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 屋久島は、宮之浦岳や縄文杉など見所満載なので、前から行きたいとは思っていましたが、遠くてなかなか時間が取れないこともあり、行くことを半ば諦めていました。しかし、状況が大きく変わったのが、2月に偶然にも屋久島の近くまで来て、屋久島の人に出会った時です。「屋久島にはいつ行ったらいいですか?雨が多いのでしょう?」という質問をしたところ、5月の連休やその後は繁忙期なので人が多いけど、それを外せば大丈夫で、天気は運だから台風のないシーズンであれば、後は運次第だということを言っていました。なので、まだ寒さが残る3月ですが、思い切って行ってみることに。<br /> 行程は2泊3日ですが、交通手段が公共バスだけなので、考えた結果、以下のようなものになりました。1日目は、空路により、大阪から鹿児島経由で屋久島へ行き、午後から白谷雲水峡をトレッキング。安房に泊まりました。2日目は早朝から縄文杉トレッキングへと出かけて、再び安房の同じ宿に宿泊。3日目は午前中に、大阪へと帰るべく出発という行程です。そのため、旅行記は3回に分けてご紹介したいと思います。<br /> 今回は、3日目の行程、屋久島から大阪への帰りを中心にご紹介します。この日は、朝の屋久島~鹿児島で帰る予定でしたが、飛行機がまさかの欠航となり、幸か不幸か、滞在時間が3時間伸びました。そのため、急遽「屋久杉自然館」などの施設も訪問したので、そのあたりのことも記載したいと思います。屋久杉自然館は興味深かったので、行けて良かったと思います。<br /> 3月はまだまだ天候が不安定ですが、私が滞在した時は風は強かったものの、雨が降るということはほとんどなく、天候に恵まれた運が良いツアーだったと思います。<br />

屋久島トレッキング(3/3:屋久杉自然館+帰り編)

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2020/03/14 - 2020/03/16

1311位(同エリア1727件中)

旅行記グループ ○離島(鹿児島・沖縄)

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にふうさ

にふうささん

この旅行記のスケジュール

2020/03/16

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 屋久島は、宮之浦岳や縄文杉など見所満載なので、前から行きたいとは思っていましたが、遠くてなかなか時間が取れないこともあり、行くことを半ば諦めていました。しかし、状況が大きく変わったのが、2月に偶然にも屋久島の近くまで来て、屋久島の人に出会った時です。「屋久島にはいつ行ったらいいですか?雨が多いのでしょう?」という質問をしたところ、5月の連休やその後は繁忙期なので人が多いけど、それを外せば大丈夫で、天気は運だから台風のないシーズンであれば、後は運次第だということを言っていました。なので、まだ寒さが残る3月ですが、思い切って行ってみることに。
 行程は2泊3日ですが、交通手段が公共バスだけなので、考えた結果、以下のようなものになりました。1日目は、空路により、大阪から鹿児島経由で屋久島へ行き、午後から白谷雲水峡をトレッキング。安房に泊まりました。2日目は早朝から縄文杉トレッキングへと出かけて、再び安房の同じ宿に宿泊。3日目は午前中に、大阪へと帰るべく出発という行程です。そのため、旅行記は3回に分けてご紹介したいと思います。
 今回は、3日目の行程、屋久島から大阪への帰りを中心にご紹介します。この日は、朝の屋久島~鹿児島で帰る予定でしたが、飛行機がまさかの欠航となり、幸か不幸か、滞在時間が3時間伸びました。そのため、急遽「屋久杉自然館」などの施設も訪問したので、そのあたりのことも記載したいと思います。屋久杉自然館は興味深かったので、行けて良かったと思います。
 3月はまだまだ天候が不安定ですが、私が滞在した時は風は強かったものの、雨が降るということはほとんどなく、天候に恵まれた運が良いツアーだったと思います。

  • この日は大阪へと帰るだけです。宿を出発し、空港行きのバスを待ちます。写真は安房港です。昔は屋久杉の出荷港として整備されたのですが、屋久杉の出荷を終了した今となっては、あまり勢いがないかなと思いました。やはり、屋久島の玄関口は宮之浦というイメージがあります。<br />

    この日は大阪へと帰るだけです。宿を出発し、空港行きのバスを待ちます。写真は安房港です。昔は屋久杉の出荷港として整備されたのですが、屋久杉の出荷を終了した今となっては、あまり勢いがないかなと思いました。やはり、屋久島の玄関口は宮之浦というイメージがあります。

  • 路線バスに乗って、屋久島空港に到着すると、いつもとは違う雰囲気が。どうも、屋久島ー鹿児島の飛行機が強風により欠航となったようです。空港にて、別な便に振り替えてもらいましたが、3時間ほどの時間が空きました。まさかの延長ロスタイムです。<br />3時間とは非常に微妙な時間だなあと、何しようかなあと考えていると、昨日縄文杉へ行く際に前を通った「屋久杉自然館」へ行こうと思いました。バスの時間を考えると、ギリギリ行けることがわかりましたので、行ってみることに。<br />

    路線バスに乗って、屋久島空港に到着すると、いつもとは違う雰囲気が。どうも、屋久島ー鹿児島の飛行機が強風により欠航となったようです。空港にて、別な便に振り替えてもらいましたが、3時間ほどの時間が空きました。まさかの延長ロスタイムです。
    3時間とは非常に微妙な時間だなあと、何しようかなあと考えていると、昨日縄文杉へ行く際に前を通った「屋久杉自然館」へ行こうと思いました。バスの時間を考えると、ギリギリ行けることがわかりましたので、行ってみることに。

  • 屋久島空港からタクシーを利用して、屋久島自然館へとやってきました。こちらが屋久杉自然館の入口です。<br />

    屋久島空港からタクシーを利用して、屋久島自然館へとやってきました。こちらが屋久杉自然館の入口です。

    屋久島町屋久杉自然館 美術館・博物館

  • 屋久杉自然館の内部です。当然、屋久杉の板張りで、靴下のまま歩けるようになっていました。展示内容は、宮之浦にある屋久島環境文化センターと同じかなあと思いましたが、特徴的なものをいくつか紹介したいと思います。<br />

    屋久杉自然館の内部です。当然、屋久杉の板張りで、靴下のまま歩けるようになっていました。展示内容は、宮之浦にある屋久島環境文化センターと同じかなあと思いましたが、特徴的なものをいくつか紹介したいと思います。

  • 写真は、屋久杉自然館に展示されている「縄文杉の枝」です。2005年冬に枝が折れたので、ここで保存展示しております。全長2m以上と、これだけでも大きさがわかります。この枝は1000年は経過しているとか。<br />縄文杉の歴史は、明確に確認されたのは1966年(昭和41年)に役場の人が発見したのが始まりだそうです。<br />

    写真は、屋久杉自然館に展示されている「縄文杉の枝」です。2005年冬に枝が折れたので、ここで保存展示しております。全長2m以上と、これだけでも大きさがわかります。この枝は1000年は経過しているとか。
    縄文杉の歴史は、明確に確認されたのは1966年(昭和41年)に役場の人が発見したのが始まりだそうです。

  • 屋久島の地質図ですが、赤い部分(花崗岩)がほとんどです。花崗岩が島の土台となっております。また、花崗岩は周囲の岩石と比較して比重が軽いために浮き上がるため、屋久島の宮之浦岳は標高2000mほどの高さになりました。<br />

    屋久島の地質図ですが、赤い部分(花崗岩)がほとんどです。花崗岩が島の土台となっております。また、花崗岩は周囲の岩石と比較して比重が軽いために浮き上がるため、屋久島の宮之浦岳は標高2000mほどの高さになりました。

  • 縄文杉の樹齢は何年?というのは知りたいところですが、正直に言うとわからないというのが答えのようです。というのも、杉の内部は空洞化していて、正確な年輪は残っていませんし、合体木や株の上に芽生えた二代杉などの可能性もあるので、なおさらわからないのだとか。現在の所、放射線炭素年代測定法で一応推定しています。<br />

    縄文杉の樹齢は何年?というのは知りたいところですが、正直に言うとわからないというのが答えのようです。というのも、杉の内部は空洞化していて、正確な年輪は残っていませんし、合体木や株の上に芽生えた二代杉などの可能性もあるので、なおさらわからないのだとか。現在の所、放射線炭素年代測定法で一応推定しています。

  • 意外と面白かったのが、「様々な木の比重を比べてみる」という企画です。左から、アカガシ、ヒメジャラ、クスノキ、ツガ、ヤクスギと並んでいます。屋久杉は、他の木材と比べると非常に軽いのです。これも重宝された理由なのかなあと。<br />その他の屋久杉の特徴は、中心に近い心材では黒褐色の色が濃く、香りが強くて、腐りにくいというのが特徴だそうです。<br />

    意外と面白かったのが、「様々な木の比重を比べてみる」という企画です。左から、アカガシ、ヒメジャラ、クスノキ、ツガ、ヤクスギと並んでいます。屋久杉は、他の木材と比べると非常に軽いのです。これも重宝された理由なのかなあと。
    その他の屋久杉の特徴は、中心に近い心材では黒褐色の色が濃く、香りが強くて、腐りにくいというのが特徴だそうです。

  • 昔のチェンソー。昭和30年代のものらしい。持ってみたけど、まあ持てる重さでした。しかし、これに振動が加わると、もう持っていられなさそうな感じです。昔の人は偉いと思いました。<br />

    昔のチェンソー。昭和30年代のものらしい。持ってみたけど、まあ持てる重さでした。しかし、これに振動が加わると、もう持っていられなさそうな感じです。昔の人は偉いと思いました。

  • 江戸時代に伐採された屋久杉は、まっすぐな部分だけを削って人が背負える大きさに加工し、切株や削りにくい部分が森の中に残されました。残された木の事を「土埋木(どまいぼく)」と呼んでいるそうです。昔は土埋木もトロッコで輸送していましたが、現在、この土埋木は、伝統工芸用資材として少量利用されているだけだそうです。<br />

    江戸時代に伐採された屋久杉は、まっすぐな部分だけを削って人が背負える大きさに加工し、切株や削りにくい部分が森の中に残されました。残された木の事を「土埋木(どまいぼく)」と呼んでいるそうです。昔は土埋木もトロッコで輸送していましたが、現在、この土埋木は、伝統工芸用資材として少量利用されているだけだそうです。

  • 屋久島の歴史をざっくりと説明すると、屋久島は木材の産地として豊臣政権時代までは伐採されていましたが、江戸時代に島津藩の支配下となり、屋久杉の生産抑制を行いました。そのため、林業以外の漁業も推奨され、トビウオ漁が盛んになったとか。そのようにして屋久杉は保護されてきましたが、明治以降になると伐採が再開され、戦後にはチェーンソーの導入によって大規模伐採が進みました。しかし、1970年代から伐採が抑制され、自然保護へと方針が転換していったという流れです。<br />以上で、屋久杉自然館の館内説明を終わりたいと思います。まだまだ紹介していないことも多いので、現地へ行かれることをお勧めしたいです。

    屋久島の歴史をざっくりと説明すると、屋久島は木材の産地として豊臣政権時代までは伐採されていましたが、江戸時代に島津藩の支配下となり、屋久杉の生産抑制を行いました。そのため、林業以外の漁業も推奨され、トビウオ漁が盛んになったとか。そのようにして屋久杉は保護されてきましたが、明治以降になると伐採が再開され、戦後にはチェーンソーの導入によって大規模伐採が進みました。しかし、1970年代から伐採が抑制され、自然保護へと方針が転換していったという流れです。
    以上で、屋久杉自然館の館内説明を終わりたいと思います。まだまだ紹介していないことも多いので、現地へ行かれることをお勧めしたいです。

  • その他、屋久杉自然館の外ではいくつか面白いものがありました。<br />昔、ヤクスギランドを流れる荒川の上流部に架けられていた「天柱橋」の一部として利用されていた木材が展示してありました。2代目の天柱橋だそうですが、大雨で流されたために回収し、ここに展示しているとのことです。<br />

    その他、屋久杉自然館の外ではいくつか面白いものがありました。
    昔、ヤクスギランドを流れる荒川の上流部に架けられていた「天柱橋」の一部として利用されていた木材が展示してありました。2代目の天柱橋だそうですが、大雨で流されたために回収し、ここに展示しているとのことです。

  • トロッコの模型がありました。このようにして、木を運搬していたと。<br />

    トロッコの模型がありました。このようにして、木を運搬していたと。

  • 宇宙飛行士の毛利さんが宇宙へと持っていった屋久杉の種が発芽したので、記念植樹をしていました。「宇宙ヤクスギ」と命名されています。この宇宙ヤクスギは、5株しかないのだとか。<br />

    宇宙飛行士の毛利さんが宇宙へと持っていった屋久杉の種が発芽したので、記念植樹をしていました。「宇宙ヤクスギ」と命名されています。この宇宙ヤクスギは、5株しかないのだとか。

  • こちらは環境省の屋久島世界遺産センター。無料なこともあり、展示は小さかったです。まあ、展示をすることがメインじゃないからね。<br />

    こちらは環境省の屋久島世界遺産センター。無料なこともあり、展示は小さかったです。まあ、展示をすることがメインじゃないからね。

    環境省屋久島世界遺産センター 美術館・博物館

  • 屋久杉自然館前のバス停。昨日の未明、ここからバスに乗って荒川登山口へと向かい、縄文杉を見に行きました。縄文杉を見に行くには、パークアンドライドで、ここからバスに乗るしかないのです。<br />

    屋久杉自然館前のバス停。昨日の未明、ここからバスに乗って荒川登山口へと向かい、縄文杉を見に行きました。縄文杉を見に行くには、パークアンドライドで、ここからバスに乗るしかないのです。

  • 帰りの屋久島空港へ向かうバスの車内より。安房バス停のあたりから。山がきれいに見えます。<br />

    帰りの屋久島空港へ向かうバスの車内より。安房バス停のあたりから。山がきれいに見えます。

  • 屋久島空港へと到着いたしました。帰りは、屋久島ー福岡へとフライトします。定番のJACのプロペラ機ですが、席数は多い機体でした。<br />

    屋久島空港へと到着いたしました。帰りは、屋久島ー福岡へとフライトします。定番のJACのプロペラ機ですが、席数は多い機体でした。

    屋久島空港 空港

  • 福岡空港に到着いたしました。次は、福岡ー伊丹へとフライトします。<br />

    福岡空港に到着いたしました。次は、福岡ー伊丹へとフライトします。

    福岡空港 空港

  • 福岡空港離陸直後です。国内線のターミナルとして、駐機場に多くの飛行機が止まっています。

    福岡空港離陸直後です。国内線のターミナルとして、駐機場に多くの飛行機が止まっています。

  • 奥には福岡空港が見えます。<br />以降は雲が多くて、いい写真がほとんど撮れませんでした。

    奥には福岡空港が見えます。
    以降は雲が多くて、いい写真がほとんど撮れませんでした。

  • 雲の中から、飛行機が急上昇してきました。あの飛行機は、徳島空港からなのか、あるいは関空からなのでしょうか。

    雲の中から、飛行機が急上昇してきました。あの飛行機は、徳島空港からなのか、あるいは関空からなのでしょうか。

  • 和歌山市のマリーナシティのあたり。

    和歌山市のマリーナシティのあたり。

  • 紀の川が眼下に見えます。

    紀の川が眼下に見えます。

  • 林間田園都市のあたり。住宅団地が広がり、ちょっと驚きました。

    林間田園都市のあたり。住宅団地が広がり、ちょっと驚きました。

  • 東大阪市花園あたり。左側にラグビー場が見えます。

    東大阪市花園あたり。左側にラグビー場が見えます。

  • 東大阪市荒本付近。ジャンクションがあるところが荒本で、東大阪市役所があるところです。

    東大阪市荒本付近。ジャンクションがあるところが荒本で、東大阪市役所があるところです。

  • エンジンの先には、放出駅近くの車両基地が見えます。

    エンジンの先には、放出駅近くの車両基地が見えます。

  • 左側には鶴見緑地が見えます。意外と鶴見緑地は目立ちます。

    左側には鶴見緑地が見えます。意外と鶴見緑地は目立ちます。

  • 伊丹空港に着陸いたしました。<br /><br />以上で、旅行記を終了したいと思います。ご覧いただきまして、ありがとうございました。

    伊丹空港に着陸いたしました。

    以上で、旅行記を終了したいと思います。ご覧いただきまして、ありがとうございました。

    大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

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