2020冬・中国（地方）の旅（パート１５：エピローグ（広島から北海道まで））

2020/12/23 - 2020/12/24

これまで14編にわたり、青春１８きっぷと二種類のGoTo自由周遊きっぷを利用して続けてまいりました令和二年末の中国地方旅に関する旅行記も、本編にて最終ステージとなります。

前旅行記では山口県域から山陽本線で広島県域に入りましたが、その後は、広島駅までは直行せず、宮島口駅で下車し、広電に乗りカエルて、最後の宿の最寄電停まで向かいました。

で翌朝は、慌ただしく朝食を頂いた後、最後の１８きっぷ旅程として、貧民の広島空港旅程としてはお馴染みの白市駅経由でのHIJ入りとなります。で、フライトに関しては、復路も直行便がコロナ禍のためキャンセルとなりましたので、HND経由でのCTS戻り、最後は同日中有効の１８きっぷを利用して、和寒まで戻り、この旅は終了となりました。

（表紙：広島っちゃ、カープとサンフレッチェじゃけね。）

エリア 三原(広島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 JALグループ JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

山陽本線経由で、山口県域から広島県域の大竹にやって来ました。
岩国には白蛇さんはいらっしゃるわ、ここには蛇食磐なんてのがあるわ、この辺りはカエルさんには鬼門なんだニョロ～、じゃなかった、ケロ～。

でも、蛇さんを喰ってくれる、ってことは、カエルさんの味方なのかもしれないのだケロ～(^^;)。


何のこっちゃ…。

大竹駅 駅

で、中国地方らしくない新型車両に乗って、辿り着いたのは…。

昨年やって来たばかりの宮島口駅です。

また宮島に渡るの？？？


因みに、昨年末の広島旅の様子は、

https://4travel.jp/travelogue/11590016

です。　

宮島口駅 駅

取り敢えず、岩国から買った切符はここまででした～。

で、JR宮島口駅を出て…。

一応、宮島桟橋の様子も見ておきましょう。

ありゃ？建物が新しくなってら！
そういや、昨年は何となく工事中だったような気がする…。

本日は１８きっぷ旅程なので、右の子には追加料金なしで乗れる、のですが、夜の宮島で遊んでいる余裕はありませんので…。　　

そう、本日は広電に乗りたかったんですね。
という訳で、同じ宮島口駅でも広電の方へ。

広電宮島口駅 駅

ここから広電の広島市内線に乗り継げば、トータルで270円で済みます。

岩国からJRで広島に直行すれば770円ですが、JR+広電だと330＋270＝600円で済むんですねぇ～。

しかも本日のお宿は、広電の広島市内線沿いにあるので、願ったり叶ったりなんです。

広電も市内線は何度か乗っていますが（この旅の初日・二日目も使ってるし）、宮島線に乗るのはこれが初めてです。

宮島線に関しては、対キロ運賃となっていますが、市内線で通しで乗ると270円。
軌道線の市内線は190円の均一運賃なので、鉄道線の宮島線とは差額80円で広島市街地まで行けてしまうのは凄いですね。因みに、広電宮島口から広島駅までの営業キロは22キロほどとなりますが、これをJR西日本の幹線運賃に照合すると420円相当の距離、ということになりますね。そりゃ、貧民は広電に乗りカエル訳です。

更にこの2番の路線は、宮島と広島駅とを結んでいますので、途中、原爆ドーム前を通過します。二つの世界遺産を一つの路線で結んでいるのは凄いな…。

車内の様子。

流石にこの時間の宮島線（広島市内方向）は空いています。

駅名標がカエル色しているのも嬉しいケロ～( ´∀｀ )。

広電阿品駅 駅

そういえば、現在の宮島は廿日市市域にありますね。

市役所前に駅があるようです。

廿日市市役所前駅 (平良) 駅

広島にも草津があるんですねぇ～( ´∀｀ )。

そういや、滋賀の東海道線沿いの草津駅の隣駅は南草津駅だけど、こちらは草津南駅らしい(^^;)。

草津駅 駅

で、市内線との接続駅である広電西広島駅に到着。

この列車はこのまま軌道線へと直通運転しますので、乗りカエル必要はありません。

広電西広島駅 (己斐) 駅

市内線に入ると、やはり駅間距離は一気に短くなる感じがしますね。

福島町駅 駅

次々とMを冠した番号の数は小さくなってゆき…。

本川町駅 駅

エビス、と聞くと、どうしてもビールか南瓜を思い出すな…。
七福神さんや元バス旅のおじさん（？）、ごめんなさい…。


何のこっちゃ…。

胡町停留場 駅

で、下車したのはこちらの銀山町です。

四半世紀ほど前に初めて広島で一人外泊した時、この町の片隅の怪しげなカプセルホテルに投宿したことを思い出します。いわゆる〇〇街の中を若い男一人で歩いていると、客引きが酷かったな～。まだ風営法の制限とかない時代でしたからね…。

銀山町停留場 駅

が、富裕層に出世（←どの口が言う？？？）した今の私が泊まるのはこちらの高級ホテル（？）ザマスわよ。オホホッ。

因みに、今晩の宿は、今回の旅における唯一のJLダイナミックパッケージ付帯の宿ですので、別料金は発生しません。（繰り返しとなりますが、このダイナミックパッケージは広島県様の補助金制度を利用して、新千歳＝広島の往復航空券＋今晩の宿1泊を、15,000円引きの15,300円（全額マイルから変換したeJALポイント払いなので、実際の支払いは0円）で手配させて頂きました。）

チサンホテル広島 宿・ホテル

素直に広島に直行していたら18時台には到着できていただろうに、岩徳線や広電に乗りカエルてやって来たので、結局は20時を過ぎてしまいました。

で、この宿は朝食付きで手配していたのですが、何故か素泊まりの予約ですね、と言われる始末。

貧民が朝食付きかどうかを見逃す訳はありません(;´Д｀)ので、猛烈に抗議してきちんと朝食券を出してもらいましたが、なんだかなぁ～。

この件に関しては、後日JLの方にもクレームさせて頂きましたが、ホテル側の手続きのミスということで、お詫びの言葉を頂きました。

”ホテル側のミス”を強調する辺りが、殿様商売のナショナルフロッグ（フラッグ）らしいな。

おおっ、これがホントのトノサマガエル、だケロ～(;^ω^)。


続・何のこっちゃ…。　

宿泊したお部屋はこんな感じでした。

なんだかんだで目まぐるしく動いたこの一週間の旅でした。疲労も溜まっていたので、ぐっすりと眠ることが出来ました。

で、翌朝。
喰うぜ、朝食バイキング！

本日は、早く出発しなければなりませんので、朝食開始時刻の6時半の少し前から入口で待機して一番乗りです( ´∀｀ )。

チサンホテル広島 宿・ホテル

で、鬼のようなスピードで色々盛り付けて頂きます。

盛り付けから完食まで約20分。
どうも御馳走様でした。

さあ、急がないと…。

6時52分頃にホテルを出発。

乗りたい列車に乗れるかな？？？

因みに、この日は少し距離がありますが、広電に乗るほどの距離でもないので、徒歩にて広島駅を目指します。

これは広島のマンホールと認定して良いのかな？？？

途中、京橋を渡ります。

この地名、広島にもあったんだ…('◇')ゞ。

京橋川 自然・景勝地

この旅では往復広島経由でしたが、結局、広島市内は二日目にホテルの自転車を借りて慌ただしく巡ったあの観光だけで終わったな…。

まあ、この時期は広島市内でコロナ新規感染者が急増していたこともあり、ちょっと避けていた節もあるんですけどね…(~_~;)。

で、階段を駆け上がり…。

広島駅改札口に無事到着。

広島駅 (JR) 駅

この7時15分発の白市域に乗りたかったんですね。

これに乗ると、その後の空港行バスの接続がスムーズだったので…( ´∀｀ )。

で、無事、乗りたい列車の入線のタイミングにも間に合って…。

終点が白市なので空いているかな、と思いきや…。

それは流石に中国地方最大の都市の通勤通学時間帯、ですので、暫くは密気味の車内で過ごすことになりました。

横のおじさん達のマスク越しの会話を聴いていると、やっぱりコロナの話題ですな。全国的に見たら広島の感染者数はまだまだ少ない筈なのだけど、その急増ぶりに地元の方は結構驚いているみたいですね。

で、この日は勿論１８きっぷ使用です。
勿論、同日移動ですので、北海道内での旅程にも使います。

２回目と４回目は広島駅のスタンプとなりました。
そういや、本日はクリスマスイブですねぇ～。メリクリ～。

で、結構直前の駅まで混雑（近くに学校があることが関係しているようでした）していたので、このような状態で撮れたのは本当に白市の直前でした…(-_-;)。

この数十分間の密な状態で感染していないことを祈るばかりですが、これを記している約1か月後で何の症状もなく健康なので、多分大丈夫だった、と理解しておきます。（アラフィフという年齢は、感染した場合、症状が出るか出ないかは微妙なラインなので、そこがまた悩ましい点でもあるけど…。）

で、空港行バスが発着する白市駅に到着。

白市駅 駅

駅前にすぐに空港行バスがやって来ました。

で、約20分で空港に到着です。

広島空港のキャラはソラミィというらしい。

あんまり可愛くないな…(-_-;)。

広島空港 空港

で、JLの有人カウンターにてチェックイン。

こっちのワンちゃんの方が可愛いっ！！！

カエルさんには負けるけど…。

往路と同様、コロナ禍で新千歳＝広島間の直行便が運休となってしまいましたので、復路も羽田経由となります。

このご時世、東京に向かうのが一番怖いわ…(~_~;)。

搭乗機はこちら。
(JL254/B737-800/JA315J)

制限エリア内のブルースカイにて、お土産を購入ついでに、こちらのドリンクも今飲む用に購入します。

本当は今広島で話題のレモスコを買おうかなと思ったけど、あれって案外高いんですね。あの量であの金額とかんガエルと、貧民には手が出ません…(-_-;)。

JAL PLAZA 広島空港 ゲートショップ グルメ・レストラン

搭乗ゲートを抜けた先の窓ガラスにも、メリークリスマス( ´∀｀ )。

で、機内へ。

実際には右側の席に座っておりますが、コンフィグは３－３のナローです。

主翼の機番が見えるこの辺りの席がお気に入り( ´∀｀ )。

では出発～。

コロナ禍にモロに巻き込まれた感のあるZIPAIR。

早く気軽に乗れるような時代が戻ってくると良いですね…。

で、ここでも、この冬にリニューアルされたばかりというスカイタイムの新味、「ももとぶどう」を頂きます。

で、ホケーッ、と過ごしている間に、あっという間に関東上空へ。

あっ、あれは！！！

どうやら幕張のスタジアムのようですね。

♪LOVE LOVE LOVE～　LOVE MARINES～

千葉ロッテマリーンズの球団歌が脳裏を駆け巡ります。

あれは”ネズミの夢の国”かな？？？

でも、コロナ禍における〇リエンタルランドのキャストさん達の待遇を見るにつけ、”夢の国”も減ったくりもないなと思う…(~_~;)。

まあ、ネズミさん軍団ファンの方々には申し訳ないけど、今まで散々儲けたんだから、モーいいでしょ（子年→丑年でもある）。もっと言えば、ネズミさんよりカエルさんの方がずっと可愛いし…(;'∀')。


続・続・何のこっちゃ…。

という訳で、コロナに怯える大都会が眼下に…。

あ～、緊張するわ…。

取り敢えず、着陸は成功（失敗してたら、これ書いてないだろうけど…）。

ダン、ゴロロロロォ～。

で、後は飛行機を乗り継ぐだけ、ですので、降機時も密を避けつつ、ゆっくりと歩き始めましょうね。

で、乗り継ぎ便の確認。

冬の北海道便は、とにかく天候が気になりますが、この日は寧ろ、西日本へ向かう便に欠航が出ているようですね。

欠航便に挟まれている新千歳便。こっちが欠航かと思ってしまったよ(^^;)。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

で、最後は優雅に空弁を。

と言いたいところですが、この旅においては、24分間のサンライズ出雲乗車とか、グリーン車のあめつち乗車とか、貧民らしからぬ贅沢を数多重ねておりましたので、ここは節制し、”単に眺めるだけ”、で済ませましょう(~_~;)。

で、搭乗口へ。

敢えてハングルバージョンの札幌で(;'∀')。

搭乗機はこちら。
おおっ、往路と同様、A350機のようですね！
(JL513/A350-900/JA06XJ)

コロナご時世ですので、密を避けた分散搭乗が呼びかけられていますね。

後方座席の方から案内が始まりましたので、搭乗させて頂きましょう。

で、座席に到着。
A350はパーソナルモニター付きです。

行き先に応じたウェルカム画像が表示されるようですね。

♪時計台の　下で逢ってぇ～　私の恋はぁ～　始まぁ～りぃまぁ～したぁ～
（ｂｙ石原ケロ次郎）

ワイドボディ機材ですが、今度は左側席を確保しました。
管制塔を見ながら…。

さらばじゃ、東京！

で、せっかくのA350ですので、往路では最後まで観られなかったこちらの映画の続きを鑑賞しましょう。

適当に早送りして、往路では飛ばしてしまった部分を中心に見カエルして、あぁ～、そういうことだったのか、と納得しながら、何とか最後まで観ることが出来ました。

てか、リピーターの方向けには、こんなサービスもあるらしく…。

この番号を控えておくと、スムーズに続きから鑑賞できるそうですよ。

で、ここでもスカイタイムのニューフェイスを。

やっぱりJL機ではスカイタイムだよねぇ～( ´∀｀ )。

で、あっという間に眼下には白い世界が見え始めます。

あ～、現実が近づいてきたな…(-_-;)。

映画を観終わってからも少し時間があったので、今度は雪景色を見て陰鬱な気持ちになっているのを少しでもアゲアゲするために、ポップな音楽でも鑑賞しましょうね。

で、千歳上空へ。

おや？こちらの方は雪は少なそうですな～。
和寒もこんなんだったら良いのにな（←それはない。）。

で、殆ど雪の見られない新千歳空港滑走路に着陸。


ダン、ゴロロロロォ～。

12月24日、という日付は、まだGoToが全国一斉停止する前、でしたので、恐らく”駆け込みGoTo"と思われるお客さんが数多く搭乗していて、ちょっと密が気になるレベルです。

という訳で、ここでも降機に際しては、こんなJL様の賢明な取り組みに関するビデオでも鑑賞しながら、ゆっくりと歩き始めましょうね。

てか、何をか急ぐ、旅人達よ。

きっとこうしていち早く降りようとしている軍団は東京もんだと思うぜよ(-_-;)。

こういう時、道民というのはゆっくりと行動するっしょ(^^;)。

行こうぜニッポン！

いや、今は行かない方が良いと思うよ…。

なんて、余計なお節介を感じながら…。

これからも日本の翼、ナショナルフロッグ、頑張ってケロ～。

という訳で、1週間ぶりに北海道に戻ってまいりました。

新千歳空港 空港

後は、１８きっぷを使って和寒まで戻るのみです。

この時期は、いつ汽車が止まってしまうかわかりませんので、とにかく先を急ぎましょう。

新千歳空港駅 駅

旅行記としてはここからの展開は至って雑です。

まずは快速エアポートで札幌へ。

はい、到着。

札幌駅 駅

ここで岩見沢行きに乗りカエルます。

最近はロング運用が多い区間ですが、この日はクロスの子が来てくれました～。

で、豪雪の渦中にある岩見沢に到着。

少し時間があったので、どれほどのもんだか、改札外に出てちょっと確認してみましょう。

岩見沢駅 駅

何じゃこりゃ～！！！！！

幾ら豪雪で有名な岩見沢でも、やはりちょっと尋常じゃない風情(~_~;)。

大雪と格闘する除雪関係者の皆様方に敬意を表しつつ、今度はこの子に乗車。

一気に旭川まで。

で、到着（早っ！）。

旭川駅 駅

クリスマスイブの旭川駅。
私のようなメルヘンボーイにピッタリな雰囲気ですね（←病院行け。でも、こんな理由じゃ、コロナ禍においては入れてもらえないか…(~_~;)）

で、宗谷南線では、間もなくレアな風景となってしまうであろう、キハ40ちゃんの700番台に乗せて頂き…。

和寒に到着する頃にはすっかりと暗くなってしまいました。
でもこの時期ですので、無事に到着できただけでも感謝しないとね( ´∀｀ )。

和寒駅 駅

この日は絶対に和寒に戻らなくてはならない理由が一つありました。

それがこのところの和寒町保養センター・冬季恒例のスタンプラリーですね。

ここ数年は全国の温泉地巡り、というスタイルでしたが、今年はコロナ禍が関係（？）して癒しを求める意味合いからなのか、森の湯めぐりと称して、大体二週間毎に色々な樹種の香りが楽しめる企画風呂が開催されています。

12月24日はヒバの湯でしたが、無事スタンプゲット。
（10回分貯めると、1回無料になりますが、途中一回でもミスるとダメなの？と、いつもツッコみたくなるルールだな…。）

和寒町保養センター 名所・史跡

で、保養センターで温まった後、約40分歩いて自宅へと戻りますが、ここで最後の難関。

何じゃこりゃ～！！！

丁度暖気で屋根からの落雪が一気に起きたようで、玄関前の雪山が凄いことに…。せっかく汗を流したばかりなのに、また汗だくになって雪はねして、ようやくお家の中に入ることが出来ましたが、そして極寒のお家の中で一気に体が冷えて、入浴したのは何のこっちゃ…、という結末です(~_~;)。



最後に、今回の7泊8日中国地方旅の総会計報告を。

交通費：20,520円
食費：12,250円
宿泊費：13,410円
その他（土産代は除く）：1,800円

合計：47,980円

尚、それに加えて、

JLダイナミックパッケージ15,300円(eJALポイント）
＝JAL10,200マイル使用

広島県補助＝15,000円
GoToトラベル割引＝7,820円
受領地域共通クーポン（ホテル6泊分）＝6,000円
使用ポイント（dポイント103P、Tポイント213P）＝316円

ということになりましたので、本来の総費用としては、
47,980+15,300+15,000+7,820+6,000+316=92,416円相当、だったということになりますね。

色々な補助やポイントを利用して、47,980÷92,416×100≒51.9％、ほぼ半額で今回の旅を楽しむことが出来ました。


という訳で、全15編にわたる2020（令和２）年末の中国地方旅に関する旅行記は全て終了となります。最後までお付き合い下さり、どうも有難うございました。