2021/07/03 - 2021/07/04
1071位(同エリア2038件中)
にふうささん
この旅行記のスケジュール
2021/07/03
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飛行機での移動
関空ー那覇、那覇―石垣のフライトで、石垣空港に移動
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バスでの移動
路線バスで離島ターミナルへ。そこから徒歩で移動
2021/07/04
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船での移動
石垣ー西表島(大原港)の移動
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仲間川のクルーズに参加
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バスでの移動
ツアーバスで由布島入口まで移動
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その他での移動
水牛車で由布島に移動
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その他での移動
水牛車で由布島入口まで戻り、そこからツアーバスで大原港まで移動
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船での移動
西表島(大原港)ー石垣港へと移動
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この旅行記スケジュールを元に
今回の旅行は想定外でした。というのも、直前でいろいろと腹立つことが多かったので、気分転換・現実逃避もかねて、衝動的に旅に出ることを決めました。そして天気予報を見ると、晴れているのは沖縄地方だけだったので、前から気になっていた西表島へと行こうと思いました。というのも、西表島のツアーで水牛車に乗って由布島へと行くという写真が非常に気になっていたからです。
その他の予定もありまして、今回ご紹介するのは半日ツアーで西表島へ訪れた1泊2日の行程の部分です。前日に大阪関西より石垣島へと向かいまして、石垣島で一泊。次のには、石垣島から西表島の大原港に行きまして、西表島の半日ツアーのスタートです。最初は仲間川のクルーズをして、次に水牛車で由布島へと向かい、由布島の散策。一時間程度の滞在で、再び大原港から石垣島離島ターミナルへと戻るというものです。
今回はあまりあちこち行っていない関係上、一回でご紹介したいと思います。
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今回は関西空港から、まずは那覇へと飛びます。関西空港は、コロナの減便でなおさら便数が少なくなって、非常に過疎っています。
関西国際空港 空港
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那覇空港に到着いたしましたが、今回の乗り継ぎの時間はほとんどなく、すぐに那覇ー石垣へとフライトします。写真は、那覇空港離陸後です。眼下には、滑走路と瀬長島が綺麗に見えます。
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宮古島。今回の座席は当たりまして、宮古島の全体が見えました。
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ちょっと飛んで「多良間島」。綺麗に見えております。どら焼きみたいだなあ。
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石垣空港に着陸いたしました。出口を出たら、ちょうど路線バスが止まっていたので、それに飛び乗りました。まずは離島ターミナルを目指します。
石垣空港 空港
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離島ターミナルに到着いたしましたが、今回は寄らずにホテルを目指します。写真は、離島ターミナルから少し歩いたところにある、石垣島のマスコット「ぱいーぐる」の像です。
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今回宿泊するルートイングランディアに到着いたしました。明るいうちにたどり着けるって素晴らしい。
翌日、石垣島のルートインを出まして、この日は西表島のツアーに参加します。ルートイングランティア石垣 宿・ホテル
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石垣島の離島ターミナルへとやってきました。やっぱり石垣島の英雄にはちゃんとご挨拶をしておかなければいけませんね。
石垣港離島ターミナル 乗り物
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石垣島離島ターミナルから高速船に乗って、西表島の大原港を目指します。
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西表島が見えてきました。西表島は山がちな地形でして、八重山諸島の他の島々とは違った印象を受けます。
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西表島の大原港へと到着いたしました。ここで、現地ツアーの人にピックアップしてもらい、仲間川クルーズツアーへと出発します。
大原港 (仲間港) 乗り物
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こちらがクルーズツアーで使用する船です。40人近く乗れる船だったと思います。
様々なツアーを集約いたしまして、船は満席に近くなりました。川下りのスタートです。
船内から見ると、西表島は遠くてなかなか行けないところもあり、皆さん2人以上での訪問みたいでして、一人旅は私だけのようでした。 -
まずは、仲間川河口にかかる仲間橋を渡って、川をさかのぼっていきます。
今回のクルーズの目的は、様々なヒルギを見ること。そして、川をさかのぼることによって、様々な場所で生息しているヒルギを見比べることができることです。塩分濃度等によって、生息環境に違いが生じているので、そのあたりも見比べられたらなあと。 -
河口近くのヒルギ群落が見えてきました。
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これから向かう仲間川の上流部です。仲間川流域は広大なマングローブ林が広がっています。
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こちらのヒルギは根元が三角形となっています。
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正面の根元が板状になっている木、これがサキシマスオウノキです。変わった木ですよね。
今日は行かないけど、仲間川の上流部には川の主ともいえるような、大きなサキシマスオウノキがあるので、また機会があったら是非という話をしていました。 -
川をさかのぼっていきます。しかし、現在は干潮時にあたるため、喫水がそろそろ危ないとのことで、行ける所まで行きますが無理はせずに引き返すことはご了承を、という感じでした。
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中流域に行くと、先ほどのヒルギ群落とは少し様相が異なってきます。アダンの木などが見えますし。半マングローブ林といった感じでしょうか。
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そろそろ喫水が厳しくなってきたので、引き返せるところで引き返します。向こうにもう一隻遊覧船が見えますが、別会社の遊覧船で、別なツアーが搭乗しておりました。
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仲間川流域は国定公園なので、動植物の採取は禁止です。しかし、仲間川には2名ほどカニ?漁を許可された人がいて、それは国定公園制定以前から漁をやっていた人だそうです。まあ、高々2人が採る量はたかが知れているから、生態系には影響しないのでしょうけど。ガイドさんは、カニよりもここで漁をする人の方が絶滅危惧種だよというギャグを飛ばしていましたけど。
写真は、カニ漁の罠を仕掛けているところで、赤いマークがあります。 -
この仲間川にはシジミの仲間で非常に巨大な種が生息しているとかで、貝殻を見せてもらいました。見ての通り、大きさは手のひらサイズあります。大きいです。ただ、このシジミ、食べるとおいしくないのだとか。だから捕獲されずに、ここまで大きくなったのだとも言えます。
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以上で、仲間川のマングローブクルーズは終了し、港へと戻ってきました。およそ1時間程度のクルーズでした。私は面白かったと思いますが、何も予備知識がない人、特に子供なんかは、興味が持てないと非常に退屈なんだろうなあと。船の中を見るとそんな感じでした。説明もさることながら、個人差が大きいなあと。この手のガイドは、なかなか運営は難しいですね。
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次は、バスで由布島へと向かいます。クルーズ船に引き続き、バスの運転も同じ人が担当しておりました。これは盲点でしたけど、田舎あるあるで、非常に面白いです。
本人は「クルーズ船に引き続いてバスの運転もします。本当に会社は人使いが荒いですよね」みたいなことを言って、ウケ狙っておりました。 -
先ほどクルーズ船で下を通った仲間橋を今度は渡ります。欄干には、イリオモテヤマネコの像がありました。
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西表島では、米を収穫できますが、最大で「三毛作」ができるのだとか。島内にやっている人がいましたが、三毛作をすると、土地はやせるし、暇がなくなる割にはあまり儲からないとして、今では二毛作にしているそうです。なるほどねえと。
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次は由布島の見学です。こちらが由布島の入口になります。
この由布島は西表島の観光名所の一つ。この由布島には開拓民が移住していたけど、台風被害により撤退しました。しかし1家族だけが残り、花などを整備しつつ、理想の楽園?を作り上げたという観光名所です。亜熱帯の植物園の様になっております。 -
水牛車に乗って、浅瀬を横断し、対岸の由布島へ約400m移動します。水牛車に20名ほどが乗車いたしまして、対岸に向けて出発いたしました。
西表島のツアーガイドにはこんな感じの写真が載っていて、それに非常に心揺さぶられましたのが今回の旅行のきっかけです。今回こうして移動できるのは感慨深いものがあります。晴れていて気持ちいいですし。
また、水牛車の移動速度は人が歩くよりは早い程度。まあ重い荷物を背負っていますからねえ。対岸は見えてはいるんだけど、なかなかたどり着かなかったです。そのあたりは水牛さんの能力・やる気も関係します。 -
由布島に到着いたしました。ここで40分ほど島内観光です。
亜熱帯植物楽園由布島 自然・景勝地
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この島は周囲2km程度の小さな島ですが、亜熱帯の植物園の様になっていて、島内のいたるところに色とりどりの変わった花が咲いておりました。
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島内にあったレストラン「水牛商店」です。ここで昼食を食べるツアーもありますが、今回は時間の都合上パスしました。
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島内はこんな感じの通路となっております。木々が防風林の役割を果たしているので、風がなくて、とにかく暑かったです。
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ここには、由布島小学校があったようで、その校門がありました。1971年までは小学校があったみたいです。建物の一部もまだ残っておりました。
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さらに奥へ行くと、すごいものがありました。この杭は、東日本大震災の津波の漂流物が9年かけて西表島まで流されてきたとのことです。
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海が見えてきました(マンタの浜)。また、目の前にあるオブジェはマンタだと思いますが、ちょっと不気味ですね。
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対岸に見えるのは「小浜島」です。今年冬2月に小浜島から対岸の西表島を見て、「いつか行きたい」と思っていました。今回こうして、西表島から小浜島を眺めることができて、当時の思いなどを思い出しまして、非常に感慨深いものがありました。半年かけてやってきたんだなあと。そのあたりの旅行記は別な機会に紹介したいと思います。
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こちらは水牛さんの休憩所です。水の中にいますが、一応ロープでつながれていて、あまり自由勝手にはできないようにしてありました。
また、今日は暑いので、水の中にいても暑そうでした。 -
由布島の拠点(水牛車待合所)に到着です。こちらから再び水牛車に乗って、帰路へと着きます。今回の滞在時間内には島内すべてを見回ることはできませんでしたけど、仕方がありません。
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それでは対岸に向かって移動します。私が乗っている水牛車の方が先に出発したのですが、早々に追い抜かれてしまいました。
私が乗っている車両の水牛さんは、おさぼりで有名な水牛さんみたいで、なかなかやる気を出してくれません。みるみるうちに離されていきます。
先頭が到着してから5分ほど遅れて、水牛車は到着しました。その後、お役御免、早く休みたいとばかりに、いいスピードで由布島へと戻っていきます。
水牛車が思いのほか遅かったので、帰りのフェリーの時間が気になり、大急ぎで大原港まで帰ることに。 -
大原港の近くの郵便局ですが、面白いことが2点あります。まずポストの隣にある、イリオモテヤマネコの像は気になりますよね。もう一つは細かい部分なのですが、屋根瓦の先端に注目。〒マークになっています。これは特注品ですかねえ。
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この集落で唯一の信号機?。ここを曲がるともうすぐ港です。
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港に到着いたしまして、バスからフェリーへと乗り換えです。帰りの石垣島行きのフェリーは既に到着しているので、早く乗ってくださいとのことでした。名残惜しいのですが、フェリーへと急ぎます。
大原港 (仲間港) 乗り物
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こちらが今回乗った高速船「サザンパラダイス号」。
西表島を後にします。今回は半日だけの滞在ですが、西表島はこんな感じなのかというのがわかりました。ここはツアーで来るのがよさそうです。また機会を見つけて、ここまで来たいです。遠いけど。 -
ということで、石垣島の離島ターミナルへと到着いたしました。
今回は申し訳ないのですが、ここで旅行記を終了したいと思います。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。石垣港離島ターミナル 乗り物
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