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こちらも同じく袱紗ですが
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小袖から仕立て直されたようです。
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今でいう着せ替え人形ですね
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和宮輿入れ持参のお道具類
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化粧の道具箱
素晴らしい細工が施されています。 -
鼈甲のかんざし
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葵の御紋の御籠
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お雛様のお道具のようにも見えますが
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黒塗桜花唐草蒔絵十種香道具
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所有者は和宮であるとの推定
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抗いようのない激動の時代にほんろうされた皇女ですが
晩年は平穏に暮らされたようで -
常設展を一時間ほど見て
3時にエジプト展の会場にやってきましたが
この通りの入場待ちの長い列
でも、待ってる人数の割には列が進むのが早かったです。 -
15分ほど並んで「古代エジプト展」のエントランスに入ることが出来ました。
これは国立ベルリン・エジプト博物館の所蔵品の展示です。
全作品写真撮影可(フラッシュ・動画はNG)です。
写真撮影に厳しい日本で写真撮影可と言うことは、内容はご想像ください
出品リストを見ると134作品です。
その中でバロン妻の好みのものだけ写真撮影しています。 -
「3匹のロータスを描いた浅鉢」
簡単な作品説明もあります。
紀元前1450年から1400年ころのものと推定されるということは
今から3500年くらい前のものですが色が鮮やかに残っています。 -
「腹ばいになる山犬の姿をしたアヌビス神像」
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作品左から
「手にアンク(生命の象徴)を持つセト神を描いたオストラコン」
「有翼のイシス女神に保護されたミイラ姿のオシリス神の小像」
「ホルス神に授乳するイシス女神の小像」
「ハヤブサの姿をしたホルス神の小像」 -
「セメクト女神立像(上半部)」
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「ライオン頭の神マヘスの座像」
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「コンス神像(上半身)」
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左から
「ネフェルテム神の小像」
「ミン・クヌス神あるいはアメン・ラー神の小像」
「パピルスの茂みの中にいるヘフ神の装飾を施した聖油を塗るための匙」 -
「パステト女神座像」
エジプトでは猫は女神 -
猫好きなので同じものをもう一枚
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「アメンエムハ三世と思われる礼拝する王の立像」
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「ハトシェプスト女王あるいはトトメス3世のスフインクス像頭部」
女性か男性か分からないのかな -
ハトシェプスト女王のスフインクス像(胸像)
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王の書記ホリのステラ(石碑)
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「樹木の女神を描いたカーメスのステラ」
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「ナクトミンと母メレトセゲルの像」
像の後ろで鼻が出そうな黒マスクはバロン夫
石像でもお尻の方がお好き -
「ヒヒを肩に乗せ跪く男性の像」
ヒヒはエジプトではペットとして飼われてたそうな -
「太陽の船に乗るスカラベを描いたパネヘシのペクトラル(胸飾り)」
このスカラベは綺麗でしたねえ -
「植物文様が施された青色彩文土器」
繊細な絵付けの綺麗な土器です。何を保存したのでしょうか -
「デモティックの銘文のあるパレメチュシグのミイラ・マスク」
デモティックとは民衆文字で古代エジプト語を表記するのに使われた
3種類の文字の一つである -
「ネスコンスパケレドという名の女性のカルトナージュ棺」
カルトナージュ棺とはミイラを保護するための覆い
カルトナージュとはパピエマシェ(パルプに接着剤その他を加えた素材)の古代エジプト版
パピルスや亜麻布に漆喰や石灰等など混合して作ったものなんだフーム -
これはミイラに飾り付けられていた装飾品の位置の説明
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「ダイレトカプという名の人型棺・外棺(蓋)(本体)」
展示場後半に御棺が陳列してあります。 -
「タイレトカプという名の人型棺・内棺(蓋)(本体)」
外棺との違いは胸部に再生や来世に続く模様が描かれている -
タシェリエンアメンという名の女性のミイラのカルトナージュ(胸部)と(足部)
繊細な模様が施されていますよ -
「タバケトエンタアシュケトのカノポス容器」
右から人頭、ヒヒ頭、山犬頭、ハヤブサ頭
カノポス容器とはミイラをつくる際、魂が宿るとされていた心臓を除き、
特に重要と考えられていた臓器をを取り出し保存したものと考えられるそうです。 -
右から
「バケドウのシャブティ像・ブタハメスのシャブティ像・「ウアフのシャブティ像」
真ん中が
「普段着を纏ったシャブティ像」
「上部が丸くなった棺形のシャブティ・ボックス」
シャブティとは死者が冥界において課される仕事を代行するために死者と共に
埋葬された。 -
「人間の頭のついたハート・スカラベ」
ミイラ制作の際、心臓の代わりに置かれたんですって -
「山犬頭のアヌビス神小像」
アヌビスが死者の手を取り冥界を歩けるようにする説明は
会場で5分ほどのアニメが放映されていました。 -
「ロータス花弁形ペンダントのネックレス」
これは大変保存状態が良くて今付けてもおしゃれに見えます。 -
「ハトホル女神のの象徴のある柄鏡」
どんな方が使われたのでしょうか -
「クワイエンプタハの偽扉とラー神」と
「ハトホルの女神の神官であったマアケルウプタハの供物台」 -
右から
「しゃがんで果物を食べるサルの護符」
「4匹の子猫と横たわる猫の小像」
「かがんだ野兎の小像」
「背中に有翼スカラベとハゲワシが彫刻されたトガリネズミの小像」 -
「神々を礼拝する死者とその家族を描いたガマのステラ」
-
「アテフ冠をかぶったオシリス神の小像」
この小像で終わりです。
小作品が多いのであまり疲れないで観覧できました。 -
会場を出て会場の前に陳列されていた大熊手を見て
-
亀の背中に乗った家康公にご挨拶して
この日の両国界隈散策と東京江戸博物館の観覧を終えました。
散策と観覧で12000歩くらい歩いたので、久々に疲れました。
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- バモスさん 2021/03/01 18:49:21
- 猫は女神(=^・^=)
- バロンさんへ
こんばんニャ~☆
猫は女神とは名言です。猫族としては誇らしいですニャ~
猫をぺット化したのもエジプト人みたいですが。
鼠を捕獲したり人類にとって猫の働きは偉大です(=^・^=)
江戸東京博物館は面白そうです!
もうすぐのおひな祭りの世界ですね(*^_^*)
阪神大震災時は堺にお住まいでしたのですね。
かなり揺れたでしょう。
私は大阪市で被害は幸いにもほとんどなかったです。
関西は緊急事態宣言が解除になりましたが、
リバウンドの事を気にかけております。
バモス
- バロンさん からの返信 2021/03/01 20:25:16
- Re: 猫は女神(=^・^=)
- バモスさん
こんにちニャンコ
いつもありがとうございますニャ
お猫様も女神ともてはやされたり、魔女の手先と忌み嫌われて迫害されたり
人間って勝手ですよね お猫様はお猫様なのに
エジプト展はコロナ前からスケジュールが決まっていたと思いますが
移動に耐えうる小品が多いなぁなんて思ったりして((´∀`))
阪神大震災、堺の家は水屋のコップが一個倒れたくらいでしたが
夫の姉の嫁ぎ先が、神戸の阪神高速が倒壊した近辺で
家屋倒壊後、近所から火が出て姉の家ともども一帯に延焼してしまって気の毒でした。あれは直下型だったから神戸は大変でしたよね・・・
今日、都電荒川線に乗り、バロン夫がたてたスケジュールで
沿線散策しましたが、最初に行ったのが終点駅の早稲田からで
早稲田大学や周辺を散策しましたが、昨日バモスさんの次男くんの
お話を聞いたばかりだったので、大隈重信公の巨大な像にもちょっと
親近感が湧きました。
東京はまだ解除になってはおりませんが、最近チョコチョコと($・・)/~~~
バロン
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旅行記グループ 両国界隈散策
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