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リフレッシュ休暇で一番行きたいロマネスク旅へ!<br /><br />ついに最終日<br />南翼廊の扉口から堂内を巡り、あまりの広さに気づいたら西正面から外に出ていた<br />いよいよフィナーレの外観巡り<br /><br /><br />~トゥールーズ~<br />Occitanie オクシタニー地域圏<br />フランス南西部、フランス第5の都市<br />煉瓦造りの町並みから「La ville rose バラ色の街」と呼ばれる<br />フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地(アルルからトゥールーズを経由しスペインへ向かう「トゥールーズの道」)として世界遺産に登録<br /><br /> ポワティエ(ショーヴィニー)<br /> ナント<br /> アンジェ<br />★トゥールーズ<br /> コンク&コルドシュルシェル(トゥールーズ発着ツアー)

休暇でロマネスク トゥールーズ 4 サン・セルナン教会 外観巡り

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2018/06/15 - 2018/06/15

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tona

tonaさん

リフレッシュ休暇で一番行きたいロマネスク旅へ!

ついに最終日
南翼廊の扉口から堂内を巡り、あまりの広さに気づいたら西正面から外に出ていた
いよいよフィナーレの外観巡り


~トゥールーズ~
Occitanie オクシタニー地域圏
フランス南西部、フランス第5の都市
煉瓦造りの町並みから「La ville rose バラ色の街」と呼ばれる
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼地(アルルからトゥールーズを経由しスペインへ向かう「トゥールーズの道」)として世界遺産に登録

 ポワティエ(ショーヴィニー)
 ナント
 アンジェ
★トゥールーズ
 コンク&コルドシュルシェル(トゥールーズ発着ツアー)

旅行の満足度
5.0
交通手段
徒歩
  • ◆Basilique Saint-Serninサン・セルナン聖堂<br />西正面<br /><br />バラ色な煉瓦積みのファサード<br />両脇のかっちりした支柱は、建てる予定だった塔の名残り、らしい<br />おかげで(?)浅い尖塔アーチに穿たれた壁の薔薇窓から、下へ下へと半円アーチが支流のようこぼれ落ちるすっきりした面持ちに<br /><br />ここからは「これぞサン・セルナン」な鐘楼とアプシス(後陣)がまったく見えない<br />教会クイズ「これは何教会?」にいい問題

    ◆Basilique Saint-Serninサン・セルナン聖堂
    西正面

    バラ色な煉瓦積みのファサード
    両脇のかっちりした支柱は、建てる予定だった塔の名残り、らしい
    おかげで(?)浅い尖塔アーチに穿たれた壁の薔薇窓から、下へ下へと半円アーチが支流のようこぼれ落ちるすっきりした面持ちに

    ここからは「これぞサン・セルナン」な鐘楼とアプシス(後陣)がまったく見えない
    教会クイズ「これは何教会?」にいい問題

    サン セルナン聖堂 寺院・教会

  • 南側廊の外壁<br /><br />ニュっと鐘楼が顔を出してきた<br />南側にぐるっと回ってみよう

    南側廊の外壁

    ニュっと鐘楼が顔を出してきた
    南側にぐるっと回ってみよう

  • 門の前に、後からトンっ、と置いたような門が<br /><br />見てると、ここから入っていく人が多い

    門の前に、後からトンっ、と置いたような門が

    見てると、ここから入っていく人が多い

  • 敷地入口門(南側廊の扉口前)、16世紀

    敷地入口門(南側廊の扉口前)、16世紀

  • 入口門をくぐると、ぐっと鐘楼が覗き込んでくる<br />実はちょこっと傾斜しているらしい

    入口門をくぐると、ぐっと鐘楼が覗き込んでくる
    実はちょこっと傾斜しているらしい

  • La porte Miègeville ミエジュヴィル門<br /><br />Miègevilleはフランス語じゃなくて、オック語のmièjovilo(街の中心)が由来<br />キャピタル広場から伸びるrue du Taurタウール通りに面した門。まさに中心<br /><br />美しいティンパヌム(楣とアーチで形づくられる半月形の部分)がそれを証明しているね

    La porte Miègeville ミエジュヴィル門

    Miègevilleはフランス語じゃなくて、オック語のmièjovilo(街の中心)が由来
    キャピタル広場から伸びるrue du Taurタウール通りに面した門。まさに中心

    美しいティンパヌム(楣とアーチで形づくられる半月形の部分)がそれを証明しているね

  • ティンパヌムの上に並ぶモディロン(軒持送り)<br /><br />向かって左から、<br />・獣に跨る怪物<br />頭の上から生えた手で獣の頭を掴んでいる。その足は鳥の趾!何者なの~<br /><br />・葡萄の木と房<br /><br />神と人、光と影、善と悪、たくさんの謎が謎のままのロマネスクの時代。聖域の縁で息づくロマネスクの怪物

    ティンパヌムの上に並ぶモディロン(軒持送り)

    向かって左から、
    ・獣に跨る怪物
    頭の上から生えた手で獣の頭を掴んでいる。その足は鳥の趾!何者なの~

    ・葡萄の木と房

    神と人、光と影、善と悪、たくさんの謎が謎のままのロマネスクの時代。聖域の縁で息づくロマネスクの怪物

  • 同上<br /><br />日差しが眩しくて目が開かない。頑張って細目の隙間から見えてきたのは・・・<br /><br />・毛づくろい中の鹿?<br />・動物を飲み込む怪物<br /><br />足の蹄が似ているってことは・・・飲み込まれちゃった?!

    同上

    日差しが眩しくて目が開かない。頑張って細目の隙間から見えてきたのは・・・

    ・毛づくろい中の鹿?
    ・動物を飲み込む怪物

    足の蹄が似ているってことは・・・飲み込まれちゃった?!

  • 同上<br /><br />太陽と北風の北風みたいなのと、美しい女性像?何かの擬人像かな<br /><br />コーニス(軒蛇腹)にもお花のレリーフが。きれいだね~

    同上

    太陽と北風の北風みたいなのと、美しい女性像?何かの擬人像かな

    コーニス(軒蛇腹)にもお花のレリーフが。きれいだね~

  • ・羊<br />・足を噛む鹿<br /><br />また鹿君だね<br />レリーフであまり見ない気がするけど、この辺に多かったのかな?そういえばサント・クロワ美術館(ポワティエ)にもいたね

    ・羊
    ・足を噛む鹿

    また鹿君だね
    レリーフであまり見ない気がするけど、この辺に多かったのかな?そういえばサント・クロワ美術館(ポワティエ)にもいたね

  • ティンパヌム<br />「キリストの昇天」1100年頃<br /><br />復活から40日目に、天に昇るキリスト<br /><br />堂内で無髭だったキリストが、ここではもみ上げ~口髭~あご髭までびっしり。ゴスペル聞こえてきそうなダンサブルさだし<br />制作は堂内の4年後くらいだけど、何があったのんだろうね<br /><br />それを支える小さな天使たちも、アングルの絵画『泉』のような美しく舞台チックな動き<br /><br />トゥールーズのレリーフって、ロマネスクのゆる系とは一味違う<br />温度を感じる肢体というか、関節のところがくるっと動く可動フィギア的というか。衣もいい感じの躍動感。そして何より浮いているような足元<br />温暖な気候からくる大らかさというか、ファンキーさなのかな

    イチオシ

    ティンパヌム
    「キリストの昇天」1100年頃

    復活から40日目に、天に昇るキリスト

    堂内で無髭だったキリストが、ここではもみ上げ~口髭~あご髭までびっしり。ゴスペル聞こえてきそうなダンサブルさだし
    制作は堂内の4年後くらいだけど、何があったのんだろうね

    それを支える小さな天使たちも、アングルの絵画『泉』のような美しく舞台チックな動き

    トゥールーズのレリーフって、ロマネスクのゆる系とは一味違う
    温度を感じる肢体というか、関節のところがくるっと動く可動フィギア的というか。衣もいい感じの躍動感。そして何より浮いているような足元
    温暖な気候からくる大らかさというか、ファンキーさなのかな

  • 見守る天使<br /><br />大仏の螺髪風なのは堂内のと同じだね<br />光輪と羽根をかちっと分け彫っていて、遠くからでも造形がわかりやすい<br />衣が裾で波打ち際みたく泡立っている<br /><br />神が人を創り、人が神を創る。ゴシック手前、いろいろなものが混沌としていて、謎にあふれていた時代。ゆるい稚拙な想像力こそが、真っ直ぐな神聖さを紡ぎだし、ロマネスクレリーフを輝かせる

    見守る天使

    大仏の螺髪風なのは堂内のと同じだね
    光輪と羽根をかちっと分け彫っていて、遠くからでも造形がわかりやすい
    衣が裾で波打ち際みたく泡立っている

    神が人を創り、人が神を創る。ゴシック手前、いろいろなものが混沌としていて、謎にあふれていた時代。ゆるい稚拙な想像力こそが、真っ直ぐな神聖さを紡ぎだし、ロマネスクレリーフを輝かせる

  • 足元のポコポコが、蓮の花みたいでかわいい<br /><br />螺髪といい、天衣のような衣といい、極楽浄土なムード漂う<br />神的な表現って、似てくるものなのかな<br />その下、天と地の境界線に走る葡萄草飾りのフリーズも美しいっ!

    足元のポコポコが、蓮の花みたいでかわいい

    螺髪といい、天衣のような衣といい、極楽浄土なムード漂う
    神的な表現って、似てくるものなのかな
    その下、天と地の境界線に走る葡萄草飾りのフリーズも美しいっ!

  • リンテル(まぐさ石)には十二使徒

    リンテル(まぐさ石)には十二使徒

  • ゆっくり天に昇るキリストを、仰ぎ見る使徒たち<br /><br />ちょっとカクカクした動きながらも、一人一人違っていて楽しい<br />ちょっと古代エジプト壁画っぽくもある

    ゆっくり天に昇るキリストを、仰ぎ見る使徒たち

    ちょっとカクカクした動きながらも、一人一人違っていて楽しい
    ちょっと古代エジプト壁画っぽくもある

  • ティンパヌムの両サイドに聖人像<br />この位置にって、あまり見ない。これ級の立派な像だとトリュモ(中央柱)とか、ね<br /><br />聖ヤコブ(向かって左)<br />巡礼のゴールに眠る聖人。「もうちょっとだぞい。待っとるぞ~」的な<br />ヤコブというと、ドラクロアの絵でも有名な天使と闘ったヤコブ(旧約聖書)が浮かぶけど、こっちは使徒(新約聖書)だね<br /><br />不思議なのが、囲むように立つ柱?松ぼっくりみたいなのが実ってるから木かな?てっぺんに顔!その口からデロデロ~って木が生えてる、的な

    ティンパヌムの両サイドに聖人像
    この位置にって、あまり見ない。これ級の立派な像だとトリュモ(中央柱)とか、ね

    聖ヤコブ(向かって左)
    巡礼のゴールに眠る聖人。「もうちょっとだぞい。待っとるぞ~」的な
    ヤコブというと、ドラクロアの絵でも有名な天使と闘ったヤコブ(旧約聖書)が浮かぶけど、こっちは使徒(新約聖書)だね

    不思議なのが、囲むように立つ柱?松ぼっくりみたいなのが実ってるから木かな?てっぺんに顔!その口からデロデロ~って木が生えてる、的な

  • (同、上部)<br /><br />葡萄の蔦に囚われ、向かい合う2人の男<br /><br />太腿の筋肉隆々で、蔦が相撲の廻しに見えちゃう・・・

    (同、上部)

    葡萄の蔦に囚われ、向かい合う2人の男

    太腿の筋肉隆々で、蔦が相撲の廻しに見えちゃう・・・

  • (同、下部)<br /><br />足元には2羽の鳥<br />その下に、獅子に跨る2人の女を抱く男<br />2人のお尻と獅子のお尻がプリっと色っぽくいから、ロトと娘たち(旧約聖書)?でもここで?<br />ではなく、アブラハムとサラとハガル(旧約聖書)説が有力らしい<br /><br />聖フォア(コンク)の天国にいる聖人然としたアブラハムとのこの違い!<br />https://4travel.jp/travelogue/11633558(コンク旅行記)<br />ま、シーン的にわかるけど、にしてもセクシー

    (同、下部)

    足元には2羽の鳥
    その下に、獅子に跨る2人の女を抱く男
    2人のお尻と獅子のお尻がプリっと色っぽくいから、ロトと娘たち(旧約聖書)?でもここで?
    ではなく、アブラハムとサラとハガル(旧約聖書)説が有力らしい

    聖フォア(コンク)の天国にいる聖人然としたアブラハムとのこの違い!
    https://4travel.jp/travelogue/11633558(コンク旅行記)
    ま、シーン的にわかるけど、にしてもセクシー

  • 聖ペテロ像(向かって右)<br /><br />カトリック教会の文字通り礎の聖人<br />右手で祝福、左手に天国の鍵<br /><br />若いっ!<br />ペテロといえば、わしゃわしゃのアルムおんじ髭。けど、すっきり短髪&あご髭がな~い!<br /><br />聖ヤコブも、どちらも衣文がいい!まるで光の波紋のようで見惚れちゃう

    聖ペテロ像(向かって右)

    カトリック教会の文字通り礎の聖人
    右手で祝福、左手に天国の鍵

    若いっ!
    ペテロといえば、わしゃわしゃのアルムおんじ髭。けど、すっきり短髪&あご髭がな~い!

    聖ヤコブも、どちらも衣文がいい!まるで光の波紋のようで見惚れちゃう

  • (同、上部)<br /><br />聖ペテロを祝福し、戴冠する2天使<br /><br />手の平にホスチア(聖体のパン)。十字印入り~

    (同、上部)

    聖ペテロを祝福し、戴冠する2天使

    手の平にホスチア(聖体のパン)。十字印入り~

  • (同、下部)<br /><br />足元には2匹の獅子<br />聖ヤコブは裸足だったけど、こっちは靴(サンダル?)履き。一匹が「ちょっと~、痛いから脱いでよ」と不満げに身をよじる<br /><br />その下は、シモン・マグス、またの名を魔術師シモン<br />両側で支えるのは天使?と思いきや、逆立つ髪、尻尾、趾・・・。げげっ、堕天使(=悪魔)だ。長い舌でベロ~ンとシモンを舐めている~<br /><br />物語は、こう<br />シモンは、サマリアの有名な魔術師(グノーシス派の開祖といわれる)。キリスト教に改宗するものの、使徒の聖なる力を手に入れようとお金を積んだりして、ペテロを怒らせる<br />ある日、魔術で空中を飛び、ペテロに挑むシモン。がペテロの祈りビームにやられ、墜落、命を落とす<br /><br />異端には殊の外厳しいのよね

    (同、下部)

    足元には2匹の獅子
    聖ヤコブは裸足だったけど、こっちは靴(サンダル?)履き。一匹が「ちょっと~、痛いから脱いでよ」と不満げに身をよじる

    その下は、シモン・マグス、またの名を魔術師シモン
    両側で支えるのは天使?と思いきや、逆立つ髪、尻尾、趾・・・。げげっ、堕天使(=悪魔)だ。長い舌でベロ~ンとシモンを舐めている~

    物語は、こう
    シモンは、サマリアの有名な魔術師(グノーシス派の開祖といわれる)。キリスト教に改宗するものの、使徒の聖なる力を手に入れようとお金を積んだりして、ペテロを怒らせる
    ある日、魔術で空中を飛び、ペテロに挑むシモン。がペテロの祈りビームにやられ、墜落、命を落とす

    異端には殊の外厳しいのよね

  • 柱頭(向かって左)<br /><br />手前は「嬰児虐待(新約聖書)」<br />ユダヤ王国のヘロデ大王が放った兵士が容赦なく剣を振るう。その背後に、天使のお告げを受けたマギ(東方三博士)のおかげで助かったマリアと幼子イエス<br />「なんでマリアがここに?早く逃げて~!」っとハラハラする<br /><br />奥は「受胎告知」

    柱頭(向かって左)

    手前は「嬰児虐待(新約聖書)」
    ユダヤ王国のヘロデ大王が放った兵士が容赦なく剣を振るう。その背後に、天使のお告げを受けたマギ(東方三博士)のおかげで助かったマリアと幼子イエス
    「なんでマリアがここに?早く逃げて~!」っとハラハラする

    奥は「受胎告知」

  • 扉口のモディロン<br /><br />「竪琴を弾くダビデ」<br />なんだけど、ダビデは?<br />それは門の真下に行けばババ~ンと現れる。行けば・・・ね

    扉口のモディロン

    「竪琴を弾くダビデ」
    なんだけど、ダビデは?
    それは門の真下に行けばババ~ンと現れる。行けば・・・ね

  • 柱頭と扉口のモディロン(向かって右)<br /><br />柱頭は「原罪(アダムとイブ)」、モディロンには「獅子に跨る二人」<br /><br />跨る?そう、これも真下まで行かないと・・・拝めない<br />日差しで真っ白だったし、知らなかったの~。至極のレリーフが刻まれてるなんて~~~

    柱頭と扉口のモディロン(向かって右)

    柱頭は「原罪(アダムとイブ)」、モディロンには「獅子に跨る二人」

    跨る?そう、これも真下まで行かないと・・・拝めない
    日差しで真っ白だったし、知らなかったの~。至極のレリーフが刻まれてるなんて~~~

  • 柱頭(同上)<br /><br />獅子<br />これはばっちり堪能<br />蔦の絡まる感じが、さっきの(聖ヤコブの上部)と同じだね<br />蔦の拘束によって、獅子の暴走を抑えると同時に、獣の、生命のエネルギー熱がぐんっとUP<br /><br />人も獣も、トゥールーズのレリーフは命のエネルギーに満ちている

    柱頭(同上)

    獅子
    これはばっちり堪能
    蔦の絡まる感じが、さっきの(聖ヤコブの上部)と同じだね
    蔦の拘束によって、獅子の暴走を抑えると同時に、獣の、生命のエネルギー熱がぐんっとUP

    人も獣も、トゥールーズのレリーフは命のエネルギーに満ちている

  • 案内板

    案内板

  • 木々とのコントラスト

    イチオシ

    木々とのコントラスト

  • 外壁(南翼廊)にレリーフが<br />かなり古いものっぽい

    外壁(南翼廊)にレリーフが
    かなり古いものっぽい

  • Porte des Comtes (1082年頃)<br />南翼廊側の扉口<br /><br />堂内へはここから入ったんだったね

    Porte des Comtes (1082年頃)
    南翼廊側の扉口

    堂内へはここから入ったんだったね

  • 獅子が恭しく囲む間が、ガラ~ンとしてる<br />ここには聖セルナン像があったけど、革命時に破壊された

    獅子が恭しく囲む間が、ガラ~ンとしてる
    ここには聖セルナン像があったけど、革命時に破壊された

  • 同上 柱頭<br /><br />モーゼとその兄アーロンの物語(?)<br /><br />制作されたのは、ミエジュヴィル門のティンパヌムよりさらに少し前<br />だいぶタッチが違うね~

    同上 柱頭

    モーゼとその兄アーロンの物語(?)

    制作されたのは、ミエジュヴィル門のティンパヌムよりさらに少し前
    だいぶタッチが違うね~

  • 同上 柱頭<br /><br />「淫蕩」<br />悪魔に、ペンチのようなもので切り付けられる男<br /><br />女が乳房を蛇に噛まれる、っていうのはよくある図像だけど、男バージョンはじめて見た~<br />悪魔もインパクト大。ピエロ帽のように三叉に逆立つ髪、アルチンボルドの四季のようにはめ込まれた目、鼻、口。足は柱の縁にトリックアート張りに飛び出している

    イチオシ

    同上 柱頭

    「淫蕩」
    悪魔に、ペンチのようなもので切り付けられる男

    女が乳房を蛇に噛まれる、っていうのはよくある図像だけど、男バージョンはじめて見た~
    悪魔もインパクト大。ピエロ帽のように三叉に逆立つ髪、アルチンボルドの四季のようにはめ込まれた目、鼻、口。足は柱の縁にトリックアート張りに飛び出している

  • 同上<br /><br />ドラゴン(?)に頭を貪られる男<br /><br />怪奇映画ばりの凄惨なシーン<br />鉤爪でがっつり膝を固定されているのがリアルで怖い

    同上

    ドラゴン(?)に頭を貪られる男

    怪奇映画ばりの凄惨なシーン
    鉤爪でがっつり膝を固定されているのがリアルで怖い

  • 一歩一歩、表情を変える

    一歩一歩、表情を変える

  • トランセプト(交差部)に建つ、5層の鐘楼<br />その高さ65m<br /><br />下3層は、ロマネスクの半円アーチ(12世紀)、上の2層はゴシックの尖塔アーチ(1270年頃)、その上の尖塔が完成したのは1470年頃<br /><br />この塔1つで、400年の建築の変容を味わえる

    トランセプト(交差部)に建つ、5層の鐘楼
    その高さ65m

    下3層は、ロマネスクの半円アーチ(12世紀)、上の2層はゴシックの尖塔アーチ(1270年頃)、その上の尖塔が完成したのは1470年頃

    この塔1つで、400年の建築の変容を味わえる

  • アプシス(後陣)、11世紀<br /><br />最初に作られた最も古い部分。19世紀に修復<br />修復を手掛けたのはコンクのサントフォア教会を再発見した作家&歴史家Prosper Mériméeメリメ&建築家Viollet-le-Ducヴィオレ・デュク<br />(20世紀、変更箇所は元に戻された)<br /><br />メリメとヴィオレ・デュク、<br />フランスの教会を巡っていると、よ~く名前が出てくる2人。こうして中世の教会の姿が今日あるのも、フランス文化のおかげだね

    イチオシ

    アプシス(後陣)、11世紀

    最初に作られた最も古い部分。19世紀に修復
    修復を手掛けたのはコンクのサントフォア教会を再発見した作家&歴史家Prosper Mériméeメリメ&建築家Viollet-le-Ducヴィオレ・デュク
    (20世紀、変更箇所は元に戻された)

    メリメとヴィオレ・デュク、
    フランスの教会を巡っていると、よ~く名前が出てくる2人。こうして中世の教会の姿が今日あるのも、フランス文化のおかげだね

  • 軒をずらりと飾るのは、ロアネスクの華、モディロ~ン!<br /><br />鈴なりっ!

    軒をずらりと飾るのは、ロアネスクの華、モディロ~ン!

    鈴なりっ!

  • 大きな目、大きな口のロマネスク獣<br /><br />魔除け、ここから聖域、ハイブリッドへの戒め・・・など諸説あるけど、いまだ解明されていない<br />つまり、思いっきり楽しんじゃえ!

    大きな目、大きな口のロマネスク獣

    魔除け、ここから聖域、ハイブリッドへの戒め・・・など諸説あるけど、いまだ解明されていない
    つまり、思いっきり楽しんじゃえ!

  • ・松ぼっくり<br />獣や人の頭が並ぶ中、ちょこんと<br /><br />・羊(?)

    ・松ぼっくり
    獣や人の頭が並ぶ中、ちょこんと

    ・羊(?)

  • ・牛<br /><br />・獣<br />ピンと立った耳、大きく裂けた口。そこからヌラリと伸びる舌<br />日本の般若にも通じる鬼気迫る面構え

    ・牛

    ・獣
    ピンと立った耳、大きく裂けた口。そこからヌラリと伸びる舌
    日本の般若にも通じる鬼気迫る面構え

  • 5層に重なる波頭のような渦を抱える美しい土台<br />そこからアフロディーテのように生まれ出づるロマネスクの怪物たち<br /><br />真ん中はドラゴン?<br />よくみると、双頭~っ!<br />体もネジネジと不思議さマッ~~~クス!

    イチオシ

    5層に重なる波頭のような渦を抱える美しい土台
    そこからアフロディーテのように生まれ出づるロマネスクの怪物たち

    真ん中はドラゴン?
    よくみると、双頭~っ!
    体もネジネジと不思議さマッ~~~クス!

  • ・豚君<br /><br />・人<br /><br />人と動物が、なんのてらいもなく並んでいる<br />中世といえば、異端裁判が有名だけど、動物が裁かれる裁判もあった<br />フランスで豚親子が人の赤ちゃんを食い殺し起訴。判決は親豚は絞首刑、子豚は責任能力なしとして無罪になったりしてる<br /><br />今聞くと無邪気というか、のどかというか。けど、そのくらい近しい距離感で暮らしていたんだね

    ・豚君

    ・人

    人と動物が、なんのてらいもなく並んでいる
    中世といえば、異端裁判が有名だけど、動物が裁かれる裁判もあった
    フランスで豚親子が人の赤ちゃんを食い殺し起訴。判決は親豚は絞首刑、子豚は責任能力なしとして無罪になったりしてる

    今聞くと無邪気というか、のどかというか。けど、そのくらい近しい距離感で暮らしていたんだね

  • ・鳩<br />180度振り返って、クルック~!<br /><br />・人

    ・鳩
    180度振り返って、クルック~!

    ・人

  • ・犬?<br />全身像っぽいね。これも振り返ってる感じかな<br /><br />・犬?<br />同じく犬っぽいけど、タッチがぜんぜん違う<br /><br />モディロンには頭部が圧倒的に多いけど、全身もたまにある。形状的にうつ伏せになりがちだけど、やっぱり顔をメインにしたい、ってことで不思議な体勢が次々生まれて楽しい<br /><br />コーニス(軒蛇腹)には宝珠のような丸い玉飾り、底にも1つ1つきれいなお花が彫られている<br />古代ギリシャで燦然と輝いた柱頭は、中世西ヨーロッパで神の説話を語り、聖堂の縁で自由に変容を遂げどこまでも羽ばたく

    ・犬?
    全身像っぽいね。これも振り返ってる感じかな

    ・犬?
    同じく犬っぽいけど、タッチがぜんぜん違う

    モディロンには頭部が圧倒的に多いけど、全身もたまにある。形状的にうつ伏せになりがちだけど、やっぱり顔をメインにしたい、ってことで不思議な体勢が次々生まれて楽しい

    コーニス(軒蛇腹)には宝珠のような丸い玉飾り、底にも1つ1つきれいなお花が彫られている
    古代ギリシャで燦然と輝いた柱頭は、中世西ヨーロッパで神の説話を語り、聖堂の縁で自由に変容を遂げどこまでも羽ばたく

  • ふっくらと5つの放射状祭室を抱えるアプシス<br /><br />柱頭、モディロン、そしてこのアプシス。これぞロマネスク三大美<br />こんな胸に沁みる美しいフォルム、他にない

    ふっくらと5つの放射状祭室を抱えるアプシス

    柱頭、モディロン、そしてこのアプシス。これぞロマネスク三大美
    こんな胸に沁みる美しいフォルム、他にない

  • 塔の存在が、なんとも「異」なんだけど、だんだんクセになる

    塔の存在が、なんとも「異」なんだけど、だんだんクセになる

  • バラ色の名を誇る煉瓦、そして石材の両方が使われている<br /><br />丸窓、半円アーチ、等間隔に並ぶモディロン<br />楽しい調和に心が弾む

    バラ色の名を誇る煉瓦、そして石材の両方が使われている

    丸窓、半円アーチ、等間隔に並ぶモディロン
    楽しい調和に心が弾む

  • こんなところにも、アーチ飾りっ!

    こんなところにも、アーチ飾りっ!

  • トゥールーズのロマネスク、満喫!<br /><br />あ、「聖クリストフォロスの足型」(堂内)、「竪琴を弾くダヴィデ」(ミエジュヴィル門のモディロン)がまだだった・・・<br />これは再訪しないと、だね<br /><br />この後は、市場でラストランチ<br />https://4travel.jp/travelogue/11674940

    トゥールーズのロマネスク、満喫!

    あ、「聖クリストフォロスの足型」(堂内)、「竪琴を弾くダヴィデ」(ミエジュヴィル門のモディロン)がまだだった・・・
    これは再訪しないと、だね

    この後は、市場でラストランチ
    https://4travel.jp/travelogue/11674940

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