2009/03/10 - 2009/03/10
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コロコロパッカーさん
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2000年ごろから3回通っているミャンマー。
もうミャンマーは強制両替やネット制限におびえることもなくいつでも自由に旅行できる!最近ミャンマーは元気!そろそろまた行きたいな!と思っていた矢先に今回の事件。
やっと、やっと手にした自由が脅かされようとしていると思うと本当にやるせないです。ミャンマーに自由を!民主化を!
そんなこともあり、久しぶりにミャンマーの思い出を見返していました。
世界一周の最後にも立ち寄ったミャンマーの感想、『ミャンマーが一番好きだ!』だって。
一番好きが複数あるよ。
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ミャンマー料理と言えば、お腹を壊す、種類が無い、まずい、と色々と酷評されておりますが、今回は西へ東へヤンゴン中を歩きまわり、美味しいミャンマーを追及してきました!
これがミャンマーの普通のお食事。ミャンマーはカレーのような煮込み料理が一番ポピュラー。。。。なのですが、これがまた脂っこい!!!玉葱や生姜が煮崩れたところ以外は、油・油・油!!!
前回・前々回とこのミャンマーカレーには相当痛い目にあっていたので、今回は出国前日しか食べませんでした。強靭なお腹があったら毎日カレーでいいのに。
選んだのは、前回ミャンマーで食べて一番おいしかったエビカレー!エビの出汁がぎゅっと出ていて、日本人にもうれしい味。
そう、味はいいんです、とても。あまり辛くないし、インドカレーほどスパイシーじゃないし、タイカレーほど不思議な味でもないので。
これは『シーネネ(油少し)』といって盛り付けてもらいました。
エビカレーの手前にあるのは、インゲンの炒め(塩味)と、そら豆を薄切りにした炒めもの。ポテトみたいで、これがめっちゃおいしい!!!豆好きにはなんとも贅沢な1品でもあります。
右奥は野菜盛。ミャンマーの食堂の定番で、全部生野菜です。丸いのはナスみたいなもの。これはアジアの定番食材で、ほろ苦くて大人な味。
日本にも定着してほしい1品。
真ん中のソースはガピというエビのペーストで、タイ料理にもよく使われている一品。なんともいえない異臭を発しているのですが、料理次第ではかなり素晴らしい味を演出してしまう優れもの。
タイでホームステイしてたときは、ニンニクや唐辛子にガピを混ぜ、水で薄めたものに、アジの身をほぐして入れ、ご飯にかけて食べてました。
スープもミャンマー料理の定番で、灰汁の強いたけのこみたいなものとか、余り野菜が入ってて、そしてちょっと臭い(笑) -
こちらはドライブイン。移動途中にお腹を壊したら地獄なので、メインのカレーを抜いてオーダーしました。
ミャンマー料理は、本来カレーを頼むとこれらのサブメニューがついてくるものなのですが・・・(韓国料理みたいに)
私は野菜が大好きなので、これでも十分ご飯を食べることができました。 -
これはどこだったかな。ミャンマー人が持っている丸いお重型弁当箱を広げています。
韓国料理みたいに豪華です。カレーに野菜に、色々あるね。 -
インレー湖で通ったシャンヌードル屋さん。他に安くておいしい屋台がないので。
ちょっとねっとりとした細めのうどんみたいな麺に、油、味の素、よく煮込んだ豚肉、揚げ玉葱、葱、パクチー、しょうゆ、塩コショウをかけていただく。この上からお湯をかけて汁有りにすることもできる。
豚肉の汁が香ばしくておいしい。日本でもうどんで真似したい一品。
昼は市場の中でお父さんが、夜は市場の横の屋台スペースでお母さんが切り盛りしています。
タナカを塗りたくったお姉さんは昼も晩もお手伝い。
停電の多いミャンマーでは、屋台にも常にろうそくが待機。この頃は、電池で稼動するライトを常設する宿やレストランが増えた気がした。
停電そのものは解決できずにいるが、少なくとも現状を改善しようとする意欲を垣間見ることができました。がんばれミャンマー人。 -
シャンヌードル汁有り。
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これおいしかったなー。ミャンマー料理と聞いて、今思いだすのも、これです。
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これもシャンヌードル。インレー湖に向かう道中のバス停で、地元の人が好んで食べていた一品。これにはまって、以後1日2食シャンヌードル生活に・・
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ドライブインの雰囲気、伝わりますか??バックパッカーだったら誰でも懐かしいんじゃないかな、深夜のドライブイン・・・
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きしめんみたいな麺。ぶっかけスタイルで、上には鶏肉。シャンヌードルと言っていたけど、正確にどういうものがシャンヌードルなのかはいまいち分からず。
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モヒンガーというミャンマーを代表する麺料理。魚などの出汁が出ているスープにカレーのスパイスを混ぜ、そうめんみたいな米麺を入れたもの。替え玉もできます。パクチーと揚げ玉葱を添えて。
ヤンゴンの昼下がり、道端でおやつがわりに食べる人が多い。 -
アジアのミニちゃぶ台!ミャンマーは、風呂の椅子みたいなのをよく使ってました。ベトナムもそうですね。
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中国人の偉大な功績、お粥。このお粥が大好きで、タイでもミャンマーでも、あれば必ず食べる1品。ミャンマーでは夕食時に食べることが多かった。疲れた胃にやさしい薄味。インレー湖にて。
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こちらは2回目にミャンマーに行ったときに発見した中華街のお粥屋台。今回もしっかり同じ場所で営業していました。
スーレーパゴタから中華街方面に歩き、中国寺院を過ぎて1個目の路地を入ったところにありました。
お肉は別料金で追加。近所のスーパー(スーパーは前回行ったときには無かった気がするが)で見つけたキムチを持参して行きました。そういうことをしても何も言われないのが東南アジアのいいところ。 -
インレー湖で見つけたローカルレストラン(インレーにはツーリストレストランはあってもローカルのお店はあまりない)で食べたチャーハン。
シーネネ(油少なめ)で作ってもらってます。濃い色の割りにあまりしょっぱくないのは、多分中国のどろりとした醤油を作っているからかな??
従業員とテレビを見ながら食べました。
左奥はお茶葉の添え物。ミャンマーと言ったら出涸らしのお茶の葉に味を付けて食べることでも有名。 -
これがその、お茶の出涸らしだと思います。
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インレー湖の茶屋で見つけた巨大しゅうまい。もち米と豚肉が入っています。
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これは1回目に来たときから私の心を引き付けて止まない手作りプリン。
この姿?この売り方?がなんだか興味をそそるのです。
シンプルな素材で作るプリンにすごく美味しいもすごくまずいもないとは思うのですが、ついつい食べてしまう一品。 -
さっきのは売り子さんが路上で売るプリン。
こっちはミミレーのプリン。
ミミレーというのは某アジア屋台本に掲載されていて、10年前初めて来たときから毎回行っているヤンゴンの甘味やさん。
ややボリ価格だけど、懐かしいのと、甘味やさんという響きに引かれてついつい休憩してしまう。
アイスもプリンもこのかわいい器に盛ってもらうのがいい。
今回新たにスーレーパゴタの近くにも路上甘味やさんを発見。
こちらは写真と料金付のメニューがあるので安心。
スーレーパゴタから中華街方面に行く途中の大通りの角にあり、スーレーパゴタからは100mか200mくらいだったと思います。
右手にあり、壁にメニュー代わりの巨大シートがかかっていました。 -
今回ミャンマーで見つけたご飯の中で一番のヒット、パンケーキ。
バターをたっぷり使って焼いているので、甘さの中にほのかにある塩味が絶妙、絶品!ピーナッツを一緒に焼いています。
屋台で作っている割には、すごくふっくらして上等な出来。
1回目は『いくら?』と聞き、二回目は無言で大きなお札を渡したら、2回目のほうが安かった。
インレー湖でも感じたのですが、ぼらないミャンマーだったはずがほんの少しちょろまかされることが増えた気がする・・・ -
さっきのパンケーキ、ピザ風のものもあるのですが・・・これは試してない。
シンプルのほうがおいしいとは思いますが、食べ物の種類が極端に少ない国を旅してきたので、試行錯誤したり、新しいものを生み出したりする姿勢は評価したい!!!がんばれミャンマー! -
実は七輪で作っていたのでした。がんばれミャンマー。
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こちらホットミルク。
ヤンゴンでは人気の屋台で、大鍋になみなみと注いだ牛乳が目印。
日が暮れると、いい大人が集まって牛乳で一杯やっているのです。うーん、なんて癒される景色なんだろう!
牛乳飲みながら仕事の愚痴でも言っているのかもしれないけど。
この、おっさん同士の夜の牛乳飲み会も、ヤンゴンを代表する景色です。 -
ミャンマーと言えば、ラペイエ。紅茶です。
たっぷりと練乳を入れて。このお店では小さいお皿に練乳を分けて持ってきてくれました。
ラペイエを出すところには必ず別にお茶が置いてあって、こっちは飲み放題。お茶請けもあり、こちらはテーブルの上から食べた分だけ清算してもらう仕組み。
脂っこいものを食べたときには、熱いお茶をがぶ飲みする(どっかで聞いた話と思ったら、ウズベキスタンもそうだった!茶で滅菌!!してた。)
このお茶はタイでも買えるので、家でも時々飲んでます。緑茶のような渋みはなくて、おしゃべりしながらお腹がたぷたぷになるまで飲めます。 -
これがお茶請け。まー、油ものばかりだわ。
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インレー湖のアボカドシェイク。東南アジアでしか味わえない贅沢な味!
日本では絶対飲めないと思っていたんですが、最近見つけた新大久保のインドネシア料理店で飲めました。 -
ヤンゴンの路上で見つけた家族経営の揚げパン屋さん。
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中は千切りココナッツ。揚げたてしか美味しくないけど、家族みんなでがんばっていた人気屋台。
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ねーちゃんが焼いて、愛想のいい弟が接客。
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バインセオみたいな何か。奥の七輪がいい味出してます。
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インド・東南アジアで人気のローティ屋台。
作り方はどこでも同じ。寝かせた生地にたっぷりの油を練りこみながら生地を伸ばし、適当にくるくるっとまるめて、ふんわり感を残しつつ平らにして、これまたたっぷりの油で焼き上げます。
薄く延ばした生地がちょっとしたパイのように層を作り、本当においしい。 -
タイではバナナパンケーキとして人気。中国では卵やソーセージを入れて、モロッコではチョコレートを挟んで・・・世界中で愛されている素朴なおやつ。
こちらは、業務スーパーに売ってますよ。中国風は、ネギ餅として。インド風は、ローティとして。葱餅は来日している中国人の子たちがどっさり買っていくので、大体品薄です。国の味なんだろうなー。たくさん買ったらいいさ。 -
これ何かなー。竹筒で蒸した料理か、芋か。
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こちらはもち米蒸したやつかな。ミャンマーはタイと同様、もち米もよく食べてました。
東は日本・フィリピン、西はミャンマーまで愛されているもち米、そういえば、バングラデシュやネパールでぱったりと消えます、か?インド文化圏でお餅って食べたことないような。米は取れるのに、不思議ですね。そのあたりから麦文化になってる? -
そう、これ!甘いもち米に油かかってるやつ!
カレーで油!軽食に油!そしてデザーツにも油!!油攻めですよ。
人のいいホテルのスタッフとかが、美しい心で「これ食べて!」と持ってきたりするのです・・・ -
他にも色々なデザート屋台があります。
最初に来たときには屋台なんてほんとに限られたところにしかなかったから、その変化に驚かされました。
東に美食の国タイ、北に中華、そして西にスパイス大国、まさに食の文明が交差する国ミャンマー、自由化の波が訪れれば、食文化も一気に広がるポテンシャルがある。 -
白玉団子ココナッツがけだー。これはタイにありそう。
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ココナツのデザート屋台。
お風呂の椅子に座って食べるカウンタースタイルね。 -
七輪の揚げパン職人。
タイとの違いは、屋台を持たない行商スタイルが多いことかも。
当然プロパンじゃなくて七輪になるよね。 -
これもタイにあるやつ!たこ焼きもどき。
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ウズラの卵みたいなのが入ってる。このお盆もレトロでいいなー。
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あら?もしかしてたこ焼き的もの??
まんまるにする技、教えてあげたくなりますよね。 -
バインセオ的なもの。
色んな国からの物を取り入れるのが上手!
食文化発展の見込みがある国だと思うのです! -
ここから朝食シリーズ。いつもお世話になっているインレー湖のリメンバーインの朝食。
是非お庭のテーブルでどうぞ。 -
パンケーキと言ってもこういうのなんですが、私はこの出来損ないのパンケーキを食べるとアジアの朝ごはんを思い出して胸がきゅんとします。色んなところで食べたなぁ・・・
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必ず毎日フルーツと卵が付きますが、この日はやまもりイチゴ!パンケーキを頼み、イチゴを乗せて、ミャンマーのコーヒーに入れる練乳をかければ素敵なデザートに!
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ヤンゴンの宿、オキナワゲストハウスの朝食。
ミャンマーのゲストハウスは朝食付きなのが普通。
日本人にはおなじみのビーフンと、春巻き。ミャンマー人は朝から揚げ物を好みます・・・ -
これもオキナワの朝食。朝から揚げ物その2は、サモサとファラフェル。そしてたっぷりのバターで焼いたパンケーキ。
インド人やベンガル人の多いミャンマーだけありインド料理文化の影響もふんだんに受けているミャンマー。サモサなどは、インドほど香辛料も使っていないので日本人好み。お隣バングラデシュのしっかりとポテトに味のついたサモサを思い出します。 -
ここからフルーツ。奇抜なものはありませんが、どれもおいしそう。
まずはジャックフルーツ。私はこれが甘さっぱりしていて結構好きです。
そのままでもいいし、ドライフルーツにしたのもおいしい。 -
人の頭の2倍ほどの大きさのものを良く見かけます。中はこんな感じで、神秘的。
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フルーツ屋台。
パパイヤ、スイカ、パイナップル -
アジアに行くと、オレンジ色したパパイヤを食べる機会が多くなりますよね。
懐かしいなー。 -
ドリアンも売ってます。
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いちご。かわいらしい手作りの籠に入ってます。
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ココナッツ
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バナナー
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ここから、ミャンマー名物揚げ物三昧!(一つも食べていない)
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あげー
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あげー
コーンか。衣食べてるのかコーン食べてるのか、主役が分からん。 -
エビー
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インレー湖で見つけた豆と蜜のお菓子。日本にも似たものがありますよね。
歯が折れそうなやつ。 -
中華街の屋台。粽なんかも売ってました。
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ミャンマー名物、内臓の油揚げ。
見るだけ。 -
これはミャンマーだけのオリジナル屋台ですよね。
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焼くのか揚げるのか分からないけれど、とてもにぎわっている屋台。
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トウモロコシにゆでたまご、手軽に食べられるスナック屋台。
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今回の旅で初めて見たスーパー!!それまでは、本当にただの1軒も見つけられなかったのです!
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なんかのセット売り!・・・にしてもチリが多すぎないか?
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ドライブインで見つけた牛乳のぶどう?にほんの風味?
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名称が。
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キムチ!発酵食品文化、チリ文化があるから、流行るんだろうなー
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思わず買ってみました。
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らっきょうキムチも売ってるミャンマー
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駄菓子のスモモを思い出した
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そのころ、インレー湖では、昔ながらの市場が通常営業。
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もち米の乾物かな。揚げせんべいみたいになるのか??
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とうふと漬物!?
お茶も飲むし、そうそう、ミャンマーは納豆に似たものもあるんですよね! -
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かわいいお鍋やさん。
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以上、民主化に向かう2009年のミャンマー食レポでした。
最後に、当時の日記を。
2000年ころは本当に何にもないなという印象だったミャンマー。
自分の行動範囲は格段に広がっているとはいえ、2009年の旅では、初めて見るものの多かったこと!
中国商店の数はどーんと増えているし、なんと言ってもスーパーマーケットの出現は大きい。(田舎ではまだ無いけれど)
インターネットの一部自由化もしかり。
人々が民主化に向けて羽ばたこうとしているのが目に見えて分かるほどの変化だったのです。
”世界が画一化されている”と、旅人がよく口にしますが、鎖国国家ミャンマーにおいても、欧米化の波は食い止められないようです。
今もまだ独自のスタイルを守りぬくミャンマー文化に強く惹かれる一方で、政治や思想、経済活動が一刻でも早く自由になってくれればと願わずにはいられない。
でもそうなれば、ミャンマーという個性はきっと薄れていくはずです。
今のままでいて!なんて、勝手なことは言えない。
欧米化というのは、国ががんばったら、必ず付いてまわるようなもの。
だったら今一度、大好きなミャンマーを見に行こう。
変わる前に、もう一度だけ。
ミャンマーに魅せられた人々は、こうして再びミャンマーを目指すのだと思います。
食文化からえらいところに話が行ってしまいましたが、食という生活に密接した事柄からある一国についてひとつの考えをまとめることができました。
食は、本当に世相を反映するものなんですね。
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