2019/12/31 - 2020/01/04
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ろきさん
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2019年末から20年の年末年始の旅。
この時はコレが最後の海外旅行になるとは思わなかった。
ココからコロナの勢力が拡大して、現在に至るまで海外は基本渡航禁止に…。
それはさておき…
年末年始は台湾で過ごしたいと思っておりました。
昨年の宜蘭がとてもよかったので。
ただ昨年に比べて航空券が高い!
昨年はLCCじゃないフィリピン航空で35000円くらいだったのに、今回はLCCでそれを上回る…。
4万くらい出すなら、エバーの6万でいいんじゃないか?
ラウンジ使えるし、荷物も預けられるし。
エバーを予約しようとしましたが、念のためスカイスキャナーで色々検索。
すると春秋航空で厦門が22000円!
激安!
厦門は暖かいし、中国強化しようと思っていたからココでいいや。
で、色々調べると、台湾の金門がめちゃ近い!
金門って9月に行った墾丁のバスの中でプロモーションビデオが流れてて。
めっちゃ行きたい!と思ったら離島で弾丸では難しいなーと思ってたとこ。
なんと厦門からフェリーが出てて30分くらいで着くんだとか。
よし、前後は厦門に泊って、他は金門にしよう。
ということで、結局台湾に行ってしまいましたw
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金門島編②からの続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11673205
ランチを食べたら次はまた結構離れている翟山坑道へ。
バスに比べたら遥かに効率はいいけど、やっぱりスピードが出ないのでかなり時間がかかる。
ちなみに今回は結構離れた場所に行っているので、目的地に辿り着くまで30分くらいはバイクに乗ってた気がする。
電動バイクなのでバッテリーが切れるとヤバいので早めにバッテリーを交換。
ランチの後、金湖でバッテリーを交換しておきました。翟山坑道 史跡・遺跡
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この翟山坑道は小型船の基地だった場所。
なので小さな船の展示が。 -
コチラが入口。
ちなみにココももちろん無料。
なので、全然お金を使わないこの旅行。 -
他の施設と同じように洞窟の中を歩いて行きます。
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しばらくしたら階段があり、下に降りれるようになっている。
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降りたらびっくり!
めっちゃ幻想的でキレイ! -
ちょっと青の洞窟みたい!
といっても、青の洞窟は2回トライして入れなかったので、見たことがないのですがw
ココは中台戦争時に約5年の歳月をかけて作られた場所。
コレ、岩をくり抜いて作られているんだとか。
コレを作るにも、多くの人が血と汗を流したかと思われます。
台湾を守るために作られた悲しい背景が、今は美しい場所として残っています。 -
突き当りは海に出られる水門が。
今は閉ざされてしまっています。
場所的にはちょうど中国の反対側。
左側の穴に、機械みたいなものが取り残されていた。 -
この水路は1本ではなく、途中、人の字のように2つに分かれている。
ココはかなりの小型船じゃないと入れなかったんじゃないかな? -
現在はこの翟山坑道は、音響効果が素晴らしいってことでコンサートが開かれているみたい。
運河に船を浮かべ、チェロやバイオリン、ハープ等の弦楽器の演奏。
素敵ですね~。
毎年秋に金門坑道音楽祭が開かれているみたい。
この時期に訪れたら是非聴いてみたい! -
翟山坑道の裏手にも回れます。
コチラも今はとても静かな海。 -
ココだけ見たら、どこかののんびりした南の島の雰囲気。
軍事施設があるとは思えないですね。 -
ただ振り返ると先ほどの水門。
当時はココから小型船が出ていたのですね。
今は閉ざされた水門に打ち寄せる波とその音が響き渡るだけ。
でも、その音が戦争時の様子が思い起こされるような場所でもある。 -
翟山坑道へ向かう途中で大きく矢印で珠山集落との矢印があったので、帰りに立ち寄り。
おお。
ココもスゴイ素敵な集落。
ココは案内が出ていただけあって、とっても綺麗にリノベーションされている感が。 -
でもあまり人の気配は感じないんですよね。
おそらく民宿とかになっているのかな?
民宿もそこに住んでいるわけではないみたいなので…。
もっとこの閩南建築の家を利用して、お土産屋とか、レストランとかにしたら流行りそうなんだけどなー。
金門の人はそこまで望んでいないのかな。 -
ちなみにこの辺りの家は四合院という建築方式らしい。
四方を壁に囲われていて、真ん中に中庭、それを取り囲むように部屋があるんだとか。
この閩南建築は絵的にとても素晴らしいです。 -
そこからまた電動バイクを走らせて朝も訪れた建功嶼へ。
おお!
道がなくなっている! -
見えにくいけど、牡蠣人の足まで水がある!
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ちなみに朝はコレ。
この牡蠣人の足まで水が来ていることになります。
こう見るとすごいな、コレ。 -
そして見えていた軌條砦や大砲も全く見えなくなる。
たくさんあった牡蠣の養殖の棒も海の中。
金門の中で一番この建功嶼が神秘的だったー。
もう日が傾いてきてる!
昨日のリベンジを果たすべく慈湖に急がなければ! -
急いで電動バイクを走らせて慈湖へ。
到着してから少し経つと綺麗なサンセットが見れた!慈湖 滝・河川・湖
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リベンジした甲斐あってとっても素敵なサンセット!
軌條砦と対岸の厦門のコラボがとっても素敵。
でも、ココで戦争があったのはほんの60年程前。
今では本当にそんな出来事があったとは思えない程穏やかな海。 -
この慈湖にはトーチカの三角堡もある。
その名の通り三角形の砦であり、見晴台や狭間も設けられ、堡塁の役割を担っていたもの。慈湖三角堡 史跡・遺跡
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ココからも夕日を眺められるけど、砂浜から見た方が素敵かな。
この時間で18時過ぎ。
暗くなるのが早いですね。 -
ココも当時の説明が。
厦門の街がはっきり見えるってことは、厦門からもココ金門がはっきり見えるはず。
島の金門は中国に比べて明らか不利だったと思われますが、諦めなかった台湾人の方はスゴイ。
それは今の中国と台湾の関係にも見てとれる。 -
機槍堡という部屋。
これ、窓っぽいところに絵みたいなのがありますよね。 -
コレ多分ココから見える景色。
どういう意味なのかはわかりませんが、窓っぽいところにはこんな絵があった。 -
この三角堡の上にはカフェも。
煮卵が人気のようで、飛ぶように売れていた。 -
砂浜にはかつて活躍した戦車も。
砂浜に降りて間近で見ることができる。
実はココ、周りにはまだ地雷が残されており、立入禁止の区域も。 -
でも今では水鳥も多く訪れ、生態保護に力をを入れているんだとか。
長くこの平和が続くといいですね。 -
慈湖の綺麗なサンセットを見て満足したら、電動バイクを置きにホテルへ。
そこから慌てて夜ごはん。
というのも、金門の夜は早く、この日行こうと思っていたお店も19時までなので。
夕食はホテルから徒歩7~8分の、模範街近くの巧味香という牡蠣麺線が有名なお店。
19時までだったからあわてて来た。
でも実際、私も食べ終わったのは19時過ぎてたけど、19時過ぎててもお客さんが入ってきていた。 -
頼んだのはもちろん牡蠣麺線。
麺線とはそうめん状の麺をトロミのある出汁で煮込んだもの。
てか、小ぶりだけどめっちゃ牡蠣が多い!
この麺線に牡蠣が50個は入っているんじゃないかってくらいの多さ。
金門の牡蠣は小ぶりながら味が濃く、身が締まっているのが特徴だとか。
かなりボリュームがありますが、スープがあっさりなのでスルスルお腹に入る。
ランチが遅かったうえにめっちゃ食べたのであまりお腹が空いていなかったんだよね。
スープも牡蠣の味がしっかりとついてる。
みなさんは他に揚げ物みたいなものも頼んでいた。 -
お腹がいっぱいになったら運動も兼ねて夜散歩。
途中にあった包丁屋が素敵。
奥にある砲弾で何屋さんかと思っちゃうけど。
1つの砲弾でどれくらいの包丁が作れるんでしょうね。 -
さて、前日は清金門鎮総兵署のみを見たのでその続きを。
続きというのは、金門の無料の夜ツアーってのがあって。
でも中国語オンリーだからハードルが高くて参加しなかったんだけど。
宿にそのルートが書いてあるパンフがあったので、その通り巡ってみた。
コチラは昨日も通ったけど北鎮廟。
昨日は煌びやかだなーとだけ思っていたけど北鎮廟って名前だった。
ここはその昔、北京から神像を持って旅をしていた老婦人がこの場所で1泊したところ、神像が動かなくなり廟を建てたという逸話が。
廟は再建されているため新しいですが、実は300年以上の歴史を持つ廟なんです。 -
続いては将軍第。
名前からして、かつての将軍のお屋敷かと。
お昼間は見学できるのかどうかはわからず。
こういう邸宅は民宿になっていたりするのが多いけど、ココは民宿ではないみたい。将軍堡 史跡・遺跡
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続いては陳氏宗祠。
ココはいわゆる廟です。
金城での有力な一族の廟で、これは名のとおり陳さんの廟。
金門では「陳」という名字が多く、陳家出身のたくさんの文人がいるんだとか。陳氏宗祠 史跡・遺跡
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ココは天井一面がライトアップされ、金門の夜にすごく映える。
この陳氏宗祠は石とレンガを使った建築スタイルが珍しい建築。 -
奥にはオシャレなお店も。
何がオシャレかというと、まさに伝統家屋を使った建物。
バーやカフェ等のお店。
でも人がいない。
この時期の金門は人が少ないんだけど、ココはまさに閑古鳥。
てか、こんなに素敵なのにもったいない! -
この建物一帯が陳氏宗祠かどうかはわからないけど、奥にも廟らしきものが。
伝統的な建築と現代の文化の融合ですね。 -
続いては内武廟。
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夜でしたが中も入ることができた。
これもおそらく有力一族の廟でしょうか。 -
次にやってきたのは江書院。
金門はかつてより学問が盛んだった地域。
日本でも江戸時代に採用された儒学でもある朱子学が学ばれていたそうです。浯江書院 史跡・遺跡
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中は清金門鎮総兵署似たような造り。
広い広場的な場所の周りに建物が並ぶ。 -
廊下?回廊?も素敵。
控えめなライトアップが幻想的。 -
真ん中の建物の講堂。
講堂の至るところには朱子が弟子たちと交わした言葉の朱子語録が展示されている。
特に夜は静かな空間で、当時勉学に励んでいた様子が目に浮かぶよう。 -
講堂の後ろの建物。
中にある像は朱子の像?
ちなみにこの江書院現在金門にある唯一の書院。
1780年に設立され、多くの人がここで勉学に励んだそうです。 -
続いては外武廟。
先ほどの内武廟と関係がありそうですが。
なんせパンフレットは中国語で、少し調べたけどよくわからず。 -
島城隍廟。
コチラも立派な廟です。
着いた時は門が開いていたけど、この後閉じられました。浯島城隍廟 寺院・教会
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昨日も通り過ぎた絶賛工事中の陳詩吟洋楼。
コチラもお名前が陳さんですね。
ココは工事中で入れなかったのが心残り。
この洋館はイギリスのルネサンス様式で建てられたとか。
この洋館を建てた陳さんは完成前にお亡くなりになったとか。
中国と西洋の折衷な洋館だそうで、是非見たかった~。陳詩吟洋楼 史跡・遺跡
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そして前日は裏手しか撮っていなかった奎閣。
六角形で2階建ての伝統的建物の奎閣は合格祈願で名高い場所。
文運をつかさどる神様の魁星を祀っており、受験の時期にはたくさんの人がお参りに集まるのだとか。
控え目妖艶なライトアップがこれまた素敵。奎閣 (天魁星楼) 史跡・遺跡
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中心部に戻ってきました。
邱良功母節孝坊の門。
詳しくはよくわかりませんが、邱良功という方の母のための門みたいです。
ココが金城での一番の繁華街かと。
でも既に殆ど店じまい。
でも20時半くらいですw邱良功母節孝坊 寺院・教会
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この門の4本の柱には風猪爺がいまして。
みんな同じ風猪爺なのですが、1体だけ色がつけられて、とても可愛い! -
邱良功母節孝坊のすぐ近くにある霊済古寺。
とても小さなお寺。霊済古寺 (観音亭) 寺院・教会
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そして最後は模範街。
で、夜散歩は終了。
なかなか楽しめました。模範街 旧市街・古い町並み
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さて、閉まっている店が多いけど、どこかで豆花とか食べられないかな。
結構お土産屋は遅くまで開いてる。 -
外観は撮り忘れましたが、豆花やかき氷等の雪花屋というスイーツ屋があったので、デザートタイム。
豆花や焼仙草の他にもみなれないものがあるけど、ココは豆花で。
そして多分4つトッピングが選べるのかな。 -
ということで、芋園と芋頭と花生と愛玉のトッピング。
少し肌寒かったのでホットにしました。
具沢山で美味しそう!
ココで新発見。
普段選ばない花生(ピーナッツ)を選んだのですが、甘くとろとろに煮込まれたピーナッツってめっちゃ美味しい。
今度からトッピングも少し冒険してみよう。 -
荷物容量がかなり限られている今回のお土産はコレ。
風猪爺が可愛いスタバの金門マグ。
これだけでリュックの1/10くらいのスペースを使ったような。 -
あとはバラマキ土産のドライフルーツ。
セブンイレブンで売っているものだけど、軽くてかさばらず、値段も安い。 -
あとお金門名物らしい貢糖。
美味しいか微妙だなーと思ったけど、定番パイナップルケーキもないからコレにした。
が、コレがかなりヒット。
美味しい~。
台湾ってほんと美味しいもの多いわ。
金門島編④に続く。
https://4travel.jp/travelogue/11675505
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