2021/02/20 - 2021/02/20
45位(同エリア183件中)
マギーさん
昨年7月上旬、奈良県の大秘境・十津川村へ行こうと、朝一番の地元発の電車に乗り、新幹線や近鉄電車を乗り継ぎ、十津川村へ向かう路線バスの北側の始発駅となる近鉄線大和八木駅へ。駅構内のパン屋さんでパンなんか買って準備は万端。
ところが、いざ路線バスに乗ろうとすると、運転手さんに開口一番、十津川村内で断続的に雨が降っていて、路線バスは十津川村役場止まりとなると言われました。目的地兼宿泊地の「ホテル昴」も路線バスは通るのですが、役場から少なく見積もっても南へ20km余りありました。
実はこの直前、ホテル昴の従業員さんから電話があって、同じく十津川村内で大雨のため路線バスが走るか微妙なので、路線バスが運休ならキャンセルでも無料にすると言われていました。やむなく断念し、結局大阪へ出て生野区のコリアンタウンに寄り道しましたが、その日のうちに帰京してしまいました。
あれから7か月余り。私の住む東京都内は新型コロナウィルス感染者数が激増。年明け早々再び緊急事態宣言下に置かれ、かれこれひと月半。だいぶ感染者数は減ってきているものの、以前として病床逼迫につき緊急事態宣言が解除されない中、今回突発的に十津川へのリベンジ旅を敢行することにしました。
先週伊豆熱川温泉へ行ったばかりで、来週末にしようかとも思いましたが、来週末の十津川村の天気予報は本降りの雨。それこそ、昨年7月の二の舞になりかねないので、今週末としました。
十津川村へ向かうバスは、近鉄大和八木駅とJR紀勢本線新宮駅との間約167km、キロ数と同じ167の停留所を6時間半かけて結ぶ、日本一長い路線バスです。今回は大和八木駅から休憩以外の途中下車を一切せず、新宮駅まで一気に完乗しました。人生初。そして、多分人生最後でしょうね。完乗証明書なんかもいただきました。
十津川村は1990年8月以来、実に30年半ぶりの再訪となりました。前回初訪問時は高校2年生、部活の旅行でした。「ちびまる子ちゃん」のテレビ放映が始まって、「おどるポンポコリン」とともにブームになった頃の話です(笑)。新宮から逆方向に十津川村へ向かいましたが、たしか大和八木駅まで完乗はしなかったと思います。瀞峡を見学してそのあと乗った路線バスが、十津川バスセンター止まり。十津川バスセンターでさらに乗り換えたのでした。
30年半前の旅では十津川村内で1泊しましたが、十津川バスセンターから北へ相当進んだ最寄りの停留所より、さらに脇道を7kmほど奥へ入った場所に宿がありました。その最寄りの停留所まで宿の方に迎えに来てもらい、顧問の先生は助手席、生徒は軽トラの荷台に乗っかり宿へ向かったのですが、今だと軽トラの荷台に乗っかっているのが見つかったら、間違いなくいろいろと言われるんだろうな。あの頃は大らかでしたね。
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地元駅を始発列車で発ち、新横浜駅6時発のひかり号へ乗り継ぎ、京都駅には7時59分着。近鉄京都線京都駅は、新幹線改札を出たら目の前だ。
京都駅 駅
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8時6分発急行橿原神宮前行きに乗車。昨年7月は、8時10分発の特急賢島行きに乗車したが、折りからの緊急事態宣言下における減便の影響により、賢島行きは運休状態。
賢島行き特急に運行していたら、新幹線は新横浜まで行かず、品川駅朝6時発ののぞみで済んだのに(ちなみに、地元駅は東京都北区の某駅)。でもって、賢島行き特急だと、大和八木駅着が9時2分。急行だと9時11分。9時15分発の新宮駅行き路線バスへの乗り継ぎが、わずか4分になってしまうのだ。京都駅 駅
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で、近鉄大和八木駅。大和八木駅に入る直前までホント順調だったのに、なぜか駅に入る直前信号待ちになり、9時12分着。貴重な1分がスポイルされたが、救いは乗車位置が、路線バスが発着する駅南口改札の真ん前だったことだ。
大和八木駅 駅
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振り返り大和八木駅舎をパチリ。
大和八木駅 駅
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そして、9時15分発の新宮駅行き路線バス。間に合った! これでリベンジ旅は半分くらい終わったようなもの(笑)。
大和八木駅 駅
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正面からも急いで撮影。さあ、これから新宮駅まで6時間半余りの路線バスの旅が始まるぜ!
大和八木駅 駅
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路線バス車内。私は最後尾右側へ乗車。十津川村に入ると右側に川が見えるようになるためだ。左側に乗車していた3人組が、このあと新宮駅まで6時間半余り、運命を共にすることになる(大げさ)。運転手さんは新米さんだったのかな。ベテランの男性運転手さんがサポートについていた。
大和八木駅 駅
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近鉄御所駅。なぜかここから壮年クラブ4人組が乗車したが、十津川村に入る前に下車していた。
近鉄御所駅 駅
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右が葛城山、左が金剛山かな。
葛城山 自然・景勝地
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五條バスセンター10時20分着。1時間走らせて1分の遅延は、新米ドライバーさん素晴らしい。こちらで10分間の休憩。次の休憩は、十津川村上野地バス停まで2時間近くないため、トイレ必須。
五条駅 駅
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だが、もう一つ重要なのは昼食の確保だ。十津川村内での休憩場所近くにもあるにはあるが、正直あまり期待はできまい。五條バスセンターからすぐの「柿の葉寿司ヤマト五條本店」へ急ぐ。奈良が本場の柿の葉寿司、なかでもヤマトは五條のブランドだ。
柿の葉ずしヤマト 五條本店 大和鮨 夢宗庵 グルメ・レストラン
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柿の葉寿司味七色を購入。1046円。これをバス車内で移動中に食すのだ。
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大川橋にて吉野川を渡り、いよいよ山の中へ入っていく。この近くに高校野球で有名な智辯学園があるようだ。
吉野川 自然・景勝地
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賀名生梅林近く。
賀名生梅林 自然・景勝地
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どっかの橋。
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山の中ゆえ雪も残っている。積もっていなくてよかった。
十津川(村) 名所・史跡
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さあ、11時を過ぎてここいらで早いランチ。揺れる車中にて柿の葉寿司味七色、オープン!
十津川(村) 名所・史跡
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さば。
十津川(村) 名所・史跡
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さけ。
十津川(村) 名所・史跡
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しいたけ。
十津川(村) 名所・史跡
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のどくろ。
十津川(村) 名所・史跡
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あみえび。
十津川(村) 名所・史跡
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そぼろ。
十津川(村) 名所・史跡
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たい。味七色は以上。
十津川(村) 名所・史跡
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川の蛇行がすごい。
十津川(村) 名所・史跡
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行き交うのも一苦労。
十津川(村) 名所・史跡
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川はさまざまな表情を見せてくれる。
十津川(村) 名所・史跡
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橋のスクランブル。
十津川(村) 名所・史跡
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旧道からバイパスへ入り込む。路線バスはこれだから時間がかかるが面白い。
十津川(村) 名所・史跡
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橋の位置が随分低く見える。
十津川(村) 名所・史跡
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すごい高い位置から見下ろすのね。
十津川(村) 名所・史跡
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五條バスセンターから1時間半ちょいで、十津川村内最初の20分休憩。上野地バス停。
十津川(村) 名所・史跡
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上野地のメインストリート。
十津川(村) 名所・史跡
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上野地といえば、やはり谷瀬の吊り橋。
谷瀬の吊り橋 名所・史跡
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さあ、吊り橋を渡ろうか。このためもあり、ランチは車内としたのだ。
谷瀬の吊り橋 名所・史跡
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吊り橋上からの眺め。下流方向。
谷瀬の吊り橋 名所・史跡
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吊り橋上からの眺め。上流方向。結局、吊り橋は半分ほどまで歩いて折り返した。
谷瀬の吊り橋 名所・史跡
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右奥に上野地集落。十津川村内1度目の休憩を終えて、路線バスは針路を南へ。
十津川(村) 名所・史跡
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ガードレールがあるけど、怖いよな。
十津川(村) 名所・史跡
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川なのかダムなのか分からない。
十津川(村) 名所・史跡
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折立集落。路線バスはここで折り返す。以前はこの道を通り抜けていたのだろうが、バイパスを通るようになってからは、わざわざ集落へ旧道という名の脇道を入って寄る形に。
十津川(村) 名所・史跡
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左手にバイパス。この道は旧道。
十津川(村) 名所・史跡
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十津川バスセンターで、十津川村内2度目の休憩。こちらでは10分間休憩。
十津川バスセンター 乗り物
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バスセンターにある源泉販売スタンド。
十津川バスセンター 乗り物
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同じくバスセンターにある足湯。足は浸けず。
十津川バスセンター 乗り物
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バスセンター近くの十津川。
十津川バスセンター 乗り物
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こちらは十津川に注ぐ山手川。
十津川バスセンター 乗り物
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再び出発。十津川バスセンター以南は進行方向左側に川が流れる。
十津川(村) 名所・史跡
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なので、最後尾を左側へ移動。上野地までカポーが座っていたが、下車して空いていたのだ。
十津川バスセンター 乗り物
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七色集落。
十津川(村) 名所・史跡
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順調に路線バスは南下。
十津川(村) 名所・史跡
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気に入った一枚。
十津川(村) 名所・史跡
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これも好きかな。七色集落が遠くに見える。
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下流から上流に向けてもどんどん撮影。
十津川(村) 名所・史跡
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水は少ない。
十津川(村) 名所・史跡
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熊野本宮まで来た。和歌山県へ入った。写真は大斎原。
旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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このまま国道をまっすぐ新宮へ行くのかと思いきや、いきなり山の奥へ入っていく。山の中にひたすらいるけどね。
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湯の峰温泉に入ってきた。
湯の峰温泉 温泉
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お薬師様かしら。
湯の峰温泉 温泉
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川湯温泉を出る辺り。山間の集落が絵になる。
川湯温泉 温泉
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なんか片っ端から撮影してるな。
川湯温泉 温泉
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下は大塔川。
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再び国道沿いを南下。
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来た方向を振り返るのを忘れない。
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岩肌がえぐれている。
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いろいろな流れを集めて川は海へと下る。
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あの山々を抜けてきたのだろう。
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10年前の豪雨で▲の位置まで水が来たという。
瀞峡めぐりの里 熊野川 名所・史跡
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コバルトブルーの川の色。
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こちらはもっと岩肌がえぐれている。
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さあ、そろそろ写真撮影も飽きてきた。笑
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新宮駅には15時48分着。時刻表からは1分の遅延だが、運転手さん素晴らしい。長らくおつかれさまでした! さあ、速玉大社へ行かねば。
新宮駅 駅
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古めかしい建物のダンス教室。
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こちらは学校か。
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金物屋さん。
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熊野速玉大社初訪問。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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山門。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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本殿。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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御神木の梛の木。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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速玉大社から帰る際に、めはりや本店へ立ち寄る。食事したかったのだが、テイクアウトのみだった。
めはりや グルメ・レストラン
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包装紙がステキ。
めはりや グルメ・レストラン
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中身はめはりずしが4個。醤油漬けした高菜でごはんをくるんだもの。
めはりや グルメ・レストラン
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ごはんの中にも高菜が入っていた。
めはりや グルメ・レストラン
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新宮城跡から熊野川。
新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園
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もう一丁。
新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園
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新宮城跡から新宮市街地方向。
新宮城跡(丹鶴城公園) 公園・植物園
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新宮駅へ特急南紀が入線。
新宮駅 駅
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熊野川を渡り、三重県へ。このあと3時間余り電車に乗車。やれやれ。
熊野川 自然・景勝地
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大和八木駅から新宮駅まで、全て乗り通した方にプレゼントされた記念品。十津川温泉バスターミナルでもらえてしまったので、ホントは新宮駅の一つ前の速玉大社前で下車しようとしていたのだが、この記念品のために終点まで乗り通した。
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しおりみたいな乗車証を裏返す。
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路線図を展開するとこんな長い!
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そうそう、アンケートも返信せにゃね。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2021/05/06 15:00:26
- 思い続けて1年半
- 今、一番気になる旅先で、拝見。マギーさんは、部活で十津川村に入られているんですね。素敵な経験と思い出。私は釈迦岳に向かう途中、路線バスとすれ違い、ガイドさんが「日本一長い路線バスです。」と教えてくれたのです。以来、あこがれ路線。五条からと聞いていたのが、始発は八木でさらに長時間長距離。貴旅行記で休憩ポイントと時間、八木は南改札口前と判明。あとは決心あるのみとなりました。東京北区からとは!!脱帽。尊敬します。ただただ乗るために。
- マギーさん からの返信 2021/05/06 17:34:45
- Re: 思い続けて1年半
- 旅行記をご覧くださり、ありがとうございます。乗ってしまえば、退屈せずに過ごせました。ぜひトライしてみてください!
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