2011/03/04 - 2011/04/01
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tadさん
古い写真を見直すシリーズ。
2011年3月4日早朝、下関を出発。5時15分の高速バス乗車で、福岡空港直行便に乗る。福岡空港7時10分発のJALに間に合い、成田空港に移動!成田空港発British Airways、11時10分発で、ロンドン到着は同日の14:25!!!とんでもない乗り継ぎ時間!でも、ロンドンに予定通り到着したようだ。確かに当時は、信頼性高い乗り物を選択していたかも。。。
家内は二人目の孫誕生の手伝いで、世田谷の娘たちの家に、この前後は同居していたが、東北地震の後は、下関の我々の家に数か月同居した。
私はこの時はロンドンで28日間の滞在だった。(ただし、一週間はダブリン)
今回の旅行記はダブリンに行く前の一週間のロンドン滞在の様子だ。大学関係者や友人にあったり、音楽会に行く報告が中心となる。
(2021年2月18日作成)
- 旅行の満足度
- 5.0
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3週間滞在した部屋の窓から(途中一週間はダブリン滞在)。ロンドン大学と大英博物館が近い。住めば都、という程度の部屋。イングリッシュ・ブレックファストが付いているのが取りえ。退職した後なので、節約したのだ!退職後だが、研究プロジェクトをもっていたので、費用は一部出た。
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近辺の散歩
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The Building Centreとある。展示会場。入ったことがないので入ってみたのだろう。
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ロンドンの新建築関係の展示パネル。
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ザ・シャードも見える。
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建築関係者の集まる場所のようだ。ちょっと覗いただけ。
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これはロンドン最大の書店の一つ。
大学関係者なら知っていないのは、もぐり??
ここWaterstonesとFoylesで、この時の研究テーマに関する文献は相当数ゲットしたと記憶する。ただ、だんだんと書店は利用しなくなったが。。パソコンでファイルをお互いに送ればすむことが増えたからだ。今、思えば、テレワーク的研究は始まっていたような。。
最近、自宅の書斎を家内が手伝ってくれて整理している。書籍、印刷論文の類を、次々と処分している。そういえば、この書斎も自宅も、基本的には私の設計だ。書斎については、当時評判の「知的生活の方法」(渡部昇一)を参考にした。机の正面に窓があり、レモンの実がなっているが、他はすべて、本棚が天井まで置いてある。床は特別補強してある。退職後、専門書の前に歴史文化などの「雑学」本が積んである!専門書は、もとは数万円などというのがたくさんあるが、そのテーマ追及が終われば、不要なものが今となっては簡単に判別できるので、どんどん、捨てられる。町内自治会からは、重い本は紙代金がちゃんと自治会収入になるので、感謝されている。古本屋に売れるような一般書ではないし。。 -
Waterstones
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多分ガワー・ストリートGower Street。長州ファイブも住んでいたところ。
周囲はロンドン大学の各キャンパスが並ぶ。 -
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イギリスの庭園や公園では、この手の、プラムの類の木はよく見かける。日本の桜ほど、花が密集していないが、なかなかおつだ。
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ガンジーさんが見えてきた。
ここはTavistock Square Gardens -
Tavistock Square Gardens
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Tavistock Square Gardens
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Tavistock Square Gardens
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ウィンブルドン駅の前に移動。
デジカメ写真のデータを見ると3月5日午後3時前。ロンドン到着の翌日だ。
今、手元の手帖を見つけたが、土曜午後3時にウィンブルドンの友人宅に招待されている。毎年のようにお互い行き来している友人夫婦だ。 -
ウィンブルドン駅周辺
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ウィンブルドン駅周辺
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ウィンブルドン駅周辺
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この日は友人宅に泊まらなかったようだ。翌日ロンドン大学の先生たちとの会合が入っていたからだろう。
ウィンブルドン駅で最終地下鉄列車を確認したのだろう。 -
何度も来ている友人宅。すごいステレオ装置をもっている。(ただし、私の装置のほうが音質は上!技術力の差だ。)左の男は彼の音楽友達で、私がかつて、高校生時代に英文でGeorge Szellという大指揮者に手紙を出したら返事がきたという「逸話」に対抗させるために、この日のディナーに彼も呼ばれたようだ。彼の自慢はザルツブルク音楽祭で、偶然、隣の席でセルが食事をしていたというだけのことだった。もっとも、その程度でも、一歩も退かずに議論しあうのがイギリス人であることはいうまでもない!ユーモアを効かせて知的なイギリス英語で喋らないと損をする。。間違っても、若い頃のように、24を[twennii forrrr]などと発音しないようにしている!正面で、その友人を褒めることはまずやらない!これは女性が相手の時はすこし違うと感じるが。。
なお、この写真はディナーがほぼ終わりに近づいたころで、私が甘いデザートを食べないので、代わりに、必ず、ほぼ私専用にフランスの最高級貴腐ワインのシャトー・ディケムが出るようなった。以後、毎回訪問時にはそのパタンが踏襲されることとなった。この写真でも、ディケムのボトルは私の席にあり、他の人はデザートのプレートが並んでいる。こういう調子だから、我が家に来た時は、迎え撃つのが大変だ。
なお、私の流儀はBritish understatementで、すました顔で、Rather good, Not bad, Drinkableなどと、下っ端長州士族の子孫としては、大騒ぎはしないことにしている!!このスタイルに慣れると、アメリカ人などと一緒に飲むと、大賀さな表現しか使わない事が多いので、しらける。。。
もっとも、この友人夫婦はアメリカもよく行く。メトロポリタン・オペラをしょっちゅう見に行っているし、カルフォーニア・ワインのシャトーにも知り合いがあるので、しつこく誘われるが、私は乗ったことがない。24を[twennii forrrr]というようになりたくないからだ! -
さらに翌日、日曜は、ロンドン大学の先生たちとミーティング。これは、ナショナル・ギャラリーのレストランだ。研究関係のことは書かない。
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音楽会について。
フィルハーモニア管弦楽団演奏会。マルッキというフィンランド女性指揮者とソコロフのヴァイオリンで、チャイコVnコン、シベリウス5.三つ星以下。 -
3月7日はバービカンのコンサート・ホールに行く。
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このバービカンでの演奏会は、この日は最高だった!歴史に残る一夜だ。
サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団によるブルックナーの交響曲9番、それに前半はメシアンのキリストの復活だった。
演奏会の後の拍手の写真がないのは、ウィンブルドンの友人や仲間で、演奏会直後、すぐに集合して、イタリアン・レストランで批評合戦をやるからだ。
私は、この日の演奏は5つ星。友人はカラヤン・ファンで手厳しい!ラトルにはかつて、この友人は論戦をふっかけている。ラトルからの返事を見せてもらったことがある。カラヤンのブルックナー9番も私の愛聴盤だったから、これはボルドーとブルゴーニュの超一級ワインの比較と同じで、どちらも、私は違うタイプの5つ星だと論じている。その時の食事次第で、どちらが合うかを選択するというのが私の流儀。もっとも、40年前と異なり、今はラトルとボルドーを選択する。
彼も論拠は持っているので譲らない。カラヤンの批判は下手にできない。なにしろ、生前、カラヤンをライブで180回以上聞いたというつわものだ。そのために、日本にも数えきれないほど来ている!彼が日本をリスペクトしているのは、その時の聴衆のマナーが世界一だからだ。それにサントリーホール前がカラヤン広場と名付けられているのも彼を痛く満足させている!
もっとも、この一年間、コロナのせいで、日本に来なかった。。。はやくワクチンを打って、再活動したいものだが。。。かれは、そうなったら、日本に最初に来るといっているが。。私も元気さが残っているうちに、さらに改善された私のオーディオ装置の音を聞いてほしいものだが。。 -
王立歌劇場
Royal Opera House -
王立歌劇場
Royal Opera House -
王立歌劇場
Royal Opera House
これはチャイコフスキー「白鳥の湖」だ。ここでは3度見ている。一度目は日本人のプリンシパルが登場し、それまでどちらかというと、クラシック音楽ファンの私でも少し敬遠気味だったが、その時の名演ですっかり、このバレーに関しては見直した。この日は二回目で、4つ星。三回目は、もっと近年見たが、演出も舞台も贅沢な雰囲気で、感激した。どちらかというと、バレー曲の舞台は安っぽい装置や演出が目立つのだが、ロンドンの最近の「白鳥の湖」は、絶賛してもいい。オーケストラの腕もすばらしいが、豪華なセットか使用される。 -
王立歌劇場
Royal Opera House -
王立歌劇場
Royal Opera House -
王立歌劇場
Royal Opera House
これは新作のバレー「Alice's Adventure in the Wonderland」で楽しめた。4つ星。NHKBSでも放送した。先に見た「白鳥の湖」もNHKBSで放送された。
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