2018/12/13 - 2018/12/13
1212位(同エリア1433件中)
ずーくさん
この旅行記のスケジュール
2018/12/13
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ヤンゴン環状鉄道一周
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滞在2日目、12月13日は6:30に起床。テレビをつけるとBBC、ブレグジットで混乱中のイギリスでメイ首相が信任されたというニュースで持ちきりだ。
ヤンゴンに1日中フルで滞在できるのは今日だけ。そのメインイベントはなんといってもヤンゴン環状線、サクラトレインだ。ヤンゴンを約3時間かけて1周するこの列車、現地の車両だけではなくて、日本から渡ってきた中古車両も数多く活躍しているのだ。乗るのはもちろん、果たしてどんな懐かしい車両に出会えるのか、どんな景色が待っているのか、楽しみだ。
【今回の行程】
12/12:東京⇒(航空機)ヤンゴン
●12/13:ヤンゴン環状鉄道
12/14:ヤンゴン市内観光、ヤンゴン⇒(航空機)
12/15:⇒東京
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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まずは腹ごしらえ、とホテルの朝食会場で朝ごはん。7時だとまだガラガラだ。品数がかなり多くて、インド料理やハラール食のほか巻き寿司などの和食もあって、メニューは豊富。ぐるりと見回すと日本人とおぼしき姿もちらほら見られる。
パークロイヤル ヤンゴン ホテル
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08:55にホテルを出て大通りを歩くこと15分、環状線が発車するヤンゴン中央駅にやってきた。まさにヤンゴンの鉄道の玄関口、ターミナル駅だ。
ミャンマーは狂犬病が怖いと聞いていたので、駅前広間にうずくまる数匹の犬を遠巻きにしながら歩いていく。ヤンゴン中央駅 駅
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正面からその堂々たる姿を・・・駐車場?(苦笑)我々が駅と聞いて想像するような建物ではなくて、大きく駅名が掲げられているわけでもなくて、本当に駅なんだろうか?
ヤンゴン中央駅 駅
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・・・本当に駅だった(笑)さすがに建物の中は駅の風情。切符の窓口があって、ホーム入口のデスクにも係員の姿が。ただご覧の通り、賑わいには程遠い。
事前情報で、環状線の切符はこの窓口じゃなくてホームで買うと聞いていたので、切符の窓口には寄らずにホームの入口の係員氏に「サクラトレイン?」と聞いたら「あっちの階段をのぼって6-7番線に行け」と教えてくれた。やはりホームに行ってから切符を買うようだ。
それにしてもビルマ語はまったく読めない。今回の旅行中に数字は何とか分かるようになったんだけど、それが限界。丸っこくてかわいい字なんだけどね。ヤンゴン中央駅 駅
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「2/3番、4/5番、6/7番ホームはこっち→」
前の写真のアングルから見て左側にあったのがこの案内。このフェンスの口を抜けた先に各ホームへ向かう階段があった。ヤンゴン中央駅 駅
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跨線橋からさっそく機関車が近づいてきた!これはミャンマー国鉄のDF1263号機。6軸のディーゼル機関車だから「DF」とつくあたりは日本と同じだ。輸入車ではなくて、ミャンマー国内で製造された機関車らしい。
ヤンゴン中央駅 駅
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6-7番線のホームにやってきた。左前方に見えるブースで「サクラトレイン」。
すると「10時発だけどいい?」と聞かれたので「OK!」。「ここのホームから出るから近くで待ってて」と、なんとも親切な窓口氏だ。近くにはやはり環状線を待っていると思われる観光客が20人ほど。多くは西洋人だけど日本人も2人いた。ヤンゴン中央駅 駅
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そしてこれがチケット。「サクラトレイン」とは「Circular」すなわち環状線のことだ。乗車1回200チャットだから20円弱。これで約3時間の環状線の旅を味わえるのだから、我々の感覚からするとメチャクチャ安い。「ヤンゴン発ヤンゴン行き」というのも良いではないか。
ヤンゴン中央駅 駅
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列車まであと40分くらいあるので駅構内を探検してみよう。
奥に見えるアイボリーと赤の車両は長距離列車だろうか。この列車と、今僕がいるこっち側との間にはフェンスがあって、人の行き来ができないようになっている。恐らく、駅正面の切符の窓口のすぐ脇からホームに入ると、この列車の乗り場に行けるのかもしれない。ヤンゴン中央駅 駅
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まぁるい赤が環状線。
ヤンゴンにはこの環状線以外にも近郊路線がいくつかあって、結構ひっきりなしに列車が発着する。かつては鉄道の撮影が厳しかったミャンマーも、最近は多少緩くなったと聞いて、確かにスマホやコンデジで撮っている人はあちこちで見かけた(それでも大々的な撮り鉄は難しいのかも知れない)。ヤンゴン中央駅 駅
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いたいた、日本を離れてヤンゴンで活躍する車両たち!
まずは元JR東海のキハ11-119以下4両編成の列車。行き先が伊勢奥津ってのがまたマニアックでいいじゃないか。日本での現役時代にはなかった、車内に見える青いプラスチックのシートが異彩を放つ。ヤンゴン中央駅 駅
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続いてこちらは元JR東日本のキハ48-551以下3両編成の列車。行き先は「臨時」だ。
ヤンゴン中央駅 駅
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その車体の側面には、日本とミャンマーの友好の証が。
ヤンゴン中央駅 駅
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さすがにヤンゴン中央駅の窓口では買えないだろう。たぶん。
ヤンゴン中央駅 駅
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これまたマニアックな岩切行き。東北本線の利府支線でディーゼルカーが活躍していたころの名残だろう。
ヤンゴン中央駅 駅
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ミャンマーのカラーリングだけどコレも日本製。客室窓のサイズが小さいから元北海道車かな?と思ったアナタ、ご明察。元キハ40-334だ。
これ以外にも元東日本車のキハ40-578、元東海車のキハ11-103などたくさんの車両の活躍を目にすることができた。ヤンゴン中央駅 駅
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6番線に列車が到着。するとたくさんの人が下車してきた。さながらラッシュを見ているようだ。
ヤンゴン中央駅 駅
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10:02、7番線に列車が入ってきた。先の窓口氏が「ホレ来たよ」と教えてくれたのでこれが環状線の列車だろう。進行方向は西向き、だからこれから時計回りに環状線を進むのだ。列車が止まるか止まらないかのうちに乗客がどっと降りてきた。
ヤンゴン中央駅 駅
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降車が一段落したところで乗り込もう。同じホームで待っていた観光客っぽい面々も思い思いの車両に乗り込んでいく。列車がかなり前に寄って停車したので、ほとんどの人は目の前に停まった後方の車両に乗車。けっこう混んでいたので前のほうまで移動してから乗り込んだら、僕以外はみんな地元民だった。
日本からの車両が入ることもあるこの環状線、今回は幸か不幸か?現地の車両だ。エアコンなし、というかドアも窓ガラスもない。車内はさほど混んでいないが物売りが多い。ヤンゴン中央駅 駅
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10:06、列車はゆるゆるっとヤンゴン中央駅を発車した。衝撃もなく本当にスムーズな発車だった。環状線なので一周する間に太陽の方向が変わるのだけど、それに合わせて乗客も日陰へ日陰へと移動するのが面白い。暑いかな?と思ったけど風が入って気持ちいいのだ。
スピードは対して速くない。揺れはそこまでひどくはないけど滑らかでもない。東京ディズニーランドのウェスタンリバー鉄道に近いといえば、一部の方にはイメージしていただけるのではないだろうか。 -
ヤンゴンを出て30分弱、チミンダインKyeemyindaingに到着。写真では小さくなってしまったけど、腕木式信号機がまだ現役だ。お目にかかったのはインドネシア以来だろうか。
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だいぶ空いてきたので車内を1枚。イスはプラスチックで床は木張り。そして隣の車両との行き来はできない。駅に停車するたびに物売りが威勢よく乗り込んでくるのは風物詩だ。商売になるんだろうか?と思いきや案外売れていくのだ。おやつとか果物とか、とにかく食べ物系っぽい。
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11:25、ダニンゴンDanyingone到着。ここは駅の脇に大きなマーケットがあって、今日も多くの人で賑わっていた。もしこの環状線で途中下車するとしたらこの駅だろう。マーケットを見て回るのも楽しいかもしれない。
そして駅に停車したかと思うと・・・ -
戦利品をわっさと手にした女性陣であっという間に車内はパンパンに!この市場がヤンゴンの食卓を支えているのだろう。とにかく日本のスーパーでの買い物とは比較にならないくらいに袋がデカイ!
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あっという間に野菜に取り囲まれてしまった。
この先の駅で停車するごとに少しずつ乗客は降りてゆくのだけど、ホームがとても低い上に停車時間が少ないので、荷物が多い人はあら大変。でもそこはさすが地元民、動き出した車内から、乗ってる人が、降りた人の荷物を放り出していく。素晴らしい連係プレーだ。 -
ヤンゴン中央駅を発車して3時間、一周して中央駅に戻ってきた。思いのほか乗り心地も悪くなくて、地元の人々の生活をちょびっとだけ垣間見ることができて、なかなか魅力的な乗り鉄だった。コレといった景色がないのと、車内にトイレがないことがネックと言えばネックだろうか。お腹の調子は整えてから乗ることをオススメしたい。
ヤンゴン中央駅 駅
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ヤンゴン中央駅をあとにして、駅の西側、線路をまたぐ動物園通り(Zoological Garden Road)の上から。線路の南側はヤンゴンのダウンタウンだ。
ヤンゴン中央駅 駅
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線路を渡って最初の大きな通り、ボーヂョー通りBo Gyoke Roadを西に進むと、右手に見えてきたのがボーヂョーアウンサンマーケット。ヤンゴンでも最大規模のマーケットで、ヤンゴンの観光名所のひとつ。地元民の日常生活を支える食料品や日用品のほか、お土産品になりそうなものもたくさん売られているらしいのだけど、面倒な売り子に付きまとわれるなんていう情報もチラホラみかけたので、厄介ごとが苦手な僕は迷わずパスだ(笑)。
ボーヂョーアウンサン マーケット 市場
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そのすぐ先、道の左手にあるのが2017年春にオープンしたジャンクションシティ。これはもう東南アジアでよく見かけるマーケットなんてもんじゃなくて、見事なモール。でっかいクリスマスツリーが立っててクリスマスソングが流れてて、そして何より涼しい!旅行前に想像していたミャンマーのイメージとはだいぶ違う。経済発展著しくて元気がいいと聞いてはいたけれど、その勢いが少し見えた気がした。
ジャンクションシティ ショッピングセンター
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上にはレストランフロアもあり。なんと一風堂のラーメンまでいただけちゃう!ただここまで来てラーメンでは少し芸がないので・・・
ジャンクションシティ ショッピングセンター
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Bread Talkでパン。結局芸がない(笑)。ソーセージパン、チョコクロワッサン、アンパン、ポカリスエットで3900チャット(約300円弱)也。チョコレートがめっちゃ溶けてて手が文字通りドロドロになった(泣)。ウェットティッシュを持っててよかった。
ジャンクションシティ ショッピングセンター
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昼食のあとはお土産お買い物タイム。このジャンクションシティの中にMarketPlaceというちょっとだけお高めのスーパーがあって、そこでお菓子やら飲み物やら、たいがいのものが買えるのだ。
んで、ここでのお目当てはコレ。ちゃっかり自分で「Good Taste」なんて言っちゃってるピーナッツ菓子。実はホテルの部屋にもウェルカムスナックとして置いてあって、朝食会場にも山と置かれていたコレ、マジでやみつきになる美味しさなのだ!職場へのバラマキ土産として買ったんだけど、やはり口に合ったのか瞬殺だった。菓子2袋とエコバッグ(下に敷いてある緑色のやつ)を合わせて2900チャットだから安すぎるくらいに安い。ミャンマー土産としてオススメだ。自宅用にたっぷり買っておけばよかった。 -
ミャンマーの一風変わった楽しみ方。日本から運ばれてきた中古車を愛でる。・・・けど、思いのほか少なかったかも。かつては中古のバスもガンガン走っていたけど、今回見かけたバスはどれも新しかった。
14:30、ホテルに帰着。暑い外にずっといたので部屋で休もう。メインイベントが終わったのですでにやりきった感でいっぱいだ。 -
18時を過ぎて、そろそろ夕食かなぁ~と思って事前に調べておいたレストランのリストを眺めつつ、なんか今から外出するのが面倒になってきたので、今日もホテルの和食レストラン四季亭。
今日もまずはミャンマービールから!四季亭 和食
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オクラとイカとニンニクのお通し。イカがやたらと辛くてビールが進む進む!
四季亭 和食
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そして今日のメインはFUYUというお膳。肉あり天ぷらあり刺身ありという、お膳の中で一番高いメニューだ。これがまたボリュームがあって、お肉も柔らかくて、刺身もプリプリとはいかないけど美味しくて満足満足。そしてそれより感心したのは、比較的空いていたからかもしれないけど、店員さんが度々様子を見に来てくれたり、ビールが減ってたら注いでくれたり。ホテルのフロントもそうだけど、ミャンマーの人々のホスピタリティは光るものがあると思う。
あわせて39680チャットだったので40000チャットお支払い。初日に両替したチャットを使い切れない雰囲気が漂い始めていることにここで気づく(笑)。昨日の夕食もチャットで払っておけば。。。四季亭 和食
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