2020/03/14 - 2020/03/16
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にふうささん
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屋久島は、宮之浦岳や縄文杉など見所満載なので、前から行きたいとは思っていましたが、遠くてなかなか時間が取れないこともあり、行くことを半ば諦めていました。しかし、状況が大きく変わったのが、2月に偶然にも屋久島の近くまで来て、屋久島の人に出会った時です。「屋久島にはいつ行ったらいいですか?雨が多いのでしょう?」という質問をしたところ、5月の連休やその後は繁忙期なので人が多いけど、それを外せば大丈夫で、天気は運だから台風のないシーズンであれば、後は運次第だということを言っていました。なので、まだ寒さが残る3月ですが、思い切って行ってみることに。
行程は2泊3日ですが、交通手段が公共バスだけなので、考えた結果、以下のようなものになりました。1日目は、空路により、大阪から鹿児島経由で屋久島へ行き、午後から白谷雲水峡をトレッキング。安房に泊まりました。2日目は早朝から縄文杉トレッキングへと出かけて、再び安房の同じ宿に宿泊。3日目は午前中に、大阪へと帰るべく出発という行程です。そのため、旅行記は3回に分けてご紹介したいと思います。
今回は、2日目の行程、縄文杉トレッキングの様子などをご紹介したいと思います。早朝にスタートして、徒歩20㎞、標高差600mを片道4時間(休憩込み)かけて往復しましたが、かなり大変でした。帰ってきたときはズタボロになりましたが、非常に楽しかったです。縄文杉やウィルソン株の大きさにも圧倒されましたし、トロッコ道を行ったことや様々な屋久杉を見れたという、貴重な経験をいたしました。また歩きたいかと言われれば考えてしまいますが、とにかく縄文杉が見れて良かったです。
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縄文杉トレッキングは早朝より始まります。朝4時前起床で、4時半のバスで屋久杉自然館前まで来て、5時のバスに乗り換え、荒川登山口へと向かいます。ただ今回は、5時のバスは満員で乗れず、5時20分のバスになりました。
縄文杉トレッキングでは、ガイドさんが車を出して、5人程度のパーティを作って挑戦するツアーが多いため、バスの定員は50名だそうですが、あっという間に満席になってしまいました。 -
無事、5時20分のバスに乗りまして、荒川登山口へと到着。これより、縄文杉トレッキングのスタートです。序盤はトロッコ道に沿って、大株歩道入口へと向かいます。
写真は、荒川登山口から少し行ったトンネルです。6時前ということで、外はまだ暗かったのですが、トンネルの明かりに助けられました。 -
空が徐々に白んでまいりました。だいたい6時半前だったと思います。この時期は朝がまだ遅いために、ヘッドライト必須でした。
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左側には、川が見えます。
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沢沿いを走っていた、トロッコの線路の上を歩きます。だいぶ明るくなってきました。
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線路の分岐。左側の板がない方は登山道ではなく、行き止まりなのです。この分岐は、よく敵を追い払うことができる分かれ道みたいですね。
おそらく、左側のルートは石塚集落跡へと向かうものと思われます。 -
小杉谷橋を渡ります。結構大きな橋です。
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小杉谷橋より山の方を眺めました。朝焼けが綺麗です。まだそんな時間でした。
また、川は巨石がごろごろしています。 -
小杉谷には、林業が盛んな時期には集落があったのです。しかし、集落跡はすっかりと自然に返っており、言われなければ気が付かない感じです。
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道中、こんな杉を目にしました。この杉はすごい形をしていますね。
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小杉谷集落跡の近くに「三代杉」がありました。樹齢1200年ともいわれる初代が倒れた後、二代目が成長しましたが、約1000年育った後に伐採され、現在の木の三代目はその上に約350年成長しているとのことです。そのために、木の根元あたりが複雑な形状をしているのだとか。
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三代杉をもう少し近くで見てみると、中は空洞化しています。これで、よく立っているなあと思ってしまいます。
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どんどんトロッコ道を進んでいきます。頭の中では、インディージョーンズのテーマがエンドレスで流れております。そういう気分でした。
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遠くに山が見えます。トロッコ道では基本的に展望はありませんので、非常に貴重な光景でした。
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いくつか橋が架かっている場所に来ました。奥にはもう一つの橋が見えます。写真ではわかりにくいかな。
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左側には倒木がありますが、その倒木に苔が生えていて、趣深いです。
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「仁王杉(阿形)」がありました。節の形がそれらしいということで、言われてみれば、口を開けているみたいに見えます。
阿吽のもう片方の杉もあったのですが、2000年11月に倒れてしまったとか。 -
この分岐は方向転換をする線路です。右側は行き止まりとなっています。
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線路の上を片道2時間ぐらい歩きます。勾配は緩やかですが、長い長い道のりでした。外がだいぶ明るくなっているところから、時間の経過を感じていただければと思います。
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ようやくトロッコ道は終わりです。ここまで3時間弱かかりました。
これから「大株歩道」という山道へと入っていきます。本格的な山道のスタートです。 -
こんな杉もありました。杉に何か別な植物が寄生しているのかな。
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この杉もすごいです。蛇が木に食らいついているように見えます。
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「翁杉跡」。昔は大木だったけど、2010年に倒れてしまったみたいです。
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「翁杉」あたりから、木道階段が多くなってきました。
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「ウィルソン株」に到着しました。縄文杉トレッキングにおける目玉の一つです。この株は、大正時代に屋久島を調査し、大株を紹介したアメリカの植物学者のアーネスト・ウィルソン博士にちなんで名づけられたものです。このウィルソン株は、豊臣秀吉が島津家に命じて伐採させたのではないかという言い伝えがあります。
切株の中に入れますので、入ってみます。ウィルソン株 自然・景勝地
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切り株の中には祠がありました。そして内部は意外と広いです。大人十数人は入れそうです。
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上を見上げるとこんな感じです。なかなか面白いです。撮影場所を変えると、うまくハート形に見えるそうですが、ちょっとわからなかったのが残念です。
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ウィルソン株ですが、周りの杉と比べると、ウィルソン株の大きさがわかるでしょうか。300年ほど前に伐採された切株だそうですが、残っていたら大変な大きさになっているでしょうね。
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ウィルソン株を越えたあたりから、急勾配となり、しんどかったです。
ただ周りを見渡すと、このような切株もチラホラありました。この辺りは、巨木が多かったんですね。 -
木の根がすごいです。屋久島は地面の下は花崗岩なので、根は深く張ることができず、横に伸びていくのが特徴です。
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倒木にも苔がびっちりとついていました。
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右下から伸びている、樹皮がつるつるした木は別の種類の木でした。この登山道では、この種類の木で一番大きな木だとか。
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なかなか特徴的な木です。根元が特に。
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上が二つに分かれています。本土だったら、神社とかで「夫婦杉」とか言われて御神木となっているような木だ。
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木の根元がすごい形となっています。苔の生え方が異様さを醸し出しています。
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「大王杉」に到着しました。確かに「大王」のような風格を有しています。縄文杉が知られる前は、最大の屋久杉として「大王」という名前が付けられたそうです。
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この白い杉もすごい杉だったという印象があるのですが、特に名前がなかったような気がします。
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「夫婦杉」。この「夫婦杉」は地上10mほどの高さでつながっているとか。言わんとしていることはわかります。
また、この辺りは木道が整備されていて楽でした。 -
進んでいくと、アップダウンの大きな木道がありました。この地味なアップダウンが結構きついのです。
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この杉すごいですね。何本が一緒になっているのでしょうか。加えて、苔の生え方が異様さを加えています。
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水が滴り落ちております。苔がとってもジューシーです。
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杉の木に、一緒に何かの木が生えています。なんか、ドラクエの敵で出てきそうな雰囲気ですの木でした。
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おっ、ついに縄文杉に到着したようです。これが見えた時はちょっとうれしくなりました。
縄文杉の近くにはデッキが二つあり、右側が北側デッキ、左側が南側デッキへと通じております。まずは南側デッキから行こうと思います。縄文杉 自然・景勝地
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ついに縄文杉とご対面いたしました。縄文杉との距離があるのは、保護のために仕方がないですが、明らかに今までの杉とは違います。大きいですし、風格もあります。
写真じゃちょっとわかりにくいかな。 -
縄文杉を、南側デッキの下から見てみました。白くて気品もあります。
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南側デッキから縄文杉を。なかなかラスボス感があります。
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今度は、縄文杉を北側デッキから。こちら側からの方がかっこいいと思いました。枝のうねり方とかすごくないですか。
縄文杉の近くには、休憩がてら小一時間滞在いたしまして、下山を開始します。帰りも同じ道を戻りますので、写真が重複することがあると思いますが、ご容赦の程を。 -
この杉も、長い年月を耐えてきたような貫禄があります。節のあたりが特にそんな雰囲気を醸し出しております。
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この杉も名前がなかったような気がしますが、真ん中がぱっくりと割れていて、すごいと感じました。
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「ウィルソン株」まで戻ってきました。やっぱり、ウィルソン株は切株の中でも別格です。ここまで大きな切株はまずないです。
ウィルソン株 自然・景勝地
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「翁杉」。行きの際にも見ましたが、これも残っていたら、かなりの大木だったんだろうなあということが想像されます。ちなみに、この辺りの天気は時折ヒョウが降ってくるなど、あまり天気が良くありませんでした。
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トロッコ道まで出まして、トロッコ道をひたすら歩いて帰ります。
左側の線路は崖へと落ちますよ。 -
遠くの山が見えます。左側の山は岩の形がすごいです。屋久島の山は、山頂付近に巨石が多いから特殊な形状をしていることが多いのだとか。トロッコ道から展望がある場所は数か所しかありませんでしたが、その中でも貴重な一枚です。
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日が当たる当たらないで道の雰囲気も変わってくるところが面白いです。
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こう見ると、トロッコの線路は結構ゆがんでいますよねえ。スピードは出せなさそうです。
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道には、かなり緑が多くなってきました。
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倒木にも苔がびっちり。そして倒木は中が朽ちています。なんか長い年月を感じさせます。
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川が見えました。水は冷たそうです。
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渓谷の橋が見えます。この風景は、行きではトロッコ道の終盤付近で見られた光景だったので、まだまだトロッコ道の終点までは長そうです。
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「三代杉」まで戻ってきました。相変わらず、この杉すごいです。もう少し行ったら、小杉谷の集落です。
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川の色がグリーンなのは驚きでした。光の当たり方によって、色が変わるんでしょうけど。
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「小杉谷休憩舎」。かつての小杉谷集落があった場所に休憩所があり、当時の歴史が展示してあります。
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「小杉谷小中学校跡」。今は完全に更地になっています。
こんな山深い場所に集落があったこと自体が驚きです。林業が盛んな時期は相当にぎわっていたんだろうなあと。 -
小杉谷橋を渡ります。ここでトロッコ道の半分ぐらいです。あと半分?まだ半分?でしょうか。まだまだ先は長いです。
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小杉谷橋から川を望む。川は巨石であふれています。屋久島は本当に石の山だなあと実感します。
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分岐までやってきました。帰ってから知りましたが、左側の道は行き止まりとなっていますが、その近くに神社があるみたいです。行き損ねました。また行く機会がありましたら、その際には行ってみたいと思います。
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先ほどの分岐の手前までやってきました。この黒いスイッチを操作するのですね。それが運命の分かれ道になると。
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岩がある部分が滝となっているのですが、この写真からはわかりにくいですね。
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トロッコ道が沢沿いを通っております。トロッコ道の序盤で見られた風景です。
この辺りはひたすら歩き通しで精神的にしんどかったです。「まだかよ」という感じでした。 -
分岐にやってきました。終わりは近そうです。このように橋の両側にガードがあればいいのですが、途中、ガードがない橋もいくつかあって、怖かったです。
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序盤の分岐にやってきました。あともう少しです。
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出発地点の荒川登山口まで帰ってきました。ここからバスに乗って帰ります。ようやく終了です。朝6時にここを出発し、縄文杉を見て、帰ってきたのが13時前と、往復7時間のトレッキングでした。相当しんどかったです。
ちなみに、13時前にここに到着しましたが、帰りのバスは15時と2時間待ちぼうけとなりました。急いだ意味は全くありませんでした。荒川登山口 名所・史跡
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トロッコがありました。左のものは動かなそうですが、右のトロッコは現役っぽいです。
トロッコ自体は1923年に開通して、1969年に営業運転を終了いたしました。現在は、トイレやゴミの回収のために、不定期に動かしているとのこと。 -
縄文杉トレッキングの概要です。登山口から縄文杉まで往復したので、往復20㎞ぐらい歩いたのか。そりゃあ疲れるよ。標高で見ると、登山口は標高600m、縄文杉は標高1300mぐらいなので、かなり登ったことがわかります。
このあと、無事にバスに乗れまして、17時前には安房の宿に到着いたしました。 -
宿で一休みしまして、夕食の時間です。宿近くの洋食屋さんがいい雰囲気だったので、2日目の夜に訪れることにしました。「サンパウロ」というお店で、夜だけやっているみたいです。
San Pauro グルメ・レストラン
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ここでは、チキンタルタル定食を選択いたしました。おいしかったです。この店は、自家用ドレッシングが有名で、それも非常においしかった。普通の食事ですが、これで充分です。
この日は早朝から長かったのですが、ようやく終了です。本当に疲れました。明日は朝の飛行機で帰ります。
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